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    元スレ恒一「浮気がバレた…」

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    1 :

    教室

    「…」

    赤沢「…」

    綾野「…」

    小椋「…」

    恒一(く、空気が重い…)ガクブル

    「…言い訳、あるなら聞くけど」

    恒一「な、ないよ…」

    「あ?」

    恒一「…無いです。ハイ」

    3 = 1 :

    恒一(どうしてこうなった! 事が露見したのはついさっき――)

    ――――

    廊下

    赤沢「…ねぇ恒一君?」

    恒一「ん? どうしたの赤沢さん」

    赤沢「あのね、こないだの日曜日どこで何してたの?」

    恒一「…日曜日なら家に居たよ?」

    赤沢「…あのね、恒一君を疑ってるわけじゃないのよ? ただ、中尾の奴が日曜日隣町で見崎鳴と腕を組んで歩いてる恒一君を見たって…」

    恒一「あはは、きっと見間違えだよ。それより今日は久しぶりのデートなんだから、無粋な話はしたくないな」ニコッ

    4 = 1 :

    赤沢「そ、そうよね。疑うような事言っちゃってごめんなさい」シュン

    恒一「いいよ。不安そうな赤沢さんなんて滅多に見れないからね。中尾に感謝しなきゃ」

    赤沢「も、もう…からかわないで」プイッ

    恒一「…嫉妬してた?」コソッ

    赤沢「ばか…///」カー

    恒一「ごめんごめん。じゃあ行こうか」

    赤沢「えぇ」ニコッ


    綾野「あ! こーいっちゃーん!」

    5 = 1 :


    恒一「綾野さん。どうしたの?」

    綾野「えへへ…帰ろうとしてたらこういっちゃん見つけたからさ。一緒に帰ろ?」ニコニコ

    恒一「えっと…今日はちょっと…」チラッ

    赤沢「…」ギュッ

    綾野「…泉美、居たんだ。全然気付かなかったよ」

    赤沢「私たち急いでるの。行きましょ恒一君」

    恒一「ごめんね綾野さん。今度ちゃんと埋め合わせするから」

    綾野「…待ってよ」ガシッ

    6 :

    ふむふむ

    7 :

    よしよし

    8 :

    よしよし

    9 :

    おわり

    11 = 1 :

    綾野「こういっちゃん、泉美とどこ行くの?」

    赤沢「彩には関係無いでしょ」

    綾野「あるよ? だって私は――」

    恒一「綾野さん。それは…」


    小椋「あ…」タタタ

    小椋「こうい――榊原君、今帰り?」

    12 = 1 :

    小椋「じゃあ一緒に帰ろうよ。いいでしょ?」

    恒一「いや…今日はその…」アセアセ

    小椋「…ダメ? また勉強教えて欲しいのに…」

    赤沢「もう…だから恒一君は今から私と出掛けるの。ね? 恒一君」ギュッ

    小椋「は?」

    綾野「ねーどっか遊び行こうよー。こないだの日曜日も出かけるからって無しになっちゃったし」

    恒一「ちょ…!?」

    赤沢「え? 日曜日は家に居たって…」

    13 = 1 :

    「…何してるの?」

    赤沢「…ねぇ見崎さん? この前の日曜日――」

    恒一「あ、赤沢さん!?」

    「とりあえず榊原君から離れなよ。迷惑そうじゃない」

    小椋「…あーもう。ちゃんと言わないからこういう事になるんだって」

    綾野「何が言いたいの?」

    小椋「勘違いした奴らが恒一に迷惑かけるって事よ。恒一もスッパリ言いなよ。アタシと――」

    恒一「だから――」

    綾野「はぁ…もういいよねこういっちゃん」

    恒一「え?」

    14 = 1 :

    綾野「こういっちゃんは私と付き合ってるんだから、あんまり近づかないでよ」

    赤沢「え? 私と付き合ってるのよ?」

    小椋「え? アタシと付き合ってるんだけど?」

    「え? 私と将来を誓いあったんだけど…」

    綾野「…え?」

    恒一「…」ダラダラ

    15 :

    前にみたな

    はよ

    16 = 1 :

    ――――

    恒一(その後四人に問い詰められた僕は教室に連行された。あぁ、夕日が綺麗だ)トオイメ

    「つまり、私たちと同時に付き合ってたと…」

    恒一「…はい」

    赤沢「四股だったと…」

    恒一「……はい」

    綾野「ふぇぇ…」ポロポロ

    小椋「…」グスッ

    恒一「…ごめん! 皆がそれぞれ魅力的で選ぶなんて出来なかったんだ!」

    17 = 1 :

