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元スレ向日葵「安価で恋人ごっこをしてみたい」
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【校門 放課後】
向日葵「……よかった。まだ京ちゃん来ていないですわ」
向日葵「……いえ、もう帰ってしまった可能性も」
向日葵「京ちゃんは『また明日』って言ってくれましたわ」
向日葵「きっと、来てくれる……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵(早く来て欲しい気持ちより、このままずっと待ち続けていたい気持ちが強い)
向日葵(きっと逃げてしまいたい自分がいるんですのね……。
思っていたより、私って弱かったということですわね)
京子「よう、向日葵」
向日葵「きょ、京ちゃん!」ジワ
向日葵「……私!>>154」
向日葵「……よかった。まだ京ちゃん来ていないですわ」
向日葵「……いえ、もう帰ってしまった可能性も」
向日葵「京ちゃんは『また明日』って言ってくれましたわ」
向日葵「きっと、来てくれる……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵「……」
向日葵(早く来て欲しい気持ちより、このままずっと待ち続けていたい気持ちが強い)
向日葵(きっと逃げてしまいたい自分がいるんですのね……。
思っていたより、私って弱かったということですわね)
京子「よう、向日葵」
向日葵「きょ、京ちゃん!」ジワ
向日葵「……私!>>154」
向日葵「……私!」ダッ
京子「ひ、ひまわ……!?」
向日葵「京ちゃん……」
チュ
京子「!?///」
向日葵「ごめんなさい……、私、昨日酷いことを言ってしまって」
向日葵「京ちゃんのお願いを……きっと勇気出して言ってくれたお願いを、
ごっこだから、なんて酷い言葉で断っちゃって……」
向日葵「本当にごめんなさい!」ペコ
京子「……顔上げて?」ポン
向日葵「……で、でも、私」
京子「顔上げてくれないと、向日葵の可愛い顔が見えないじゃん」ニコ
向日葵「京ちゃん……!」
京子「へへ……。キス、してもらっちゃった///」
京子「でもほっぺじゃなくて唇でもよかったんだよ?んー」
向日葵「……も、もう!京ちゃんたら。知りませんっ///」
京子「ひ、ひまわ……!?」
向日葵「京ちゃん……」
チュ
京子「!?///」
向日葵「ごめんなさい……、私、昨日酷いことを言ってしまって」
向日葵「京ちゃんのお願いを……きっと勇気出して言ってくれたお願いを、
ごっこだから、なんて酷い言葉で断っちゃって……」
向日葵「本当にごめんなさい!」ペコ
京子「……顔上げて?」ポン
向日葵「……で、でも、私」
京子「顔上げてくれないと、向日葵の可愛い顔が見えないじゃん」ニコ
向日葵「京ちゃん……!」
京子「へへ……。キス、してもらっちゃった///」
京子「でもほっぺじゃなくて唇でもよかったんだよ?んー」
向日葵「……も、もう!京ちゃんたら。知りませんっ///」
京子「……でもいいの?」
向日葵「え?何がです?」
京子「……なんでもなーい」
京子「……向日葵にキスしてもらったら、言おうと思ってたことがあったんだけど」
向日葵「?」
京子「また今度にするよ」
向日葵「き、気になります!教えてください」
京子「だーめ!昨日意地悪されたから教えてあげないよん」
向日葵「もうっ、京ちゃんの意地悪!」
京子「あはは……。さて、帰ろっか」
京子「……手、繋いでいい?///」
向日葵「はい///」
・・・
京子「そっか、ちっぱいちゃんのおかげで」
向日葵「はい、あの子がいなかったら、私どうしていいかわかりませんでした」
向日葵「え?何がです?」
京子「……なんでもなーい」
京子「……向日葵にキスしてもらったら、言おうと思ってたことがあったんだけど」
