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元スレP「誰がツンデレだ、コラ」
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ふたり「「・・・・・・・・・・・・」」
やよい「あの、ありがとうございますプロデューサー」
P「あ? 勘違いするなって言ってるだろうが」
やよい「でもでも、勘違いかもしれないですけど、自分が助けてもらったと思ったらやっぱりありがとうだと思いますよ!」
P「・・・・・・ッチ」
P「勝手にしろ」
やよい「はい、勝手にします。プロデューサーありがとうございました!」
P(・・・・・・俺なんかよりずっと大人じゃねぇか)
やよい「あ、ここ左に入ってすぐですよ!」
P「・・・・・・あぁ」
やよい「みんなただいまー!」
弟たち「おかえりー!」ドタドタ
P(話には聞いていたがこんなに弟と妹がいるのか)
やよい「うっうー! プロデューサーさん、すぐに片付けますので上がって待っていてください!」
P「いや、俺はすぐ帰るわ」
やよい「え、でもでもせっかくですから」
P「すまん、まだ買い物も残ってるしな」
やよい「そうですかあ、残念です・・・・・・」
やよい「じゃあエコバックすぐに空にしますね」
P「あーいや、それもいらねぇ。俺よく考えたら新しいエコバックも買おうと思ってたんだわ」
やよい「でもでも、これ結構新しいですよ」
P「俺はだいたいそれくらいで捨てるんだよ、いらなかったらお前のところで捨ててくれ」
やよい「プロデューサーさんそれだと全然エコじゃないですよう」
P「うるせぇボケ」
やよい「今日は・・・・・・本当にありがとうございました!」
P&やよい「「勘違い」」
P「――ッ」
やよい「させてください」ニコ
P「・・・・・・またな」
やよい「うっうー! また明日です! お休みなさい」
P「あぁ、おやすみ」
――
P「なぁ雪歩」
雪歩「ひ、な、なんですかプロデューサー?」
P「なんで俺が真のお面(※小鳥案)なんかつけて仕事回らなきゃならんのだ」
P(小鳥さんはこれでばっちりだとか言ってたけどよ)
雪歩「ひ~ん、だって男の人と一日一緒だなんて・・・・・・」
P「真のお面つけた男と一緒の方が余計怖いだろうが!」
雪歩「ひっ! ごめんなさいごめんなさい! ダメダメな私は穴掘って埋まってますぅ!」
P「暴れるのは車降りてからにしやがれ!」
雪歩「ひぃっ! ごめんなさいごめんなさいぃっ!」
P「落ち着けボケ!」
雪歩「私なんてボケボケでダメダメなんですぅ!」
P「おい、しゃべるんじゃねぇ、謝るんじゃねぇ」
雪歩「はぅぅっ!」グッ
P「・・・・・・息を止めるんじゃねぇ」
雪歩「はいぃ・・・・・・」プハァ
P「・・・・・・なぁ、雪歩。お前は少し男に対して意識し過ぎじゃねぇか?」
雪歩「・・・・・・・・・・・・」
P「お前が何で男性恐怖症なのかは知らないし知りたくもねぇけどよ、お前が考えているほど世の中はクズで溢れかえってねぇよ」
雪歩「そ、そういうわけじゃないんですぅ・・・・・・」
P「別に俺は男を好きになれとは言わねぇ、俺だって人と接するのあんまり上手くねぇからな」
P「だからお前は男に対して無関心になれ」
雪歩「無関心・・・・・・ですか?」
P「そうだ、でもあんまり難しく考えるなよ? ステージに立ったとき人の視線で緊張するならここが野菜畑だと思え、なんて言葉がよ」
P「それを普段の生活に取り入れればいいだけだ。まぁ口で言うほど簡単じゃねぇけどな」
雪歩「な、なるほど・・・・・・」
P「学校にもいるだろう? 同性で、好きでも嫌いでもない奴」
雪歩「はぅ、それはまぁ・・・・・・」
P「だからな雪歩、俺とはそんな感覚で良い。話しかけられたら最小限の会話で済ます。それでいい、仕事なんだからな」
雪歩「それは、そうです、ね」
P「しゃべるジャガイモ、それくらいの存在でいい」
