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元スレあかり「時をかけるあかり」
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あかり「本当にあかりが行くってば!」
京子「良いってば!(・・・自転車もあるしね)よーしいくよ!じゃんけん」
結衣「ぽん!」
京子・結衣「「あぁー・・・」」
ちなつ「やったー!!(よーし、これで、やっと・・・)」
京子「じゃあ行くかー結衣」スッ
結衣「仕方ないな」スッ
あかり「待って!あかりが行くってば」
カシッ
あかり「!?」
ちなつ「じゃんけんで決めたんだから良いんだよぉ?」トローン
あかり「!!」
京子「良いってば!(・・・自転車もあるしね)よーしいくよ!じゃんけん」
結衣「ぽん!」
京子・結衣「「あぁー・・・」」
ちなつ「やったー!!(よーし、これで、やっと・・・)」
京子「じゃあ行くかー結衣」スッ
結衣「仕方ないな」スッ
あかり「待って!あかりが行くってば」
カシッ
あかり「!?」
ちなつ「じゃんけんで決めたんだから良いんだよぉ?」トローン
あかり「!!」
京子「すぐパーっと行って来るねー」
あかり「待って!」スタッ
ちなつ「・・・あかりちゃん」カシッ
あかり「・・・!」
結衣「大丈夫だよ、私達で行ってくるってば」
ガラッ
あかり「!!・・・待って!・・・じ、自転車は使っちゃダメだよぉ!!」
京子「え・・・?(なんであかりが自転車の事知ってんだ・・・?)」
結衣「ど、どういう事だ・・・?」
あかり「とにかく・・・とにかくダメなんだよぉ・・・!」
京子「(よくわかんないけど・・・)わ、わかったよ・・・」
あかり「絶対だよぉ!!」
パタンッ
ちなつ「あかりちゃん」トローン
あかり「!!」
あかり「待って!」スタッ
ちなつ「・・・あかりちゃん」カシッ
あかり「・・・!」
結衣「大丈夫だよ、私達で行ってくるってば」
ガラッ
あかり「!!・・・待って!・・・じ、自転車は使っちゃダメだよぉ!!」
京子「え・・・?(なんであかりが自転車の事知ってんだ・・・?)」
結衣「ど、どういう事だ・・・?」
あかり「とにかく・・・とにかくダメなんだよぉ・・・!」
京子「(よくわかんないけど・・・)わ、わかったよ・・・」
あかり「絶対だよぉ!!」
パタンッ
ちなつ「あかりちゃん」トローン
あかり「!!」
ちなつ「あかりちゃん!(何度も何度もかわされて・・・)」ギュッ
あかり「・・・ち、ちなつちゃん・・・?」
ちなつ「あかりちゃん(もう止まらないよ・・・)」ギューッ
あかり「・・・(ど、どうしよう・・・)」
――部室の外――
京子「うーん・・・やっぱこのクソ暑い中、二人で歩いていくってのもあれだよなー」
結衣「まぁなー・・・」
京子「よし、自転車を使おう!」
結衣「あの部室の後ろにあったボロいのかぁ・・・?大丈夫か?(なんかあかりも言ってたし・・・)」
京子「ちょっとコンビニ行くくらい大丈夫っしょ!」
あかり「・・・ち、ちなつちゃん・・・?」
ちなつ「あかりちゃん(もう止まらないよ・・・)」ギューッ
あかり「・・・(ど、どうしよう・・・)」
――部室の外――
京子「うーん・・・やっぱこのクソ暑い中、二人で歩いていくってのもあれだよなー」
結衣「まぁなー・・・」
京子「よし、自転車を使おう!」
結衣「あの部室の後ろにあったボロいのかぁ・・・?大丈夫か?(なんかあかりも言ってたし・・・)」
京子「ちょっとコンビニ行くくらい大丈夫っしょ!」
結衣「・・・よっ・・と」
京子「しっかり掴まっててねー?」
結衣「あ・・・あぁ・・・(不安だなー・・・)」
京子「でも、二人乗りなんて久し振りだね!」カァッ
結衣「そう言えば、そうだな。(なんか照れるな・・・)」カァッ