    恒一「それだけ皆が好きだったんだ! この気持ちだけは偽り無い真実だ!」

    赤沢・鳴・小椋・綾野「…」

    恒一「優柔不断だって罵ってくれていい! だけど、だけど僕は君達以外を――」

    「…榊原君、携帯見せてよ」

    恒一「…………え?」タラッ

    「アドレス帳と、着信履歴と、メール。見せて?」

    赤沢「…そうね。見たいわ」

    綾野「…私も」グスッ

    小椋「…」コクン

    18 :

    ふむ、続けたまえ

    19 = 2 :


    エロ展開頼むよ

    20 = 1 :

    「やましいことが無いなら見せてくれるよね? さ・か・き・ば・ら・君」

    恒一「いやー…あはは、はは…」ダラダラ

    綾野「笑うところじゃないよ?」

    恒一「はい!」ビクッ

    赤沢「出して」

    小椋「…信じさせてよ」

    恒一「…あ、あれ? おかしいなーここに入れてたはずなんだけど…」ゴソゴソ

    恒一「忘れてきちゃったのかな? ごめんね――」

    プルルルル

    恒一「…」ダラダラダラ

    21 = 1 :

    「…携帯、右に入れてたみたいだね」

    恒一「…うん」

    赤沢「電話みたいだし、出た方がいいんじゃない? ねぇ?」

    綾野「うん」

    恒一「で、でも今は皆の――」

    小椋「アタシ達が大切なら、出て」

    恒一「…」ピッ

    『あ! やっと出たー!』

    恒一「う、うん。ごめんね」

    赤沢(誰の声…?)

    綾野(クラスの人じゃない…)

    「…」

    22 :

    興味があります

    23 = 8 :

    ハーレムハーレム!!

    24 = 1 :

    『こないだは楽しかったねー! また二人で遊園地行こうね!』

    恒一「う、うん…」チラッ

    赤沢・小椋・綾野「…」ジー

    恒一(ひいいいいいいいいいいいいいいいいい)

    (そういう事…)

    『恒一のおかげでリハビリも頑張れたし、ほんと恒一と会えてよかった…。今日もね、学校で――』ペラペラ

    恒一「あはは…。元気になって嬉しいのはわかるけど無理しないでね? もう君だけの体じゃないんだから(く…口が勝手に…!)」

    『も、もう…/// 分かってます!』

    恒一「本当かなぁ…。こないだも――(見てる! 凄い目で僕を見てる!)」

    『そ、それは言わない約束でしょー!///』

    25 = 8 :

    よしよしよしよし

    26 :

    アナザーSSスレの現象さんの空気っぷりが面白い

    27 = 1 :

    赤沢(もういいわよね?)イライラ

    綾野(うん。もう聞きたくない…)グスッ

    小椋「ひっく…うぇぇ…」ポロポロ

    『ね、今帰りでしょ? 良かったら今から――』プチッ

    「…」ツーツー

    恒一「…」ガクブル

    「…仲、いいんだね」

    恒一「…」

    「未咲といつ知り合ったの?」

    恒一「びょ、病院…です」

    「私と姉妹って事は?」

    恒一「…知ってます」

    「へぇ…なのに、付き合って、遊園地行ったんだ? 二人で? ふぅん…」ゴゴゴ

    28 :

    恒一さんこれは笑えない

    29 :

    小椋さんそんなキャラじゃないだろ

    30 = 1 :

    赤沢「じゃあ次はアドレス帳ね」

    恒一「ま、待ってくれ! 天地に誓って僕にやましい所は――」

    綾野「じゃあ私に誓える?」グスッ

    恒一「…」

    小椋「携帯、出しなさいよ」グスン

    恒一「…」スッ

    「ロックかかってるね。番号は?」

    恒一「…」

    「ば・ん・ご・う・は?」

    恒一「…0721です」

    32 = 1 :

    鳴・赤沢・小椋・綾野「…」カチカチ

    恒一「あのね? そりゃクラスメイトのアドレスとかは入ってるよ? 友達だからね? そりゃあメールも電話もするよ? 友達だもん」アセアセ

    「…男子のアドレスは望月君しか入ってないけど?」

    赤沢「女子のは全員分…」

    綾野「これ誰?」

    小椋「さぁ…? 恒一に聞いたらわかるんじゃない?」ジロッ

    恒一「…」ビクビク

    33 :

    ハーレムか…素晴らしい!頑張ってくれ

    34 = 1 :

    「メールチェック…する?」

    赤沢「当然」

    恒一「あの…もうその辺で…」

    小椋「次許可無しで喋ったら殴るから」

    恒一「はい!」

    綾野「…」パシッ

    恒一「え…?」

    綾野「…」パシッ

    恒一「ちょ…何で…」

    綾野「…」パッシーン

    恒一「…」

    35 = 8 :

    女子全員の入っているとは……素晴らしい

    大人は?