向日葵「?」
京子「また今度にするよ」
向日葵「き、気になります!教えてください」
京子「だーめ!昨日意地悪されたから教えてあげないよん」
向日葵「もうっ、京ちゃんの意地悪!」
京子「あはは……。さて、帰ろっか」
京子「……手、繋いでいい?///」
向日葵「はい///」
・・・
京子「そっか、ちっぱいちゃんのおかげで」
向日葵「はい、あの子がいなかったら、私どうしていいかわかりませんでした」
京子「……向日葵、ちっぱいちゃんの話する時、いい顔するよね」
向日葵「え、そうでした?そんなに話した気はしないんですけど、
あの子の愚痴を言うのが癖になってるんでしょうか。だとしたら嫌ですわ」
京子「……あはは」
こうして、京ちゃんとは仲直りすることができた。
それから数日、何事も無い楽しい日々が続き、
約束のデートの日が訪れた。
向日葵「き、緊張しますわ……。出来る限りのおしゃれはしたつもりですし、
お弁当も4時起きで作ってバッチリな出来のはず」
向日葵「ちゃ、チャイムをならさないと……、うう」プルプル
京子「ひーまわりっ!」ダキッ
向日葵「きゃあああ!え、きょ、京ちゃん?どこから出てくるんですの!?」
京子「いやー、サプライズで驚かそうと陰に隠れてた」
向日葵「き、緊張してるんですからっ、もう!」
京子「ごめんごめん。ささ、入って入って」
向日葵「お邪魔します」
向日葵「え、そうでした?そんなに話した気はしないんですけど、
あの子の愚痴を言うのが癖になってるんでしょうか。だとしたら嫌ですわ」
京子「……あはは」
こうして、京ちゃんとは仲直りすることができた。
それから数日、何事も無い楽しい日々が続き、
約束のデートの日が訪れた。
向日葵「き、緊張しますわ……。出来る限りのおしゃれはしたつもりですし、
お弁当も4時起きで作ってバッチリな出来のはず」
向日葵「ちゃ、チャイムをならさないと……、うう」プルプル
京子「ひーまわりっ!」ダキッ
向日葵「きゃあああ!え、きょ、京ちゃん?どこから出てくるんですの!?」
京子「いやー、サプライズで驚かそうと陰に隠れてた」
向日葵「き、緊張してるんですからっ、もう!」
京子「ごめんごめん。ささ、入って入って」
向日葵「お邪魔します」
もう>>1の裁量に委ねたい
【京子の部屋】
向日葵「ここが京ちゃんの部屋なんですね……」
京子「あ、あんまり見ないで欲しいんだけど……///」
向日葵「綺麗なお部屋だと思いますわ」
京子「そりゃまあ、昨日は気合入れて掃除したし」
向日葵「赤座さんから聞きましたけど、
『修羅場』という時期が来るとすごいことにみたいですね」
京子「え?う、うん、まあ、ちょっとだけ、ちょっとだけね!」アハハ
京子(あかりめー!)
向日葵「私もその時はお手伝いさせてくださいね?」ニコ
京子「う、うん、期待してるよ!」
京子(向日葵が来たいって言ったから、うちでデートってことになったけど)
京子(一体何をすればいいんだ?げ、ゲームか?でもそれじゃあんまりにも残念な気が)
京子(ノープランだった私を呪いたい……。考えろ考えろ!……そうだ!)
京子「えっと、向日葵、>>170」
向日葵「ここが京ちゃんの部屋なんですね……」
京子「あ、あんまり見ないで欲しいんだけど……///」
向日葵「綺麗なお部屋だと思いますわ」
京子「そりゃまあ、昨日は気合入れて掃除したし」
向日葵「赤座さんから聞きましたけど、
『修羅場』という時期が来るとすごいことにみたいですね」
京子「え?う、うん、まあ、ちょっとだけ、ちょっとだけね!」アハハ
京子(あかりめー!)
向日葵「私もその時はお手伝いさせてくださいね?」ニコ
京子「う、うん、期待してるよ!」
京子(向日葵が来たいって言ったから、うちでデートってことになったけど)
京子(一体何をすればいいんだ?げ、ゲームか?でもそれじゃあんまりにも残念な気が)
京子(ノープランだった私を呪いたい……。考えろ考えろ!……そうだ!)