京子「よーし、行くぞ~!(なんか張り切っちゃうなぁー!)」チリンチリン
京子「っし!」キコキコ
京子「しっかり掴まっててねー?」
結衣「あ・・・あぁ・・・(不安だなー・・・)」
京子「でも、二人乗りなんて久し振りだね!」カァッ
結衣「そう言えば、そうだな。(なんか照れるな・・・)」カァッ
京子「よーし、行くぞ~!(なんか張り切っちゃうなぁー!)」チリンチリン
京子「っし!」キコキコ
ちなつ「あかりちゃん・・・」ギューッ
あかり「う・・・うん・・・?」
ちなつ「私ね、ずっと・・・あかりちゃんの事・・・」
あかり「!(あぁぁぁ・・・)」
ちなつ「好きだったんだ」
あかり「・・・」スッ
ちなつ「あ、あかりちゃん・・・?」
あかり「ちょっとごめんね」
ちなつ「えっ・・・?」
あかり「・・・」ピョン
あかり「う・・・うん・・・?」
ちなつ「私ね、ずっと・・・あかりちゃんの事・・・」
あかり「!(あぁぁぁ・・・)」
ちなつ「好きだったんだ」
あかり「・・・」スッ
ちなつ「あ、あかりちゃん・・・?」
あかり「ちょっとごめんね」
ちなつ「えっ・・・?」
あかり「・・・」ピョン
あかり「・・・あれ」
ちなつ「・・・?」
あかり「・・・・」ピョン
ちなつ「・・・(まさか・・・)」
あかり「・・・」ピョン
ちなつ「・・・(嬉しくて・・・飛び跳ねてるのかな・・・!)」
あかり「あれ~!?!?!?(時間戻せないよぉ~!!)」
ちなつ「あかりちゃん!」ギューッ
あかり「!!(ど・・・どうしよう・・・)」
チリンチリン
あかり「!!」
ちなつ「・・・?」
あかり「・・・・」ピョン
ちなつ「・・・(まさか・・・)」
あかり「・・・」ピョン
ちなつ「・・・(嬉しくて・・・飛び跳ねてるのかな・・・!)」
あかり「あれ~!?!?!?(時間戻せないよぉ~!!)」
ちなつ「あかりちゃん!」ギューッ
あかり「!!(ど・・・どうしよう・・・)」
チリンチリン
あかり「!!」
あかり「今の音って・・・(まさか・・・)」
ちなつ「うーん・・・?ただの自転車のベルの音だよ~・・・」ギューッ
あかり「・・・っ・・・!」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!?」
ガラッ
あかり「(急がなきゃ・・・!!)」タッタッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん、待ってよ!!」タッタッタッタッタ
あかり「あ!(二人乗りしてる・・・!)」タッタッタッタ
あかり「待って!!京子ちゃん!結衣ちゃん!(道路に入っちゃう・・・!)」タッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん!!」タッタッタッタッタ
ちなつ「うーん・・・?ただの自転車のベルの音だよ~・・・」ギューッ
あかり「・・・っ・・・!」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!?」
ガラッ
あかり「(急がなきゃ・・・!!)」タッタッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん、待ってよ!!」タッタッタッタッタ
あかり「あ!(二人乗りしてる・・・!)」タッタッタッタ
あかり「待って!!京子ちゃん!結衣ちゃん!(道路に入っちゃう・・・!)」タッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん!!」タッタッタッタッタ
京子「気持ち良いなぁ~!(なんか良いなぁ・・・結衣を背中に感じるって・・・)」シャーッ
結衣「そ、そうだな(やっぱ照れるな・・・こうやってくっつくと・・・)」ギュッ
京子「どんどん飛ぶばすぞ~!」キコキコ シャーッ
