私的良スレ書庫
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元スレ洋榎「これからよろしくな!」 絹恵「……」
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お前らおっぱいおっぱい言ってやるなよ
洋榎ちゃんが涙目やないか
洋榎ちゃんが涙目やないか
絹「でも、.....きらい、でもない」
洋「っ!ほ、ほんまに!?」
みたいな感じで誰かはよ
洋「っ!ほ、ほんまに!?」
みたいな感じで誰かはよ
>>159
そのタオル、言い値で買おう
そのタオル、言い値で買おう
>>160
あんなタレ目のどこがかわいいんですかねえ…
あんなタレ目のどこがかわいいんですかねえ…
洋榎「嫌われてもうた……」ナハハ
絹恵「……らない」
洋榎「……?」
絹恵「わかんない……わかんないよ……」
洋榎「絹ちゃん……?」
絹恵「どうして……あんたのこと、好きじゃない……好きじゃないのに……」
洋榎「……」
洋榎「……もしかして、嬉しいって、思ってくれた?」
絹恵「なっ……!」
洋榎「勘違いならごめんな……でも、もしかしたらって思うて」
絹恵「……」
絹恵(嬉しい……か)
絹恵「……らない」
洋榎「……?」
絹恵「わかんない……わかんないよ……」
洋榎「絹ちゃん……?」
絹恵「どうして……あんたのこと、好きじゃない……好きじゃないのに……」
洋榎「……」
洋榎「……もしかして、嬉しいって、思ってくれた?」
絹恵「なっ……!」
洋榎「勘違いならごめんな……でも、もしかしたらって思うて」
絹恵「……」
絹恵(嬉しい……か)
わかってた……自分でも。私はこの人たちのこと、嫌いだって思い込みたかっただけだって。
嫌わないと、自分を保てなくなるから。お母さんが消えちゃうから―――。
洋榎「……お母さんのこと、パパさんから聞いたよ」
絹恵「……」
洋榎「お母さんが亡くなってから、絹ちゃん変わっちゃったって……」
絹恵「……」
洋榎「うちも小っちゃい頃にお父さん死んどる。だから気持ちがわかるなんて言うつもりはないけどな」
絹恵「……」
絹恵(そっか……この子には、お父さんがいないんだった……)
絹恵(どうして私、そんなことにも気づけなかったんだ……)
洋榎「でもこのままじゃ、絹恵ちゃんはもったいないと思うんや。もっと絹恵ちゃんらしい生き方してみてもいいと思う」
洋榎「うちはその手助けをしたい。だって……仮ではあっても、うちは愛宕の姉やから」ニコッ
絹恵「……っ」
嫌わないと、自分を保てなくなるから。お母さんが消えちゃうから―――。
洋榎「……お母さんのこと、パパさんから聞いたよ」
絹恵「……」
洋榎「お母さんが亡くなってから、絹ちゃん変わっちゃったって……」
絹恵「……」
洋榎「うちも小っちゃい頃にお父さん死んどる。だから気持ちがわかるなんて言うつもりはないけどな」
絹恵「……」
絹恵(そっか……この子には、お父さんがいないんだった……)
絹恵(どうして私、そんなことにも気づけなかったんだ……)
洋榎「でもこのままじゃ、絹恵ちゃんはもったいないと思うんや。もっと絹恵ちゃんらしい生き方してみてもいいと思う」
洋榎「うちはその手助けをしたい。だって……仮ではあっても、うちは愛宕の姉やから」ニコッ
絹恵「……っ」
>>177
ドム「私なんかでいいなら・・・///」
ドム「私なんかでいいなら・・・///」
>>178
うるさいそこ!
うるさいそこ!