京子「えっと、向日葵、>>170」
>>170
貴様あああああああああ!!
貴様あああああああああ!!
>>170
GJ
GJ
京ひまというマイナーカップリングの前には安価の壁が容赦なく立ち塞がるのか…
しかしこの>>1いったい何時間書いてるんだ
京子「えっと、向日葵。私、実は結衣が好きなんだ」
向日葵「え?」
向日葵「あ、あの突然、どうしたんです?」
向日葵「冗談……、ですよね?この前の意地悪の仕返し、とか、ですよね?」
京子「……」
向日葵「あの……、京ちゃん、何か……何か言って、ください」ウル
京子「……ほんとは、今日の最後に言うつもりだったんだ」
京子「ちょっと私もテンパっちゃってて、ぽろっと口に出ちゃった」テヘヘ
向日葵「う、嘘です!だって、あの日の京子先輩の目、すごく綺麗で、
演技してるようには、とても、見えませんでした……!」ポロ
京子「あはは、ひまっちゃんはほんとちょろいよね。
結衣もこのくらいちょろかったらいいのに」
向日葵「……じゃあ、私がキスしたら言おうと思ってた言葉って……、
それ、だったんですか?」ポロポロ
京子「……!」
京子「そ、そうだよ?……だって効果的じゃん?一番面白い顔が見られそうだから」
向日葵「そう、ですか……。もともと私が無理なお願いをしたのが原因。自業自得、ですわね……」
向日葵「え?」
向日葵「あ、あの突然、どうしたんです?」
向日葵「冗談……、ですよね?この前の意地悪の仕返し、とか、ですよね?」
京子「……」
向日葵「あの……、京ちゃん、何か……何か言って、ください」ウル
京子「……ほんとは、今日の最後に言うつもりだったんだ」
京子「ちょっと私もテンパっちゃってて、ぽろっと口に出ちゃった」テヘヘ
向日葵「う、嘘です!だって、あの日の京子先輩の目、すごく綺麗で、
演技してるようには、とても、見えませんでした……!」ポロ
京子「あはは、ひまっちゃんはほんとちょろいよね。
結衣もこのくらいちょろかったらいいのに」
向日葵「……じゃあ、私がキスしたら言おうと思ってた言葉って……、
それ、だったんですか?」ポロポロ
京子「……!」
京子「そ、そうだよ?……だって効果的じゃん?一番面白い顔が見られそうだから」
向日葵「そう、ですか……。もともと私が無理なお願いをしたのが原因。自業自得、ですわね……」
バタン…タッタッタ
京子「……」
京子「……あはは。私ってすっげー悪人」
京子「月曜、学校行ったらきっついことになりそうだなあ」
京子「それはそれで楽しみでもあるけどねん」ニシシ
京子「さって、今日の予定空いちゃったな~」コツン
京子「ん?これは……、向日葵の持ってきてくれたお弁当」
京子「うわ、すっごい気合入ってる。うまそうじゃん。……お腹すいたな」
京子「勝手に食べても問題ないよね?私悪党だし」フフン
京子「いただきまーす!」パク
京子「やっぱうまい!はは、これなんてハートの形に切ってある。器用だな~」モグモグ
京子「……でもなんかしょっぱ!向日葵も分量間違えたりするのか」ウル
京子「……う、うぅ」グスッ
京子「ううぅ……、向日葵ぃ、うううぁあああ」ポロポロ
京子「ごめんなぁ……、結衣。お前も巻き込んじゃって」グスッ
京子「……」
京子「……あはは。私ってすっげー悪人」
京子「月曜、学校行ったらきっついことになりそうだなあ」
京子「それはそれで楽しみでもあるけどねん」ニシシ
京子「さって、今日の予定空いちゃったな~」コツン
京子「ん?これは……、向日葵の持ってきてくれたお弁当」
京子「うわ、すっごい気合入ってる。うまそうじゃん。……お腹すいたな」
京子「勝手に食べても問題ないよね?私悪党だし」フフン
京子「いただきまーす!」パク
京子「やっぱうまい!はは、これなんてハートの形に切ってある。器用だな~」モグモグ
京子「……でもなんかしょっぱ!向日葵も分量間違えたりするのか」ウル
京子「……う、うぅ」グスッ
京子「ううぅ……、向日葵ぃ、うううぁあああ」ポロポロ
京子「ごめんなぁ……、結衣。お前も巻き込んじゃって」グスッ
寝落ちしたと思っていたぞ!!!>>1!!!
