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さやか「男の子人形か……か、可愛いな……これはヤバイ」
さやか「……よし、ズボンを脱がしてみよう!あそこが本物がどうか確かめてみよう!」
さやか「…………やめとこ」
さやか「そしてゼンマイを見つけたので巻いてみようかなぁと思ったけど気が付いたら既に巻いてしまっていたのでした」
フワッ
さやか「人形が浮いた?!」
人形「……君が、僕のゼンマイを……?」
さやか「え……あ……はい」
人形「僕はローゼンメイデン第四ドール。蒼星石」
さやか(ですよねー。ローゼンですよねー)
蒼星石「えっと……まず僕は女だよ。……それと」
蒼星石「あの……その……ぼ、僕に、乱暴しないで……」モジモジ
さやか「」
さやか「あ、あの……その……ズボンを脱がすだなんて冗談だから……ちょっとした好奇心だから……落ち着いて。落ち着かせて」
さやか「……よし、ズボンを脱がしてみよう!あそこが本物がどうか確かめてみよう!」
さやか「…………やめとこ」
さやか「そしてゼンマイを見つけたので巻いてみようかなぁと思ったけど気が付いたら既に巻いてしまっていたのでした」
フワッ
さやか「人形が浮いた?!」
人形「……君が、僕のゼンマイを……?」
さやか「え……あ……はい」
人形「僕はローゼンメイデン第四ドール。蒼星石」
さやか(ですよねー。ローゼンですよねー)
蒼星石「えっと……まず僕は女だよ。……それと」
蒼星石「あの……その……ぼ、僕に、乱暴しないで……」モジモジ
さやか「」
さやか「あ、あの……その……ズボンを脱がすだなんて冗談だから……ちょっとした好奇心だから……落ち着いて。落ち着かせて」
さやか「――ローゼンメイデン、か……。あたしのとこにもやってきちゃったわけか……」
蒼星石「も?と言うことは他の姉妹に会ったんだね。名前はわかr
さやか「それってオッドアイってやつだよね」
蒼星石「……うん」
蒼星石「お父様が間違えて入れてしまったんだ」
さやか「え!?」
蒼星石「冗談だよ」
さやか「……」
蒼星石「それで他の姉妹n
さやか「ねえねえ!やっぱり私と契約するの?」
蒼星石「契約は特に強制はしない……けど、やっぱり今は何があるかわからないから力になってくれるといいな」
蒼星石「これが僕の指輪だよ」スッ
さやか「ほほう」ヒョイ
蒼星石「も?と言うことは他の姉妹に会ったんだね。名前はわかr
さやか「それってオッドアイってやつだよね」
蒼星石「……うん」
蒼星石「お父様が間違えて入れてしまったんだ」
さやか「え!?」
蒼星石「冗談だよ」
さやか「……」
蒼星石「それで他の姉妹n
さやか「ねえねえ!やっぱり私と契約するの?」
蒼星石「契約は特に強制はしない……けど、やっぱり今は何があるかわからないから力になってくれるといいな」
蒼星石「これが僕の指輪だよ」スッ
さやか「ほほう」ヒョイ
さやか「じゃあさ、ゴニョゴニョ……って言ってみて!」
蒼星石「え?……う、うん。……わかったよ。……コホン」
蒼星石「ぼ、僕と契約してマスターになってよ!」
さやか「うん!なる!」スッ ムチュー
さやか「契約完了……! いやあ、あの白いのよりずっとクる物があるね」ナデナデ
蒼星石「……白?」
さやか「あ、いや何でもないよ」
蒼星石「白い……。マスター、詳しく聞きたいんだけど、いいかな」
さやか「ふぇ?」
蒼星石「お願い」
さやか「いいけど……、別にマスターだなんて呼ばなくていいよ水くさい!」
蒼星石「え、じゃあ何て呼べばいい?」
さやか「好きに呼ぶといいよ」
蒼星石「え?……う、うん。……わかったよ。……コホン」
蒼星石「ぼ、僕と契約してマスターになってよ!」
さやか「うん!なる!」スッ ムチュー
さやか「契約完了……! いやあ、あの白いのよりずっとクる物があるね」ナデナデ
蒼星石「……白?」
さやか「あ、いや何でもないよ」
