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元スレ菫「いいだろう。なってやるよ、魔法少女!!」
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その日の夜
菫の部屋
菫「…」カリカリカリ…
菫(結局あの後、私達3人は園城寺さんと清水谷さんを家まで送って、新幹線で帰宅した)
菫(どこかの違法羊と違って瑞原プロはきっちりと乗車料金も支払っていたし、どころか私達の分の運賃すら支払ってくれた)
菫(曰く『これも社会人の務めだから☆』との事だったが、心苦しい所はあった。学生という立場ではあるものの、自分の幼さを思い知らされる気分でもあったからだ)
菫(東京に帰ってから、彼女はすぐに番組の収録があるらしく、直ぐにテレビ局へ向かってしまった)
菫(だが、電車の中で今後風潮被害退治の際に一緒に行動する約束を交わしたし、定期的な念話でのやり取りや魔法少女としての修行の方法の指導等もして戴ける事になり、実質的な師弟関係と言えよう)
菫(…助けて戴いた上に世話になりっぱなしで、情けないものだ。早く一人前…そう、魔法少女としても、人間としても一人前になって、恩返しをしたいものだな…っと)
菫「…」カリカリカリッ…トンッ
菫「…本日の日記終了、っと」パタン
菫「…ふう」
菫「…」
菫「…ところで」
仁美「…チュー」
菫「なんでお前うちに居るんだ」
菫の部屋
菫「…」カリカリカリ…
菫(結局あの後、私達3人は園城寺さんと清水谷さんを家まで送って、新幹線で帰宅した)
菫(どこかの違法羊と違って瑞原プロはきっちりと乗車料金も支払っていたし、どころか私達の分の運賃すら支払ってくれた)
菫(曰く『これも社会人の務めだから☆』との事だったが、心苦しい所はあった。学生という立場ではあるものの、自分の幼さを思い知らされる気分でもあったからだ)
菫(東京に帰ってから、彼女はすぐに番組の収録があるらしく、直ぐにテレビ局へ向かってしまった)
菫(だが、電車の中で今後風潮被害退治の際に一緒に行動する約束を交わしたし、定期的な念話でのやり取りや魔法少女としての修行の方法の指導等もして戴ける事になり、実質的な師弟関係と言えよう)
菫(…助けて戴いた上に世話になりっぱなしで、情けないものだ。早く一人前…そう、魔法少女としても、人間としても一人前になって、恩返しをしたいものだな…っと)
菫「…」カリカリカリッ…トンッ
菫「…本日の日記終了、っと」パタン
菫「…ふう」
菫「…」
菫「…ところで」
仁美「…チュー」
菫「なんでお前うちに居るんだ」
仁美「んあー?」チュー
菫「しかも何飲んで…って!おい!それ私が買って冷蔵庫に入れてた抹茶オレじゃないか!」ガタッ
仁美「この渋味と甘さの絶妙なハーモニーがなんとも…」チュー
菫「なーんで勝手に飲んでるかこの卑し羊は!」ギリギリギリ
仁美「ぐおおおおお!?頭が!頭が割れる…っ!?わ、分かった!分かったから離せ!!」
菫「ふんっ!」ポイーッ
仁美「メヘッ!」ドサッ
菫「お前は、ほんっとうに、なんて言うか、酷いな!」
仁美「おまえだって変わらんわ。このサディスティック魔法少女め。…いたたた。どういう握力してんだ」サスサス
菫「っていうか、どうやったら元に戻るんだ」
仁美「うん?」キョトン
菫「いや…魔法少女になったはいいけど、姿変わらないからこう、メリハリも付かんし、どうやって変身前に戻れば良いのか…」
仁美「ああ」ポンッ
菫「『ああ』って…私も今言うまで随分悠長だったが、お前は大概…」
仁美「変身解除ん方法はな」
菫「しかも何飲んで…って!おい!それ私が買って冷蔵庫に入れてた抹茶オレじゃないか!」ガタッ
