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    元スレ櫻子「うっさい!この団地住まい!!」

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    タグ : - ゆるゆり ×2+ - 悲しい + - 未完 + - 鬱ゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 39 :

    櫻子「きゅ、急に訳わかんないよ!貧乏がどうとか気を遣うとか…!」

    撫子「…」

    櫻子「あっ頭悪いからってバカにして!が、がっこうでも差別はダメってことくらい習ったし!」

    撫子「…櫻子」

    櫻子「そ、そんな、そんな…!」

    櫻子「姉ちゃんがそんな奴だなんて…嘘だよ…」

    撫子「…」

    櫻子「…ああ、分かった!向日葵ときょーぼーして私をはめようとしてるんだ!」

    撫子「櫻子」

    櫻子「まったく向日葵のくせにたちわるいなー!ほら、黙ってないで早く…」


    撫子「櫻子ッ!!」

    櫻子「…!!」ビクッ

    52 :

    このババア昔のアイドルみたいな髪型してるくせに何様のつもりだ

    53 :

    向日葵「今月の食費が…ま、またあれをしませんと…」

    54 :

    やめろ
    続けろ

    55 :

    いいぞもっとやれ

    56 = 39 :

    撫子「…ふざけてなんかない」スッ

    櫻子「…ひ…」ブルッ

    撫子「『そんな奴』で悪かったわね。でも生憎私だけじゃない」

    櫻子「…あ、え…?」

    撫子「花子も父さんも母さんも、ニュータウンの人たちもきっとあんたの学校の子らだってもう皆知ってる事よ」

    櫻子「……?…え?」

    撫子「…あんたとひま子のことも皆知ってた。けど黙ってたのは、単にあんたらが『気の毒』だったのと、変に荒波を立てたくなかっただけ」

    櫻子「な、に、それ…」

    撫子「はっきり言うわ」


    撫子「絶縁しなさい。あんたらの友情は、私達にとって迷惑なの」

    57 = 31 :

    かっけおち!かっけおち!

    58 = 39 :

    パァン!




    撫子「…」

    花子「? 姉ちゃん、何で玄関なんかで座ってるし?」

    撫子「…ううん、ちょっとね。気にしないで」

    花子「…??」

    撫子「…ボソッ…」サスッ

    花子「え?今何て…」

    撫子「…何でもないわ」

    花子「ね、姉ちゃんが変だし…」

    撫子「さ、御飯にしましょう」

    花子「…あ、うん。えっと、今日はシチューにしてみたし」

    撫子「へえ…」

    61 = 3 :

    花子と楓はいいのかし

    62 = 39 :

    ガチャッ! バーン!

    向日葵「ちょっと櫻子!いつものことですけど入る時にドアはもっと優しく…!」

    向日葵「閉め…?」

    櫻子「……」ポロポロ

    向日葵「さ、櫻子?なんで泣いてますの?」

    櫻子「うっ、うっさい…泣いてなんかねーし…」ポロポロ

    向日葵「泣いてないって…あなたそれどう見ても…」

    63 = 39 :


    櫻子「……」ポロポロ

    向日葵「…」

    向日葵「はあ…分かりましたわ」

    櫻子「…?」ポロポロ

    向日葵「…お昼、出来てますから」


    向日葵「一緒に食べましょう。ね?」ニコ


    櫻子「……」

    櫻子「…」ゴシゴシ

    櫻子「…うん」

    64 = 26 :

    結衣が中学生で一人暮らししてるのは両親に問題があるんだろうな

    65 = 1 :

    大室家の話みたいに、服あげるくらなら慈善行為として許されてるのかもしれん

    66 = 59 :

    貧乏団地住まいの分際で櫻子様に対して馴れ馴れしい
    身の程を知れ

    67 :

    >>66
    よう向日葵^^^

    68 :

    てす

    69 = 39 :

    向日葵「…」カチャカチャ

    櫻子「…」モグモグ

    櫻子「…ズズー…」

    向日葵「もう…櫻子、音を立てて食べてはダメですわ」

    櫻子「う、うっさいなー…みそ汁も音立てて吸うじゃん!」

    向日葵「それとこれとは違いますの!」

    櫻子「むむ…分かったよ…」

    櫻子(……)モグモグ

    向日葵「…」

    向日葵「…美味しい?」

    櫻子「ンッ!?んっ…あー…うん、向日葵にしちゃまあまあかな…うん」

    向日葵「…褒め言葉として受け取っておきますわ」ピクピク

    70 = 59 :

    しえん

    72 = 59 :

    櫻子がたかりに来るとその分楓のご飯が減らされるのだろうか

    73 :

    http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20120909/1347194091
    「バディもの」として『ゆるゆり』を見る

    (略)
    なにがヤバいかといえば、所得階層の差・生活スタイルの差をにおわせることに成功しているからだ。櫻子が暮らしているのは一軒家で、裕福とまではいかないまでも地方都市の中間層の、おそらく上位に位置しているであろうことが推測できる。
    一方、向日葵の家庭はそんなに裕福そうには見えない。しかし、たとえ親たちの所得階層が違ったとしても、中学生のうちは「しっかり者の向日葵」と「おつむの軽い櫻子」という関係でいられた。
    が、これがもう少し大きくなるとヤバい。
    (略)
    そういう「育ちの違い」「親の所得水準の違い」は、年齢が大きくなるほどハッキリと現れるようになる。
    『ゆるゆり』の登場人物たちはなぜか頻繁にファミレスを利用するのだが、向日葵が必死でお小遣いを工面していたファミレス代も、櫻子にとっては大した出費ではなかった……と気づく日がくる。そのとき、彼女たちの関係は無傷でいられるのだろうか。
    そういう違いの多さが「ひまさく」の魅力だ。
    障害の多さと言い換えてもいい。
    2人の関係はちょっぴり共依存的で、「壊すことができない」という危うさをはらんでいる。にも関わらず、関係にヒビが入りそうな要素がたくさん描かれている。
    こういう設定のうまさに想像力を刺激されて、すげー萌えるのだ。まじヤバい超パネェ。とくに向日葵の自宅をオンボロ団地の一室としたのは神改変と言わざるをえない。設定がうますぎるでしょう誰だよこれ考えたの。作劇法を教えてくださいホントに。
    (略)

    74 :

    だから向日葵ちゃん虐めるのやめろや!