蒼星石「白い……。マスター、詳しく聞きたいんだけど、いいかな」
さやか「ふぇ?」
蒼星石「お願い」
さやか「いいけど……、別にマスターだなんて呼ばなくていいよ水くさい!」
蒼星石「え、じゃあ何て呼べばいい?」
さやか「好きに呼ぶといいよ」
蒼星石「好きに……。じゃあ、さやか。例の白いの、について教えてくれないかい?」
さやか「おう!」
さやか「――あーだこーだ……ってことがあったんだよ」
蒼星石「きゅう……べえ……?どうやら僕の勘違いだったようだ。ごめんよ」
蒼星石「しかし、真紅と金糸雀はマミさんという人の所にいるんだね。水銀燈も目覚めているけどどこにいるかは不明、と」
さやか「あたしは水銀燈には会ってないからね」
蒼星石「何にしても、マミさんという人の所に連れてって欲しいな」
さやか「おう!……あ、明日は用が……」
蒼星石「用?それならさやかの都合に合わせてくれていいよ」
さやか「そう?いやぁ悪いねー。幼なじみの見舞いに行くんだー。このCDを持ってね!」
蒼星石「そうなんだ。嬉しそうだね」クス
さやか「おう!」
さやか「――あーだこーだ……ってことがあったんだよ」
蒼星石「きゅう……べえ……?どうやら僕の勘違いだったようだ。ごめんよ」
蒼星石「しかし、真紅と金糸雀はマミさんという人の所にいるんだね。水銀燈も目覚めているけどどこにいるかは不明、と」
さやか「あたしは水銀燈には会ってないからね」
蒼星石「何にしても、マミさんという人の所に連れてって欲しいな」
さやか「おう!……あ、明日は用が……」
蒼星石「用?それならさやかの都合に合わせてくれていいよ」
さやか「そう?いやぁ悪いねー。幼なじみの見舞いに行くんだー。このCDを持ってね!」
蒼星石「そうなんだ。嬉しそうだね」クス
――翌日(放課後)
さやか「――ってことがあって、あたしもマスターになりました。これが蒼星石の写メです」
マミ「まあ、男の子のドールね!」
まどか「マミさん私と同じリアクションしてる……」
マミ「……この子に悪いことを言ってしまったわ」
マミ「それにしてもすごいぎこちない笑顔でピースしてるわね……。無理矢理させたでしょ?」
さやか「だってかわいいですもん。あたしの嫁にするのです!それに鋭いんですよ。あたしの部屋を少し見ただけで名前が書かれたノートを発見しちゃいましたからね。すっかり名乗り忘れてたってのにびっくりですよ」
マミ「そう……。それで早速姉妹に会わせてあげたいけど、美樹さんにも都合があるのよね……」
さやか「あたし『にも』ってとこは気になりますがはいそうです」
まどか「また明日ということになるのかな?」
さやか「蒼星石には悪いけど、あたしの用事を優先してくれるそうだからね。そうだね」
マミ「そうよね……。私の家の場所なんてわからないでしょうし、かと言って鹿目さん以外美樹さんの家知らないし……」
マミ「……それに今から佐倉さんとちょっとした急用が、今できたもの」
まどか「お互いに当事者なしにわたしが連れて行くわけにもいかないもんね」
マミ「明日連れてきてあげてね」
さやか「はい!」ビシッ
マミ「それじゃあ私はこれで」ノシ
まどか「また明日マミさん」ノシ
さやか「真紅と金糸雀によろしく伝えてくださーい」ノシ
さやか「蒼星石には悪いけど、あたしの用事を優先してくれるそうだからね。そうだね」
マミ「そうよね……。私の家の場所なんてわからないでしょうし、かと言って鹿目さん以外美樹さんの家知らないし……」
マミ「……それに今から佐倉さんとちょっとした急用が、今できたもの」
まどか「お互いに当事者なしにわたしが連れて行くわけにもいかないもんね」
マミ「明日連れてきてあげてね」
さやか「はい!」ビシッ
マミ「それじゃあ私はこれで」ノシ
まどか「また明日マミさん」ノシ
さやか「真紅と金糸雀によろしく伝えてくださーい」ノシ
さやか「お、仁美発見。一緒に帰ろー」
仁美「あ、すみません……今日も……」
さやか「そっか……習い事か……」
