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元スレほむら「世界の、最後の7日間」
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ほむら(…………)
ほむら(……いえ、まだよ)
ほむら(少しでも情報が欲しいわ。もう夕方、生徒が残っているかは分からないけど)
ほむら「学校に行ってみましょう」
ほむら(……いえ、まだよ)
ほむら(少しでも情報が欲しいわ。もう夕方、生徒が残っているかは分からないけど)
ほむら「学校に行ってみましょう」
学校
ほむら(………教室に誰かいる……?)
ほむら(こんな時間まで残っているなんて、一体誰かしら)
ガラッ
まどか「………!!」
まどか「ほむらちゃん!?」ゴシゴシ
ほむら(………教室に誰かいる……?)
ほむら(こんな時間まで残っているなんて、一体誰かしら)
ガラッ
まどか「………!!」
まどか「ほむらちゃん!?」ゴシゴシ
ほむら(まどか………)
ほむら「こんな時間まで学校に残って、一体何をしているの」
ほむら(まどかの目元が赤い……泣いていたのかしら)
まどか「う、ううん、えっとね、何かしてた、って訳じゃないんだけど」
ほむら「……何もしてなかったのかしら」
まどか「そ、そういう訳でも、無いんだけど……」
ほむら「こんな時間まで学校に残って、一体何をしているの」
ほむら(まどかの目元が赤い……泣いていたのかしら)
まどか「う、ううん、えっとね、何かしてた、って訳じゃないんだけど」
ほむら「……何もしてなかったのかしら」
まどか「そ、そういう訳でも、無いんだけど……」
ほむら「でももう下校時間はとっくに過ぎているわ」
ほむら「それに、美樹さやかは?あなたはいつも彼女と一緒に帰宅しているのではなかったかしら?」
まどか「うん………そのことなんだけど」
ほむら「……?どうかしたの?」
まどか「……あのね、さやかちゃんには口止めされてたんだけど……」
ほむら(………まさか……)
ほむら「それに、美樹さやかは?あなたはいつも彼女と一緒に帰宅しているのではなかったかしら?」
まどか「うん………そのことなんだけど」
ほむら「……?どうかしたの?」
まどか「……あのね、さやかちゃんには口止めされてたんだけど……」
ほむら(………まさか……)
まどか「さやかちゃん、魔法少女になったの」
ほむら「!!」
まどか「好きな人の演奏が聴きたい、って言って……」
ほむら(……これで……望みは完全に潰えた)
ほむら「……そう、それじゃ今頃は魔女探しの真っ最中かしら?」
ほむら「!!」
まどか「好きな人の演奏が聴きたい、って言って……」
ほむら(……これで……望みは完全に潰えた)
ほむら「……そう、それじゃ今頃は魔女探しの真っ最中かしら?」
まどか「うん、そうだと思う。私も連れて行って、ってお願いしたんだけどね」
まどか「……断られちゃった、えへへ」
ほむら(断る……?今までの彼女なら、進んでまどかを連れた行きたがっていたのに……)
まどか「……断られちゃった、えへへ」
ほむら(断る……?今までの彼女なら、進んでまどかを連れた行きたがっていたのに……)
ほむら(……いえ、でも……考えてみれば当然ね)
ほむら(今までのまどかには、魔法少女の素質があった)
ほむら(でもこのまどかにはそれがない)
ほむら(いざという時に自分の身を守れない以上、まどかを連れてはいけない……賢明ね)
まどか「……ほむらちゃん?」
ほむら(今までのまどかには、魔法少女の素質があった)
ほむら(でもこのまどかにはそれがない)
ほむら(いざという時に自分の身を守れない以上、まどかを連れてはいけない……賢明ね)
まどか「……ほむらちゃん?」
ほむら「………いえ、何でもないわ」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん。……ほむらちゃんはどうして魔法少女になったの?」
ほむら「!」
まどか「あっ!ご、ごめんね、そんな簡単に聞いちゃいけないよね、こんな話」アセアセ
ほむら「……いえ、別に構わないわ」
まどか「ねぇ、ほむらちゃん。……ほむらちゃんはどうして魔法少女になったの?」
ほむら「!」
まどか「あっ!ご、ごめんね、そんな簡単に聞いちゃいけないよね、こんな話」アセアセ
ほむら「……いえ、別に構わないわ」
ほむら「ただ、それを話すなら、もう少し落ち着いた場所に行きたい、というのが本音だけど」
まどか「そ、そうだよね……。あ、じゃあそれならさ、ほむらちゃんっ」
ほむら「なに?」
まどか「えっと……私の家に来ない?」
まどか「そ、そうだよね……。あ、じゃあそれならさ、ほむらちゃんっ」
ほむら「なに?」
まどか「えっと……私の家に来ない?」
鹿目家
ほむら(……私は、まどかに話すべきなのだろうか)
ほむら(私の魔法少女としての過去を)
ほむら(そして……そのせいで、世界が滅びてしまう事を)
まどか「お茶とお菓子、こんなものしか無いけど……」
ほむら「いえ、嬉しいわ、まどか」
ほむら(……私は、まどかに話すべきなのだろうか)
ほむら(私の魔法少女としての過去を)
ほむら(そして……そのせいで、世界が滅びてしまう事を)
まどか「お茶とお菓子、こんなものしか無いけど……」
ほむら「いえ、嬉しいわ、まどか」
ほむら(話さずにいれば、このまま何事も無く終われる)
ほむら(……でもそれは私が責任を負う事から逃げているだけ)
ほむら(でも全て話したら?)
