元スレP「俺もトップアイドルを目指そうと思うんだ」 春香「はい?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
152 = 47 :
春香「プロデューサーさん、最優秀ですよ、最優秀!」
P「まさか…この俺がな…ちょっとビックリしたよ」
少し前
社長『このたび、我が765プロのアイドルであるプーコ君が、今年度最優秀アイドル賞を受賞することになった』
一同『………』
一同『ええええええええええええええええ!!!!!!』
社長『来週にはその授賞式が予定されているから、張り切ってきたまえ。以上!』
P「トップアイドルを目指すと言ったが、ただがむしゃらに頑張ってきただけで実感はわかなかったけど」
P「こんなところまで上り詰めてしまった」
153 = 21 :
アイドルの立場がwwwwwwwwwww
154 = 47 :
P「もうそろそろ、引き際なのかな」ボソッ
春香「え?プロデューサーさん?なにか言いました?」
P「い、いや、何でもないよ。そうだ!メールチェックしないと!」アセアセ
ピッ
P「フム、一件目はクーポンメールか。二件目は……」
From あまとう
件名:明日、もし用事がなければ、一度会いたい。会って直接話がしたい。場所は駅前の公園で。
本文
このメールに本文はありません。
P「このあまとう、何慌ててやがるんだ……?」
P「って!それどころじゃない!一体何の用事なんだ!しかも明日は俺オフの日だぞ!どうする!?」
律子(どうしたのかしら?急に慌てだして…)
157 = 47 :
P「と、言うわけなんだが」
律子「行ってくればいいじゃないですか」
P「なんかつめたいなー。それに俺、オフの日にまで女装したことないんだけど」
律子「え?そっち系の人じゃなかったんですか?私はてっきり……」
P「違う!俺はオンとオフがはっきりしてるだけなの!」
P「だから律子、明日代わりにあまとうにあってきてやってくれないか?」
律子「それは無理ですよ。明日は竜宮小町で収録があるんですから」
P「竜宮のほうは俺がなんとかしとくからさ、頼む!」
律子「……いくらプロデューサーでも、これは譲れません。この収録は私がとってきた仕事なんですから」
P「……そうか。無理言って済まなかった。どうしたんだろう俺は」
律子「まあ、それ以外のことについては、極力協力しますから」
158 = 47 :
その日の夜、P自宅
P(結局、まだあまとうには返信出来ずにいるわけだが、はたしてどうしたものか)
P「とりあえず、煙草でも吸おうか」シュボッ
P「あまとうはいったい何を考えてるんだ?直接会うのはあれだけ避けようと伝えたのに」
P(まさか、告白でもしようってんじゃないんだろうな?)
P「……ありえないとも言い切れないのが怖いな。恋する童貞は盲目だからな」
P「あ、結局ほとんど吸えなかったな」グシュッ
159 = 47 :
P「………よし」
ポチポチポチポチ
ピロリロリーン
161 :
163 = 47 :
同日、あまとう自宅
冬馬「………」
冬馬(じれったい…。もう何時間も返信がない…)
冬馬「…いや、ここでメールを送りなおしたところで、あんまりせっかちなところは見せたくないしな」
冬馬「よし、どうせならジョギングでもしyピロリロリン
冬馬「!!」ガバッ
冬馬「宛名が…プーコさんだ!内容は………」ゴクリ
冬馬「!!!!!」
164 = 47 :
翌日、駅前の公園
冬馬「……ふぅ」
冬馬(結局、昨日のメールはOKを知らせる返事だった)
冬馬「柄にもなく、緊張しちまってる。こんなに震えてるのは、初ライブのとき以来だ……」
冬馬(ちょっと早く来すぎたな。暇だし、メールのチェックでもしようか)
ピッ
From プーコさん
件名:慌ててたのかな?
本文
私も、明日はオフだからいいよ。実はね、私も冬馬君に伝えたいことがあるの。
直接会って、伝えるね。明日、楽しみにしてます。
冬馬(やべえ。ニヤニヤがとまんねぇよ……!)