仁美「この渋味と甘さの絶妙なハーモニーがなんとも…」チュー
菫「なーんで勝手に飲んでるかこの卑し羊は!」ギリギリギリ
仁美「ぐおおおおお!?頭が!頭が割れる…っ!?わ、分かった!分かったから離せ!!」
菫「ふんっ!」ポイーッ
仁美「メヘッ!」ドサッ
菫「お前は、ほんっとうに、なんて言うか、酷いな!」
仁美「おまえだって変わらんわ。このサディスティック魔法少女め。…いたたた。どういう握力してんだ」サスサス
菫「っていうか、どうやったら元に戻るんだ」
仁美「うん?」キョトン
菫「いや…魔法少女になったはいいけど、姿変わらないからこう、メリハリも付かんし、どうやって変身前に戻れば良いのか…」
仁美「ああ」ポンッ
菫「『ああ』って…私も今言うまで随分悠長だったが、お前は大概…」
仁美「変身解除ん方法はな」
菫「ああ」
仁美「…」
菫「?」
仁美「…ちょっとそこにまっすぐ立ってみろ」
菫「…こうか?」スッ
仁美「両拳を握って」
菫「…」ギュッ
仁美「脇を締めて、握り拳を鼻先まで持ってくる」
菫「…」スッ
仁美「身体を左右に揺するように動かし」
菫「…」ユラユラ
仁美「両足を交互に、膝から下だけ後ろに投げ出すように跳ね上げる」
菫「…」ブンッ ブンッ
仁美「リズミカルに、全て同時に」
菫「…なんか恥ずかしいなこれ」クネクネ
仁美「…」
菫「?」
仁美「…ちょっとそこにまっすぐ立ってみろ」
菫「…こうか?」スッ
仁美「両拳を握って」
菫「…」ギュッ
仁美「脇を締めて、握り拳を鼻先まで持ってくる」
菫「…」スッ
仁美「身体を左右に揺するように動かし」
菫「…」ユラユラ
仁美「両足を交互に、膝から下だけ後ろに投げ出すように跳ね上げる」
菫「…」ブンッ ブンッ
仁美「リズミカルに、全て同時に」
菫「…なんか恥ずかしいなこれ」クネクネ
仁美「…」
菫「…ま、まだか…」クネクネ
仁美「まだたい」
菫「うううう…」カアアア
仁美「まだ…」
菫「は、恥ずかし…」クネクネ
仁美「まだ」
菫「うううう…」ユラユラ
仁美「…」
菫「…」クネクネ
仁美「…」
菫「…」クネクネ
仁美「…まあ」
仁美「…別に念じれば戻るんばってんね」
菫「嫌がらせかこの野郎ぉおおおおおおおお!!!」
菫「…ま、まだか…」クネクネ
仁美「まだたい」
菫「うううう…」カアアア
仁美「まだ…」
菫「は、恥ずかし…」クネクネ
仁美「まだ」
菫「うううう…」ユラユラ
仁美「…」
菫「…」クネクネ
仁美「…」
菫「…」クネクネ
仁美「…まあ」
仁美「…別に念じれば戻るんばってんね」
菫「嫌がらせかこの野郎ぉおおおおおおおお!!!」
仁美「メーッヘッヘヘ!!」ゲラゲラ
菫「ぐううう…!この羊頭のバフォメットめ…!!」プルプル
仁美「…まあまあ。ところで、念じてみな?元に戻るー元に戻るーっち」
菫「…」
菫(元に戻るー元に戻るー)
菫「…」ガクン
菫「…あ」
菫(今…何か、私の身体から出た…感じが…)
仁美「ん。元に戻ったな」ニコニコ
菫「…」
仁美「ん?どうした?」
菫「…なんだか、喪失感が…」
仁美「…ふ~~ん」
菫「…変身解除すると…なんだか、寂しい…ん、だな…」
仁美「…まあ、またいつでも変身すれば良かよ」
菫「ぐううう…!この羊頭のバフォメットめ…!!」プルプル
仁美「…まあまあ。ところで、念じてみな?元に戻るー元に戻るーっち」
菫「…」
菫(元に戻るー元に戻るー)
菫「…」ガクン
菫「…あ」
菫(今…何か、私の身体から出た…感じが…)
仁美「ん。元に戻ったな」ニコニコ
菫「…」
仁美「ん?どうした?」
菫「…なんだか、喪失感が…」
仁美「…ふ~~ん」
菫「…変身解除すると…なんだか、寂しい…ん、だな…」
仁美「…まあ、またいつでも変身すれば良かよ」
菫「変身…って、見た目は変わらないけど、そうだ。変身…!」