ほむら(私が非難されるだけなら良い。でも、心優しいこの子は、全てを自分のせいだと思い込んでしまうはず)
ほむら(そうなったら私は………)
ほむら(……でもそれは私が責任を負う事から逃げているだけ)
ほむら(でも全て話したら?)
ほむら(私が非難されるだけなら良い。でも、心優しいこの子は、全てを自分のせいだと思い込んでしまうはず)
ほむら(そうなったら私は………)
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら(!)
ほむら「っあ、ごめんなさいまどか、つい考え事をしていて……」
まどか「そ、そっか」
ほむら「私の魔法少女になったきっかけ、……よね」
まどか「うん……でも………ほむらちゃん、大丈夫?無理して話してくれなくても……」
ほむら(!)
ほむら「っあ、ごめんなさいまどか、つい考え事をしていて……」
まどか「そ、そっか」
ほむら「私の魔法少女になったきっかけ、……よね」
まどか「うん……でも………ほむらちゃん、大丈夫?無理して話してくれなくても……」
ほむら「別に無理なんてしてないわ。ただどこから話せばいいのか迷っていて」
まどか「でもほむらちゃん、さっきからずっと悲しそうな顔してるから…」
ほむら「……ごめんなさい、不快な思いをさせたかしら」
まどか「ううん、そんなこと無いよ。でも……やっぱり、また今度にしたほうが良いんじゃないかな、って」
ほむら(!!)
まどか「でもほむらちゃん、さっきからずっと悲しそうな顔してるから…」
ほむら「……ごめんなさい、不快な思いをさせたかしら」
まどか「ううん、そんなこと無いよ。でも……やっぱり、また今度にしたほうが良いんじゃないかな、って」
ほむら(!!)
ほむら(………今度なんて、あるか分からない)
ほむら(あと二日と少ししたら、この世界は壊れてしまうのだから)
ほむら「いえ、大丈夫よ。ただ……」
まどか「?」
ほむら「私の話は、あなたにとってとても嫌なものになると思うから……」
ほむら「それを、覚悟しておいて欲しいの」
ほむら(あと二日と少ししたら、この世界は壊れてしまうのだから)
ほむら「いえ、大丈夫よ。ただ……」
まどか「?」
ほむら「私の話は、あなたにとってとても嫌なものになると思うから……」
ほむら「それを、覚悟しておいて欲しいの」
まどか「……うん。分かったよ、ほむらちゃん」
ほむら(私は……)
まどか「ぐすっ、えぐっ……ほむらちゃん……んっ」グスグス
ほむら「……ごめんなさい、まどか。ありのままを話せばあなたがどんな気持ちになるかなんて、分かってたのに」
まどか「そんな、ひくっ、ことっ……」
ほむら(私は……)
まどか「ぐすっ、えぐっ……ほむらちゃん……んっ」グスグス
ほむら「……ごめんなさい、まどか。ありのままを話せばあなたがどんな気持ちになるかなんて、分かってたのに」
まどか「そんな、ひくっ、ことっ……」
ほむら(結局……世界が終ってしまう事は話せなかった。話したのは、魔法少女としての私の過去だけ)
ほむら(私は逃げた。全てを伝えたら、まどかをさらに傷付けるのが分かったから)
ほむら(そして、私も……そんなまどかを見て、傷つくのが怖かったから)
ほむら(………最低ね、私)
ほむら(私は逃げた。全てを伝えたら、まどかをさらに傷付けるのが分かったから)
ほむら(そして、私も……そんなまどかを見て、傷つくのが怖かったから)
ほむら(………最低ね、私)
ほむら「……落ち着いたかしら?」ナデナデ
まどか「……うん。……ごめんねほむらちゃん。服、グショグショにしちゃったね」
ほむら「別に気にしないわ。泣いてるあなたの相手は何度も経験してるから」
まどか「そっか。……そうだよね、ほむらちゃん。……ごめんね」
ほむら「別に、私が私自身のためにやっていることよ。あなたが気に病むことは無いわ」
まどか「……うん。……ごめんねほむらちゃん。服、グショグショにしちゃったね」
