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    元スレあかり「時をかけるあかり」

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    152 = 76 :

    あかり「って事は・・・って事は・・・!」

    ちなつ「だから、落ち着いて話そって言ったんだよ」

    あかり「ちなつちゃん、嫌だよ!!ちなつちゃん!!」

    ちなつ「落ち着いて!」

    あかり「嫌だよ!帰っちゃ嫌だよ!!ちなつちゃん!」

    ちなつ「お願いだから落ち着いて!!」

    あかり「!」

    ちなつ「最後なんだから・・・話したい事話そうよ?」

    あかり「ちなつちゃん・・・」ポロポロポロポロ

    ちなつ「あまり時間無いからさ。・・・とりあえずこっちから話すべき事は話したから、逆にあかりちゃんが聞いておきたい事とかある?」

    153 = 147 :

    あっかりーん…

    154 = 76 :

    あかり「グスンッ・・・グスンッ・・・」

    ちなつ「なにかない?未来の事とかさ」ニコッ

    あかり「グスンッ・・じゃあ・・・」

    ちなつ「うん?」

    あかり「ちなつちゃんの・・・大学内での処分ってのは・・・どうなっちゃうの・・・?」

    ちなつ「3年間停学だね」

    あかり「!!さ、3年間・・・!?そ・・・そんなに重いの・・・!?」

    ちなつ「もう一度言うけど、時間飛び越えるってそれくらい大きな事なんだよ」

    あかり「じ・・・時間を飛び越える・・・」

    あかり「!!(・・・って事は・・・)」

    あかり「ま・・・まさか・・・」

    ちなつ「・・・?」

    155 = 76 :

    あかり「あかりが勝手に使っちゃったのも・・・」

    ちなつ「・・・」

    あかり「ちなつちゃんの・・・」

    ちなつ「(あぁ・・・バレちゃったか・・・)私がうっかり落としておいたから悪いんだよ。あかりちゃんが悪いんじゃないよ」

    あかり「そんな・・・!あかりが悪いんだよ・・・!」

    ちなつ「違うってば」

    あかり「あかりが・・・勝手に・・・」ポロポロ

    ちなつ「あかりちゃんが悪いんじゃないってば」ポンポン

    157 :

    とんでもないスレ開いちまった
    支援

    158 = 76 :

    あかり「どうにか・・・処分は軽く出来ないの・・・?三年なんて・・・」ポロポロ

    ちなつ「研究室が散々かばってくれた結果だからね。普通だったら懲役だよ。少なくとも、私が成人するくらいまでは。」

    あかり「・・・!!」

    ちなつ「だから、本当に恵まれてる方なんだってば。今日も、この機械使ってこうやって人の所一緒に連れて来ちゃったって見ないふりしてくれてるし」

    あかり「どうして・・・そんなに・・・罪重くなっちゃうまで・・・」ポロポロ

    ちなつ「・・・」

    あかり「・・・」ポロポロ

    ちなつ「だってさ。」

    159 = 76 :

    ちなつ「なんかここにいると・・・送れてる気がしてさ」

    あかり「・・・送れ・・・て・・・る・・・?」グスン

    ちなつ「飛び級のせいで経験出来なかった・・・」グスンッ

    ちなつ「青春ってものが・・・送れてる気がしてさ」グスッ

    あかり「・・・!」


    ちなつ「グスンッ・・・グスンッ・・・」


    ちなつ「ごらく部にいるのが・・・あんまり楽しくってさ・・・!」

    161 = 147 :

    支援
    二人とも天使やね

    162 = 76 :