仁美「うん?」
菫「変身だよ!じゃあ今度はどうやって変身すれば良いんだ!?」
仁美「そーやねぇ」
菫「…嘘教えんなよ」
仁美「変身は条件付けよ」
菫「条件付け?」
仁美「ん。条件付け。訓練されれば解除の時みたく簡単にオンオフ出来るが、緊急に変身しなけりゃいかんタイミングもあっけんちゃろうしな」
菫「…それで?」
仁美「だから、初心者はまず、変身に儀式を織り込むたい」
菫「儀式って…」
仁美「まあ、一般的な魔法少女の『あれ』たいね」
菫「『あれ』…ってまさか…」
仁美「そう」
仁美「変身ポーズと名乗り口上。あと、変身後の名前も付けておこうか。切り替えって大事よ」
仁美「うん?」
菫「変身だよ!じゃあ今度はどうやって変身すれば良いんだ!?」
仁美「そーやねぇ」
菫「…嘘教えんなよ」
仁美「変身は条件付けよ」
菫「条件付け?」
仁美「ん。条件付け。訓練されれば解除の時みたく簡単にオンオフ出来るが、緊急に変身しなけりゃいかんタイミングもあっけんちゃろうしな」
菫「…それで?」
仁美「だから、初心者はまず、変身に儀式を織り込むたい」
菫「儀式って…」
仁美「まあ、一般的な魔法少女の『あれ』たいね」
菫「『あれ』…ってまさか…」
仁美「そう」
仁美「変身ポーズと名乗り口上。あと、変身後の名前も付けておこうか。切り替えって大事よ」
菫「う…っく…!そ、それは…!」ビクッ
菫(あ、憧れてはいたが、実際にやるとなるときつい…)
仁美(おまえの考えとうこつが手に取るようにわかる)
菫「…け、けど…まあ、仕方ない…のか。うん。わ、私の体裁とか気にしてる場合でも無い…し…な…」ニヤニヤ
仁美(そいでやってみたい衝動に一瞬で負けやのった)
菫「え、えーっと…まずは、こうポーズ取って…こうして…ああ、こっちの方が見栄えいいかなぁ…」ワキワキ
仁美「…あんま複雑なん止しとけよ」
菫「あ、あと…前口上は…どうしようか。えーっと…『罪の無いみんなを苦しめる悪い風潮被害は、スミレにお任せ☆』…キャラじゃないな。クール系魔法少女の方針で攻めるべきか…」ブツブツ
菫「『優しい月光の光を浴びて闇を切り裂く…』いや、日中だったら格好が付かんな。えーっと…『あなたのハートを狙い撃ちっ!』…うん。この路線は良いかも。もうちょっと突き詰めて…」ブツブツブツ
菫「取り敢えず名乗り口上は保留として、後で辞書で良さそうな単語を拾っておこう。それより、魔法少女名。魔法少女名は非常に大事だぞ。これに大半がかかっていると言っても過言ではない」ウーーーン
仁美(凄い勢いで考えとっとうと…)
菫「そういえば、はやりんはなんて名乗ってるんだ?」
仁美「ん…ああ。あの人は魔法少女マジカル☆はやりん名乗っちるちゃ」
菫「なるほど…あの人らしい、実にシンプルかつ機能美溢れる美しい名前だ」ホウ…
仁美(わかんねー。さっぱりわかんねー…)
菫(あ、憧れてはいたが、実際にやるとなるときつい…)
仁美(おまえの考えとうこつが手に取るようにわかる)
菫「…け、けど…まあ、仕方ない…のか。うん。わ、私の体裁とか気にしてる場合でも無い…し…な…」ニヤニヤ
仁美(そいでやってみたい衝動に一瞬で負けやのった)
菫「え、えーっと…まずは、こうポーズ取って…こうして…ああ、こっちの方が見栄えいいかなぁ…」ワキワキ
仁美「…あんま複雑なん止しとけよ」
菫「あ、あと…前口上は…どうしようか。えーっと…『罪の無いみんなを苦しめる悪い風潮被害は、スミレにお任せ☆』…キャラじゃないな。クール系魔法少女の方針で攻めるべきか…」ブツブツ
菫「『優しい月光の光を浴びて闇を切り裂く…』いや、日中だったら格好が付かんな。えーっと…『あなたのハートを狙い撃ちっ!』…うん。この路線は良いかも。もうちょっと突き詰めて…」ブツブツブツ
