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    元スレ穏乃「憧の教典?」

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    202 = 173 :

    203 = 147 :

    PM 9:13

    ─3F 広間

    館内のスピーカーが、鋭い金属音を発した。
    その場にいる全員が、そちらを注視する。

    『…みんな、よく聞いて。このしせつに、不しん者が侵入しました。』
    『危けんなので、絶対に1かいには降りないように。パニックにならず、冷静に対しょしてください。』
    『できるだけ上のかいへ逃げて、助けを待ってください。犯人は、りょう銃を持ってます。近付くと危険です。』
    『くり返します。絶対に1階へは降りないように。上の階へにげてください』

    放送は唐突に終わった。

    「憧ちゃんの声だ…!4階に行こう!お姉ちゃん!」

    「くろちゃ…」フルフル

    「待って!2人とも!みんな聞いて!!何かおかしいと思わない?この放送…」

    205 = 151 :

    さるったと聞いたが復活はやいね~

    206 :

    結構疲れた。 俺結構文才あるから始めてvipで新感覚ssを書いてみたがどうだった?
    三ヶ月前かな?ss書く為に頑張ってエレファント速報やけいおんSSみたり勉強し自分なりにオリジナルジョジョキャラクターを考えた。
    自分的には本家よりはとても魅力的なキャラクターが出来上がったと思う。
    特徴的な擬音捉えてて自分的には120点かな?
    また次回作を要望があると思うので作っておきます。
    自分のブログにも時々ss書いてます(結構有名な書き手)なので個人でぐぐって下さい。

    207 :

    寝る前支援

    208 = 147 :

    尭深「何がですか?」

    「今の指示は、当然不審者だって聞いてるわ。それなのに、どうして上の階へ逃げろなんて指示するのよ?」

    「こんなの聞いたら、絶対、不審者も上がってくるじゃない!」

    「そ、それは…」

    「だから、その前に急いで4階へ行って、屋上から逃げろって事じゃないでしょうか!」

    「屋上からって…どうやって?」

    「非常階段があります!」

    「くろちゃん……だとしても、変だよ…」

    209 = 151 :

    憧ちゃんは不審に思われる事も想定した上で・・・ゴクリ

    211 = 147 :

    「お姉ちゃんまで!どうして…!?」

    「放送ができる部屋は、1階にあるんだよ…?」

    「不審者さんが1階にいるなら、どうして憧ちゃんは…放送できたんだろ…」フルフル

    「な、何言ってるのお姉ちゃん…憧ちゃんを疑ってるの?」

    「…恐らく、新子さんは犯人に強要されて放送したんじゃないか?」

    「彼女の声、ちょっと変だったろう?滑舌が悪く、声も震え気味だった」

    「多分、あれは殴られて、口の中を怪我しているからだ」

    212 :

    不自然なひらがな

    213 = 198 :

    さすが菫さんは天才だわ・・・

    214 = 147 :

    「そんな…憧ちゃん、大丈夫かな…」

    「穏乃ちゃんと灼ちゃんも…心配だけど…」

    「あーもういい!警察に通報しなきゃ!…ってここ圏外なんだった…」

    「うぅ…園城寺先輩たち…無事ならええんですけど…」

    「…とりあえず、私は憧ちゃんの言うとおりにしてみます!」

    「屋上へ避難して、非常階段を使おうかと!おねえちゃんは…どうするの?」

    「なら…一緒に行くよ。怖いけど、くろちゃんを1人にはできないから…」フルフル

    215 :

    シズが生きてる可能性が微レ存

    216 = 147 :

    「本当にいいのか…?」

    「うん…。心配してくれてありがとうございます…」

    優希「わ、私もいくじぇ!」ダッ

    「あ、ちょっと、優希!」

    「あっ、原村さん…!」

    「宮永さんは、ここで待っていてください!」


    玄、宥、優希、和の4人が3階広間を出て、4階へと向かっていった。

    217 = 157 :

    しえしえ

    218 = 147 :

    ─PM 9:15

    (お願い…不審者さん、こっちに来ないで…!)ドクンドクン

    玄たちは、ゆっくりと4階への階段を上がっていた。

    (不審者さんが来る前に屋上へ行かなきゃ……でも…)

    (もう4階で私達の事を待ってたらどうしよう…)ドクンドクン


    牛歩を続ける玄に対して、和が痺れを切らす。

    「玄さん、もう少しペースアップしませんか?」ヒソヒソ

    「3階から4階へ向かう途中の踊り場に着くだけで1分ぐらいかかってます」ヒソヒソ

    「これじゃいくらなんでも遅すぎですよ」ヒソヒソ

    219 = 147 :

    「冷静に考えてください」

    「放送終了からものの1分足らずで不審者が4階まで上がっているとは考えにくいです」

    「どう考えても怖がりすぎですよ」

    「で、でも…」カタカタ

    「わ、私も、もう少し早く進んだほうがいいと思うな…」フルフル

    優希「そうだじぇ。多分犯人はまだ1階にいると思うじぇ」ヒソヒソ

    優希「だから、ちょっとペースあげるぞ…!」

    「…ですね」

    「ま、待ってよぅ~…」ヘナヘナ



    220 = 147 :

    PM 9:18

    ─3F 廊下

    憧の放送から5分近くが経過していた。
    不審者が階段を上がってくる様子も無ければ、あれ以来銃声も聞こえてこない。
    広間に居ては、不審者が侵入してきた際に逃げづらいので、全員廊下に出ていた。


