私的良スレ書庫
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元スレ憧「お見合いしなきゃいけないんだ…」穏乃「え…?」
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お見合いから数日後
憧「ふぅ、お父さんもほんと頑固だわー」
穏乃「でも、ちょっと前進だって」
憧「私の幸せを本気で考えてよってやつ?」
穏乃「そうそう、それ言われてお父さんが一瞬黙ったじゃん」
憧「まあ、前進だったらいいけどさー」
穏乃「あのさ、憧…」
憧「んー?」
穏乃「私さ、憧が見合いするっていう話を聞いてから
実際お見合いしてさ、そこに同席させてもらってさ、」
穏乃「それで…ここ何日かは憧のお父さんを説得したりしてるでしょ?」
憧「うん…」
穏乃「でね、だから、いや、それで、」
憧「シズ、ちょっと落ち着いて」
憧「ふぅ、お父さんもほんと頑固だわー」
穏乃「でも、ちょっと前進だって」
憧「私の幸せを本気で考えてよってやつ?」
穏乃「そうそう、それ言われてお父さんが一瞬黙ったじゃん」
憧「まあ、前進だったらいいけどさー」
穏乃「あのさ、憧…」
憧「んー?」
穏乃「私さ、憧が見合いするっていう話を聞いてから
実際お見合いしてさ、そこに同席させてもらってさ、」
穏乃「それで…ここ何日かは憧のお父さんを説得したりしてるでしょ?」
憧「うん…」
穏乃「でね、だから、いや、それで、」
憧「シズ、ちょっと落ち着いて」
穏乃「う、うん…ごめん」
憧「いいよ、言って」
穏乃「…うん、でね、思ったことがあって」
穏乃「いや、多分ずっと思ってたんだよ」
穏乃「でも、それが自分の中でよくわかってなかったんだ」
憧「うぅ…ちょっと待って」
穏乃「な、なんだよ?いいとこじゃん」
憧「それ、あたしが言いたいんだけど」
穏乃「だ、だめだよ。私が言うから憧は聞いてて」
憧「はいはい、わかったよ(霞ちゃん、私、素直になるよ…)」
穏乃「憧…私は、憧が好きだよ!」
憧「いいよ、言って」
穏乃「…うん、でね、思ったことがあって」
穏乃「いや、多分ずっと思ってたんだよ」
穏乃「でも、それが自分の中でよくわかってなかったんだ」
憧「うぅ…ちょっと待って」
穏乃「な、なんだよ?いいとこじゃん」
憧「それ、あたしが言いたいんだけど」
穏乃「だ、だめだよ。私が言うから憧は聞いてて」
憧「はいはい、わかったよ(霞ちゃん、私、素直になるよ…)」
穏乃「憧…私は、憧が好きだよ!」
憧「シズ…」
穏乃「今思えば憧のお見合いとか超嫌だった!
なんで嫌なんだろ?って考えたら…」
穏乃「た、確かに石戸さんって人いい人だったけど!」
穏乃「憧があの人と付き合うとか結婚とかそんなの!
そんなの絶対嫌だよ!ダメなんだよ!」
穏乃「…憧、…憧が大好き」
憧「う、うぅっ」グス」
憧「う、嬉しいよぉシズぅ」抱きつく
穏乃「わ、わぁっ」抱きしめる
憧「あたしもシズが好き…ずっとそう言って欲しかった
好きだから、お見合いなんかするなって言って欲しかったのっ!」
穏乃「ご、ごめん…私が鈍くて…」
穏乃「今思えば憧のお見合いとか超嫌だった!
なんで嫌なんだろ?って考えたら…」
穏乃「た、確かに石戸さんって人いい人だったけど!」
穏乃「憧があの人と付き合うとか結婚とかそんなの!
