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    元スレモバP「38度5分…風邪だ」

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    みんなの評価 : ★★
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    代行

    2 :

    代行thx

    P「……だるい」

    P「なんだこの気だるさは…頭も痛いし、ケホッ喉も痛い」

    P「これはまさか…風邪か?はははっケホッまさかこんな時期に風邪なんて馬鹿じゃあるまいし」

    P「……(ボッーーー)」

    P「…なんか頭もボッーとする、とりあえず熱でも計るか」

    ピピピピッ ピピピピッ

    P「38度5分…これは完全に風邪だなぁ」

    P「えぇとこういう時は…まずちひろさんに連絡して…病院で薬もらって…そんで午後からでもいいから事務所に行こう」

    P「ゲホッゲホッ!…寒い、風邪って分かると急に寒気がしてきた」

    6 = 2 :

    ヴヴヴヴ…ヴヴヴウ…

    ちひろ「はいはいちょっと待ってね~、ってプロデューサーから?なんだろうこんな朝早くに」

    ちひろ「もしもし、ちひろです」

    P『ちひろさんですか?ケホッおはようございます』

    ちひろ「どうしたんですプロデューサー、わざわざ私の携帯に電話なんて。何かありましたか?」

    P『あのですね…朝起きたらなんだか体がだるくて喉も痛くて、体温計で計ってみたら少し熱がありまして』

    ちひろ「あらあら、風邪ですか?」

    P『おそらくそうかと…ゲホッ!ゲホッ!』

    ちひろ「大丈夫なんですか、プロデューサー?」

    P『大丈夫ですよこのくらい。今から病院で薬をもらって、午後から事務所に行きます』

    ちひろ「…はぁああ、本当に仕事ジャンキーなんですから」

    P『ケホッ、ちひろさん?』

    7 = 2 :

    ちひろ「いいですか、そんな状態で事務所に来てアイドルに風邪を移したらどう責任取るんですか?」

    P『…それは』

    ちひろ「それにプロデューサーさん、今年は有給休暇をいくつ取りました?」

    P『えぇといくつ取りましたっけ?…3日くらいですか?』

    ちひろ「ゼロですよ、今年はまだ一日も有給取ってません」

    P『ゴホッゴホッ!…有給なんて有って無いようなものでしょう』

    ちひろ「何を言ってるんですか!このままだとうちがブラック事務所として労働基準法に引っかかっちゃいますよ」

    P『いやいや芸能事務所ならそれくらい当たり前ですし、それにちひろさんも殆ど休んでないじゃないですか』

    ちひろ「いいからプロデューサー。これをいい機会だと思って休んでください。最近じゃ休日出勤も当たり前だったでしょう?」

    P『でもですね…』

    8 :

    え?Pは馬車馬のように働かされるのが常じゃないの!?

    9 :

    幸子こい

    11 = 2 :

    ちひろ「とにかく!風邪が完全に治るまで事務所には立ち入り禁止です!お仕事も禁止!いいですね!?」

    P『アイドル達が大切な時期に仕事をするなだなんて、それこそ落ち着いて休めませんよ』

    ちひろ「業務は私と社長でなんとかしますから大人しく自宅で休んでください、ね?」

    P『…しかし』

    ちひろ「聞こえませーん!今日からプロデューサーさんは風邪で事務所をお休みです!それではプロデューサーお大事に!」

    P『てちょちひろさ(ブツッ…ツーツー)』

    ちひろ「もうプロデューサーは…本当に世話がかかる人なんだから」

    ちひろ「さぁてとプロデューサーが風邪か、アイドル達はびっくりでしょうね」

    ちひろ「…これはもしかしたら面白いことになるかもしれませんねうふふっ♪」

    12 :

    犬が珍しくマトモだと思ったらそうでもなかった

    13 = 2 :

    ―渋谷凜(15)の場合

    「…プロデューサーが風邪?」

    ちひろ「そうなのよ、だから今日は現場まで私が送るわね」

    「…大丈夫なんですか、プロデューサー?」

    ちひろ「どうかしらね?電話で声を聞く限りではきつそうにしてたみたいだけど」

    「そう、ですか」

    ちひろ「今日は凜ちゃん、このお仕事で上がりよね?」

    「はい、そうです」

    ちひろ「じゃあはい。これプロデューサー家の合鍵とプロデューサー宅周辺の地図ね」

    「…え?これって」

    ちひろ「プロデューサーのために色々とお土産を買って行こうかと思ったんだけど、私はこの通り忙しいでしょ」

    ちひろ「だから凜ちゃん、代わりにプロデューサーのお見舞いに行ってきてくれなかしら?」

    15 = 2 :