仁美「はい……。残念ながら」
さやか「それじゃ仕方ないか」
まどか「うん。それじゃあ、また明日ね!」
仁美「ええ。それでは」ノシ
さやか「そしてあたしは恭介んとこ行くのだー」ノシ
まどか「イテラー」ノシ
まどか「…………」
まどか「……孤独だよ!」バーン
仁美「あ、すみません……今日も……」
さやか「そっか……習い事か……」
仁美「はい……。残念ながら」
さやか「それじゃ仕方ないか」
まどか「うん。それじゃあ、また明日ね!」
仁美「ええ。それでは」ノシ
さやか「そしてあたしは恭介んとこ行くのだー」ノシ
まどか「イテラー」ノシ
まどか「…………」
まどか「……孤独だよ!」バーン
まどか「一人で帰るのは寂しいよぉ」
ほむら(ほむ……これでローゼンメイデンは七体中四体の名が割れたわ。蒼星石……。真紅みたいにnのフィールド経由で行けないのかしら?)コッソリ
ほむら(まあいいわ。これで後は第三、六、七ドール。六番目の雛苺は脱落しているらしいから、実質残りは二体……)
ほむら(それにしても疲れたわ……。水銀燈め……また勝手に力を使ったわね……!何に使っているのかしら。全く)
ほむら(食材を買って帰らないといけないのに、こんなお腹が空いてたらつい買いすぎてしまうじゃない)
まどか「……これは……ほむらちゃんの気配だ……」クンカクンカ
まどか「ほむらちゃん見っけ!」バッ
ほむら「ほむっ!?」ビクッ
まどか「一緒に帰ろ?」
ほむら「え……あ、ええ。ただ、私は帰りに食材を買わないといけないわ」
まどか「わたしもついてく!」
ほむら「そ、そう」
仁美「……はあ」トボトボ
ほむら(ほむ……これでローゼンメイデンは七体中四体の名が割れたわ。蒼星石……。真紅みたいにnのフィールド経由で行けないのかしら?)コッソリ
ほむら(まあいいわ。これで後は第三、六、七ドール。六番目の雛苺は脱落しているらしいから、実質残りは二体……)
ほむら(それにしても疲れたわ……。水銀燈め……また勝手に力を使ったわね……!何に使っているのかしら。全く)
ほむら(食材を買って帰らないといけないのに、こんなお腹が空いてたらつい買いすぎてしまうじゃない)
まどか「……これは……ほむらちゃんの気配だ……」クンカクンカ
まどか「ほむらちゃん見っけ!」バッ
ほむら「ほむっ!?」ビクッ
まどか「一緒に帰ろ?」
ほむら「え……あ、ええ。ただ、私は帰りに食材を買わないといけないわ」
まどか「わたしもついてく!」
ほむら「そ、そう」
仁美「……はあ」トボトボ
――病院
さやか「かわいい女の子と思った?残念!さやかちゃんでした!」
上条「さやかは僕を苛めてるのかい…?」
さやか「いやそのセリフはおかしい」
さやか「ほれほれ。お土産にCD買うてきてやったでー」
さやか「せやけどほんまは、さやかは僕を苛めてるのかい…?弾けやしないバイオリンのCDなんか……!(低音)」
さやか「とか思ぉとるんやないか?」
上条「お、おう……せやな」
さやか「そこであたしはバイオリンと違うCDを持ってきたのであった」
上条「え?」
さやか「買ったには買ったんだけど、昨日色々あって、やっぱり持ってくのやめたんだ」
ほむら「タイムセールスによる主婦達の行軍にまどかが巻き込まれた」
まどか「」
ほむら「まどかァーーーーーーー!!」
さやか「かわいい女の子と思った?残念!さやかちゃんでした!」
上条「さやかは僕を苛めてるのかい…?」
さやか「いやそのセリフはおかしい」
さやか「ほれほれ。お土産にCD買うてきてやったでー」
さやか「せやけどほんまは、さやかは僕を苛めてるのかい…?弾けやしないバイオリンのCDなんか……!(低音)」
さやか「とか思ぉとるんやないか?」
上条「お、おう……せやな」
さやか「そこであたしはバイオリンと違うCDを持ってきたのであった」
上条「え?」
さやか「買ったには買ったんだけど、昨日色々あって、やっぱり持ってくのやめたんだ」