そんなの絶対嫌だよ!ダメなんだよ!」
穏乃「…憧、…憧が大好き」
憧「う、うぅっ」グス」
憧「う、嬉しいよぉシズぅ」抱きつく
穏乃「わ、わぁっ」抱きしめる
憧「あたしもシズが好き…ずっとそう言って欲しかった
好きだから、お見合いなんかするなって言って欲しかったのっ!」
穏乃「ご、ごめん…私が鈍くて…」
憧「好きな人がいるから縁談は断りたいって、
霞ちゃんがそう言えばいいのにって言ってたんだ」
憧「そんなの…シズはそんな気がないのにそんなことできないって
そう思って…お父さんにはほんとのことは何も言えてなかった」
穏乃「…じゃあ、そのことを憧のお父さんに話そうよ」
憧「うん、シズ…そばにいてくれるよね?」
穏乃「当たり前じゃん!憧のためならなんでもする!」
憧「じゃあ、もう一度お父さんに言いに行こう?」
穏乃「うん!」手をつなぐ
憧「し、シズ//恥ずかしいよ//」
穏乃「そだね…今までもつないでたのにね…//」
霞ちゃんがそう言えばいいのにって言ってたんだ」
憧「そんなの…シズはそんな気がないのにそんなことできないって
そう思って…お父さんにはほんとのことは何も言えてなかった」
穏乃「…じゃあ、そのことを憧のお父さんに話そうよ」
憧「うん、シズ…そばにいてくれるよね?」
穏乃「当たり前じゃん!憧のためならなんでもする!」
憧「じゃあ、もう一度お父さんに言いに行こう?」
穏乃「うん!」手をつなぐ
憧「し、シズ//恥ずかしいよ//」
穏乃「そだね…今までもつないでたのにね…//」
憧「お父さん怒るかな…?」
穏乃「一緒に怒られるから大丈夫だよ、憧」
憧「シズ…あんたどこまでも優しいのね」
穏乃「憧にだけだよ、ほんと」
憧「ば、ばかシズ//」
穏乃「照れて言っても可愛いだけだよ?」
憧「う、うるさいなぁもう//」
穏乃「…ねぇ、憧?」
憧「ん?」
穏乃「お父さんに怒られに行く前にさ…」
憧「もったいぶらないでよー」
穏乃「うー…んー…」
チュッ
憧「あ、あわわ…へ?え?///」
穏乃「一緒に怒られるから大丈夫だよ、憧」
憧「シズ…あんたどこまでも優しいのね」
穏乃「憧にだけだよ、ほんと」
憧「ば、ばかシズ//」
穏乃「照れて言っても可愛いだけだよ?」
憧「う、うるさいなぁもう//」
穏乃「…ねぇ、憧?」
憧「ん?」
穏乃「お父さんに怒られに行く前にさ…」
憧「もったいぶらないでよー」
穏乃「うー…んー…」
チュッ
憧「あ、あわわ…へ?え?///」
憧「も、もう急にしないでよ!」
穏乃「ご、ごめん…つい」
憧「…はじめてのキスだったのに」
穏乃「私もだよ?」
憧「もう!もっとこう、…ロマンチックなのがよかったの!」
穏乃「私たちにそんなん似合わないってー」
憧「そ、それはその…そうかもしれないけど…」
穏乃「ご、ごめん…つい」
憧「…はじめてのキスだったのに」
穏乃「私もだよ?」
憧「もう!もっとこう、…ロマンチックなのがよかったの!」
穏乃「私たちにそんなん似合わないってー」
憧「そ、それはその…そうかもしれないけど…」
穏乃「…憧、もうお見合いなんかしちゃだめだよ?」
憧「う、うん…絶対しない」
穏乃「てか、必要ないよ」
憧「ん?」
穏乃「…だ、だってその、憧は…ずっと私と一緒なんだからさ//」
憧「シズ…だ、だからそういうのはもっとロマンチックに!」
穏乃「ご、ごめ~ん!!
カン
憧「う、うん…絶対しない」
穏乃「てか、必要ないよ」
憧「ん?」
穏乃「…だ、だってその、憧は…ずっと私と一緒なんだからさ//」
憧「シズ…だ、だからそういうのはもっとロマンチックに!」
穏乃「ご、ごめ~ん!!