    「…どうしてちひろさんがプロデューサーの家の合鍵を持ってるんですか?」

    ちひろ「ふふふっ、気になる?」

    「…そういう訳ではありませんが」

    ちひろ「芸能事務所は色々と物騒なこともあるからね。入社する時に自宅の合鍵を預かる決まりなの」

    ちひろ「だから凜ちゃんが心配してるような色っぽい話は一つも無いから安心してね?」

    「…そんなこと心配していません」

    ちひろ「ごめんごめん、怒らないで。それじゃあお見舞いお願いできるかしら?」

    「…分かりました」

    ちひろ「ありがとう、お見舞いの品に掛かったお金は経費で落とすからレシート取っておいてね~」

    「それっていいんですか?」

    ちひろ「大丈夫よ、その分プロデューサーにはまた働いてもらうんだから」

    「…ちひろさん、プロデューサーは風邪なんですよね?(ジトー)」

    ちひろ「お、おほほほほっ!じょ冗談だってば!もう凜ちゃんったら☆」

    16 = 4 :

    ちひろさんかわいい

    17 = 2 :

    P「ふぁあああ…今何時だ?5時半かぁ…2時間くらい寝てたのか」

    P「うぅうううう…寒い、一向に良くならねーゴホッゴホッ!咳も止まんないし」グゥウウウウウウ

    P「あぁ…腹も減ったけど食える気がしない、そもそも飯を作る気力が起きない。お?ちひろさんからメール来てる」

    『色々と必要なものを持っていかせますので、風邪を移さないようにマスクをして待っていてください』

    P「ちひろさぁん、金にがめつい守銭奴だと思っててすいません…今はただひたすらに有り難いゴホゴホッ!」

    P「いかん咳が止まらんゲホゲホッ!今ちひろさんまで風邪になったら事務所が崩壊する。マスクマスクと」

    P「…あった、鳥インフルエンザ騒動の時に買い込んでて良かったゴホゴホッ!」

    P「少し動いただけでだるい…布団にくるまって大人しく待っていよう」

    19 = 2 :

    「(ここがプロデューサーの部屋…210号室だから間違いない)」

    「(急に押しかけて迷惑じゃないかな?…でも風邪でろくにご飯も食べてないかもしれないし)」

    「(食べ物や飲み物もいっぱい買ってきたから迷惑なんてことはないよね?)」

    「(それにちひろさんにも頼まれたんだから………フゥーハー)」

    <ピンポーン

    P「おぉ着いたのかな?今出ますからねっと」

    P「はぁーい」ガチャッ

    「…こんばんは」

    P「凜?へ?なんでここに?ゴホッゴホッ!」

    「プロデューサー、大丈夫なの?」

    P「いや違う!驚いたら咳が!ゲホゲホッ!…ちひろさんが来てくれるんじゃなかったのか?」

    「ちひろさんは忙しいから私に代わりにお見舞いに行ってほしいって」

    P「(…何を考えてんだあの人は?)そっか、それで凜が来てくれたのか?」

    20 :

    鳥インフルも懐かしいな
    またいつはやるかも分からんから笑えんが

    22 = 2 :

    「うん、これお土産」ガサッ

    P「わざわざありがとな」

    「…どういたしまして」

    「 「 …… 」 」

    P「(凜に風邪を移すわけにもいかないし、かといってこのまま家に帰すのも申し訳ないなぁ)」

    「…プロデューサー、もうご飯食べたの?」

    P「え?いや、まだだけど」

    「それじゃあ私が作ってあげようか?色々食材も買ってきたし」

    P「いいってゴホゴホッ!凜に悪いし、それに食欲あんまり無いんだよ」グゥウウウウ

    「お腹は鳴ってるみたいだよ?」

    P「いやぁ腹は減ってるんだけどなぁゲホゲホッ!…どうにも食える気がしないんだよ」

    「…大丈夫、風邪の人でも食べれるような軽いもの作るから、さ」

    P「(あぁぁもういいや、熱でいろいろ考えるのも面倒くさくなってきた)それじゃあお願いしていいかな?」

    「うん、任せて」

    24 = 2 :

    P「それじゃあ、どうぞ。あんまり綺麗にしてないけど勘弁な」

    「…おじゃまします(プロデューサーの家に入っちゃった)」

    「(男の人の家なんて始めて来たけど、テレビとベッドとパソコン以外何にも無い)」

    P「あんまジロジロ見ないでくれよ、汚ねーからゴホッゴホッ!」

    「ごめん、スポドリあるけど飲む?」

    P「飲む。正直喉痛くてさ、飲み物もろくなもん無いし……プハッ上手いなぁ~」

    「プロデューサー。もしかして今日、外に出てないの?」

    P「病院行こうかとも思ったんだけどゲホッゲホッ!どうにもダルくてなぁ、パブロン飲んで寝てた」

    「…それだと治るものも治らないよ」

    P「うん、分かってる。分かってはいるんだけど、体がついてきてくれないんだよぉ」

    「(こんな弱気なプロデューサー初めて見たかも。っていうかプロデューサーのパジャマ姿見ちゃったんだ)」

    「(やっぱり事務所に来るときはちゃんとセットしてるんだ…髪の毛はボサボサだし、うっすら髭も生えてるし)」

    25 = 2 :