ほむら「タイムセールスによる主婦達の行軍にまどかが巻き込まれた」
まどか「」
ほむら「まどかァーーーーーーー!!」
~~さや回想~~
蒼星石「そう。バイオリンが弾けなくなった幼なじみに」
さやか「うん。こういうのがいいかなーって、買ってみました」
蒼星石「でも、それってあんまりよくないんじゃないかな」
さやか「えー?よし、腕を治そう!って気になるかな、と、さやかちゃんは思ったのです!」
蒼星石「多感な時期だからね。僕も、さやかや上条君と同じくらい年齢で引きこもり体質の子を知っているけど、そういう時ってネガティブな気持ちになるものだよ」
蒼星石「それに、どうせ同じバイオリンなら金糸雀の生演奏を聴かせてあげた方が絶対いいと思うね」
さやか「え……でもあれ音で使い魔殺すよ?それに、生バイオリンを見たらそれこそ心身共にブチ壊れそう」
蒼星石「加減くらいできるよ……。でも、うん。そういう考え方もあり得るね」
さやか「というかまず動く人形を見て発狂するかも」
蒼星石「……」
さやか「うーん。折角買ったけど一理あるし、別のCDにしとくかー。CD棚からテキトーに持ってちゃお。……げ、埃被ってる」パッパッ
~~~~~~~
蒼星石「そう。バイオリンが弾けなくなった幼なじみに」
さやか「うん。こういうのがいいかなーって、買ってみました」
蒼星石「でも、それってあんまりよくないんじゃないかな」
さやか「えー?よし、腕を治そう!って気になるかな、と、さやかちゃんは思ったのです!」
蒼星石「多感な時期だからね。僕も、さやかや上条君と同じくらい年齢で引きこもり体質の子を知っているけど、そういう時ってネガティブな気持ちになるものだよ」
蒼星石「それに、どうせ同じバイオリンなら金糸雀の生演奏を聴かせてあげた方が絶対いいと思うね」
さやか「え……でもあれ音で使い魔殺すよ?それに、生バイオリンを見たらそれこそ心身共にブチ壊れそう」
蒼星石「加減くらいできるよ……。でも、うん。そういう考え方もあり得るね」
さやか「というかまず動く人形を見て発狂するかも」
蒼星石「……」
さやか「うーん。折角買ったけど一理あるし、別のCDにしとくかー。CD棚からテキトーに持ってちゃお。……げ、埃被ってる」パッパッ
~~~~~~~
疲れたら適度に休むんだよ。
こっちは保守しておくので大丈夫だよ。
こっちは保守しておくので大丈夫だよ。
さやか「恭介の精神は今、不安定なんだろうなって思って、思い直したんだ(思い直させてもらったんだ)」
上条「さやか……。……何かごめん。気を使わせちゃって」
さやか「いいのいいの。ほら、聴いてみて!」
上条「それで……これは何のCDなんだい?」
さやか「雅楽」
上条「まさかすぎるチョイスだよ」
ほむら「何とかまどかを主婦雪崩から救出できたわ。……大丈夫?」
まどか「割とガチで怖かったよぅ…」
ほむら「もうはぐれないように手をつなぎましょう」ギュッ
まどか「あっ……」
ほむら「怖い思いをさせてごめんなさい。集団は避けて普通に回りましょう」
まどか「ぅ、ぅん……」マドマド
まどか(ほむらちゃんと手をつないでるよぉ…ほむらちゃんの手温かいよぉ///)
まどか(……は!このときめき……!これが吊り橋効果というやつなのかな!?)
上条「さやか……。……何かごめん。気を使わせちゃって」
さやか「いいのいいの。ほら、聴いてみて!」
上条「それで……これは何のCDなんだい?」
さやか「雅楽」
上条「まさかすぎるチョイスだよ」
ほむら「何とかまどかを主婦雪崩から救出できたわ。……大丈夫?」
まどか「割とガチで怖かったよぅ…」
ほむら「もうはぐれないように手をつなぎましょう」ギュッ
まどか「あっ……」
ほむら「怖い思いをさせてごめんなさい。集団は避けて普通に回りましょう」
まどか「ぅ、ぅん……」マドマド
まどか(ほむらちゃんと手をつないでるよぉ…ほむらちゃんの手温かいよぉ///)
まどか(……は!このときめき……!これが吊り橋効果というやつなのかな!?)