ほむら「別に気にしないわ。泣いてるあなたの相手は何度も経験してるから」
まどか「そっか。……そうだよね、ほむらちゃん。……ごめんね」
ほむら「別に、私が私自身のためにやっていることよ。あなたが気に病むことは無いわ」
まどか「ううん、でも、ほむらちゃんが私のために頑張ってくれてたって知って、何も思わないなんて出来ないよ」
ほむら「……信じてくれるのね、こんな荒唐無稽な話を」
まどか「……うん、信じるよ。ほむらちゃんだからね」
ほむら「? 私だから……?」
ほむら「……信じてくれるのね、こんな荒唐無稽な話を」
まどか「……うん、信じるよ。ほむらちゃんだからね」
ほむら「? 私だから……?」
まどか「うん。私ね、初めてほむらちゃんに会った時、全然初対面だって気がしなくって。
こんなこと言うと笑われちゃうかもしれないんだけど、ほむらちゃんと夢の中で会った気がしてたの」
ほむら「夢って、どんな?」
まどか「ほむらちゃんが、おっきなお化けと戦ってる夢……かな。はっきりと覚えてるわけじゃないんだけど……」
こんなこと言うと笑われちゃうかもしれないんだけど、ほむらちゃんと夢の中で会った気がしてたの」
ほむら「夢って、どんな?」
まどか「ほむらちゃんが、おっきなお化けと戦ってる夢……かな。はっきりと覚えてるわけじゃないんだけど……」
ほむら「……そう」
ほむら(その夢の結末は………。いえ、聞かないでおきましょう)
まどか「あ、でも、ほむらちゃんが昔は何も出来ない子だった、っていうのはちょっと信じられないかな、えへへ」
ほむら「あら、本当よ。今の私は、魔力で無理矢理体を矯正しているの。本来なら、ほとんど運動もできないわ」
まどか「ほんと?全然信じられないよ」
ほむら(その夢の結末は………。いえ、聞かないでおきましょう)
まどか「あ、でも、ほむらちゃんが昔は何も出来ない子だった、っていうのはちょっと信じられないかな、えへへ」
ほむら「あら、本当よ。今の私は、魔力で無理矢理体を矯正しているの。本来なら、ほとんど運動もできないわ」
まどか「ほんと?全然信じられないよ」
ほむら「本当よ。心臓に病気を持っていたから」
まどか「そうだったんだ。ほむらちゃんって何でもこなすイメージがあるから、ちょっと意外かも」
ほむら「そうかしら」
まどか「他にも知りたいな、ほむらちゃんの事」
まどか「そうだったんだ。ほむらちゃんって何でもこなすイメージがあるから、ちょっと意外かも」
ほむら「そうかしら」
まどか「他にも知りたいな、ほむらちゃんの事」
ほむら「ああ、そういえば、スケッチブックにいろいろ描き込んでる事があったわね。
あれは何を描いていたのかしら……」
まどか「あ、あう、何で知ってるのっ」
ほむら「確か、ウサギさんとクマさんが一緒に暮らしてる話だったような……」
ほむら(本当は全部知ってるのだけれど)
あれは何を描いていたのかしら……」
まどか「あ、あう、何で知ってるのっ」
ほむら「確か、ウサギさんとクマさんが一緒に暮らしてる話だったような……」
ほむら(本当は全部知ってるのだけれど)
まどか「ちょ、ちょっとほむらちゃん!私じゃなくてほむらちゃんの話だよっ!」
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
まどか「も~っ」
ほむら(まどかには、笑っていてほしいと思う)
ほむら(……明日、残りの全ての事を伝える。だから、せめてそれまでは……)
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
まどか「も~っ」
ほむら(まどかには、笑っていてほしいと思う)
ほむら(……明日、残りの全ての事を伝える。だから、せめてそれまでは……)
六日目
パチッ
ほむら(明日……朝を迎えられるかは分からない)
ほむら(私に出来ることなんて、決まっている)
ほむら(だから、それをやりぬくだけ)
ほむら(そして今日、まどかに伝える)
ほむら(明日、世界が終わることを)