カン
お見合いから数日後
初美「大人の都合はどうなったですかー?」
霞「うふふ、もう万事解決よ」
初美「さすがですねー」
霞「憧ちゃんは可愛くていい子だったから惜しいと言えば惜しいけどね」
初美「うぅ、派手っぽくて私は苦手ですよー」
霞「もうまたそんなこと言って」
初美「そもそもなんでお見合いなんかになったですかー?」
霞「憧ちゃんのお父様がどうとか聞いたけれど
詳しいことはわからないわ」
初美「そうですかー」
霞「小さい頃に会った憧ちゃんはそれはそれは可愛い子だったわ
将来お見合いする相手なんて思ってもみなかったけどねぇ」
初美「(…さっきから可愛い可愛いって…ちょっと面白くないですよー)」
初美「大人の都合はどうなったですかー?」
霞「うふふ、もう万事解決よ」
初美「さすがですねー」
霞「憧ちゃんは可愛くていい子だったから惜しいと言えば惜しいけどね」
初美「うぅ、派手っぽくて私は苦手ですよー」
霞「もうまたそんなこと言って」
初美「そもそもなんでお見合いなんかになったですかー?」
霞「憧ちゃんのお父様がどうとか聞いたけれど
詳しいことはわからないわ」
初美「そうですかー」
霞「小さい頃に会った憧ちゃんはそれはそれは可愛い子だったわ
将来お見合いする相手なんて思ってもみなかったけどねぇ」
初美「(…さっきから可愛い可愛いって…ちょっと面白くないですよー)」
初美「そんなに可愛いですか?」
霞「可愛いわよ、だって年下だもの」
初美「お、同い年だったら可愛くないですか?」
霞「あら、そんなことないわ。はっちゃんは可愛いもの」ナデナデ
初美「か、可愛いの意味が違う気がするですよー//」
霞「ところではっちゃん、お見合いのときに言っていたことは
いったいどうなったかしら?」
初美「へっ?なにかあったですかー?」
霞「もう忘れないで、何か私に言いたいことあったでしょう?」
初美「さ、さぁ?」
霞「今はいえないって言っていたからそろそろ言ってくれるかなって待ってるのに」
霞「可愛いわよ、だって年下だもの」
初美「お、同い年だったら可愛くないですか?」
霞「あら、そんなことないわ。はっちゃんは可愛いもの」ナデナデ
初美「か、可愛いの意味が違う気がするですよー//」
霞「ところではっちゃん、お見合いのときに言っていたことは
いったいどうなったかしら?」
初美「へっ?なにかあったですかー?」
霞「もう忘れないで、何か私に言いたいことあったでしょう?」
初美「さ、さぁ?」
霞「今はいえないって言っていたからそろそろ言ってくれるかなって待ってるのに」
初美「さ、さぁなんのことやら」アセアセ
霞「…ほら、言いなさい」
初美「うぅ」
霞「怒らないから、ね?」
初美「…やっぱりお母さ
霞「はっちゃん、早く言いなさい…で、誰がお母さんですって?」
初美「な、何も言ってないですよー」
霞「…もう、素直にならない子ねぇ」
初美「霞さん、あの、…」
霞「なぁに?」
初美「…お見合いとかもうしないでくださいって言おうと思ってたですよー…」
霞「それはどうしてかしら?」
霞「…ほら、言いなさい」
初美「うぅ」
霞「怒らないから、ね?」
初美「…やっぱりお母さ
霞「はっちゃん、早く言いなさい…で、誰がお母さんですって?」
初美「な、何も言ってないですよー」
霞「…もう、素直にならない子ねぇ」
初美「霞さん、あの、…」
霞「なぁに?」
初美「…お見合いとかもうしないでくださいって言おうと思ってたですよー…」
霞「それはどうしてかしら?」
初美「な、なんだかこう胸がざわざわっとして落ち着かないからです…」
霞「私がお見合いするって聞いてそう感じたの?」
初美「うぅ、そうですよー…//」
霞「うふふ、なんて嬉しいことを言ってくれるのかしらねぇ」ナデナデ
初美「こ、子ども扱いは止めて欲しい…かな、なんて//」