    ちなつ「だから、ごめんね。あかりちゃんだけつれてきちゃって」

    あかり「・・・」

    ちなつ「このままあの日々が無かった事になるのは・・・あまりにも辛くってさ・・・」

    あかり「・・・」

    ちなつ「京子先輩や結衣先輩の記憶には残れないけど・・・せめてあかりちゃんだけでも、覚えてて欲しいなって・・・!」

    あかり「・・・」

    ちなつ「本当に、ごめんね」ポロポロ

    あかり「・・・」

    ピーッ ピーッ ピーッ

    ちなつ「・・・そろそろ時間だね。」


    あかり「・・・最後に質問して良いかな?」


    ちなつ「・・・?」

    163 = 76 :

    あかり「・・・三年後には、またタイムリープ出来るようになるんだよね?」

    ちなつ「停学が開けたら・・・出来るけど・・・。・・・でも、さっきも言ったように、遡れる年数は限られてて・・・」

    あかり「・・・来れる年代はどんどん未来にずれてくって事だね?」

    ちなつ「う、うん、そういう事。今以上の技術革新の目途は全く立ってないから、このままそれがどんどん未来にずれてくって事だね。未来の来年には、この時代の来年まで来れるって感じで・・・」

    あかり「・・・そっか」

    ちなつ「だからもう、一緒にごらく部は出来ないんだよ」ポンポン

    165 = 76 :

    ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ

    ちなつ「じゃあ私、行くね」

    あかり「・・・待って」ポロポロポロポロ

    ちなつ「・・・?」

    あかり「最後にあかりと・・・約束してくれる?」ポロポロポロポロ

    ちなつ「約束・・・?」

    あかり「うん」

    あかり「・・・」ゴシゴシ

    あかり「・・・」キリッ

    あかり「しっかり聞いてね」

    ちなつ「・・・!」

    167 = 76 :

    あかり「あのね、」

    ちなつ「・・・」

    あかり「知ってると思うけど、七森は中高一貫なんだよ。キャンパスも隣接していてね」

    ちなつ「そ、それは・・・知ってるけど・・・」

    あかり「京子ちゃんの事だから、」

    ちなつ「・・・」

    あかり「高校に入ってもこの部室に居座ると思う。・・・あかりからわがままを言ったって良いし」

    ちなつ「・・・!」

    168 :

    ポンポンのちなつちゃんかわいい

    169 = 76 :

    あかり「・・・」キリッ

    あかり「3年後って事は・・・あかりが高校生になる年に来られるって事だよね。ちなつちゃんも高校生になる年齢になって・・・!」

    ちなつ「!」

    あかり「それまでに・・・しっかり茶道も練習しておくよ・・・!少なくとも・・・研究対象になれそうな部活にしておくよ・・・!」

    ちなつ「・・・」グスン グスンッ

    あかり「だから・・・」


    ギュッ


    ちなつ「んっ・・・」



    あかり「3年後の今日、ここで待ってるから」



    ちなつ「・・・!」


    ピーーーーーーーーーーーーーッ

    171 = 168 :

    ひゅううううううううううううううううううおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!

    173 = 130 :

    ドリキャスみたいな音出てんな

    174 = 147 :

    キマシ

    175 = 76 :

    京子「今日からあかりも中学生かー」

    結衣「とりあえず・・・」

    京子結衣「「ごらく部入部おめでとう~!!」」パンパンッ

    あかり「ありがとう~!!」

    京子「・・・って言っても・・・」パタンッ

    結衣「・・・この部活、やる事無いんだけどねー・・・」パタンッ

    あかり「・・・」

    京子「楽で良い部活だろ~?」

    あかり「あ、あのさ・・・!」

    京子「んー?」

    176 = 76 :

    結衣「どうしたのー?」

    あかり「あの・・・せっかく、道具ある事だしさ、」

    結衣「道具・・・?まさか茶道の?」

    あかり「うん。だから・・・茶道らしい事してみようよぉ。」

    京子「え~?」

    結衣「本気で言ってるのか~?」

    あかり「週一でも良いからさ・・・!」

    京子「まぁ・・・やる事無いから・・・別に良いけどさー・・・」

    あかり「ほ、本当?」

    177 = 76 :

    結衣「でもなんでいきなりー?」

    あかり「・・・」

    京子「あかり、茶道になんか興味あったの~?」

    あかり「・・・あのね。」

    京子結衣「「・・・?」」



    あかり「なんか、すっごく楽しい未来につながってる気がするんだ」



    京子「さ・・・茶道が~・・・?」

    結衣「まぁ・・・上品な女性になれるに越した事は無いけどさ・・・」


    178 = 139 :

    三人だとやっぱりなんか寂しいな…おつ

    179 = 147 :

    乙!!
    ええなぁ、あかちなは正義やで!