165 :
完全に童貞
166 :
SSのあまとうさんの童貞率は100割
167 = 47 :
冬馬「ん?慌ててたのかなって何だ?俺、変なことでも書いたかな」
ピッ ポチポチ
冬馬「!!」
冬馬(やっちまった!!件名に文章書いて、本文がからのまんまだった!)
冬馬「はあ、死にてぇ」
ポン
168 = 47 :
冬馬「!」クルッ
P「………」
冬馬「プーコさん!」パァア
P「………」
冬馬「プーコさん?どうしたんですか一体?…もしかしてそのマスクは…かぜをひいたんですか!?」
P「………」コクリ
冬馬(畜生!俺はなんてことを!プーコさんのことも考えずに、こんなときに呼びだしちまって!)
P(調子にのって煙草吹かしてたら喉やられた…裏声出せねぇよ……)
169 = 47 :
P「………」ポチポチポチ
ピロリロリン
冬馬「ん、メールが」
P『ごめんなさい。風邪をひいてしまって、今は上手く声を出せないの。メールでやりとりしても、いいかな?』
冬馬(プーコさん…こんな状態でも、俺の相手を…なんて優しいんだ)
P(やばい。そんなうれしそうな顔するなよ。俺はお前を重ね重ねだましてるだけなんだから)
冬馬「ええ、構いませんよ。せっかくですから、もっと静かな場所に移りましょうか」
P「………」コクリ
170 = 47 :
某喫茶店
冬馬「どうです?ここ、個室みたいになってて落ち着いた雰囲気なんですよね」
P「………」ポチポチポチ
ピロリロリン
P『うん、私もこういう雰囲気のほうが好きだな。芸能界って、何かと騒がしいから、たまには静かに過ごしたいよね』
冬馬「気に入ってくれたみたいで、よかったです」ポッ
冬馬「………」
P「………」
冬馬(やっべえ。このあとどうしたらいいんだよ?)
P(あまとうめ……。一体なにをたくらんでやがる)
171 = 47 :
P(へたに動かれる前に、先手を打つか……?)
ポチポチ ピロリロリン
P『大事な話って、なに?今日はそのことで呼んでくれたんでしょう?』
冬馬「!!」
冬馬(そうだよな。今日は、ただ彼女とお茶したかったわけじゃない。大事な話があるんだ…)
冬馬「えっと……その…ですね。先に言っておきますけど、気を悪くしたらすみません」モジモジ
P(もじもじしやがった…だと…?まさか本気で、告白くるのか?)
172 = 47 :
冬馬「実は、961プロ社長、黒井は、あなたに対して妨害工作を行おうとしています」
P「!!!」
P(まさか、あまとうが本当に思惑通りに動いてくれるとは思わなかった…。こりゃ貴重な情報だぞ)
P『そうなんだ…。冬馬君は、どうしてそのことを私に教えてくれるの?私は765プロのアイドルなんだよ?』
冬馬「どうしても……確認したかったんです。黒井のおっさんが、あなたに対して持っている疑惑を、晴らしたかったんです」
冬馬「あなたが、本当の女性ではなく、765プロのプロデューサーが女装した、架空のアイドルであるという疑惑を」
P「!!」ガタッ
175 = 47 :
P(まずいまずいまずい。どうしてこうなった。どこでばれた。どうして…!)
冬馬「教えてください。その答えを、聞きたいんです」
P「」ダラダラダラ
P(くっ。ここでばれるわけにはいかない。なんとかしてしのがなければ!)
ポチポチポチ ピロリロリン
P『冬馬君は、私のこと、信じてくれないんだね』
冬馬「!そんなつもりじゃ…ただ俺は」
ピロリロリン
P『なんだったら、今ここで裸になって見せようか。冬馬君が満足するまで、じっくり見てもらおうかしら?』
176 = 146 :
バレクルー?