パチッ
ほむら(明日……朝を迎えられるかは分からない)
ほむら(私に出来ることなんて、決まっている)
ほむら(だから、それをやりぬくだけ)
ほむら(そして今日、まどかに伝える)
ほむら(明日、世界が終わることを)
ほむら(今日は学校は……いいわ)
ほむら(まどかと、どこかで二人きりで話がしたい)
ほむら(最期の話になるかもしれないけれど)
ほむら(それでも、全てを話しておきたい)
ほむら『まどかへ
大事な話があるの。見滝原タワーの展望台で待ってます。
来てくれると嬉しいわ』
ほむら(まどかと、どこかで二人きりで話がしたい)
ほむら(最期の話になるかもしれないけれど)
ほむら(それでも、全てを話しておきたい)
ほむら『まどかへ
大事な話があるの。見滝原タワーの展望台で待ってます。
来てくれると嬉しいわ』
まどか「はぁっ、はぁっ……ほむらちゃんっ?」
ほむら「……まどか」
まどか「……ほむらちゃん、どうしたの?大事な話って」
ほむら「…………」
まどか「……?」
ほむら「……あのね、まどか」
ほむら「……まどか」
まどか「……ほむらちゃん、どうしたの?大事な話って」
ほむら「…………」
まどか「……?」
ほむら「……あのね、まどか」
まどか「何かな、ほむらちゃん」
ほむら「私はあなたに謝らなくちゃいけないの」
まどか「ひょっとして、昨日の話の続き?」
ほむら「そうとも言えるし、違うとも言えるわ」
まどか「で、でも、ほむらちゃんが私に謝るなんて……むしろ私がのせいで――」
ほむら「違うの、まどか」
ほむら「私はあなたに謝らなくちゃいけないの」
まどか「ひょっとして、昨日の話の続き?」
ほむら「そうとも言えるし、違うとも言えるわ」
まどか「で、でも、ほむらちゃんが私に謝るなんて……むしろ私がのせいで――」
ほむら「違うの、まどか」
ほむら「私は昨日あなたに伝えていなかったことが一つあるの」
ほむら「それを言うために、そして……あなたに謝るために、私はあなたと話したかった」
まどか「……ほむら、ちゃん?」
ほむら「謝って謝りきれるものではない事は分かってるわ。…でも言わせて」
ほむら「……ごめんなさい」
まどか「あ、あの、ほむらちゃん?」
ほむら「それを言うために、そして……あなたに謝るために、私はあなたと話したかった」
まどか「……ほむら、ちゃん?」
ほむら「謝って謝りきれるものではない事は分かってるわ。…でも言わせて」
ほむら「……ごめんなさい」
まどか「あ、あの、ほむらちゃん?」
ほむら「明日でこの世界は……終わってしまうかもしれないの」
まどか「え………っ」
ほむら「全て、私の責任よ」
まどか「ちょ、ちょっと待ってよほむらちゃん!」
ほむら「…何かしら?」
まどか「そ、そんな急に言われても分からないよ!世界が終っちゃうとか、そんな事……!」
ほむら「そうよね、その通りだわ」
ほむら「全て、私の責任よ」
まどか「ちょ、ちょっと待ってよほむらちゃん!」
ほむら「…何かしら?」
まどか「そ、そんな急に言われても分からないよ!世界が終っちゃうとか、そんな事……!」
ほむら「そうよね、その通りだわ」
ほむら(何から話せばいいか……そんなの…)
ほむら「………昨日、話したわよね。私が魔法少女になった理由」
まどか「……うん。私のために、何回も時間を巻き戻してた、って……」
ほむら「そう。でもそれは、世界に負担を掛けることでもあったの」
まどか「ど、どういう事……?」
ほむら「私が時を巻き戻すごとに、世界には歪みが生じていったの」
ほむら「………昨日、話したわよね。私が魔法少女になった理由」
まどか「……うん。私のために、何回も時間を巻き戻してた、って……」
ほむら「そう。でもそれは、世界に負担を掛けることでもあったの」
まどか「ど、どういう事……?」
ほむら「私が時を巻き戻すごとに、世界には歪みが生じていったの」
ほむら(せめて、あなたのせいにはしない様に……)
ほむら「そしてそれは、『私』を軸に世界全体を巻き込んで、やがて……壊れる」
