私的良スレ書庫
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元スレ穏乃「玄さんが心臓麻痺で死んだ……」
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「試合終了!」
「1位、赤土晴絵! 2位、小鍛治健夜! 3位、宮永照! 4位、松実宥!」
「いやー。しかし凄まじい試合でしたね」
「点棒が激しく動いたにも関わらず最終的な収支の差は、トップと4位ですら8000点」
「4位の松実選手も敗れこそすれ、素晴らしい健闘を見せました」
「私、不覚にも、興奮のあまり胸が熱くなり解説を忘れそうに――」
「おっと。赤土晴絵の元へ、誰かがかけつけました!」
「あれは……、マネージャーの鷺森灼ですね」
「2人で抱き合って泣いています!」
「ここに阿知賀のレジェンドは、名実ともに、日本のレジェンドへと相成りました!」
「1位、赤土晴絵! 2位、小鍛治健夜! 3位、宮永照! 4位、松実宥!」
「いやー。しかし凄まじい試合でしたね」
「点棒が激しく動いたにも関わらず最終的な収支の差は、トップと4位ですら8000点」
「4位の松実選手も敗れこそすれ、素晴らしい健闘を見せました」
「私、不覚にも、興奮のあまり胸が熱くなり解説を忘れそうに――」
「おっと。赤土晴絵の元へ、誰かがかけつけました!」
「あれは……、マネージャーの鷺森灼ですね」
「2人で抱き合って泣いています!」
「ここに阿知賀のレジェンドは、名実ともに、日本のレジェンドへと相成りました!」
宥「ぐすっ、ひっく、玄ちゃぁん……」
宥「ごめんね、玄ちゃん……」
宥「お姉ちゃん、負けちゃった……」
宥「1番のプロになるって言ったのに、負けちゃったよ……」
宥「玄、ちゃ……」
からんっ
宥「……?」
宥「空から、何か落ちて……」
宥「これ……、赤五筒……!」
宥「ごめんね、玄ちゃん……」
宥「お姉ちゃん、負けちゃった……」
宥「1番のプロになるって言ったのに、負けちゃったよ……」
宥「玄、ちゃ……」
からんっ
宥「……?」
宥「空から、何か落ちて……」
宥「これ……、赤五筒……!」
宥「そっか」
宥「玄ちゃんは、ちゃんとお空から私のこと、見ていてくれたんだね」
宥「あったかいドラで、励まして、くれたんだね」
宥「……私、諦めない」
宥「お姉ちゃんもっと頑張るね、玄ちゃん」
照「当然だ」
宥「宮永さん……?」
宥「玄ちゃんは、ちゃんとお空から私のこと、見ていてくれたんだね」
宥「あったかいドラで、励まして、くれたんだね」
宥「……私、諦めない」
宥「お姉ちゃんもっと頑張るね、玄ちゃん」
照「当然だ」
宥「宮永さん……?」
照「今回私達は、上の世代に苦汁をなめさせられた」
宥「はい……」
照「だが、お前と私でなら次の時代を作れる」
照「私はそう確信している」
宥「宮永さん……」
照「それに、私達だけではない」
照「咲、天江衣、神代小蒔、津山睦月、荒川憩 、夢乃マホ」
照「私達といえど成長なくしてはすぐに追いぬかれてしまうだろう強い雀士が、まだまだたくさんいる」
照「近い世代だけでなく、これから育ってくるであろう次世代のプロも相手にしなくてはならない」
照「気を抜いている暇はない」
宥「……ふふ。そうですね」
宥「それでも私、絶対に……、1番に、なります!」
照「ふっ。その意気だ」
宥「はい……」
照「だが、お前と私でなら次の時代を作れる」
照「私はそう確信している」
宥「宮永さん……」
照「それに、私達だけではない」
照「咲、天江衣、神代小蒔、津山睦月、荒川憩 、夢乃マホ」
照「私達といえど成長なくしてはすぐに追いぬかれてしまうだろう強い雀士が、まだまだたくさんいる」
照「近い世代だけでなく、これから育ってくるであろう次世代のプロも相手にしなくてはならない」