177 = 47 :
冬馬(まずい……完璧に怒らせちまった…!そりゃそうだよな。いきなり、お前は女じゃないだなんて言い出したんだから)
P(ふふふ。どうせ童貞のあまとうのことだ。こちらから積極的に攻めていけば、身動きがとれまい)
P『どうするの?冬馬君。はっきりしない男の人は、私あんまり好きじゃないの』
冬馬「………」
P(にょほほ。悩んどるねぇ。さて、この辺でいじめるのやめとこう。でないと流石にかわいs)
冬馬「脱いで…くれますか」
P「はぁ!?」
178 = 21 :
調子に乗るからだwwwwwwwwwwwww
179 :
実際の女体を見たことないあまとうならあるいは…!!
180 :
俺は既に全裸だ
181 :
声だしちゃったよwwwwww
182 :
エロ展開いいよ!来いよ!
183 = 47 :
冬馬「!!?」
P「!」
P(しまった!つい地声で……)
P「うぇっほんげふんげふん!」
冬馬「………」ゴクリ
P(畜生、普段はへたれのくせに、変なところだけは肝が据わってやがる。これだから童貞は)
P(しかし、自ら窮地に追いやってしまった手前、何かいい解決策はないものか…)
P(そうだ!いい方法があるぞ)
P「」プルプル
冬馬「プーコさん…あの…」
P「グスン」ホロリ
冬馬(泣きだした!?)
185 :
Pwwww
186 = 89 :
調子に乗るからだろwww
187 = 47 :
亜美「ねえ、あれ。あそこにいるのあまとうじゃん?」
真美「え!!どれどれ!?」
亜美「あの向かいの喫茶店の窓際にいるじゃん」
真美「あ、ほんとだ…って、しかも、プーやんもいっしょじゃん!」
亜美「あ、ほんとだ…って、なにこれデート?デートなの!?」
亜美・真美「……………」チラッ
亜美・真美「これは、やるっきゃありませんねぇ」
188 :
メッチャおもしれぇwww
189 :
なんで調子に乗るのPwwwww
190 = 47 :
P(これでどうだ!?必殺女の涙だ!これには流石のあまとうも)
冬馬「俺は…あなたの全てが見たいんです」
P「!!」
冬馬「あなたの全てを、受け入れて、そして、信じていたいんです!」
P(ばかじゃねえのこいつ!!何考えてんだよ!!)
冬馬「なんでしたら、僕も脱ぎます。あなたも脱がせて見せます」
P(ちょっと!え!?なに!?何この展開は!?)
191 = 146 :
あまとうってアダ名かな
192 :
天ヶ瀬冬馬(あまがせとうま) 略してあまとう
193 = 185 :
甘党
194 = 47 :
冬馬(やっべえ。何言ってんだよ俺!女性に対して脱がすとか!!)
冬馬(でも、それでも、俺は男なんだ!!男になるんだ!!)
P(♪飾りになったよ涙が、はっはぁーん)
P(じゃなくて!現実逃避してる場合じゃなくて!ほんとにこれだから童貞は嫌いなんだよ!)
P「………」スルリ
冬馬「!!」ゴクリ
195 = 47 :
P(下手に脱がされるくらいなら、自分から脱ぎに行ったほうがまだましだ!)
P(そのあとにメールで『私の胸…小さくてつまらないでしょう…くっ』とでも送ってなんとかごまかさなければ!)
P(てかあまとうなんで血眼になってんだよ。こちとら嘘泣きとはいえ泣いてるんだぞ!?)
冬馬「……っはぁ…」ハァハァ
P(鼻息荒くしてんじゃねえ!!)
196 = 146 :
>>192
こないだアニマス身始めた新参なんだthx
197 = 185 :
公共の場で女?に脱げというあまとうさんかっけーっす
198 :
こうやってP視点で見てるとガツガツした男って怖いのが分かる
みんなの評価 : ★
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