結衣「うん」ギュッ
結衣「そ、そうだな(やっぱ照れるな・・・こうやってくっつくと・・・)」ギュッ
京子「どんどん飛ぶばすぞ~!」キコキコ シャーッ
結衣「うん」ギュッ
あかり「京子ちゃん!!結衣ちゃん!!(ダメだ・・・全然届いてない・・・!)」タッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん!!」タッタッタッタッタ
あかり「・・・っ・・・・(道まで出て・・・)」タッタッタッタッタ
あかり「!!」
あかり「(すごいスピードで下ってってる・・・!)」ハァハァハァハァ
ちなつ「あかりちゃんってば!」
あかり「なんとかして・・・止めなきゃ・・・!」ダッ
ちなつ「あかりちゃん・・・」
あかり「このままじゃ・・・グスッ・・・・」タッタッタッタッタ
ちなつ「・・・」タッタッタッタ
ちなつ「あかりちゃん!!」タッタッタッタッタ
あかり「・・・っ・・・・(道まで出て・・・)」タッタッタッタッタ
あかり「!!」
あかり「(すごいスピードで下ってってる・・・!)」ハァハァハァハァ
ちなつ「あかりちゃんってば!」
あかり「なんとかして・・・止めなきゃ・・・!」ダッ
ちなつ「あかりちゃん・・・」
あかり「このままじゃ・・・グスッ・・・・」タッタッタッタッタ
ちなつ「・・・」タッタッタッタ
結衣「あぁやっぱり今回もダメだったよ、あいつは人の話を聞かないからな」
京子「気持ち良い~!」シャーッ
結衣「おい京子、ちょっとスピード出しすぎだって・・・(ますますくっついちゃうじゃないかー)」ギューッ
京子「大丈夫、大丈夫♪(だってスピード上げれば上げる程、結衣がくっついてきてくれるんだもん♪)」
シャーッ
結衣「あ、カーブだな。(しかもすごい角度だ・・・)」
京子「マリオカートばりに曲がるぜ~!」
結衣「おい、しっかりスピード落とせよ」
京子「はいはい、わかってますよー」ギュッ
京子「・・・あれ?」カシュッ
結衣「ん・・・?」
結衣「おい京子、ちょっとスピード出しすぎだって・・・(ますますくっついちゃうじゃないかー)」ギューッ
京子「大丈夫、大丈夫♪(だってスピード上げれば上げる程、結衣がくっついてきてくれるんだもん♪)」
シャーッ
結衣「あ、カーブだな。(しかもすごい角度だ・・・)」
京子「マリオカートばりに曲がるぜ~!」
結衣「おい、しっかりスピード落とせよ」
京子「はいはい、わかってますよー」ギュッ
京子「・・・あれ?」カシュッ
結衣「ん・・・?」
京子「あれれ?」カシュッ カシュッ
結衣「お、おい・・・」
京子「あー・・・これは・・・(あー・・・完全に壊れちゃってるわ・・・)」カシュッ カシュッ
結衣「まさか・・・」
京子「・・・てへへ」
結衣「・・・」
京子「・・・ごめんね、結衣。最期の最期まで一緒だったね」
ズガガガガガ
京子「!!」
結衣「馬鹿!なに諦めてんだよ!」足ズガガガガガ
京子「結衣!」
結衣「くっ・・・止まれ・・・!」ズガガガガガ
結衣「お、おい・・・」
京子「あー・・・これは・・・(あー・・・完全に壊れちゃってるわ・・・)」カシュッ カシュッ
結衣「まさか・・・」
京子「・・・てへへ」
結衣「・・・」
京子「・・・ごめんね、結衣。最期の最期まで一緒だったね」
ズガガガガガ
京子「!!」
結衣「馬鹿!なに諦めてんだよ!」足ズガガガガガ
京子「結衣!」
結衣「くっ・・・止まれ・・・!」ズガガガガガ
あかり「ハァ・・・ハァ・・・」タッタッタッタ
あかり「あぁ!!!(あのカーブに差し掛かってる・・・!)」
あかり「京子ちゃん!!!結衣ちゃん!!!」
あかり「京子ちゃんーー!!!結衣ちゃんーー!!!」
あかり「(ダメだ・・・)」ヘタッ
あかり「(声が届く距離じゃないし・・・届いた所で・・・もう・・・)」