菫「取り敢えず名乗り口上は保留として、後で辞書で良さそうな単語を拾っておこう。それより、魔法少女名。魔法少女名は非常に大事だぞ。これに大半がかかっていると言っても過言ではない」ウーーーン
仁美(凄い勢いで考えとっとうと…)
菫「そういえば、はやりんはなんて名乗ってるんだ?」
仁美「ん…ああ。あの人は魔法少女マジカル☆はやりん名乗っちるちゃ」
菫「なるほど…あの人らしい、実にシンプルかつ機能美溢れる美しい名前だ」ホウ…
仁美(わかんねー。さっぱりわかんねー…)
菫「なら、やはり私もこう、頑張って良い名前を考えなければ」
菫(そしていつかあの人と肩を並べられるように…)
菫「うーん…どうする?えーっと…やはり何某☆スミレで行くべきか。うん、そうだな。その系列で、私のイメージに合いそうな単語を…」
仁美「バイオレンス☆スミレ…サディスティック☆スミレ…シリアルキラー☆スミレ…」ボソボソ
菫「うーん…迷うなぁ…」ギリギリギリ
仁美「おおおお!?いつの間に足四の字の体勢に!?」
菫「ラブリー…ビューティー…いや、流石に烏滸がましいか…」ギリギリ…
仁美「がぁあああ!?あ、足が…!!」
菫「なあ、どうする?仁美。お前も良い名前有ったら考えてくれないか」ギシギシッ
仁美「や、やっぱりバイオレンス☆スミレじゃなかか!」
菫「まだ言うか!」メキッ!
仁美「ラメエエエエエエエ!!?」
菫(そしていつかあの人と肩を並べられるように…)
菫「うーん…どうする?えーっと…やはり何某☆スミレで行くべきか。うん、そうだな。その系列で、私のイメージに合いそうな単語を…」
仁美「バイオレンス☆スミレ…サディスティック☆スミレ…シリアルキラー☆スミレ…」ボソボソ
菫「うーん…迷うなぁ…」ギリギリギリ
仁美「おおおお!?いつの間に足四の字の体勢に!?」
菫「ラブリー…ビューティー…いや、流石に烏滸がましいか…」ギリギリ…
仁美「がぁあああ!?あ、足が…!!」
菫「なあ、どうする?仁美。お前も良い名前有ったら考えてくれないか」ギシギシッ
仁美「や、やっぱりバイオレンス☆スミレじゃなかか!」
菫「まだ言うか!」メキッ!
仁美「ラメエエエエエエエ!!?」
菫「…ふう」
仁美「…」ピクピク
菫「…おっといかん。もうこんな時間か」
仁美「なんや?どげんした?」ムクリ
菫「もう寝る時間だ。明日は学校だからな」イソイソ
仁美「受験生なんに自由登校まだなんか?」
菫「ああ…それでお前はあっちこっちふらふら出来るのか。受験勉強はいいのか?」
仁美「…まあ、うちはなんげななるけん」
菫「なんとかなるって?意外と頭いいのかお前」
仁美「ふふん」
菫「…まさか受験でも催眠を…」ジトー
仁美「せんわ!!」
菫「どうだか…まあいい。お前もさっさと歯磨いて寝ろ」
仁美「ういうい」
菫「…来客用の布団は、クローゼットに入ってるから」
仁美「…」ピクピク
菫「…おっといかん。もうこんな時間か」
仁美「なんや?どげんした?」ムクリ
菫「もう寝る時間だ。明日は学校だからな」イソイソ
仁美「受験生なんに自由登校まだなんか?」
菫「ああ…それでお前はあっちこっちふらふら出来るのか。受験勉強はいいのか?」
仁美「…まあ、うちはなんげななるけん」
菫「なんとかなるって?意外と頭いいのかお前」
仁美「ふふん」
菫「…まさか受験でも催眠を…」ジトー
仁美「せんわ!!」
菫「どうだか…まあいい。お前もさっさと歯磨いて寝ろ」
仁美「ういうい」
菫「…来客用の布団は、クローゼットに入ってるから」
仁美「お?お?遂にデレたか?ん?」ニヤニヤ
菫「…なんで布団貸してやるだけでデレ扱いされねばならないんだ。私はそこまで鬼じゃないぞ」
仁美「そっか。おまえ、修羅ん類やもんな」
菫「ベランダで寝るか?」
仁美「それは勘弁」