さやか「――それじゃあ恭介。また来るよ」ノシ
恭介「うん。また」
さやか(一つのイヤホンを二人で使うアレをやったよ!雅楽で!!)バーン
さやか(えへ)
まどか「今日はほむらちゃんとお喋りと寄り道ができて嬉しかったよ!」
ほむら「そう。よかった」ニコ
まどか「あ!」
ほむら「ん……どうかした?」
まどか「……やっとほむらちゃんの笑顔が見れたなって」
ほむら「そうだったかしら?」
まどか「ほむらちゃんの笑顔、かわいいよ!」マドマド
ほむら「え?そ、そう……」
まどか「えへ」
恭介「うん。また」
さやか(一つのイヤホンを二人で使うアレをやったよ!雅楽で!!)バーン
さやか(えへ)
まどか「今日はほむらちゃんとお喋りと寄り道ができて嬉しかったよ!」
ほむら「そう。よかった」ニコ
まどか「あ!」
ほむら「ん……どうかした?」
まどか「……やっとほむらちゃんの笑顔が見れたなって」
ほむら「そうだったかしら?」
まどか「ほむらちゃんの笑顔、かわいいよ!」マドマド
ほむら「え?そ、そう……」
まどか「えへ」
――その日の夜
さやか「――と、いうことで若干引きつってたけど笑顔で受け取ってくれたよ!」
蒼星石「そっか。それは、よかっ……たのかな?」
さやか「明日みんなに会わせるからね!」
蒼星石「うん。ありがとう」
さやか「今日一日蒼星石ちゃんは何をしてたのかな?」
蒼星石「食べていいって言われたお菓子を食べたり、読んでいいって言われた本をずっと読んでたよ。充実してた」
さやか「……お、おう。……しかし不便だよね。姉妹同士で連絡は取れないって。携帯とかそういうのあればいいのに」
さやか(携帯と言えばマミさんのアドレス知らないな……)
蒼星石「nのフィールドへ行ければ何とでもなるよ。人工精霊もそういう感じに使えるし」
さやか「――と、いうことで若干引きつってたけど笑顔で受け取ってくれたよ!」
蒼星石「そっか。それは、よかっ……たのかな?」
さやか「明日みんなに会わせるからね!」
蒼星石「うん。ありがとう」
さやか「今日一日蒼星石ちゃんは何をしてたのかな?」
蒼星石「食べていいって言われたお菓子を食べたり、読んでいいって言われた本をずっと読んでたよ。充実してた」
さやか「……お、おう。……しかし不便だよね。姉妹同士で連絡は取れないって。携帯とかそういうのあればいいのに」
さやか(携帯と言えばマミさんのアドレス知らないな……)
蒼星石「nのフィールドへ行ければ何とでもなるよ。人工精霊もそういう感じに使えるし」
さやか「ふ~ん……って、え?なに?会おうと思えば会えたの?」
蒼星石「うん。鏡とかからnのフィールドに入れるんだ。そこからマミさんの鏡に繋ぐ扉を探して……」
さやか「nのフィールドが何なのかは知らないけどさ……どうして行かなかったの?」
蒼星石「鏡を使う許可を貰ってない」
さやか「…………」
さやか「……これからは自由に使いなさい」
蒼星石「ありがとう。じゃあ早速行かせてもらっていいかな」
さやか「何かごめんね」
蒼星石「ううん」
ローゼンは断片的にしかしらんけど、展開が楽しみだ。
ヤンジャンで何回かチラ見しただけなんだよな
ヤンジャンで何回かチラ見しただけなんだよな
>>181
さるにビクビク怯えながら書いてます。ご了承を……
――志筑家
仁美「ただいまですわ……」
仁美「最近、皆さんと遊んでないですわ」
仁美「是非とも明日こそは……って」
仁美「はぁ、明日もお稽古でしたわ……」
仁美「もっと皆さんと寄り道とかお茶とかしたいです」
仁美「私の知らない間に鹿目さんも美樹さんも、暁美さんと仲良くなってて……私は……」
仁美「私も暁美さんと仲良くしたいですわ。とは言え、両親の期待を背負ってますし……」
仁美「……何だか私、両親のお人形みたいですわ」グスッ
さるにビクビク怯えながら書いてます。ご了承を……
――志筑家
仁美「ただいまですわ……」
仁美「最近、皆さんと遊んでないですわ」
仁美「是非とも明日こそは……って」
仁美「はぁ、明日もお稽古でしたわ……」
仁美「もっと皆さんと寄り道とかお茶とかしたいです」