【向日葵の家の前】
向日葵「……」タッタッタ
櫻子「なんだあいつ、もう帰ってきたのか?」
櫻子「……なんか、泣いてたっぽい?またなんかやらかしたのか……」ハァ
櫻子「おじゃましまーっす」ガラ
楓「櫻子お姉ちゃん、いらっしゃいなの」
櫻子「おう、楓。向日葵帰ってきてるだろ?上がっていい?」
楓「うん。お姉ちゃん、泣いてたの……。だから櫻子お姉ちゃん、お願い」
櫻子「おう、私にまかせとけって!」ポン
【向日葵の部屋の前】
櫻子「向日葵ー、開けるぞー!」
向日葵『やめて!!』
櫻子「おーこわ。……今度はなにやらかしたんだよ?聞いてやるから話してみ?」
向日葵『別に……ただ』
櫻子「ただ、なんだよ?」
向日葵『振られただけですわ……』
向日葵「……」タッタッタ
櫻子「なんだあいつ、もう帰ってきたのか?」
櫻子「……なんか、泣いてたっぽい?またなんかやらかしたのか……」ハァ
櫻子「おじゃましまーっす」ガラ
楓「櫻子お姉ちゃん、いらっしゃいなの」
櫻子「おう、楓。向日葵帰ってきてるだろ?上がっていい?」
楓「うん。お姉ちゃん、泣いてたの……。だから櫻子お姉ちゃん、お願い」
櫻子「おう、私にまかせとけって!」ポン
【向日葵の部屋の前】
櫻子「向日葵ー、開けるぞー!」
向日葵『やめて!!』
櫻子「おーこわ。……今度はなにやらかしたんだよ?聞いてやるから話してみ?」
向日葵『別に……ただ』
櫻子「ただ、なんだよ?」
向日葵『振られただけですわ……』
櫻子「へ?そりゃ無いだろ、嘘つくにしてももうちょいあるだろ」アハハ
向日葵『本当ですわよ!!
……京ちゃ、歳納先輩は、船見先輩のことが、好き、なんですって』
櫻子「ふーん。じゃあなんでお前と恋人になってんだよ?おかしいじゃん」
向日葵『きっと、恋人を演じて船見先輩に嫉妬させたいとか、そんな理由ですわよ……』
櫻子「信じられないけどなー」
向日葵『本人に何度も聞いたんですから、本当ですわよ!もうほっといて!!』
櫻子「私さ。お前が歳納先輩と付き合うって聞いてから、妙にお前が気になって、
ずっとチラチラ見てたんだよ」
櫻子「歳納先輩との帰り道も覗き見してたこともある……、悪いな」ポリポリ
櫻子「歳納先輩、すっごいいい顔してお前を見てるんだよ。
お前は舞い上がってたからどれだけ見れたかわからないけど」
櫻子「お前もお前で、いい笑顔しててさ……。
私、向日葵のそんな顔見たこと無かったよ」
櫻子「私、悔しくってさ、ずっとずっと布団の中で考えたけど、
結局、たどりついたのが『歳納先輩にはかなわない』ってことだった」
櫻子「でも、その結論にたどりついたら、頭の中がスッキリしてさ、
『歳納先輩だったら、まあいいかな』って思えて」
向日葵『本当ですわよ!!