ちなつ「あかりちゃん・・・」
あかり「・・・」
あかり「(残る手段は・・・)」
あかり「あぁ!!!(あのカーブに差し掛かってる・・・!)」
あかり「京子ちゃん!!!結衣ちゃん!!!」
あかり「京子ちゃんーー!!!結衣ちゃんーー!!!」
あかり「(ダメだ・・・)」ヘタッ
あかり「(声が届く距離じゃないし・・・届いた所で・・・もう・・・)」
ちなつ「あかりちゃん・・・」
あかり「・・・」
あかり「(残る手段は・・・)」
あかり「・・・」
あかり「(でも・・・さっき・・・失敗した・・・)」ポロ
あかり「・・・」
あかり「(もう・・・使えないんじゃ・・・)」ポロポロ
あかり「・・・」ブンブン
あかり「(きっと・・・落差が足りなかったんだ・・・!絶対そうだよぉ・・・!)」ダッ
あかり「・・・」スッ
あかり「(なにより・・・他にもう・・・方法が無いんだから・・・!)」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!?(ガードレールの方に・・・!?)」
あかり「(この崖から・・・落ちれば・・・!)」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!」ダッ
あかり「(恐がるなあかり・・・!)」ピョンッ
ちなつ「あかりちゃん!!」
カシッ
あかり「(でも・・・さっき・・・失敗した・・・)」ポロ
あかり「・・・」
あかり「(もう・・・使えないんじゃ・・・)」ポロポロ
あかり「・・・」ブンブン
あかり「(きっと・・・落差が足りなかったんだ・・・!絶対そうだよぉ・・・!)」ダッ
あかり「・・・」スッ
あかり「(なにより・・・他にもう・・・方法が無いんだから・・・!)」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!?(ガードレールの方に・・・!?)」
あかり「(この崖から・・・落ちれば・・・!)」ダッ
ちなつ「あかりちゃん!」ダッ
あかり「(恐がるなあかり・・・!)」ピョンッ
ちなつ「あかりちゃん!!」
カシッ
ブラーン
あかり「!!」
ちなつ「んっ・・・」
あかり「ち、ちなつちゃん・・・!」
ちなつ「絶対・・・手・・・離しちゃ・・・ダメだよ・・・?」ギュッ
あかり「こ・・・これには事情があるの・・・!!だから、お願い・・・!!!」
ちなつ「ダ・・・ダメだよ・・・」
あかり「本当なんだよぉ!!」
ちなつ「ダメだって!!ただ死んじゃうよ!」
あかり「!」
ちなつ「もう戻れないんだよ・・・!」
あかり「え・・・!?」
ちなつ「腕の数字、0になってるじゃない!!」
あかり「!!」
ちなつ「んっ・・・」
あかり「ち、ちなつちゃん・・・!」
ちなつ「絶対・・・手・・・離しちゃ・・・ダメだよ・・・?」ギュッ
あかり「こ・・・これには事情があるの・・・!!だから、お願い・・・!!!」
ちなつ「ダ・・・ダメだよ・・・」
あかり「本当なんだよぉ!!」
ちなつ「ダメだって!!ただ死んじゃうよ!」
あかり「!」
ちなつ「もう戻れないんだよ・・・!」
あかり「え・・・!?」
ちなつ「腕の数字、0になってるじゃない!!」
あかり「え・・・ど・・・どういう・・・」
ちなつ「・・・事情を話してる暇は無いわ。・・・体力もね・・・」グッ
あかり「えっ・・・」
ちなつ「ごめんね・・・身体接触してる状態だから・・・一緒に連れていっちゃう事になるけど・・」
あかり「い・・・一緒に・・・?」
ちなつ「・・・なんてのは言い訳かな。一番は・・・あかりちゃんにだけは覚えておいて欲しいっていうわがままだね。・・・本当にごめんね」
あかり「ど・・・どういう・・・」
ちなつ「・・・」スッ
あかり「!?(なにあの・・・機械みたいなの・・・)」
ちなつ「・・・」ピッ
グルグルグルグルグル