仁美「私の知らない間に鹿目さんも美樹さんも、暁美さんと仲良くなってて……私は……」
仁美「私も暁美さんと仲良くしたいですわ。とは言え、両親の期待を背負ってますし……」
仁美「……何だか私、両親のお人形みたいですわ」グスッ
仁美「……あっと、そうでしたわ。届け物がきてたのでしたわ。部屋に置いてあるんでしたわね……」
仁美「何でも差出人が不明で怪しいから赤外線で調べたけど特に怪しいものではないとわかったとか……」
仁美「……何か怖いですわ」
仁美「えっと……あっ、これですわね」
仁美「あらまあ、大きな鞄……。何が入っているのかしら?お稽古の道具かしら?」
カチャリ
仁美「まあ……綺麗なお人形さん」
仁美「あらあらまあまあ……クロワッサンみたいな髪。お服も綺麗で……肌触りの良いレースなこと」フニサワサラ
仁美「でもなんでお人形さん何か……」
仁美「何でも差出人が不明で怪しいから赤外線で調べたけど特に怪しいものではないとわかったとか……」
仁美「……何か怖いですわ」
仁美「えっと……あっ、これですわね」
仁美「あらまあ、大きな鞄……。何が入っているのかしら?お稽古の道具かしら?」
カチャリ
仁美「まあ……綺麗なお人形さん」
仁美「あらあらまあまあ……クロワッサンみたいな髪。お服も綺麗で……肌触りの良いレースなこと」フニサワサラ
仁美「でもなんでお人形さん何か……」
ジョルノ「…」ドドドドドドドドドドドド
仁美「……も、もしかして、お父様お母様からのプレゼントかしら?いつもお疲れさま的な意味を込めた……」
仁美「照れくさいから色々設定を作って装ったのね!うふふ」ギュッ
仁美「嬉しい……」
仁美「はぅ……柔らかいですわ。手触りもさらさらで……」プニサラナデサラ
仁美「あら、ゼンマイ……。お人形の背中にそれらしき穴が……」
仁美「オルゴール機能でもついているのでしょうか?」キリキリ
ムクッ
仁美「に、人形が動っ……!?」
人形「や~~っと起こしやがったか!!ですぅ!」
仁美「」
仁美「照れくさいから色々設定を作って装ったのね!うふふ」ギュッ
仁美「嬉しい……」
仁美「はぅ……柔らかいですわ。手触りもさらさらで……」プニサラナデサラ
仁美「あら、ゼンマイ……。お人形の背中にそれらしき穴が……」
仁美「オルゴール機能でもついているのでしょうか?」キリキリ
ムクッ
仁美「に、人形が動っ……!?」
人形「や~~っと起こしやがったか!!ですぅ!」
仁美「」
人形「開けるのが遅いのですぅ!多分、いや絶対他の姉妹はもう起きてるに違いねーです!」
仁美「ぎゃああああああああああああああ!?」
人形「ぎゃあ!!きゅ、急に大きな声を出すなですぅ!心臓が止まるですぅ!」
ドン ドン
< ナニヲサワイデイルンダー
仁美「え!?い、いいえ!何でもないですわ!ちょっと……その、む、虫に驚いただけですわ!」バッ
人形『も?!もががっ!は、離しやがれですぅ!』バタバタ
仁美「ええ!ええ!なんとかなりましたわ!だから大丈夫!」
人形『誰が虫ですかー!翠星石はドールですー!』ジタバタジタバタ
仁美「ふぅ……何とかごまかせましたわ」
仁美「それで……あの……」
翠星石「放置プレイの後は全身を触られた上に無理矢理押さえつけられるなんて、今日は翠星石の厄日ですぅ」
仁美「私に何かご用ですか……?」
翠星石「ハァ!?ちゃんと電話したじゃねーかですか!ゼンマイを巻くって言ったです!」ツーン
仁美「え?」
翠星石「ん~はい巻きますわ~(裏声)……と電話口で約束したからわざわざ来てやったってのにほったらかし!」プンスカ
仁美「あ……!そ、そういえばこの前……深夜に携帯に電話があったような……寝ぼけてて明確には……」
翠星石「な、ななな何て薄情な……!……仕方ねーですけどお前をこのローゼンメイデン第三ドール。翠星石のマスターにしてやるですぅ」
翠星石「翠星石は姉妹の中で一番物静かで容姿端麗頭脳明晰ですから、光栄に思うがいいです」
仁美「はあ……」
翠星石「ところでワカメ人間。お前の名はなんですか?」
仁美「…………」ジド…
翠星石「放置プレイの後は全身を触られた上に無理矢理押さえつけられるなんて、今日は翠星石の厄日ですぅ」