……京ちゃ、歳納先輩は、船見先輩のことが、好き、なんですって』
櫻子「ふーん。じゃあなんでお前と恋人になってんだよ?おかしいじゃん」
向日葵『きっと、恋人を演じて船見先輩に嫉妬させたいとか、そんな理由ですわよ……』
櫻子「信じられないけどなー」
向日葵『本人に何度も聞いたんですから、本当ですわよ!もうほっといて!!』
櫻子「私さ。お前が歳納先輩と付き合うって聞いてから、妙にお前が気になって、
ずっとチラチラ見てたんだよ」
櫻子「歳納先輩との帰り道も覗き見してたこともある……、悪いな」ポリポリ
櫻子「歳納先輩、すっごいいい顔してお前を見てるんだよ。
お前は舞い上がってたからどれだけ見れたかわからないけど」
櫻子「お前もお前で、いい笑顔しててさ……。
私、向日葵のそんな顔見たこと無かったよ」
櫻子「私、悔しくってさ、ずっとずっと布団の中で考えたけど、
結局、たどりついたのが『歳納先輩にはかなわない』ってことだった」
櫻子「でも、その結論にたどりついたら、頭の中がスッキリしてさ、
『歳納先輩だったら、まあいいかな』って思えて」
櫻子「変な対抗心で、お前とデートまがいのことしようと思ってたけど、
『最後に1度だけ、お前とデートできたらいいな』って考えに変わってさ」
櫻子「明日のデートでへんなもやもやをおしまいにするって、そんな気持ちになれた」
櫻子「お前とずっといっしょにいて、お前のことを一番分かってる私が
絶対大丈夫だって言ってるんだ!」
櫻子「私を信じろ!私たちたった一人の幼馴染だろ!!」
櫻子「よく聞けよ?歳納先輩は!絶対!お前を!大好きだって!!」
櫻子「……」ハァハァ
ガラッ
向日葵「……」
櫻子「向日葵……」
向日葵「……まったく。うるさくて失恋気分にひたれないじゃないですの」グスッ
向日葵「……ありがとう、櫻子。あなたは私の最高の幼馴染ですわ」ギュッ
櫻子「……言っただろ?
お前がどうなっても、私はお前の幼馴染でいてやるから安心しろって」ニコ
向日葵「……そう、そうでしたわね、ふふ」
向日葵「もう一度、京ちゃんに会いに行きますわ」
『最後に1度だけ、お前とデートできたらいいな』って考えに変わってさ」
櫻子「明日のデートでへんなもやもやをおしまいにするって、そんな気持ちになれた」
櫻子「お前とずっといっしょにいて、お前のことを一番分かってる私が
絶対大丈夫だって言ってるんだ!」
櫻子「私を信じろ!私たちたった一人の幼馴染だろ!!」
櫻子「よく聞けよ?歳納先輩は!絶対!お前を!大好きだって!!」
櫻子「……」ハァハァ
ガラッ
向日葵「……」
櫻子「向日葵……」
向日葵「……まったく。うるさくて失恋気分にひたれないじゃないですの」グスッ
向日葵「……ありがとう、櫻子。あなたは私の最高の幼馴染ですわ」ギュッ
櫻子「……言っただろ?
