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    元スレ淡「我慢出来なくてやってしまった……」

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    1 :

    「テルにばれる前に隠れないと!」

    「こんなところテルに見られたら大変だよ!」

    「サキ起きて!」

    「ん……んー、おはよ淡ちゃん」

    「おはよーサキ! ゆっくりおしゃべりしたいけど、今は服着て隠れて!」

    「どうしたの?」

    「もうすぐ部活の時間だから!」

    2 :

    100年生かわいい④

    3 :

    ほう

    4 = 1 :

    「隠れる必要なんてあるの?」

    「テルが暴れちゃうから!」

    「それは大変だね。どこに隠れよう?」

    「え、えーと……クローゼット!」

    「わかったよ。じゃあ隠れるね」

    「ごめんねサキ?」

    「どうして謝るの?」

    「もっとゆっくりしたかっただろうなって」

    「あはは……別に気にしてないよ? ちょっと腰が痛いだけだし」

    6 = 1 :

    「サキ大好きー!」ガバッ

    「あわわわわ、いまやったら絶対ばれちゃうよ!」

    「もう、ばれてもいいかな……」

    「だ、駄目だよ! あんまり怒られてる淡ちゃん見たくないから」

    「でもー、我慢できないよー……」

    「部活が終わるまでの我慢だよ」

    「うぅ……わかったよサキー」

    「ほら? 隠れるから離して?」

    7 = 1 :

    「うん。困った時があったらよんでね?」

    「わかったよ」

    「最後にキスしよう!」

    「駄目だよ、それも我慢して。よいしょっと」

    「練習始めるぞ。って大星はなにしてるんだ?」

    「なんでもないよスミレ先輩!」

    「そうか、どうでもいいがそこのクローゼットの前からどけてくれないか?」

    「どうして?」

    「服を入れてるからだ。今日は冷え込むからな」

    9 :

    みんな見ているのですから、ちゃんと書きましょう

    10 = 1 :

    「開けない方がいいよ!」

    「なんでだ?」

    「さっき虫が入ったみたいだからさ!」

    ガタガタガタ

    「おい、クローゼットが揺れてるんだが?」

    「む、虫が暴れてるんだよ!」

    「サキ、大丈夫だよ?虫なんていないからさ」ボソボソ

    「はぁ……見え透いた嘘をつくな。なにが入っているか確認させてもらうぞ」

    「止めて! 練習まじめにするんでそれだけは止めて!」

    11 = 1 :

    「本当か?」

    「本当です!」

    「しょうがないな……」

    「ありがとースミレ先輩!」

    「おはよみんな」

    「おはよう照」

    「今日は寒い……もうストーブ付けていいよね?」

    「いいぞ。しかし、こんなに寒かったら宥が心配でしょうがない」

    12 = 1 :

    「あー、菫の彼女寒がりだからね。淡、クローゼットの前でなにしてるの?」

    「なんでもないよ!」

    「虫が入ってるんだとさ」

    「そうなの? 早く取ったほうがいいよ」

    「怖くて取れないよ!」

    「淡って虫苦手だっけ? 私がとってあげるよ」

    「大丈夫だから近づかないで!」

    「なんで?」

    「先輩をあんまり動かしたらだめでしょ?」

    13 = 1 :

    「いや、別に構わないから。 あれ? 咲の匂いがする?」

    「あわわわわわ……」

    「おかしいなー、ここに咲がいるはずなんてないのに咲の匂いがする」

    「気のせいじゃないのかな?」

    「……淡? 今日咲となにかやったの?」

    「なんでそんなこと聞くの?」

    「淡から咲の匂いがするから」

    「そうなの? 不思議なこともあるもんだね!」

    「……クローゼットに近付けば近付くほど咲の匂いが強くなってくる」

    14 :

    すごい嗅覚だ

    15 = 1 :

    「……」チラッチラッ

    「ったく。 照、お前の妹がここにいるはずないだろ?」

    「でも、匂いはある」

    「しばらく会ってないからそう思ってるだけじゃないのか?」

    「そうなのかな?」

    「そうだ。それよりも尭深とか来るまでお菓子食べてような」

    「うん、わかった」

    17 :

    菫は察しての行動か

    19 = 1 :

    「ほら、淡もいつまで気にしてるんだ。こっちにこい」

    「うんわかったー!」

    「気のせいなのかな……」

    「気のせいだ。早くしないとお菓子なくなるぞ」

    『ヘックシ』

    「……」

    「……」

    「咲のくしゃみ聞こえたけど幻聴かな?」

    20 :

    テルマエロマエ

    21 :

    咲さんポンコツ!