あかり「!!」
ちなつ「・・・事情を話してる暇は無いわ。・・・体力もね・・・」グッ
あかり「えっ・・・」
ちなつ「ごめんね・・・身体接触してる状態だから・・・一緒に連れていっちゃう事になるけど・・」
あかり「い・・・一緒に・・・?」
ちなつ「・・・なんてのは言い訳かな。一番は・・・あかりちゃんにだけは覚えておいて欲しいっていうわがままだね。・・・本当にごめんね」
あかり「ど・・・どういう・・・」
ちなつ「・・・」スッ
あかり「!?(なにあの・・・機械みたいなの・・・)」
ちなつ「・・・」ピッ
グルグルグルグルグル
あかり「!!」
あかり「・・・!」パチッ
あかり「・・・こ・・・ここは・・・!?」
ちなつ「部室だよ」
あかり「ぶ、部室・・・!?(外が暗い・・・)」
ちなつ「うん」
あかり「時計・・・」バッ
あかり「よ・・4時!?」
ちなつ「うん、朝のね」
あかり「朝・・・!?朝まで戻ったって事・・・?」
ちなつ「うん。でもね・・・朝は朝でもね」
あかり「・・・?」
ちなつ「入学式の日の、早朝だね」
あかり「!!」
あかり「・・・こ・・・ここは・・・!?」
ちなつ「部室だよ」
あかり「ぶ、部室・・・!?(外が暗い・・・)」
ちなつ「うん」
あかり「時計・・・」バッ
あかり「よ・・4時!?」
ちなつ「うん、朝のね」
あかり「朝・・・!?朝まで戻ったって事・・・?」
ちなつ「うん。でもね・・・朝は朝でもね」
あかり「・・・?」
ちなつ「入学式の日の、早朝だね」
あかり「!!」
あかり「ど・・・どういう事・・・?(入学式・・・?)」
ちなつ「対面に座って」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「それで・・・」
あかり「・・・」
ちなつ「・・・落ち着いて、私の話聞いてくれる?」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「対面に座って」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「それで・・・」
あかり「・・・」
ちなつ「・・・落ち着いて、私の話聞いてくれる?」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「私ね、」
あかり「う、うん」
ちなつ「・・・未来から、来たんだよ」ニコッ
あかり「・・・」
ちなつ「ここまでは・・・何度もタイムリープしてるあかりちゃんなら、信じてくれるよね?」
あかり「・・・う、うん」
ちなつ「でも私はね、あかりちゃんみたいなタイムリープとは違って・・・」
あかり「・・・」
ちなつ「ずーーーっと未来から来たんだ。世紀っていう単位の年月を跨いでね」
あかり「!!」
あかり「う、うん」
ちなつ「・・・未来から、来たんだよ」ニコッ
あかり「・・・」
ちなつ「ここまでは・・・何度もタイムリープしてるあかりちゃんなら、信じてくれるよね?」
あかり「・・・う、うん」
ちなつ「でも私はね、あかりちゃんみたいなタイムリープとは違って・・・」
あかり「・・・」
ちなつ「ずーーーっと未来から来たんだ。世紀っていう単位の年月を跨いでね」
あかり「!!」
ちなつ「私ね、実は大学生なんだ」
あかり「!!・・・だ・・・大学生・・・?」
ちなつ「うん。でもね、年齢はあかりちゃんと一緒だよ」
あかり「今年で・・・13歳って事?」
ちなつ「うん。つまり、飛び級って事。こう見えて、優秀なんだ。てへへ。所謂天才児って奴だね」
あかり「・・・あ・・・そ・・・そう・・・だったんだ・・・」
ちなつ「ごめんね、信じられないよね」
あかり「うっ・・・」
ちなつ「じゃあ、これ」スッ
あかり「・・・?」
ちなつ「学生証だよ」
あかり「!」
あかり「!!・・・だ・・・大学生・・・?」