お前がどうなっても、私はお前の幼馴染でいてやるから安心しろって」ニコ
向日葵「……そう、そうでしたわね、ふふ」
向日葵「もう一度、京ちゃんに会いに行きますわ」
【京子の家】
ピンポーン
京子「?だ、誰だろ」グスグス
京子「ひ、向日葵!?」グス
京子(インターホン)『な、なにしに来たんだよ。もう用はないはずだろ?』
向日葵「いいえ。忘れ物をしたはずですわ」
京子(インターホン)『お弁当か……。持っていくからそこで待ってなよ』
向日葵「……」
ガチャ
京子「ほら、これ持って帰って?」
ガシッ
京子「!?な、なにすんだよ?」
向日葵「お邪魔させていただきますわ!京ちゃん!」
京子「!?」
京子「な、なんだよ。ひまわ……ひまっちゃんのことはさっき振ってやったはずだろ?」
向日葵「そうなんですけれど、私の大事な幼馴染が
どうしてもそれを納得してくれないんですの!」
ピンポーン
京子「?だ、誰だろ」グスグス
京子「ひ、向日葵!?」グス
京子(インターホン)『な、なにしに来たんだよ。もう用はないはずだろ?』
向日葵「いいえ。忘れ物をしたはずですわ」
京子(インターホン)『お弁当か……。持っていくからそこで待ってなよ』
向日葵「……」
ガチャ
京子「ほら、これ持って帰って?」
ガシッ
京子「!?な、なにすんだよ?」
向日葵「お邪魔させていただきますわ!京ちゃん!」
京子「!?」
京子「な、なんだよ。ひまわ……ひまっちゃんのことはさっき振ってやったはずだろ?」
向日葵「そうなんですけれど、私の大事な幼馴染が
どうしてもそれを納得してくれないんですの!」
【京子の部屋】
向日葵「櫻子が『歳納先輩がお前を振るなんて信じられない』っていうんですわ」
京子「ちっぱいちゃん、その場にいたわけじゃないじゃん」
向日葵「そうですわね……。でも私と京ちゃんのことはよく見てたみたいで」
向日葵「私を見る京ちゃんの顔がすごくいい顔をしているって、言うんですのよ」
向日葵「私も京ちゃんを見る顔が見たことも無い笑顔だったって言ってくれて……」
向日葵「あの子……けっこうヤキモチ焼きで思うままに動くタイプなのに、
私を思って、笑顔で背中を押してくれました……」
向日葵「ですから、私は、先輩の言葉から逃げるわけにはいかないんです!
振られるとしても、納得のいく振られ方をしなきゃいけないんです!!」
京子「……だって」
向日葵「……」
京子「だってさ、向日葵のいるべき場所って、ここじゃないじゃん」
京子「今、見せてくれただけでもよくわかるよ。向日葵がいなきゃいけないのは」グス
京子「……ちっぱいちゃんの隣、じゃん」ポロポロ
向日葵「京ちゃん……」
向日葵「櫻子が『歳納先輩がお前を振るなんて信じられない』っていうんですわ」
京子「ちっぱいちゃん、その場にいたわけじゃないじゃん」
向日葵「そうですわね……。でも私と京ちゃんのことはよく見てたみたいで」
向日葵「私を見る京ちゃんの顔がすごくいい顔をしているって、言うんですのよ」
向日葵「私も京ちゃんを見る顔が見たことも無い笑顔だったって言ってくれて……」
向日葵「あの子……けっこうヤキモチ焼きで思うままに動くタイプなのに、
私を思って、笑顔で背中を押してくれました……」
向日葵「ですから、私は、先輩の言葉から逃げるわけにはいかないんです!
