元スレ見崎「ふーん。榊原君って、まだ童貞なんだ」榊原「うん…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 1 :
~帰り道~
恒一(……はっ!)
恒一(しまった…ゴムなんて持ってないよ……)
恒一(さすがに生は…まずいよな……)アセアセ
恒一(……おっ、ちょうど目の前に薬局が…)
恒一(でもなぁ、さすがにコンドーム買ってくる、とは言いづらいしなぁ…)
恒一(よし…)
103 = 1 :
恒一「鳴っ」
見崎「?どうしたの恒一君」
恒一「ちょっとそこの薬局に寄っていいかな?」
恒一「家の絆創膏がもうないから…さ」
見崎「…そう」
恒一「すぐ済むから、見崎はここで待っててよ」
見崎「わかった…」
見崎(恒一君…きっとゴムを買いに行ったのね…///)ドキドキ
104 = 1 :
~薬局~
恒一(えーと…コンドーム、コンドーム……)
恒一(あった……へぇ~、こんな形なのか…)
恒一(よし、これをレジに……)
「あら、榊原君?」
恒一「っ!?」ドキッ
多々良「こんなとこで会うなんて奇遇だねっ」
106 = 95 :
おいおいNTRはやめろよ
107 = 1 :
恒一「あっ…多々良さん…(なっ、何だとぉ……!?)」
恒一(こんなタイミングでクラスメイトの…しかも女子に……)
恒一(挙句の果てにクラス一の純情美少女・多々良さんに出くわすなんて…)
多々良「今朝ね、私の家の絆創膏が切れちゃって」
多々良「だからここに買いに来たんだけど…ん?」
多々良「榊原君、それは何?」
恒一「えっ、あっ…こ、これはね…?」アセアセ
109 = 1 :
恒一(まずい…コンドームと言うわけにはいかないし…)
恒一(かといって何と言えばいいんだ…)
恒一(こんな形のもの他に無いし……)
恒一(……仕方がない…ここはもう正直に…)
恒一「…多々良さん、これはね…避妊具なんだ」
多々良「ひにん……ぐ?」
110 = 53 :
修羅場やな
111 = 1 :
恒一「そう…避妊するために使うものなんだよ…(言っちゃった…)」
多々良「へぇ~…そうなんだ…(ひにんぐ?ひにん?どうゆう意味なんだろ…?)」
恒一「うん…(あれ?もしかして多々良さん、避妊具も避妊も知らないのか…?)」
恒一(と、とりあえず危機は去ったの…かな…)
恒一「じゃ、じゃあね、多々良さん」
多々良「うんっ。バイバイ、榊原君」
多々良(ひにんぐ…明日松子にでも聞いてみよ…)
112 = 1 :
~~
見崎「時間かかったね」
恒一「うん、どれ買うか時間かかっちゃって…」
見崎「…ねぇ恒一君」
恒一「何?鳴」
見崎「本当に絆創膏を買いにいったの?」
恒一「!…そ、そうだよ」
見崎「ふーん…私に嘘付くんだ」
113 = 1 :
恒一「う、嘘なんて付いてないよ!!」
見崎「じゃあその袋の中、見せて」
恒一「うっ…」
見崎「どうしたの。絆創膏買っただけなんでしょ?」
見崎「なんでそんな反応するのかな?」
恒一「……」
見崎「…恒一君、別に隠すことじゃないよ」
見崎「コンドーム、買ったんでしょ?」
114 = 1 :
恒一「!…うん」
見崎「やっぱりね」
見崎「恒一君、そういうことはちゃんと言ってほしかったな」
恒一「…だってさ、コンドーム買ってくるなんて…言えるわけないよ……」
見崎「でも、私たちは恋人同士で、もうキスも済ませちゃったんだし」
見崎「セックスしよ、って言っても問題はないと思うの」
恒一「…そうかなぁ…」
見崎「少なくとも私は…ね」
115 = 73 :
なにこの鳴ちゃん男らしい
116 = 1 :
恒一「鳴……」
見崎「だから恒一君」
見崎「今日は私の家でセックスしましょ」
恒一「ふぁっ!?」
見崎「はら、こう言っておけばもう恒一君も後ろめたくないでしょ」
恒一「う、うん…(すごく…大胆です…)」
~夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。~
恒一「おっ、お邪魔しまふっ…」
見崎「…緊張しすぎじゃない…?」
117 = 68 :
ふぁってwww
118 = 1 :
恒一「だって面と向かってあんなこと言われて…」
恒一「緊張するなってほうが無理だよ……」
見崎「それもそうね…じゃあ、とりあえず私の部屋に行こっか」
恒一「う、うん……」ドキドキ
恒一(ついに来たか……ここまで!)