ちなつ「うん。でもね、年齢はあかりちゃんと一緒だよ」
あかり「今年で・・・13歳って事?」
ちなつ「うん。つまり、飛び級って事。こう見えて、優秀なんだ。てへへ。所謂天才児って奴だね」
あかり「・・・あ・・・そ・・・そう・・・だったんだ・・・」
ちなつ「ごめんね、信じられないよね」
あかり「うっ・・・」
ちなつ「じゃあ、これ」スッ
あかり「・・・?」
ちなつ「学生証だよ」
あかり「!」
あかり「と・・・東京大学・・・文学部・・・歴史文化研究学科・・・」
ちなつ「えへへ。すごいでしょ」
あかり「・・・間宮・・・ちなつ・・・?」
ちなつ「あ、そっかそっか。名字は違うんだね」
あかり「違う・・・?」
ちなつ「吉川ってのは、こっちで居候させてもらってる私の先祖の家の名字なんだよね」
あかり「せ、先祖・・・?」
ちなつ「うん。あかりちゃんのお姉ちゃんともお友達の、吉川ともこは私の先祖。まだ結婚前だから、子孫の私とは名字が違うんだ」
あかり「って事は・・・」
ちなつ「うん。だから、本当はお姉ちゃんなんかいないよ。実際にいるのはお兄ちゃんだね。夏生まれの私がちなつで、お兄ちゃんは秋生まれだからちあきっていってね。かっこいいんだよ~」
あかり「そ、そうなんだ」
ちなつ「えへへ。すごいでしょ」
あかり「・・・間宮・・・ちなつ・・・?」
ちなつ「あ、そっかそっか。名字は違うんだね」
あかり「違う・・・?」
ちなつ「吉川ってのは、こっちで居候させてもらってる私の先祖の家の名字なんだよね」
あかり「せ、先祖・・・?」
ちなつ「うん。あかりちゃんのお姉ちゃんともお友達の、吉川ともこは私の先祖。まだ結婚前だから、子孫の私とは名字が違うんだ」
あかり「って事は・・・」
ちなつ「うん。だから、本当はお姉ちゃんなんかいないよ。実際にいるのはお兄ちゃんだね。夏生まれの私がちなつで、お兄ちゃんは秋生まれだからちあきっていってね。かっこいいんだよ~」
あかり「そ、そうなんだ」
ちなつ「それでね。私が所属してる研究室は「部活動」を研究していてね」
あかり「部活動・・・?」
ちなつ「そうだよ。何世紀も後には、今の中学や高校で行われてる部活動ってのも学者の研究対象になってるんだよ」
あかり「そ、そっか・・・そっちの時代から見たらもう「歴史」なんだもんね・・・」
ちなつ「そうそう。だから、基本的には文献や写真や映像資料から、当時の部活動ってものの内情を類推していくんけど・・・」
あかり「う、うん」
ちなつ「私みたいな飛び級生は、見た目が中学生だから、タイムリープして実際に交じっても大丈夫でしょ?」
あかり「そ、そうだね」
ちなつ「実際に交じって体験するなんて、これ以上ないフィールドワークなんだよ。だから重宝されててね」
あかり「う、うん」
ちなつ「今回は、茶道部を研究するって事で・・・この平成の時代の七森中に飛ばされたんだ」
あかり「そ・・・そうだったんだ・・・」
あかり「部活動・・・?」
ちなつ「そうだよ。何世紀も後には、今の中学や高校で行われてる部活動ってのも学者の研究対象になってるんだよ」
あかり「そ、そっか・・・そっちの時代から見たらもう「歴史」なんだもんね・・・」
ちなつ「そうそう。だから、基本的には文献や写真や映像資料から、当時の部活動ってものの内情を類推していくんけど・・・」
あかり「う、うん」
ちなつ「私みたいな飛び級生は、見た目が中学生だから、タイムリープして実際に交じっても大丈夫でしょ?」
あかり「そ、そうだね」
ちなつ「実際に交じって体験するなんて、これ以上ないフィールドワークなんだよ。だから重宝されててね」
あかり「う、うん」
ちなつ「今回は、茶道部を研究するって事で・・・この平成の時代の七森中に飛ばされたんだ」
あかり「そ・・・そうだったんだ・・・」