振られるとしても、納得のいく振られ方をしなきゃいけないんです!!」
京子「……だって」
向日葵「……」
京子「だってさ、向日葵のいるべき場所って、ここじゃないじゃん」
京子「今、見せてくれただけでもよくわかるよ。向日葵がいなきゃいけないのは」グス
京子「……ちっぱいちゃんの隣、じゃん」ポロポロ
向日葵「京ちゃん……」
京子「あの日、キスを拒まれた時、『ごっこ』がどうとか、
そんなことは、それ程気にならなかった」
京子「それまで向日葵と話してて、ちらほら見え隠れしてたちっぱいちゃんが
、向日葵の中で確かにしっかりと存在してるって気づいちゃって、
『ああ、私じゃかなわないんだな』って思えて、悲しくなっちゃったんだ」
京子「向日葵が私に、好意を持ってくれ始めてるのもわかってた。
私もこのままでいたかったけど、向日葵がちっぱいちゃんのところに
いずれ戻るとしたら、私、きっと耐えられないから」
京子「だから、今日のデートを目一杯楽しんで、向日葵とのこの一週間を
『恋人ごっこ』にして楽しい思い出として終わらせたかった」
京子「よりによって、考えてた中で一番酷い理由を言っちゃったけどね……」
京子「ってなわけで、結局、ほんとのことがどうであれ、」
私は私がつらくなりたくないか、向日葵を振ったんだよ」
京子「いるべき場所がなんたら言っても、結局はそうなんだよ」
京子「……だから、こんな私なんか、愛想尽かしちゃってよ。ね?」
向日葵「生憎ですが、今、恋人ではない京ちゃんの言葉より、
大切な幼馴染の言葉のほうが、私にとって大切なんです」
向日葵「あの子はこう断言しました」
向日葵「『歳納先輩は!絶対!お前を!大好きだって!!』」
そんなことは、それ程気にならなかった」
京子「それまで向日葵と話してて、ちらほら見え隠れしてたちっぱいちゃんが
、向日葵の中で確かにしっかりと存在してるって気づいちゃって、
『ああ、私じゃかなわないんだな』って思えて、悲しくなっちゃったんだ」
京子「向日葵が私に、好意を持ってくれ始めてるのもわかってた。
私もこのままでいたかったけど、向日葵がちっぱいちゃんのところに
いずれ戻るとしたら、私、きっと耐えられないから」
京子「だから、今日のデートを目一杯楽しんで、向日葵とのこの一週間を
『恋人ごっこ』にして楽しい思い出として終わらせたかった」
京子「よりによって、考えてた中で一番酷い理由を言っちゃったけどね……」
京子「ってなわけで、結局、ほんとのことがどうであれ、」
私は私がつらくなりたくないか、向日葵を振ったんだよ」
京子「いるべき場所がなんたら言っても、結局はそうなんだよ」
京子「……だから、こんな私なんか、愛想尽かしちゃってよ。ね?」
向日葵「生憎ですが、今、恋人ではない京ちゃんの言葉より、
大切な幼馴染の言葉のほうが、私にとって大切なんです」
向日葵「あの子はこう断言しました」
向日葵「『歳納先輩は!絶対!お前を!大好きだって!!』」
向日葵「その言葉、本当なのか、教えてください……、京ちゃん」ギュ
京子「向日葵……」
向日葵「……キス」
京子「え?」
向日葵「キス、したら、あの日言ってくれたはずの言葉を、教えてくれますか?」
京子「……」
チュ
京子「え、く、唇?///」
向日葵「……む、無言は、肯定なんですよ?///」
京子「ひ、向日葵っ!好き!大好き!」ポロポロ
京子「恋人になったのに、一度も言ったことなくて、でも言えなくて、きっかけがほしくて……」ポロポロ
向日葵「私も……、京ちゃんが大好き、ですわ」ギュ
向日葵「また私を、京ちゃんの恋人に……してくれますか?」
京子「うん……うん!!ごめんね向日葵……ありがとう」
向日葵「ふふ……、京ちゃんがこんなに泣き虫だったとは思いませんでしたわ」
京子「向日葵……」
向日葵「……キス」
京子「え?」
向日葵「キス、したら、あの日言ってくれたはずの言葉を、教えてくれますか?」
京子「……」
チュ
京子「え、く、唇?///」
向日葵「……む、無言は、肯定なんですよ?///」
京子「ひ、向日葵っ!好き!大好き!」ポロポロ
京子「恋人になったのに、一度も言ったことなくて、でも言えなくて、きっかけがほしくて……」ポロポロ
向日葵「私も……、京ちゃんが大好き、ですわ」ギュ
向日葵「また私を、京ちゃんの恋人に……してくれますか?」
京子「うん……うん!!ごめんね向日葵……ありがとう」
向日葵「ふふ……、京ちゃんがこんなに泣き虫だったとは思いませんでしたわ」
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