霞「そうね、ごめんなさい…それで、ざわざわっとした理由はわかった?」
初美「うーん…たぶん」
霞「じゃあ、それを教えてくれる?」
初美「…面白くなかったんですよー…霞さんのお見合いなんて。
だから絶対付いて行ってやろうって思ったです」
霞「うん」
初美「…で、そ、その…(うぅ、覚悟決めなきゃいけないですね…)」
霞「私がお見合いするって聞いてそう感じたの?」
初美「うぅ、そうですよー…//」
霞「うふふ、なんて嬉しいことを言ってくれるのかしらねぇ」ナデナデ
初美「こ、子ども扱いは止めて欲しい…かな、なんて//」
霞「そうね、ごめんなさい…それで、ざわざわっとした理由はわかった?」
初美「うーん…たぶん」
霞「じゃあ、それを教えてくれる?」
初美「…面白くなかったんですよー…霞さんのお見合いなんて。
だから絶対付いて行ってやろうって思ったです」
霞「うん」
初美「…で、そ、その…(うぅ、覚悟決めなきゃいけないですね…)」
初美「…自分がちょっとよくわからない感じなんですけど」
霞「そうね、そういう漠然とした気持ちを言い表すのも
受け入れるのもなかなか難しいものよね」
霞「でもね、一度口に出してみると『あぁ、そういうだったんだ』なんて
自分の気持ちを確かめることも出来るのよ。さあ、言ってみて」
初美「あー…ほんとに怒らないですかー?」
霞「あのねはっちゃん、しつこいわよ?」
初美「う、うぅ」
霞「ほら」
初美「え、っと…その、お母さんが再婚して寂しいみたいな気持ちになったですよー」
霞「」
おしまい
霞「そうね、そういう漠然とした気持ちを言い表すのも
受け入れるのもなかなか難しいものよね」
霞「でもね、一度口に出してみると『あぁ、そういうだったんだ』なんて
自分の気持ちを確かめることも出来るのよ。さあ、言ってみて」
初美「あー…ほんとに怒らないですかー?」
霞「あのねはっちゃん、しつこいわよ?」
初美「う、うぅ」
霞「ほら」
初美「え、っと…その、お母さんが再婚して寂しいみたいな気持ちになったですよー」
霞「」
おしまい
__
´ ` 、
/ ィ、 \
. / / ! //!、 ヽ
l l | /! /,ヽ.、 /イ |_,、、ハ
l ! | ナレ´ ヽ\ル ヽ! リ
! | |/ ニ=- -=ニ K
l ゝ | xxx ' xx | }
. ! {r∧ r-ー--ァ ノ'
. ! `ー-r、 `ー---' イi |
. ! | | フ`、ー_‐ 〔 \ー、
l ! / \ ` .|、 | ヽ _/ ̄二フ
l i / \_」|oV i ヽ /〈 つノ)
/|.ノ{ ⌒ヽ、 ヽ r‐‐!/ \ / ヽ´イー'
./ .| | 、 ヽ ニ二} ヽo ̄ヽ >'ヽ /
. |ハ| \}ノ | | /{ `ー /
| ,- ー<⌒ヽ、、o |\ /
| / ヽ )ヽ 〉 .\ . /
´ ` 、
/ ィ、 \
. / / ! //!、 ヽ
l l | /! /,ヽ.、 /イ |_,、、ハ
l ! | ナレ´ ヽ\ル ヽ! リ
! | |/ ニ=- -=ニ K
l ゝ | xxx ' xx | }
. ! {r∧ r-ー--ァ ノ'
. ! `ー-r、 `ー---' イi |
. ! | | フ`、ー_‐ 〔 \ー、
l ! / \ ` .|、 | ヽ _/ ̄二フ
l i / \_」|oV i ヽ /〈 つノ)
/|.ノ{ ⌒ヽ、 ヽ r‐‐!/ \ / ヽ´イー'
./ .| | 、 ヽ ニ二} ヽo ̄ヽ >'ヽ /
. |ハ| \}ノ | | /{ `ー /
| ,- ー<⌒ヽ、、o |\ /
| / ヽ )ヽ 〉 .\ . /
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