菫「ったく…まあいい、おやすみ。明日帰ってきたら、また色々考えるぞ。お前も良いアイディア考えておいてくれよ」
仁美「メェー」
菫「なんだそれ…あふ…」
仁美「…」
菫「…本当、お前の顔見てたら…羊過ぎて…眠…く…な…る…」
仁美「…」
菫「…すー…すー…」
仁美「…おやすみ。菫」
仁美「…どーっこいしょーと」コロン
仁美「メッヘッヘ。ラテ飲んだくらいで歯なんざ磨いてられっか面倒臭か。こんまま寝かせて貰うに決まっちる」ゴロゴロ
菫「…なんで布団貸してやるだけでデレ扱いされねばならないんだ。私はそこまで鬼じゃないぞ」
仁美「そっか。おまえ、修羅ん類やもんな」
菫「ベランダで寝るか?」
仁美「それは勘弁」
菫「ったく…まあいい、おやすみ。明日帰ってきたら、また色々考えるぞ。お前も良いアイディア考えておいてくれよ」
仁美「メェー」
菫「なんだそれ…あふ…」
仁美「…」
菫「…本当、お前の顔見てたら…羊過ぎて…眠…く…な…る…」
仁美「…」
菫「…すー…すー…」
仁美「…おやすみ。菫」
仁美「…どーっこいしょーと」コロン
仁美「メッヘッヘ。ラテ飲んだくらいで歯なんざ磨いてられっか面倒臭か。こんまま寝かせて貰うに決まっちる」ゴロゴロ
菫「ん…」
仁美「…っ!」ビクッ
菫「うーん…」モゾッ
仁美「…」ドキドキ
菫「…仁美…」ムニャムニャ
仁美「お、起きんしゃいた?」ビクビク
菫「…歯…ちゃんと…みが…」
仁美「…」
菫「虫歯…歯医者…怖い…から…」
仁美「…」
菫「…くぅ」
仁美「…」
仁美「…仕方ない」ムクリ
仁美「やっぱ、歯ぁ磨いてくるか」テクテク
菫「んー…むにゃ…」
仁美「…っ!」ビクッ
菫「うーん…」モゾッ
仁美「…」ドキドキ
菫「…仁美…」ムニャムニャ
仁美「お、起きんしゃいた?」ビクビク
菫「…歯…ちゃんと…みが…」
仁美「…」
菫「虫歯…歯医者…怖い…から…」
仁美「…」
菫「…くぅ」
仁美「…」
仁美「…仕方ない」ムクリ
仁美「やっぱ、歯ぁ磨いてくるか」テクテク
菫「んー…むにゃ…」
うえのさんがたらしだというふうちょうはぜひなんとかしていただきたいですね
うえのさんはいちずです
うえのさんはいちずです
翌朝
菫「それじゃあ、行ってくるよ」
仁美「ん」
菫「くれぐれも問題起こすなよ」
仁美「ん」
菫「…親御さんには連絡したか?」
仁美「ん」
菫「…本当にしたんだな?突然娘が消えたら、絶対に心配するぞ」
仁美「東京の友達んとこ泊めて貰って一緒に勉強しとる事になっとるばい」
菫「…」
仁美「ほれ、さっさち行かんか」シッシッ
菫「あ、ああ…わかった。それじゃあ行ってくるけど…」
仁美「なんかあったらすぐ念話せんねちゃ」
菫「ああ。わかってる」
菫(なんだか不安だなぁ…)
菫「それじゃあ、行ってくるよ」
仁美「ん」
菫「くれぐれも問題起こすなよ」
仁美「ん」
菫「…親御さんには連絡したか?」
仁美「ん」
菫「…本当にしたんだな?突然娘が消えたら、絶対に心配するぞ」
仁美「東京の友達んとこ泊めて貰って一緒に勉強しとる事になっとるばい」
菫「…」
仁美「ほれ、さっさち行かんか」シッシッ
菫「あ、ああ…わかった。それじゃあ行ってくるけど…」
仁美「なんかあったらすぐ念話せんねちゃ」
菫「ああ。わかってる」
菫(なんだか不安だなぁ…)
白糸台高校
菫「着いた」
菫(…土日挟んだだけなのに、なんだか物凄く久しぶりに来たような気分だ…)
菫「…」
菫「…行くか」
照「あ、菫だ。おはよう」
菫「ん?ああ…照。おはよ…!」
菫「て、照!!?なんだそれは!!」
照「え?」ギュルンギュルン
菫「なんなんだその右腕はああああああああああ!!?」
照「え?右腕?」ゴウウウウウウウウン
菫「うおおおおお!!?」サッ
菫(な、なんかトルネード状の低気圧が掠めてったぞ!?)