まどか「そ、そんな……」
ほむら「謝って済む事じゃないわ。私は……」
まどか「……うそ…………、ほむらちゃん……?」
ほむら「……ごめんなさい」
ほむら「そしてそれは、『私』を軸に世界全体を巻き込んで、やがて……壊れる」
まどか「そ、そんな……」
ほむら「謝って済む事じゃないわ。私は……」
まどか「……うそ…………、ほむらちゃん……?」
ほむら「……ごめんなさい」
まどか「……本当、なの?もう、どうにもならないの?」
ほむら「………えぇ」
まどか「……私たち……死んじゃうの……?」
ほむら「…………」
まどか「そんなの………嫌だよぉ……グスッ」
ほむら「……ごめんなさい」
ほむら「………えぇ」
まどか「……私たち……死んじゃうの……?」
ほむら「…………」
まどか「そんなの………嫌だよぉ……グスッ」
ほむら「……ごめんなさい」
まどか「わたし、まだ生きたい……ヒクッ、皆とおしゃべりしたいよぉ……遊びたいよ……!」グスッ
ほむら「ごめんなさい、まどか……ごめんなさい……!」
まどか「うわぁぁぁぁぁん………」ポロポロ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「ごめんなさい、まどか……ごめんなさい……!」
まどか「うわぁぁぁぁぁん………」ポロポロ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まどか「……ごめんね、ほむらちゃん」
ほむら「……何かしら」
まどか「本当に辛いのは、私じゃなくてほむらちゃんなのに。ずっと頑張ってきたのに、こんな事になるなんて」
ほむら「…………」
まどか「それなのに、私、自分のことばっかり………嫌な子だよね」
ほむら「……何かしら」
まどか「本当に辛いのは、私じゃなくてほむらちゃんなのに。ずっと頑張ってきたのに、こんな事になるなんて」
ほむら「…………」
まどか「それなのに、私、自分のことばっかり………嫌な子だよね」
ほむら「そんなこと無いわ。明日世界が終わる、なんていきなり言われたら誰だってそうなるわ、当り前よ」
まどか「……ごめんね、ほむらちゃん」
ほむら「あなたが謝る必要はないわ。悪いのは、全て私」
ほむら「………それよりもまどか、あなたはここにいても良いの?」
まどか「……?どういう事?」
まどか「……ごめんね、ほむらちゃん」
ほむら「あなたが謝る必要はないわ。悪いのは、全て私」
ほむら「………それよりもまどか、あなたはここにいても良いの?」
まどか「……?どういう事?」
ほむら「あなたには、家族も、大切な友人だっているでしょう。それなのに……」
まどか「……うん。いいの」
ほむら「どうして?もう二度と会えなくなるかもしれないのよ」
まどか「………うん」
ほむら「…………どうして」
まどか「わたし、ほむらちゃんと一緒にいたいから」
ほむら「!」
まどか「……うん。いいの」
ほむら「どうして?もう二度と会えなくなるかもしれないのよ」
まどか「………うん」
ほむら「…………どうして」
まどか「わたし、ほむらちゃんと一緒にいたいから」
ほむら「!」
まどか「ほむらちゃんの隣にいたい。……ずっとずっと、最後まで」
ほむら「で、でも………」
まどか「ほむらちゃん、お願い。どうか一緒に、いさせて……!」
ほむら「……あなたはそれでいいの?最期を、私となんて」
まどか「うん。ほむらちゃんだから、お願いしたいの」
ほむら「……そう、分かったわ。あなたの好きにするといい」
ほむら「で、でも………」
まどか「ほむらちゃん、お願い。どうか一緒に、いさせて……!」
ほむら「……あなたはそれでいいの?最期を、私となんて」
まどか「うん。ほむらちゃんだから、お願いしたいの」
ほむら「……そう、分かったわ。あなたの好きにするといい」
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