あかり「でもなんで・・・今の時代の・・・うちの中学だったの・・・?」
ちなつ「タイムリープには遡れる年数に限度があってね。もちろん、わざわざ直に行ってフィールドワークをするわけだから、出来るだけ古い年代に行かせるんだ。それで、その最可遡年数の先が今年だったんだよ。」
あかり「そ、そうなんだ・・・」
ちなつ「でも来てみたら、茶道部が無くなっててね。」
あかり「あ・・・」
ちなつ「それでそのまま、流れでごらく部なんていう実体のない部活動に入っちゃって・・・」
あかり「・・・こ、公認されてる部活ではないんだよね・・・」
ちなつ「もちろん、すぐに帰ってくるようにって未来からなんども要請が来たんだけどさ・・・」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「・・・」
あかり「・・・?」
ちなつ「タイムリープには遡れる年数に限度があってね。もちろん、わざわざ直に行ってフィールドワークをするわけだから、出来るだけ古い年代に行かせるんだ。それで、その最可遡年数の先が今年だったんだよ。」
あかり「そ、そうなんだ・・・」
ちなつ「でも来てみたら、茶道部が無くなっててね。」
あかり「あ・・・」
ちなつ「それでそのまま、流れでごらく部なんていう実体のない部活動に入っちゃって・・・」
あかり「・・・こ、公認されてる部活ではないんだよね・・・」
ちなつ「もちろん、すぐに帰ってくるようにって未来からなんども要請が来たんだけどさ・・・」
あかり「う、うん・・・」
ちなつ「・・・」
あかり「・・・?」
ちなつ「実はね、要請を無視して帰らないっていうのは、完全な違法行為なんだ。
あかり「!!い・・・違法!?」
ちなつ「時間を越えるってそれくらい大袈裟な事なんだよ。でも、私は数少ないフィールドワークが出来る飛び級生だから、ずっと研究室がかばってくれてたんだけどね」
あかり「そ・・・そうだったんだ・・・」
ちなつ「でもね。さすがにもうかばいきれなくなってきたみたいで・・・昨日、最後通牒みたいな形で、未来からさっきの機械が送られてきてね」
あかり「さいご・・・つうちょう・・・?」
ちなつ「うん。この機械を使うか、時空犯罪者として司法の介入を受けるかどっちか選べって言われてね。」
あかり「は・・・犯罪者・・・!?」
あかり「!!い・・・違法!?」
ちなつ「時間を越えるってそれくらい大袈裟な事なんだよ。でも、私は数少ないフィールドワークが出来る飛び級生だから、ずっと研究室がかばってくれてたんだけどね」
あかり「そ・・・そうだったんだ・・・」
ちなつ「でもね。さすがにもうかばいきれなくなってきたみたいで・・・昨日、最後通牒みたいな形で、未来からさっきの機械が送られてきてね」
あかり「さいご・・・つうちょう・・・?」
ちなつ「うん。この機械を使うか、時空犯罪者として司法の介入を受けるかどっちか選べって言われてね。」
あかり「は・・・犯罪者・・・!?」
ちなつ「うん。この機械を使えば、大学内での処分だけに抑えてやるっていうから・・・つまり、この機械を使えって事なんだけどね」
あかり「・・・使うと・・・どうなるの・・・?」
ちなつ「とりあえず、今起こったみたいに、私が来た時点まで時間が戻るんだね。」
あかり「あ・・・」
ちなつ「それで、」
あかり「・・・?」
ちなつ「その1時間後に、私は未来に強制帰還させられるんだ。」
あかり「!!」
あかり「・・・使うと・・・どうなるの・・・?」
ちなつ「とりあえず、今起こったみたいに、私が来た時点まで時間が戻るんだね。」
あかり「あ・・・」
ちなつ「それで、」
あかり「・・・?」
ちなつ「その1時間後に、私は未来に強制帰還させられるんだ。」
あかり「!!」
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