照「あれ…なにこれ…」ギュルンギュルン
菫「しかも今気付いた風!!?」
菫「着いた」
菫(…土日挟んだだけなのに、なんだか物凄く久しぶりに来たような気分だ…)
菫「…」
菫「…行くか」
照「あ、菫だ。おはよう」
菫「ん?ああ…照。おはよ…!」
菫「て、照!!?なんだそれは!!」
照「え?」ギュルンギュルン
菫「なんなんだその右腕はああああああああああ!!?」
照「え?右腕?」ゴウウウウウウウウン
菫「うおおおおお!!?」サッ
菫(な、なんかトルネード状の低気圧が掠めてったぞ!?)
照「あれ…なにこれ…」ギュルンギュルン
菫「しかも今気付いた風!!?」
照「あわわ…菫、大丈夫?怪我は無い?」スッ
ギュゴゴゴゴ
菫「うわあああああ!!?」ササッ
照「あっ!ごめ…大丈夫…」スッ
ギュリリリリリリ
菫「ぎゃあああああああ!!照!落ち着け!お前の右腕に纏ってる台風みたいなのが、お前が手伸ばしたら私襲ってくるんだよ!」サッ
照「わわわわ!ど、どどどどうしよう!菫!」
菫「そんなの私が聞きたいわ!」
照「ど、どうしよう!こんな腕じゃ授業受けれない!今日は学食のプリン安いのに!」
菫「ズレ過ぎだ!!このポンコツ!!」
照「ぽ、ポンコツって…」ウルッ
菫(なんだ!?誰だこいつ!こいつ本当に『この程度じゃ調整にもならない』とか言ってた宮永照か!?)
照「うえええ…」シクシク
ゴゴゴゴゴゴゴ
菫(低気圧が暴れまわって…はっ!まさか、これも風潮被害の一種か!?)
ギュゴゴゴゴ
菫「うわあああああ!!?」ササッ
照「あっ!ごめ…大丈夫…」スッ
ギュリリリリリリ
菫「ぎゃあああああああ!!照!落ち着け!お前の右腕に纏ってる台風みたいなのが、お前が手伸ばしたら私襲ってくるんだよ!」サッ
照「わわわわ!ど、どどどどうしよう!菫!」
菫「そんなの私が聞きたいわ!」
照「ど、どうしよう!こんな腕じゃ授業受けれない!今日は学食のプリン安いのに!」
菫「ズレ過ぎだ!!このポンコツ!!」
照「ぽ、ポンコツって…」ウルッ
菫(なんだ!?誰だこいつ!こいつ本当に『この程度じゃ調整にもならない』とか言ってた宮永照か!?)
照「うえええ…」シクシク
ゴゴゴゴゴゴゴ
菫(低気圧が暴れまわって…はっ!まさか、これも風潮被害の一種か!?)