仁美「私に何かご用ですか……?」
翠星石「ハァ!?ちゃんと電話したじゃねーかですか!ゼンマイを巻くって言ったです!」ツーン
仁美「え?」
翠星石「ん~はい巻きますわ~(裏声)……と電話口で約束したからわざわざ来てやったってのにほったらかし!」プンスカ
仁美「あ……!そ、そういえばこの前……深夜に携帯に電話があったような……寝ぼけてて明確には……」
翠星石「な、ななな何て薄情な……!……仕方ねーですけどお前をこのローゼンメイデン第三ドール。翠星石のマスターにしてやるですぅ」
翠星石「翠星石は姉妹の中で一番物静かで容姿端麗頭脳明晰ですから、光栄に思うがいいです」
仁美「はあ……」
翠星石「ところでワカメ人間。お前の名はなんですか?」
仁美「…………」ジド…
翠星石「……そ、そんな怖い顔することないじゃないですか」プルプル
仁美「私は志筑仁美と申しますわ」
翠星石「ひ、仁美ですね。お、覚えてやるですぅ」
翠星石「な、何にしてもこれからは翠星石のマスターとしてキビキビシャキシャキしてもらうですよ」
仁美「……はい?」
翠星石「うーん……やっぱ一から説明しないといけないようですね。取りあえず契約です契約」
仁美「契約……そんな……私達会ったばかりじゃないですか……」モジモジ
翠星石「何を照れているのかはわかりませんが……別に契約は今でなくてもいいですよ」
翠星石「翠星石にはやることがあるですぅ。取りあえず大きな鏡を貸しやがれですぅ」
仁美「え、えっと……」
仁美「私は志筑仁美と申しますわ」
翠星石「ひ、仁美ですね。お、覚えてやるですぅ」
翠星石「な、何にしてもこれからは翠星石のマスターとしてキビキビシャキシャキしてもらうですよ」
仁美「……はい?」
翠星石「うーん……やっぱ一から説明しないといけないようですね。取りあえず契約です契約」
仁美「契約……そんな……私達会ったばかりじゃないですか……」モジモジ
翠星石「何を照れているのかはわかりませんが……別に契約は今でなくてもいいですよ」
翠星石「翠星石にはやることがあるですぅ。取りあえず大きな鏡を貸しやがれですぅ」
仁美「え、えっと……」
仁美「……こちらでどうでしょうか」
翠星石「上等な姿見です」
仁美「あの……何をなさるおつもりで?」
翠星石「nのフィールドに行ってくるです」
仁美「えぬの……?」
翠星石「それっ」ピョン
トプン
仁美「え!?か、鏡の中に……入って……」
仁美「……これは夢なのでしょうか」
仁美「そうですわ。夢ですわ。少し寝ましょう。そうしましょう」ポフン
仁美「くー……」スヤァ
翠星石「あ、そうでした」ニュッ
仁美「ひゃあ!」ガバッ
翠星石「鏡に布をかけるとかして塞がないようにするですよ」
仁美「は、はあ……」
翠星石「上等な姿見です」
仁美「あの……何をなさるおつもりで?」
翠星石「nのフィールドに行ってくるです」
仁美「えぬの……?」
翠星石「それっ」ピョン
トプン
仁美「え!?か、鏡の中に……入って……」
仁美「……これは夢なのでしょうか」
仁美「そうですわ。夢ですわ。少し寝ましょう。そうしましょう」ポフン
仁美「くー……」スヤァ
翠星石「あ、そうでした」ニュッ
仁美「ひゃあ!」ガバッ
翠星石「鏡に布をかけるとかして塞がないようにするですよ」
仁美「は、はあ……」
――nのフィールド
「うーん……」
蒼星石「確かにここは、紛れもなくnのフィールドだ……扉も散在しているし、雰囲気も相違ない」キョロキョロ
蒼星石「だけど……何となくわかる。……やっぱりだ。やっぱりこの世界は……」
「蒼星石ィッ!!」
ダキッ
蒼星石「うわっ、びっくりした」
翠星石「良かったですぅ~……やっと会えましたです……」スリスリ
蒼星石「う、うん。そうだね。僕も会えて嬉しいよ翠星石」
翠星石「ところで蒼星石。この世界は……」
蒼星石「うん。やっぱり、僕達の知っている世界とは違う」
翠星石「雪華綺晶……の影響でしょうか」
蒼星石「雪華綺晶の世界……というわけでもないようだよ。本当の意味での異世界さ」
翠星石「翠星石は目覚めたばっかりだから何とも言えませんですぅ。とにかく他の姉妹と合流するです」