    183 = 168 :

    ちなちゅっちゅ!ちなちゅっちゅ!
    乙!

    184 = 100 :


    頑張って起きてて良かった

    185 = 157 :

    「未来で待ってる」かと思ったけど、あかりが言う側か

    これ即興だよね?
    感動したよ

    186 = 147 :

    エピローグあるー?

    187 :

    クッソ眠いのに涙もろい俺を泣かせんなよ

    189 = 76 :

    短いエピローグだけ入れるわ

    190 = 147 :

    来たか…

    191 = 130 :

    おう

    192 = 76 :

    京子「とりあえず・・・」

    結衣「あかり、高校入学おめでとう~!」

    京子「引き続き、このごらく部でやっていくわけだけど・・・」パタンッ

    結衣「今日は茶道の日じゃないしな~・・・」パタンッ

    あかり「そうだけどさ~・・・なにもしないの~・・・?(相変わらず過ぎて・・・こんな所見られたら恥ずかしいよぉ~・・・)」ドキドキドキドキ

    結衣「もう三人ではやれる事やりつくしたよー・・・このまま高校生活どうなる事やら・・・」

    京子「あー・・・新入部員でも来れば変わるのになー・・・」

    結衣「まぁ・・・まず来ないだろうなー・・・」

    ガラッ

    京子結衣「「?」」

    あかり「!」


    「すいません、ここ茶道部ですか?」

    193 = 76 :

    京子「あーごめんなさい、違いまーす!(まぁ・・・そこらの茶道部より・・・)」

    結衣「茶道部はかなり昔に廃部になっちゃったんですよねー・・・。(茶道には詳しいけどさ・・・)」

    京子「だから残念だけど・・・」ムクッ

    京子「!!」

    結衣「・・・?」

    京子「(あ・・・あれは・・・)」キラキラ

    京子「ちょっと大人なミラクるん!?」キラキラ

    結衣「(確かに似てるけど・・・)」

    京子「茶道もやってまーす!!!ぜひ入部して下さーい!」ダッ ピョーン

    ちなつ「・・・」サッ

    結衣「(なんだ今の回避・・・?まるで何回も見て来たような・・・)」

    194 = 157 :

    ちなつがあかりに恋した伏線の回収か…

    195 = 76 :

    ちなつ「・・・」トコトコ

    ちなつ「・・・」スッ



    ちなつ「あかりちゃん」

    あかり「ようこそ、七森高校ごらく部へ」ニコッ



    196 = 76 :

    結衣「あれ?あかり、知り合いなのかー?」

    あかり「うん。同じクラスの吉川ちなつちゃんだよぉ」

    結衣「なんだそうだったのか~なら話は早いなー」

    あかり「ごらく部の実態は充分知ってるから大丈夫だよぉ。ね?」

    ちなつ「うん!」


    京子結衣「「・・・」」


    京子「でもなんか・・・」ジーッ

    結衣「うん。なんか・・・」ジーッ


    あかり・ちなつ「「・・・?」」


    京子「昨日今日会ったばかりとは思えない空気感だなー・・・」

    結衣「確かにー・・・」


    あかり・ちなつ「「・・・」」カァッ

    197 = 139 :

    救いや!!!

    198 = 147 :

    えがったなぁ
    乙!!

    199 = 164 :

    おつだよぉ~
    今日も一日頑張れる気分

    200 :

    よかった乙


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