    P「凜、どした?ボッーとして?」

    「…うぅん、なんでもない。ご飯作るからキッチン借りるね」

    P「あぁ好きに使っていいよゴホッ、引っ越してから数えるほどしかキッチン立ってないし」

    「普段はご飯どうしてるの?」

    P「基本は外食、後は弁当とかお惣菜とか」

    「そんなだから風邪ひくんだよ」

    P「男の一人暮らしなんてゴホッ大体そんなものだよ」

    「エプロンなんか無い…よね?」

    P「なにっ失礼な、一応あるぞ。引越ししてすぐは料理しようとしてたんだ、ほらっ」

    「…ほとんど新品だね」

    26 = 2 :

    P「覚えてる範囲でも多分2回くらいしか使ってないわ」

    「はぁ…それじゃあエプロン借りるね。やっぱりちょっと大きいかな」

    P「いや、似合ってるよゴホッゴホッ!」

    「似合ってるって…衣装じゃないんだから」

    P「そうだよな、ごめん。俺何言ってるんだろな?」

    「別にいいよ、プロデューサーは休んでて」

    P「おう、じゃあ悪いけど頼むわゴホッ!」

    「うん、任せて」

    29 = 2 :

    「……」トントントンッ

    P「(制服の美少女がちょっとブカブカのエプロン着て料理してる…やばいなぁこの状況は)」

    P「(こんな言い方したらあれだが、幸せすぎる。…男の夢が一つ叶ってしまった)」

    「プロデューサー、お塩ってどこにあるの?」

    P「あ?えぇと塩は確か上の引き出しに置いてたはず…凜、少しどいてくれ」

    「うん(プロデューサーとキッチンで二人きり、なんかこれって夫婦みたい)」

    P「あったあった、これだ。何作ってくれてるんだ?」

    「…内緒」

    P「えぇえええ、教えてくれてもいいじゃん」

    「いいから大人しく待っててよ、すぐに出来るから」

    P「ちぇっ、はぁ~~い」スゴスゴ

    「…クスッ(今日のプロデューサー本当に子供みたい、お仕事の時はあんなに頼りになるのに)」

    32 = 2 :

    P「り~ん、なんかお腹空いてきたわ」

    「食欲無いんじゃなかったの?」

    P「そうなんだけどさ、凜が料理してるの見たら少し食欲沸いてきた」

    「待たせてごめんね、もう出来上がるから」

    P「楽しみだなぁ~ゲホゲホッ!何作ってくれたんだろなぁ~」

    「あんまり期待されても困るんだけど…お待たせ」

    P「こんな土鍋、我が家にあったか?」

    「置いてたよ、流し台の下に」

    P「マジか、知らんかった」

    「…ここってプロデューサーの家だよね?」

    P「はっはっはっゴホッゴホッ!熱で頭がうまく働かねぇわ、そんじゃあ土鍋オープン!…おぉおおお!これはお粥か!」

    「うん、これなら食べれるでしょ?ここに薬味もあるから、味は自分で調整してね」

    P「至れり尽くせりで泣けてくるぜ…それでは、いただきまーす」ガフッ

    33 = 2 :

    「どう、かな?」

    P「美味しい、めちゃくちゃ美味しい……染みるわー、味も濃すぎず丁度いい」ガフガフッ

    「それなら良かった」

    P「ほんとーに美味しいよ、久しぶりに誰かの手料理食べたわ。うん生姜入れても美味い」

    「落ち着いて食べてね、はいお水」

    P「うむ…ングングッあんがと、次は梅干でも入れようかな…あぁあああ美味い」



    P「ごちそう様でした~美味しかった、ありがとな凜」

    「お粗末さまでした、結局全部食べちゃったね」

    P「自分でもこんなに食えると思わなかったよ、そんだけお粥が美味かったからさ」

    「そんなに褒めないでよ、お粥作っただけなんだし」

    P「んなことないって、あれだけ手間かけて作ってくれたんだし」

    35 :

    あれ?「あーん」は?

