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    元スレ照「菫、あの女は誰?」

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    201 :

    203 = 164 :

    204 = 116 :

    おちちゃう

    206 = 104 :

    208 = 96 :

    その頃、東京の白糸台高校の三年の教室では、午後の授業を受けてる弘世菫は、音信不通になってる照のことを心配していた。

    (照、どうしたんだろ。さっき先生に聞いてみたけど、連絡はないらしい)

    「………」

    (今日、帰りに照の家に寄るか)

    (お見舞いの品は何がいいかな)

    (あの店のシュークリームとか…)

    (喜んでくれるかな―――)

    209 = 141 :

    お帰り!

    210 :

    212 = 201 :

    215 = 100 :

    216 = 100 :

    217 = 96 :

    一方、長野の清澄高校。久は冷や汗をかいていた。

    福路「これは一体どういうことですか」

    「えっと、それは、その」

    「ボクだけだって言ってたから透華を諦めたのに」

    「だから、ね。落ち着いて」

    加治木「それを言うなら私もだ。私もモモのことを傷付けてまで…」

    「ちょっ、その」

    まこ「これはどういうことじゃ、部長。ワシだけだと」

    「わ、私は悪くない!私は皆のことを平等に愛し―――」


    (あとは清澄の部長のこの修羅場をカメラに収め、録音した音声をマスコミに流せばいいだけ)

    「それじゃあ、さようなら」

    照は清澄高校の屋上を後にした。

    218 = 164 :

    両方ひでえw

    219 = 96 :

    さらに数時間後。夜。東京の宮永家の前。

    (ちょっと遅くなったが、何とかあの店のシュークリームは買えた)

    (……照。大丈夫かな)

    菫はインターホンを鳴らすが、物音ひとつしない。

    (何だ、寝てるのか…?)

    221 = 96 :

    (……心配だな。ちょっと中の様子を確かめるか)

    菫は合い鍵の場所を知っていたのでそれを使い、悪いと思いつつも照の家に入った。

    (えーっと、たしか照の部屋は)

    (ここか…)

    照の部屋の前に立ち止まり、菫はドアノブを握る。

    (よしっ)

    そのままドアを開けた―――

    222 = 96 :

    「……え」

    目の前の光景に菫は思わず言葉を失った。

    一面に自分の写真が張り付けられ、自分を模したであろうフィギュアがところせましと並べられ、さらに液晶画面に映る自分の部屋

    「………」

    呆然と立ち尽くす菫の肩がぽんと叩かれた。それだけのことに菫の肩がビクリと跳ね上がる。

    「……菫。勝手に人の家に入るのはあまり感心しない」

    「て、る?」

    223 = 128 :

    てるてるこわい

    224 = 96 :

    「な、んだこれは…」

    「……菫。菫は私のことを好きなんだよね?」

    「質問に答えろ、照。なんだ、この部屋は」

    「私も菫のことが好き。大好き。愛している」

    「照!」

    「好きな人を身近に感じたいと思うのはいけないこと?」

    「…っ」

    225 = 164 :

    よいですな

    226 = 100 :

    しえん

    228 = 96 :

    「いけなくないよね。この部屋は私の菫に対する想いが詰まっている。いや、私の愛はこんな小さな部屋に収まるものではない。
    本当なら菫が欲しい。菫の全てを私のものにしたい。菫に私の全てをあげたい。
    だけどそれにはまだまだ私たちは幼すぎた。だから待った。
    でも、もういいよね。菫、好き。大好き。愛している。だから私と一緒に暮らそう。誰もいない山奥で私と一緒にずっと、ずっとずっと」

    「……照」

    「なに?」

    「……私は今のままの、普通の恋人同士という関係がいい。だから、ごめん」

    「なんで謝るの? ああ、そうか。財源が心配なんだね。大丈夫。菫と一緒に暮らすための蓄えならもう十分あるよ。だから心配しないで、菫」

    230 = 100 :

    菫さん逃げて

    231 = 96 :

    「……っ」

    「どうしたの、菫」

    「ごめん、照。今日はもう帰る」

    「    え    」

    「……また明日」

    (なんで、なんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで――――――)

    (なんでそんな顔をするの、菫。なんで私を置いていくの、菫。菫の帰る場所は私のところだよ)

    (………ああ、そうか。素直になれないんだね、菫。かわいい。でも大丈夫。菫の本心は分かってるよ)

    照は後ろから菫に抱き着き、薬品の染み込ませたハンカチで菫の鼻と口を覆い、

    「…ッ―――」

    眠らせた

    「おやすみ、菫」

    234 :

    こわっ

    235 = 143 :

    ヤン照

    236 = 100 :

    紫煙

    237 = 96 :

    どこかの山奥にある廃れた洋館の地下室。そこに朦朧とした意識のまま運び込まれ、菫は身動きを完全に封じられた。

    両足には重い鉄球を繋がれ、両手には鎖が巻き付けられている。さらに逃げ出せないように地下牢に幽閉されていた。

    「……照。どうしてこんな」

    「これは菫に対する罰でもあるんだよ。私以外の女とあんなに仲良さそうに…」

    「……っ」

    「でも安心していい。私もずっとここにいるから、ずっとここで菫を愛で続ける」

    「………」

    「菫、愛しているよ」



    終わり?

    239 :

    終わらない

    240 = 229 :

    一応乙?

    241 = 128 :

    まだいけるやろ

    242 = 227 :

    こっからだろ

    244 = 233 :

    ひとまず乙

    245 = 100 :


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