雪歩「ひぃん、それは怖いですぅ~」
P「例えだボケ!」
雪歩「はぅぅ!」
雪歩「じゃ、じゃあ、プロデューサーはぬいぐるみさんで・・・・・・」
P「・・・・・・まぁ好きに考えろ」
雪歩「で、でもやっぱり緊張しますぅ!」
P「言ってすぐ実践できるなら苦労しないだろうよ、少しずつでいい慣れていけ」
雪歩「はい、ありがとうございます・・・・・・」
P「勘違いするな、俺はぬいぐるみなんだろ? ぬいぐるみにお礼を言うのかお前は」
雪歩「言うことも・・・・・・あると思いますぅ」
P「・・・・・・そうかよ」
雪歩「はい!」
P「じゃあこのお面もう外していいな」グィッ
雪歩「はぅ! 待ってくださいまだ心の準備がっ!」ガバッ
P「うるせぇ、これ邪魔なんだよ! 大体つけたまま仕事回れるかボケ!」グググッ
雪歩「もう少し! もう少しだけお願いしますぅ!」ググィッ
P「わぁった! 触んな! 信号が青になるから! 危ねぇから!」ググッ
雪歩「絶対ですよぅ! 絶対外さないでくださいね!」ググググッ
P「・・・・・・フリか?」クィッ
雪歩「ダメですぅ! ダメダメですぅ!」グググググッ
P「俺をダメダメ言うんじゃねぇボケ!」
雪歩「ひぃん! プロデューサーのボケボケ!」
P「やめろって! わぁった! 付けるのは現場までだからな!」
雪歩「よろしくお願いしますぅ!」
>>124
それだ
それだ
―――――
響「お、あのベンチに座っているのはプロデューサーじゃないか? おーい! プロデューサー!!」
P「うるせぇな!!」
響「プロデューサーの方がうるさいぞ!」
P「なんのようだ」
響「別に用なんてないぞ!」
P「」イラッ
響「いぬ美の散歩中にプロデューサーの姿が見えたから声をかけただけだ」
いぬ美「ハッハッハッ」
P「そもそもお前は俺のこと嫌いじゃなかったのか?」
響「べ、別に嫌ってないぞーただ最初はちょっと怖かっただけで・・・・・・」
>>124
ホントその声でしか再生されんわ
ホントその声でしか再生されんわ
P「別に俺は仕事に支障がなければ嫌われてても問題はねぇよ」
響「うがー! 別に嫌ってないって言ってるぞー!」
P「はいはい」
響「で、プロデューサーはなんでここに座ってるんだ?」
P「切り替え早いのなお前」
響「完璧な自分の長所の一つさー!」
P「・・・・・・・・・・・・」
響「うがー! 無視するなー!」
P「お前と話すと疲れんだよ」
響「こんなことでいちいち疲れていたらプロデューサーなんて仕事勤まんないぞー!」
P「で、何の話だ?」
響「・・・・・・あれ、なんだっけ?」
P「最近踊る機会が少ないからお腹回りが危ないって話だったな」
響「そうそう、だからプロデューサーもう少しダンスを・・・・・・ってぎゃー! そんな話してないし危なくなんてないぞ! この変態プロデューサー!」
P「勝手に言ってろ。ちょうど今話をつけに行ったところだ」
響「え、何が?」
P「俺がここに座ってる理由だろうがボケ」
響「プロデューサーが話をそらすからだろー!」
P「まぁ、もう一度事務所の方で改めて話すけどよ。お前ユニット組むことになるがいいか?」
響「え、自分がか!? 誰とだ!?」
P「美希と貴音かな、今は一応意思確認の段階だからな。これが正式になるかはわからねぇが・・・・・・」
響「やったぞー! 自分の完璧さがついに脚光を浴びるんだな! ありがとうプロデューサー!」
P「勘違いするんじゃねぇ、いつまでも律子の奴と竜宮小町をつけあがらせるのがうぜぇと思ったからだ」
響「またツンデレかー? 恥ずかしがらなくてもいいぞー」ウシシッ
P「誰がツンデレだ、コラ。まぁ担当はお前が嫌いな俺になるけど仕事だ我慢しろよ」
響「うがー! 別に嫌いなんて言ってないってさっきから散々言ってるぞ! プロデューサーこそ自分のこと嫌いなんじゃないのか!?」
P「・・・・・・あー・・・・・・」
響(え、もしかして・・・・・・本当か?)