ギュルルルルルルル
菫「くっ!」サッ
菫『おい!おい!羊!聞こえてるか!!』
仁美『うるっさいメェー。今おまえの部屋でハチクロ全巻読破にチャレンジしてるんだから邪魔すん…』
菫『うるさい!それどころじゃない!おい!感じるか!風潮被害だ!』
仁美『メェ?』
菫『タイムラグあるんじゃなかったのか!』
仁美『…おおう』
菫『なんだその反応!』
仁美『思ったより成長早いなぁ。さっきまだ大した反応やなかったから、放課後でも間に合うっち思っとったんやけど』
菫『お前の悠長さが原因かこの役立たず!!』
仁美『まあ、仕方なか。今から行くから、おまえそいつばなんとかしとけ』
菫「くっそ…!」サッ
仁美『幸い、まだ完全に暴走しとらんばい。今ならまだそんな手強くなか。ってか、多分風潮事態が…』
菫『なんだ!?』
菫「くっ!」サッ
菫『おい!おい!羊!聞こえてるか!!』
仁美『うるっさいメェー。今おまえの部屋でハチクロ全巻読破にチャレンジしてるんだから邪魔すん…』
菫『うるさい!それどころじゃない!おい!感じるか!風潮被害だ!』
仁美『メェ?』
菫『タイムラグあるんじゃなかったのか!』
仁美『…おおう』
菫『なんだその反応!』
仁美『思ったより成長早いなぁ。さっきまだ大した反応やなかったから、放課後でも間に合うっち思っとったんやけど』
菫『お前の悠長さが原因かこの役立たず!!』
仁美『まあ、仕方なか。今から行くから、おまえそいつばなんとかしとけ』
菫「くっそ…!」サッ
仁美『幸い、まだ完全に暴走しとらんばい。今ならまだそんな手強くなか。ってか、多分風潮事態が…』
菫『なんだ!?』
仁美『反応から察するに風潮事態がポンコツち言うか、ショボか』
菫「ショボイって…」
照「あ、淡だ。おはよう淡」フリフリ
ギュルルルルル
菫「おわあああ!?」ササッ
菫(どこがショボイんだ!!)
淡「うわ…テルーどうしたの?その手の凄いやつ。一昨日買った?」
照「うーん…いつ付いたのか…」
菫『羊ぃいぃいいいい!!』
仁美『せからしかぁ…能力の凄いんなら、多分本体のポンコツなんやちゃ』
菫「ほ、本体…だと…」チラッ
淡「それじゃあまた後でねー。テルー」フリフリ
照「うん。またね」フリフリ
ギュウウウウウウウン
菫「…い、いける…か…?」ゴクリ
菫「ショボイって…」
照「あ、淡だ。おはよう淡」フリフリ
ギュルルルルル
菫「おわあああ!?」ササッ
菫(どこがショボイんだ!!)
淡「うわ…テルーどうしたの?その手の凄いやつ。一昨日買った?」
照「うーん…いつ付いたのか…」
菫『羊ぃいぃいいいい!!』
仁美『せからしかぁ…能力の凄いんなら、多分本体のポンコツなんやちゃ』
菫「ほ、本体…だと…」チラッ
淡「それじゃあまた後でねー。テルー」フリフリ
照「うん。またね」フリフリ
ギュウウウウウウウン
菫「…い、いける…か…?」ゴクリ
照「あ…!そ、そうだった!菫!これ、ど、どうしよう!プリン!」
菫「プリンの優先順位高いなおい!」
照「むっ!何言ってるの!私の優先順位の一番はいつだって妹の咲だよ!ペロペロしたい」
菫(こいつも複数の風潮被害を受けてるのか!?だが、羊の予想通りポンコツって風潮被害がその中に含まれてるなら…!)
照「菫?」
菫(能力はとんでもなくても、本体の強さは大した事が無いはず…!)ギロッ
照「あ、あの…どうしたの菫…怖い顔…」
菫(怖いのはあの右腕だけ…ならば…!)
照「すーみーれー」ピョンピョン
菫(後ろを取って…!)バッ
照「あれ?菫が消え…」
菫「足を掴んでうつ伏せに引きずり倒す!!」グイッ
照「ひゃっ!?」ズテッ
照「いたたた…」グスッ
菫(そしてすかさず腰に乗って…キャメルクラッチだ!)グギギギギ
菫「プリンの優先順位高いなおい!」
照「むっ!何言ってるの!私の優先順位の一番はいつだって妹の咲だよ!ペロペロしたい」
菫(こいつも複数の風潮被害を受けてるのか!?だが、羊の予想通りポンコツって風潮被害がその中に含まれてるなら…!)
照「菫?」
菫(能力はとんでもなくても、本体の強さは大した事が無いはず…!)ギロッ
照「あ、あの…どうしたの菫…怖い顔…」
菫(怖いのはあの右腕だけ…ならば…!)
照「すーみーれー」ピョンピョン
菫(後ろを取って…!)バッ
照「あれ?菫が消え…」
菫「足を掴んでうつ伏せに引きずり倒す!!」グイッ
照「ひゃっ!?」ズテッ
照「いたたた…」グスッ
菫(そしてすかさず腰に乗って…キャメルクラッチだ!)グギギギギ
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