    36 :

    もちろん霧果さんのは入手済みだよな

    37 = 1 :

    「…流石に消してるか」ポチポチ

    赤沢「ま、当然ね」

    小椋「ちょっと待って。一斉受信してみれば…」ポチポチ

    綾野「あ、来た」

    From 多々良恵
    件名 今日は嬉しかったです

    「多々良さんか…」

    赤沢「…今日?」

    小椋「そういえば昼休みに二人でどっか行ってた」

    綾野「…何してたの?」

    恒一「え、えーっと…その…」

    綾野「…」バシッ

    恒一(理不尽だ!)

    「まぁ見れば分かるよ」ポチ

    39 = 1 :

    多々良『付き合ってもう一ヶ月。榊原君から告白された日の事はついこの前みたいに思えます///
        でも二人だけの秘密って言われて、たまにしか会えないのは寂しかったです…。
        今日が付き合い始めてちょうど一ヶ月…榊原君は覚えてないのかなぁ、なんて思ってたけどちゃんと覚えててくれて嬉しかったです///
        ファーストキスの交換だなんて、ちょっと古臭いかもしれないけど、榊原君も喜んでくれてたみたいだから成功かな?
        今度は榊原君からしてほしいな…なんて///
        私なんかを選んでくれてありがとう。大好きです。
        またメールしますね。あなたの恵より』


    「…」ミシッ

    赤沢「抑えなさい。気持ちは分かるけど…」イライラ

    小椋「…」ポロポロ

    綾野「…」ベシッ

    恒一「…」ガクブル

    40 = 22 :

    続けました

    41 = 8 :

    いいよー

    42 = 1 :

    「…」フー

    赤沢「落ち着いた?」

    「って言うか別にどうもしてないけどね」シレッ

    赤沢「そう…でもあっちはそうじゃないみたいね」チラッ

    恒一「…」ガクブル

    小椋「あ…アタシには、して、くれなかった、のにぃ…」ヒック

    綾野「ねぇどうだったの? めぐみんとキスした時どうだった? 嬉しかった? 気持ちよかった? ねぇ答えてよ」

    「一つだけ聞くよ? ファーストキスって本当?」

    恒一「…」フルフル

    「…ま、私としてるんだしね」フフン

    赤沢・小椋・綾野「!?」

    43 = 1 :

    赤沢・小椋・綾野「…」ゴゴゴ

    「ふふ…」

    恒一(すいませんそれもファーストじゃないです…)

    「あ、また来たよ」

    From 霧果
    件名 今日は来れるの?

    「」

    44 = 18 :

    >>43
    霧果もかよwww

    45 = 1 :

    赤沢・小椋・綾野「…」ゴゴゴ

    「ふふ…」

    恒一(すいませんそれもファーストじゃないです…)

    「あ、また来たよ」

    From 霧果
    件名 今日は来れるの?

    「」

    46 = 1 :

    小椋「…誰?」

    「…どういう事? ねぇ榊原君どういう事? ねぇ?」ズイッ

    綾野「鳴ちゃん知ってるの?」

    「…」

    赤沢「言いなさい」

    「…私の、お母さん」ボソッ

    綾野・赤沢・小椋「は?」

    47 :

    素晴らしい

    48 = 33 :

    すでにハメハメ済か

    49 = 1 :

    恒一「…」

    赤沢「見る?」

    「…うん。ここまで来たら、ね」ギロッ

    恒一「ひっ…」

    小椋「じゃあ…」ポチ

    霧果『仕事が終わったから、榊原君さえいいならいつもの場所に来てくれる?
       弟子入りの話もキチンと話したいし。
       今日はあの人が帰って来るって話だったけど、仕事が押してるからって無しになったの。あの人ったらいつもそうなの。仕事仕事って…ごめんなさい、愚痴は嫌いって言ってたのに…。
       榊原君さえよかったら泊まりでもいいのよ? なんてね。
       今日も期待してるわ。待ってる。
       あなたの霧果より』

    「…」ガシッ

    赤沢「お、落ち着きなさい!」ガシッ

    「落ち着いてるよすごく落ち着いてるだから離して」

    小椋「い、椅子持ったまま言う台詞じゃないって!」

    綾野「…」

    恒一(霧果さんに抱きしめてもらいたい…)


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