照「気を抜いている暇はない」
宥「……ふふ。そうですね」
宥「それでも私、絶対に……、1番に、なります!」
照「ふっ。その意気だ」
伸びしろありそうなマホはまだしもむっきーそんなに強くなってるのかよw
穏乃「皆で揃うのは久し振りだねー」
灼「なかなか全員はタイミングが合わないから」
レジェンド「レジェンドツモ!」
憧「うがー。宥姉とハルエ強すぎー。こっちゃアマなんだから、手加減してよー」
レジェンド「手加減してこれだと言ったら?」
憧「マジ!?」
レジェンド「ふっふっふ、さーてどうかなあ」
灼「わずらわし。あんまり調子に乗らない」
宥「大丈夫憧ちゃん。私、赤土さんを狙うから」
レジェンド「え?」
灼「なかなか全員はタイミングが合わないから」
レジェンド「レジェンドツモ!」
憧「うがー。宥姉とハルエ強すぎー。こっちゃアマなんだから、手加減してよー」
レジェンド「手加減してこれだと言ったら?」
憧「マジ!?」
レジェンド「ふっふっふ、さーてどうかなあ」
灼「わずらわし。あんまり調子に乗らない」
宥「大丈夫憧ちゃん。私、赤土さんを狙うから」
レジェンド「え?」
宥「玄ちゃんがいなくなったら、なんだか部屋ががらんとしちゃったよ・・・」
穏乃「じゃあ私も!」
レジェンド「ちょ」
憧「ならばあたしも!」
レジェンド「おいおいおいおいおい!!」
宥「あ。それ、ロンです」
レジェンド「な!? さっき見逃してた牌なのに!」
灼「ハルちゃんカッコ悪」
レジェンド「くっそー! こうなったら1対3でもなんでもきやがれ!」
灼「2対3だよ」
宥(みんなでわいわい囲む卓)
宥(これが本当に玄ちゃんが好きだった麻雀)
宥「あったかくて、懐かしいね……」
レジェンド「ちょ」
憧「ならばあたしも!」
レジェンド「おいおいおいおいおい!!」
宥「あ。それ、ロンです」
レジェンド「な!? さっき見逃してた牌なのに!」
灼「ハルちゃんカッコ悪」
レジェンド「くっそー! こうなったら1対3でもなんでもきやがれ!」
灼「2対3だよ」
宥(みんなでわいわい囲む卓)
宥(これが本当に玄ちゃんが好きだった麻雀)
宥「あったかくて、懐かしいね……」
後年。歴代最強と呼ばれた松実宥は、
あるインタビューで妹について尋ねられ、こう答えた
宥「玄ちゃんは、私の中で生きています」
宥「ふふっ。何を言っているんだか、って顔ですね」
宥「もちろん、私だって現実は理解しています」
宥「だけど……」
宥「いつだって私の心をあったかぁーくしてくれているのは、やっぱり玄ちゃんの存在なんです」
宥「私が麻雀を続ける限り、玄ちゃんの生きた証は、卓上に刻みつけられ続けます」
宥「この赤五筒が私の元にある限り……」
宥「私達の打ち筋は、トップであり続けることでしょう」
松実玄
麻雀界の歴史の表舞台に、彼女の名が残されることは、無いのかもしれない
だが、彼女は確かに、日本女子麻雀界に影響を与えたのだ
おわり
あるインタビューで妹について尋ねられ、こう答えた
宥「玄ちゃんは、私の中で生きています」
宥「ふふっ。何を言っているんだか、って顔ですね」
宥「もちろん、私だって現実は理解しています」
宥「だけど……」
宥「いつだって私の心をあったかぁーくしてくれているのは、やっぱり玄ちゃんの存在なんです」
宥「私が麻雀を続ける限り、玄ちゃんの生きた証は、卓上に刻みつけられ続けます」
宥「この赤五筒が私の元にある限り……」
宥「私達の打ち筋は、トップであり続けることでしょう」
松実玄
麻雀界の歴史の表舞台に、彼女の名が残されることは、無いのかもしれない
だが、彼女は確かに、日本女子麻雀界に影響を与えたのだ
おわり
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