    75 = 67 :

    向日葵くさそう

    78 :

    駆け落ちはよ

    79 = 67 :

    さげ

    80 = 39 :

    向日葵「…」カチャカチャ

    櫻子「…」ジッ

    櫻子(向日葵は…食事のマナーだって知ってる。私なんかよりずっと)

    櫻子(優しくて、いろんな気配りだってできる。私なんかと違って)

    櫻子(頭も良いし、しぐさも女の子っぽいし…あとおっぱいもでかい)

    櫻子(…)

    向日葵「…」カチャカチャ

    櫻子(そうだ)

    櫻子(向日葵はそんな…撫子姉ちゃんが言うみたいに、ひとまとめにされちゃっていいやつじゃない)


    櫻子「すごいな、向日葵は」

    向日葵「…!?」ゲホッ

    81 = 39 :

    向日葵「げほっ…!」

    向日葵「なな…なんですの!?急に…!!」フキ

    櫻子「あえ?…私なんか言った?」

    向日葵「あなた…!」

    向日葵「…」

    向日葵「いえ、何でも有りませんわ」

    櫻子「変な向日葵だなー」

    向日葵「…もう!さっさと食べてしまいなさい!」

    櫻子「な、なんだよいきなり…情緒不安定か」

    向日葵「あのですわね櫻子…!」


    ガチャ

    向日葵「…あら」

    櫻子「お?楓帰って来たんじゃない?」

    82 :

    これは…

    83 = 76 :

    嫌な予感

    84 = 39 :

    櫻子「小学校は今日あるんだっけ」

    向日葵「ええ…午前で終わりですけど」スッ

    向日葵「ちょっと迎えに行ってきますわ」

    櫻子「手早くね~」フリフリ

    向日葵「…楓の分のシチュー、ついどいて下さいまし」

    櫻子「ええ~…」

    向日葵「…」ジト

    櫻子「うぇーい…」

    向日葵「全くもう…櫻子もちょっとは『気を遣う』ことを覚えたらいいですのに」

    櫻子(…)ピク


    向日葵「楓ー?ただいまが聞こえませんでしたわよー?」トタトタ


    櫻子(気…遣う…)

    櫻子(…)

    櫻子(くそ、思い出しちゃったじゃんか…向日葵のバカ!)ガツガツ

    85 :

    最後まで切ないのがいいなあ

    87 = 39 :

    「…――…!?」


    櫻子「…」ピタ

    櫻子「…?なんだ向日葵の奴、変な声出して」


    「…っう…うぇ…――ちゃ」


    櫻子「か、楓の声?」

    櫻子「これ…もしかしなくても泣いてる?」


    「一体…!――れが…!」


    櫻子「…!」ゾッ

    櫻子「ひ、ひまわりっ!」ダッ

    88 = 71 :

    !?

    89 :

    やはりそうきたか……

    90 :

    その後の展開

    櫻子、差別をなくすために政治家になる

    91 :

    マジレスすると本当に貧乏ならしょっちゅうお菓子作って櫻子におすそ分けする余裕はないし私立中学に通う余裕もない

    92 :

    そもそもいきなり団地住まいに改悪したスタッフが悪い
    原作見てないの?

    93 = 12 :

    しかし、アニメ版はなんで団地住まいにしたんだ?

    94 = 39 :

    「お、お姉ちゃ…」グスグス

    向日葵「楓…!服を脱いで、お風呂に…」


    櫻子「向日葵!?楓!?」ガララ


    向日葵「さ、櫻子…」

    「さ、っ…ううっ…櫻子お姉ちゃん…?」グスグス


    櫻子「な、なんだよその服…!水浸しじゃんか…!」

    向日葵「…」ギュ


    撫子『櫻子もいい年なんだし、見逃されてただけよ』

    櫻子「……ん、な…!!」ブルブル

    櫻子「…雨も降ってないのに!何なんだよ!誰かにやられたのか!?」


    向日葵「櫻子…?」

    95 :

    別に原作ディスってるとかでなしに、こういう設定で書いてみたかっただけじゃない?
    自分はこういうのも嫌いじゃないから生暖かい目で見守ってほしい。

    98 :

    99 = 39 :

    「う、うん…」ビク

    櫻子「や…やっぱり…!」

    櫻子「…どこのどいつだよ!私がぶっとばしてやる!」

    「さ、さくらこお姉ちゃ…」ビクビク

    向日葵「櫻子、どうしましたの?ちょっと落ち着いて…!」

    櫻子「楓がこんな目に合ってんのに落ちついてられるかバカおっぱい!!」

    向日葵「ばっ…!櫻子あなたねえ…!」

    櫻子「こんな小さいのに…!くそ!撫子姉ちゃんの言った通りなのかよ!」ブルブル

    向日葵「櫻子!」

    櫻子「そうなのか!?やっぱりみんな『団地』だからって…!」


    向日葵「………!!」

    「…」ギュ


    櫻子「あ…」

    100 :

    言ってしまったか


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