蒼星石「真紅と金糸雀はマミという人の所にいて、水銀燈はどこかにいる。これで全員目覚めていることになるよ」
翠星石「翠星石が目覚めたのが最後ですか……なんか癪です。今はマミという人間の元へ行けばいいのですね」
蒼星石「やあ」
翠星石「です」
真紅「あら」
金糸雀「あ」
杏子「お」
マミ「キタ━━(゚∀゚)━━ !!」
――翌日
まどか「帰り道で杏子ちゃんに会ったよ」
まどか「ほむらちゃんと帰りたかったけど、忽然といなくなってたよ」
まどか「それにしても相変わらずほむらちゃんとマミさんの仲が険悪すぎて困るよぉ」
杏子「そうだな。でもそれは本人同士の問題だ。ロッキー食うかい?」
まどか「だってぇ、仲良くしてもらいたいんだもん!」ポリポリ
杏子「ほむらは知らんが、まずマミにその気がないんだよ。何せマミが大好きなキュゥべえをぶち殺そうとしてたんだから」
杏子「それどころか昨夜はローゼンメイデンが二体も現れたんだ。てんやわんやで敵視してる奴と仲良くなんて余裕は今はない」
まどか「うん……まさか仁美ちゃんもあの指輪してただなんて……翠星石ちゃんだったっけ?」
まどか「契約自体はまだしてないみたいだけど、何かビックリし慣れちゃったよ」
杏子「……ま、まあとにかく。魔法少女同士ってんならあたしとほむらはそれなりに仲がいいし、それでいいんじゃね?」
まどか「そういえば杏子ちゃんはほむらちゃんと仲いいよね」
まどか「帰り道で杏子ちゃんに会ったよ」
まどか「ほむらちゃんと帰りたかったけど、忽然といなくなってたよ」
まどか「それにしても相変わらずほむらちゃんとマミさんの仲が険悪すぎて困るよぉ」
杏子「そうだな。でもそれは本人同士の問題だ。ロッキー食うかい?」
まどか「だってぇ、仲良くしてもらいたいんだもん!」ポリポリ
杏子「ほむらは知らんが、まずマミにその気がないんだよ。何せマミが大好きなキュゥべえをぶち殺そうとしてたんだから」
杏子「それどころか昨夜はローゼンメイデンが二体も現れたんだ。てんやわんやで敵視してる奴と仲良くなんて余裕は今はない」
まどか「うん……まさか仁美ちゃんもあの指輪してただなんて……翠星石ちゃんだったっけ?」
まどか「契約自体はまだしてないみたいだけど、何かビックリし慣れちゃったよ」
杏子「……ま、まあとにかく。魔法少女同士ってんならあたしとほむらはそれなりに仲がいいし、それでいいんじゃね?」
まどか「そういえば杏子ちゃんはほむらちゃんと仲いいよね」
杏子「色々あってな。なんやかんやで仲良くして貰ってるよ。愛想は悪いがな」
杏子(……結局あいつも使い魔は倒す派だったけど、なんやかんやで一緒にいて結構楽しいし、それでもいいかなと思えてきている)
まどか「ほむらちゃんと仲良し……。それは、とっても羨ましいなって」
まどか「何にしても杏子ちゃんと仲がいいなら保護者的ポジションのマミさんともほむらちゃんと……!」
杏子「何が保護者か」
杏子「んー、それをあたしに言ってもなあ」
まどか「杏子ちゃんもマミさんとほむらちゃん。仲良くしてもらいたくない?」
杏子「ん~……別に?ほむらと仲がいいってことは隠してるからな。下手したら飯がなくな……」
マミ「へ~そう。佐倉さんが暁美さんとね~」ジトー
まどか「あ」
杏子「げ」
杏子(……結局あいつも使い魔は倒す派だったけど、なんやかんやで一緒にいて結構楽しいし、それでもいいかなと思えてきている)
まどか「ほむらちゃんと仲良し……。それは、とっても羨ましいなって」
まどか「何にしても杏子ちゃんと仲がいいなら保護者的ポジションのマミさんともほむらちゃんと……!」
杏子「何が保護者か」
杏子「んー、それをあたしに言ってもなあ」
まどか「杏子ちゃんもマミさんとほむらちゃん。仲良くしてもらいたくない?」
杏子「ん~……別に?ほむらと仲がいいってことは隠してるからな。下手したら飯がなくな……」
マミ「へ~そう。佐倉さんが暁美さんとね~」ジトー
まどか「あ」
杏子「げ」
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