    23 = 1 :

    「そうだね、幻聴だよ!」

    「でも、やっぱり気になるからクローゼットの中見ていい?」

    「別にいいが、お菓子なくなってもしらないぞ」

    「お菓子より咲を食べたいから見るね」ガチャ

    「……オハヨッ」

    「もしかしたら幻覚かな?」ペタペタ

    「あわわっわわっわ」

    「幻覚って触れるんだね。初めて知ったよ」

    24 = 1 :

    「そうだな……幻覚だから早く戻ってこい」

    「菫達には見えないの?」

    「見えない見えない」

    「じゃ、ここで咲にキスしてもいいわけか……」

    「意味がわからないよ!」

    「ほら、咲?こっち向いて」

    「お、お姉ちゃん……」

    「ん? なんで咲から淡の匂いがするの?」

    「気のせいだよ」

    「それになんだか咲が色っぽいし……」

    25 :

    これはいい

    27 :

    すばら私怨

    28 = 1 :

    「興奮してきた! 今からちょっとトイレに行ってくるね!」

    「お姉ちゃん引っ張らないでー」

    「あっ、ごめんね咲?」

    「ストップ!すとっぷー!」

    「なに?どうしたの淡?」

    「テルには今まで黙ってたけど、そのサキは本物だよ!」

    「そうなの? まぁ、別にやることはやるけど」

    「そして、もうひとつだけ言いたいよ!」

    29 = 1 :

    「私も混ぜて!」

    「おい、馬鹿か。お前馬鹿なのか」

    「しょうがないね……淡も混じっていいよ」

    「はい馬鹿二人ー。ここに馬鹿二人いますー」

    「まぁ、冗談はさておき、サキをこっちに渡して!」

    「咲は渡さない。諦めて」

    「お姉ちゃんちょっと苦しいかな?」

    「ごめんね咲。少し我慢して」

    30 :

    あわあわと咲のハメ撮りをてるてるに見せたい

    31 = 5 :

    馬鹿ばっか

    33 :

    咲さん動じなさすぎぃ!

    35 = 1 :

    おれは飽きたけど、お前らも飽きたろ?


    「だいたいテルはサキにふさわしくない!」

    「私から見たら淡の方がふさわしくないけど?」

    「菫さんはどう思います?」

    「どっちもふさわしくないだろ」

    「サキはどっちが好きなの!」

    「どっちも、好きだよ?」

    「どっちの方が好きなの?」

    「そんなの決められないよ」

    36 :

    そんなことねーから続けなさい

    38 = 1 :

    「そんなに簡単に決めれるものでもないしな」

    「あっ、わかってくれるんですか?」

    「あぁ、宥も悩んでるからな」

    「でも、私とサキは一夜を過ごした仲だからね!」

    「そっか、咲汚れちゃったの」

    「汚れたって言い方はおかしいよ?」

    「でも、大丈夫。今から、私が綺麗にしてあげるから」

    「そうやって、サキを汚そうとしないで!」

    39 :

    こういうの待ってた

    40 = 1 :

    「別に汚されるってわけじゃないと思うけど……」

    「後輩なんだから先輩の言うこと聞けないの?」

    「それとこれは別!」

    「お菓子食べるかい?」

    「いただきたいですけど、ちょっとお姉ちゃんが離してくれなくて」

    「……座ろう」

    「そうだね。サキがお菓子食べたがってるもんね」

    「でも、咲は離さないから」

    42 = 1 :

    「離そうよ! ここは離すところだよ!」

    「好きなの食べていいんですか?」

    「そうだな」

    「咲のお菓子はわたしが選んであげるよ。はいポッキー」

    「私も選ぶ! はい酢昆布!」

    「大星! 選択間違ってるぞ。 女子高生が選ぶものじゃない」

    「そうなの……? おいしいのに……」

    43 = 20 :

    ??「酢こんぶの美味しさがわからないアルか?」

    45 = 27 :

    菫は酢昆布一年分をどっかのチャイナ娘に上納しろ

    46 :

    「咲、あーん」

    「あーん……うん!おいしいよ!」

    「次はポッキーゲームしようか」

    「サキは酢昆布食べない?」

    「食べるよ?」

    「一緒にたべよ!はい!」

    「」パク

    「なんでテルが食べるの!」

    47 :

    タコ酢昆布なんてどう?良くない?

    48 = 46 :

    「うん、久しぶりに食べたけどおいしいね」

    「お姉ちゃんだめでしょ?」

    「咲も食べたいの? 口移しであげる」

    「恥ずかしいからだめ!」

    「二人っきりならいいの?」

    「私が許さない!」

    49 = 46 :

    その後、照と淡は咲ちゃんと一緒に暮らしました。

    めでたしめでたし!


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