P「・・・・・・そんなわけねぇだろうが、嫌いだったらいつまでもここで話してねぇよ」
響「え」
P「とにかく、完璧なお前には期待しているからな」
響「え、えぇー!? そんな言葉初めて聞いたぞ! もっかい、もっかい言ってくれ!」
P「うるせぇのは嫌いだっつてんだろボケ、じゃあ俺は行くぞ」
響「プロデューサー! ちょっと待つさー!」
P「待たねぇよこれからまた仕事だボケ」
響「ねぇプロデューサー!」
――――
春香「プロデューサーさん! ステージですよ、ステージ!」
P「はしゃぐな、別にステージに立つの初めてじゃねぇだろうがボケ」
春香「でも特番の大ステージですよ! 緊張しちゃいますよ」
P「うるせぇな・・・・・・まぁまだ調整中だろうからな。他のスタッフの邪魔になんねぇように立ち位置を確認したらすぐに戻ってこい」
春香「はい、プロデューサーさん!」タタタ
P(大丈夫かよ・・・・・・まぁ気合は十分入ってそうだな、春香はあれくらいでちょうど良いか)
春香「えっと私の立ち位置は・・・・・・中央から少し前・・・・・・」ブツブツ
P「おい、春香足元みろ足元!」
春香「はい?」
P「赤色でバミってるの見えるか?」
春香「えっと・・・・・・あ、ここですね!」
P「場所覚えたか?」
春香「うわー観客席広いですよ!」
P「今はスタッフしかいねぇけどここ全部に人が入るからな、飲まれるんじゃねぇぞ」
春香「な、なんだかドキドキしてきちゃいました・・・・・・」
P「まだ早ぇよ、今のうちから緊張してたら心臓爆発するぞボケ」
春香「爆発なんてしませんよ! もう」
春香「ちょっと踊ってみてもいいですか?」
P「・・・・・・まぁ少しなら大丈夫だろ、ただ他のスタッフがステージ周辺をうろつきだしたらすぐやめろよ」
春香「はい!」
春香「~~♪」
P(調子は良いみたいだな・・・・・・)
春香「っ♪ っ♪」クルッ
P(っと、こっちきそうだなあのスタッフたち)
P「春香、そろそろ終われ、一度楽屋戻るぞ」
春香「はーい!」タタタ
P(なんだあのコード・・・・・・カメラのか?)
P「おい、気をつけろ足元に配線が――」
春香「うぇ!? あ、え? うわぁ!」ガッ
P「あぶねぇ!」ダッ
ドガシャーン!!
春香「うぅ・・・・・・あれ・・・・・・?」
P「だ、大丈夫かよ・・・・・・」ギュッ
春香「あ、私また・・・・・・っ!」
P「怪我ない、か? 足は、痛まないか?」
春香「え、あの・・・・・・ちょっと離してもらえませんか・・・・・・///」ドキドキ
P「ん、あぁそれも・・・・・・そうだな」
春香「っと・・・・・・だ、大丈夫みたいです・・・・・・ってプロデューサー!? 頭から血が出てますよ!?」
P「大丈夫だ・・・・・・ちょっと切っただけだ」
春香「でも・・・・・・そうだ救急車!」
P「いい、後で一人で行ける」
春香「ごめんなさい、私のせいで・・・・・・」
P「勘違いするな、ステージ周辺の機材を壊されたらたまんねぇと思ったまでだボケ」
春香「うぅ・・・・・・言い返せません」
スタッフたち「おい、どうしたんだ?」
スタッフたち「おいおいこりゃまずくないか?」
春香「あ、スタッフさん達! ごめんなさい私「おい、お前ら」」
春香「え?」
P「話がある、ちょっと来い」
春香「あ、あのプロデューサーさん」
P「お前はもう楽屋戻ってろ、謝りに行かなくてもいい」
春香「で、でも」
P「いいから戻れボケ」
春香「は、はい・・・・・・ごめんなさい」タタタ
――・・・・・・
春香(プロデューサーさんにあぁ言われたけどやっぱり謝らないと・・・・・・音響ダメにしちゃったかもしれないし・・・・・・)
P「――だボケ!」
春香(・・・・・・プロデューサーさんの声?)
P「うちのアイドル転ばせたのは何処のどいつだっつてんだよ!!」
スタッフ1「だから何言ってんだあんた」
スタッフ2「それより機材の確認を・・・・・・」
P「機材なんざ今どうでもいいんだよ、コラァッ!!」
春香「」ビクゥ!
P「なんでステージに使ってねぇ配線の束が縛りもせずに散らかってんだよ!!」
スタッフ1「そんなの調整中だったからに「何寝ぼけたこと言ってんだ!!」」
P「じゃあその調整中にお前らは何処ほっつき歩いてたんだよ! 配線出てたってことは作業中だったんだろが! あ? 作業中、現場に機材出したまま人がいなくなっていて良い訳ねぇだろうが!!」
P「もう楽屋入り始まってんだよ! 新人がステージ見に来るなんざ当然のことだろうが!なのになんでステージに必要のない物が乗ってんだって言ってんだよボケ!!」
スタッフ2「ちょっと落ち着いて下さいよ!」
P「落ち着いていられる訳ねぇだろうが! うちの春香が怪我するとこだったんだぞ!!」
スタッフ3「でも幸い怪我はしてませんし、ステージで踊れるようじゃないですか。そんなことよりあなたの方が治療しに行ったほうがいいんじゃないですか?」
P「結果の話なんてしてねぇんだよ! 今は俺のことのほうがどうだっていいんだよ!」
春香「良くないです!」
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