絹恵「ぅ……ぁ……」ポロッ
絹恵「わ、わた……し……」
絹恵「お、お母さんのことが……っぐ……だ、大好きで……」
絹恵「でもお母さん死んじゃって……っ! それで……なんか、全部イヤになって……」
洋榎「うん……うん……」
絹恵「たぶん現実を受け入れたくなかった……お母さんがいない日常なんて、知りたくなかった……」
絹恵「けど、そんなのダメだった……自分勝手なことでしかなかった……っ」
絹恵「私……っく……今まで、なにやってたんだろ……」ボロボロ
絹恵「人の気持ちをないがしろにして……っ! 自分の殻に閉じこもって……っ!」
絹恵「最低だ……私……」グスッ
洋榎「……」
絹恵「わ、わた……し……」
絹恵「お、お母さんのことが……っぐ……だ、大好きで……」
絹恵「でもお母さん死んじゃって……っ! それで……なんか、全部イヤになって……」
洋榎「うん……うん……」
絹恵「たぶん現実を受け入れたくなかった……お母さんがいない日常なんて、知りたくなかった……」
絹恵「けど、そんなのダメだった……自分勝手なことでしかなかった……っ」
絹恵「私……っく……今まで、なにやってたんだろ……」ボロボロ
絹恵「人の気持ちをないがしろにして……っ! 自分の殻に閉じこもって……っ!」
絹恵「最低だ……私……」グスッ
洋榎「……」
絹恵「こ、こんなんじゃ……お母さんに顔向けできない……っ」ポロポロ
絹恵「お墓参りにも、行ってない……っ」
洋榎「……」
洋榎「……それじゃ、うちと行こう?」
絹恵「……ぇ」
洋榎「うちと行って、それでお母さんに笑った顔見せよう?」
洋榎「お母さん、きっとそれだけでめっちゃ喜んでくれると思うで」
絹恵「……っ」
――――お母さん……
絹恵「ぅ……うぇ……うええええん!! うええええんっ!!」ボロボロ
洋榎「よしよし……」ギュ
私は、お母さんが死んでから初めて、声をあげて泣いた。
たぶんそれは、3年間積りに積もった感情すべてを精算するための声と、涙だった。
絹恵「お墓参りにも、行ってない……っ」
洋榎「……」
洋榎「……それじゃ、うちと行こう?」
絹恵「……ぇ」
洋榎「うちと行って、それでお母さんに笑った顔見せよう?」
洋榎「お母さん、きっとそれだけでめっちゃ喜んでくれると思うで」
絹恵「……っ」
――――お母さん……
絹恵「ぅ……うぇ……うええええん!! うええええんっ!!」ボロボロ
洋榎「よしよし……」ギュ
私は、お母さんが死んでから初めて、声をあげて泣いた。
たぶんそれは、3年間積りに積もった感情すべてを精算するための声と、涙だった。
>>189
末原は漫ちゃんとよろしくやってます
末原は漫ちゃんとよろしくやってます
―――そして私は、生きようと思った。生きてみようと思えた。
お母さんは、もういない。でも、私にはまだ家族がいる。
お父さん……雅枝さんと、そしてこの―――お姉ちゃんが。
絹恵「……っ……ぇぐ」
洋榎「もう大丈夫?」
絹恵「……っく……うん……ありがとう」ゴシゴシ
洋榎「ありがとうって……なんか嬉しいな」
絹恵「ごめん……私、ひどいこと……」
洋榎「ん? なんのことや?」
絹恵「だって……会ってから今まで、散々……」
洋榎「うちは過去の細かいことは気にせん女なんや。だからごめんとか、もう言いっこなし」
絹恵「……うん」
洋榎「さ、帰ろ。うちのおかんとパパさんが待っとるで」
絹恵「……うんっ」
お母さんは、もういない。でも、私にはまだ家族がいる。
お父さん……雅枝さんと、そしてこの―――お姉ちゃんが。
絹恵「……っ……ぇぐ」
洋榎「もう大丈夫?」
絹恵「……っく……うん……ありがとう」ゴシゴシ
洋榎「ありがとうって……なんか嬉しいな」
絹恵「ごめん……私、ひどいこと……」
洋榎「ん? なんのことや?」
絹恵「だって……会ってから今まで、散々……」
洋榎「うちは過去の細かいことは気にせん女なんや。だからごめんとか、もう言いっこなし」
絹恵「……うん」
洋榎「さ、帰ろ。うちのおかんとパパさんが待っとるで」
絹恵「……うんっ」
ガチャ
洋榎「ただいま帰ったで~」
雅枝「おう、遅かったな」
絹恵「……」
雅枝「絹ちゃんも一緒か。ちょうどええ、飯にしよ」
絹恵「あの……」
雅枝「……ん?」
絹恵「……」
絹恵「えっと……ただいま、です」
雅枝「……ふふ」
雅枝「ああ、おかえり絹ちゃん」ニコッ
洋榎「ただいま帰ったで~」
雅枝「おう、遅かったな」
絹恵「……」
雅枝「絹ちゃんも一緒か。ちょうどええ、飯にしよ」
絹恵「あの……」
雅枝「……ん?」
絹恵「……」
絹恵「えっと……ただいま、です」
雅枝「……ふふ」
雅枝「ああ、おかえり絹ちゃん」ニコッ
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