    36 = 2 :

    「はい、これお薬」

    P「サンキュー…なんだか今日は凜に頼りっぱなしだな」

    「いつもは私がプロデューサーに頼りっきりだから、病気の時くらい私を頼ってよ」

    P「まぁたまにはこういうのもいいかなゴホッ!…ふぁああああああ、腹いっぱいになったらまた眠くなってきたわ」

    「横になる?」

    P「あぁ、悪いけどそうさせてもらうわ」ゴロンッ

    「プロデューサー、汗すごいよ」

    P「なんかゴホッ…熱が上がってきたみたいだわ」

    「熱が上がるのは体が病気と闘ってるからだって加蓮が言ってた」

    P「らしいなー、やばいなんか汗が止まらん」

    「大丈夫?おでこ触るよ…本当に熱いね」ピトッ

    P「凜の手冷たいな、ちゃんと飯食ってるのか?」

    「プロデューサーに言われたくないんだけど」

    P「そうだなぁゲホッ!凜、悪いけどもう少しだけデコ触っててくれないか?冷たくて気持ちいいんだ」

    「…いいよ、でもすぐに熱くなっちゃうよ?」

    37 = 2 :

    P「それでもいいから触っててくれ。気持ちいいんだよ、凜の手が」

    「分かった、プロデューサーの気が済むまで触っててあげるね」

    P「あぁ、頼むよ」


    P「…グー…グー」

    「(プロデューサー…寝たみたい、風邪のせいとはいえ、いつものプロデューサーと全然違った)」

    「(仕事の時のプロデューサーしか知らなかったけど、普段はこんな感じなのかな?)」

    「(事務所のアイドル達は誰も知らない…私だけが知っているプロデューサー)」

    「(こんなことで喜ぶなんて、やっぱり私はプロデューサーに恋…してるんだよね)」

    「…プロデューサーのオデコまだ熱い、熱退かないし濡れタオル用意しよう」

    「(もう8時だけど、まだ大丈夫だよね?)」

    「んしょっと…タオルと洗面器どこに置いてるかな?やっぱりお風呂場かな」

    40 :

    風呂場にオナホがある自分はこんなことが起きたら致命傷になるんだろうな
    絶対起きないけど

    42 :

    風呂場にオナホおいてるような奴の家に可愛い女の子が看病しにきてくれるわけがない

    43 = 2 :

    P「んぁ…ふあああよく寝たぁ、おわぁ!なんだこれ!冷たっ!…って濡らしたタオルか」

    「スー…スー…」

    P「…凜がテーブルに俯いて寝てる、じゃあタオルも凜が用意してくれたのか。今日はお世話されっぱなしだな」

    P「おーい凜、そんなところで寝るなー。お前も風邪ひいちまうぞー」ユサユサ

    「…プロデューサー、おはよう」

    P「おはよう、ありがとなこれ」

    「そんなことより体は大丈夫なの?」

    P「まだ少しだるいけど、熱も大分退いたみたいだし喉も良くなったよ。うわぁ汗で中までビショビショだ」

    「喉渇いてる?飲み物あるよ」

    P「あぁもらおうかな……プハッ、今日は本当にありがとうな、凜」

    P「やっぱさ一人暮らしで風邪ひくとかなり寂しいんだ。具合悪くても誰にも頼れないしさ、体が弱ると心も弱るんだよ」

    P「だから肉体的にも精神的にもかなり助かった。だからありがとうな、凜」

    44 :

    じゃあ凛と一緒に暮らすしかないな

    45 :

    しぶりんの手はひんやりして気持ち良さそうなイメージ

    46 :

    最高です

    47 :

    冷え性で困っててタイツ履くとか最高です

    48 = 2 :

    「…お礼を言うのは私のほうだよ、プロデューサー」

    「いつもありがとう、私みたいな無愛想な娘のために走り回って、頭下げて、こんな…風邪ひくまで頑張ってくれて」

    P「俺の仕事だからな、凜が気にすることじゃないって」

    「それでも私が感謝しているってことを、プロデューサーには知ってて欲しいの」

    P「分かってるさ、凜はいい子だからな。人の好意を無碍にするような子じゃないってことは俺がよく知ってる」

    「そんな…私いい子なんかじゃないよ」

    P「ってか今何時だ?俺的にそこそこ寝た感じなんだが…12時!?えええええ!夜の12時!?だよな!」

    「そうみたいだね」

    P「なんでそんな落ち着いてんの!?凜!お前親御さんに連絡とかしたか!?」

    「…してない」

    P「おいおいマジか、どうしようとりあえず携帯…あった!」

    『着信:87件 ちひろ』

    P「Oh…これはもう、とにかく折り返し電話しないと!」

    49 :

    一方俺は冷えピタさんのお世話になっていた

    50 :

    ふぅ・・・


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