    浩子「なぁ、なんかおかしないと思いませんか?」

    浩子「不審者は、なんでここにけぇへんのでしょうか?」

    亦野「もしかして、もう逃げたとか?」

    「それはないわ。新子さんを脅迫して放送までさせて、すぐに逃げるとは思えない」

    「多分、こっちの出方を伺っているのよ」

    「…なんのために?」

    222 = 147 :

    「外国で時々見かける銃乱射事件の犯人は、もっと行き当たりばったりに行動するでしょ?」

    「ところが、この犯人は、じっくり1階で待ちの一手…」

    「それって、つまりはどういうことー?」

    「銃を乱射しながら突っ込んだら、混乱に乗じて何人か逃げ出す可能性がある」

    「…恐らく、それが気に入らないのよ」

    「ま、まさか……」ゾクッ

    「ええ。…1人たりとも逃がしたくない」

    「…私達を、完璧に皆殺しにしたいんだわ」

    223 = 183 :

    部長がカッコいい

    224 = 147 :

    まこ「な、なんじゃ…そりゃ…」ゾワリ

    尭深「ど、どうしてそんな事、する必要が…」

    「そんなの私には分からないわ…」

    「現実的な計算があるのか、オカルチックな導きにでも従っているのか」

    「とにかく、新子さんを使って放送させたやり方からしても…」

    「この不審者は、ただの殺人鬼ではないと思うの」

    浩子「…シリアルキラーやない、サイコなイカれ野郎っちゅうことですか」

    225 :

    あまりに憧が平然としてるから読んでるこっちまで平然と読んでしまうんだが

    226 = 147 :

    「私達…どないすればええんでしょうか……」カタカタ


    「…私は、1階へ降りてみようと思う」

    「あなた何言ってるの!?殺されるわよ…!」

    「そ、そーだよ!絶対危ないって!」

    「…もちろん危険は承知の上だ」

    「だが、携帯が通じない以上、1階にあった公衆電話で助けを呼ぶしかない」

    228 :

    なぜ憧はたびたび畜生にされるのか

    229 = 147 :

    「でもっ!犯人が電話線とか切ってるかもしれないよ!?」

    「それなら、合宿場の外へ逃げ出す。携帯が通じるところまで行けば、助けが呼べる」

    「……私も行く。この建物には、西階段と東階段があるよね」

    「それなら二手に分かれれば、どっちかが不審者に遭遇しても…」

    「不審者を引きつけている内に、もう片方が逃げられる」

    「2人いたほうが、成功する可能性はずっと高いはず」

    「テル!?テルまで…!」

    「ねぇやめようよ…テルたちが死んじゃったら…やだよ……」ポロポロ

    「淡…私たちは大丈夫だ。だから心配するな」ナデナデ

    232 = 147 :

    「お姉ちゃん…」フルフル

    「咲… 絶対に戻ってくるから。」ギュッ

    「うん…」

    「…じゃあね」


    「気をつけてね…」

    「ああ。…よし、行こう」

    「うん」


    照は西階段、菫は東階段へと向かう。
    咲は、その様子を、固唾を呑んで見守った。

    233 :

    原作知らないけどおもしろい
    知ってたらもっと楽しめるのかな?

    亦野さんには期待している

    235 = 147 :

    「私達も、何か行動を起こしましょう」

    尭深「どうするんですか…?」

    「東から来たら西、西から来たら東へ逃げるつもりだったけど…」

    「そんな適当なやり方、読まれるに決まってる…まず助からないでしょうね」

    「だから、とりあえず守りを固めようと思うの」

    「菫さんたちが呼びにいった助けがくるまで持ちこたえられるようにね」

    亦野「守りを固める…?」

    「ええ」

    238 = 147 :

    PM 9:19

    ─1F ロビー

    憧は、盗聴器からの声に耳を傾けていた。

    (まさかこんなところで役立つとはねぇ)

    憧が卓にいない時、阿知賀の部員たちは、憧についてどんな話をしているのか知りたかった。
    そこで、麻雀部の結成時に、自動卓にこっそり盗聴器を取り付けたのだった。

    (みんなは阿知賀の卓から離れたとこで話してんのかな?声が小さくて聞き取りづらい…)

    (うーん、廊下にでも出てるのかな?)

    (それでもおおよその流れは把握できたし、まぁいいけど)


    (聞いた感じ、三派に分裂したみたいね。だいたい予想通りかな…)

    (強いて言うなら、4階へ向かった子が少ないのが残念…)

    (屋上への通路に集めて、一網打尽にできれば最高だったんだけどなぁ)

    240 = 147 :

    (一番まずいのは、全員が混乱して、我先に逃げ出す状態)

    (西階段と東階段の2つがあるから、二手に分かれられるとしんどいのよね)

    (大半は殺せても何名かは撃ち漏らす可能性が高いし)

    (この状態にならなかっただけでも、よしとしましょ)


    憧が放送を聞かせたのは、この最悪の状況を避ける為に、まずは落ち着かせるという理由が一番にあった。












    ごめん、いったん寝る。起きてたとき残ってたら書きまする
    落ちてたら夕方頃立て直すわ

    241 :

    242 :

    なにこれ
    キャラクターが理不尽に次々と殺されるし憧がサイコパス化しとる
    でも面白くて続きが気になる

    一先ず乙乙

    243 = 157 :

    244 = 169 :

    玄と和の説得で憧が改心する可能性が微レ存……?

    245 = 233 :

    246 :

    落ちたら建てなおすを言える奴はまとも

    247 = 246 :

    川田章吾「新子憧には躊躇や後悔といったものが一切無いっ」


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