恒一(今日で僕は悪じゃなくなる…)
恒一(なぜなら非童貞は…正義だから!!)ドンッ!!
恒一(グッバイ童貞……僕のコンプレックスの根源!!)
恒一(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)
119 = 1 :
見崎「…じゃあ、飲み物持ってくるね」トテトテ ガチャッ
恒一「ふぁっ!?…う、うん…」
恒一(…と、とにかく冷静になるんだ、榊原恒一!)
恒一(とりあえず辺りを物色して気持ちを落ち着かせよう…)ガサゴソ
恒一(!こっ、これは…)
恒一(いかにも下着類の入っていそうな箪笥が……)ゴクリ
恒一(……さすがに下着を物色するのはまずいか…)
120 = 1 :
恒一(いや、だがあえて物色するというのも……)
恒一(いっそパンツでも被って……)
恒一(……)スー…ハー
恒一「ふぅ……」
恒一(こんなに緊張するのは初めてだ……)
恒一(大体、気持ちを落ち着かすのに他人の家のものを物色するなんて……)
恒一(最低だ、僕って……)キリッ
121 = 68 :
自己反省してばかりやな
122 = 1 :
ガチャッ
見崎「おまたせ」
恒一「お、おう」
恒一「…そういや、霧果さんは?」カシュッ
見崎「東京の人形展を見に行ってるから……明日まで帰ってこないと思う」カシュッ
恒一「そっか…」
見崎「うん……」
123 = 73 :
天根「ワシが居るぞ」
124 = 1 :
>>123
スルーで
恒一「……」ゴクゴク
見崎「……」ゴクゴク
見崎「…恒一君」
恒一「なに?」
見崎「先にシャワー浴びていいよ」
恒一「!!ゲホッゲホッ」
125 :
男前過ぎワロタ
126 :
この鳴ちゃんは飛処女
127 = 1 :
見崎「それとも一緒に浴びる…?」
恒一「…とっ、唐突だなぁ…」
見崎「そう?…で、どっちがいいの?」
恒一「そりゃあ、もちろん……」
~浴室~
ジャー…
恒一「一緒に浴びるに決まってるじゃないか!」
128 :
うむ
129 = 1 :
恒一「…なんて言えないよ……」
恒一「僕ってほんとヘタレだなぁ…」
恒一「こんなんで鳴のこと、気持ちよくさせられるかなぁ…」
恒一「はぁ……」
見崎「独り言は口に出さない方がいいと思うよ」ボソッ
恒一「えっ」
見崎「…ゴメンね、勝手に入ってきて」
恒一「いっ、いつの間に僕の後ろに…」
130 = 1 :
恒一「て、ていうかもしかして今…裸…?///」アセアセ
見崎「シャワー浴びるんだから当たり前でしょ」
恒一「う、うん(大胆すぎるよ!)」
見崎「……」
ツー…
恒一「ぐぴゃあ!」
見崎「…恒一君の背中、きれいだね…」ハァ・・・ハァ・・・
131 = 1 :
見崎「…………」
見崎「もう…ダメッ……!我慢できない…!!」ダキッ
恒一「わっ……め、鳴…///(む、胸が…///……と思ったけどそうでもないな…)」
見崎「恒一君っ……恒一君っ……!」サワサワ
恒一「うああ……」
恒一(う、後ろから僕の身体を…)
ニギッ
恒一「はうっ」
132 = 1 :
見崎「これが恒一君の……」
恒一「ちょっ……見崎…!」
シュッ シュッ
恒一「ふわっ……こ、こすらないでぇ…」
見崎「…じゃあやめる」パッ
恒一「ああ……やめないでぇ…」
見崎「ふふっ…おかしな恒一君」ニギッ
恒一「んっ……」
133 :
立場逆転
134 = 1 :
シュッ シュッ
見崎(…左手で玉を弄ろうっと…///)ギュッ
恒一「なぱぁむ!」
見崎(ふふ……なんて面白いのかしら…)
見崎(次は言葉で…)
見崎「恒一君のあえぎ声、可愛いよ……」ボソッ
恒一「おおお」ギンッ
見崎「わっ…(更に硬くなった…)」ドキドキ
恒一「鳴ぃ……はやくイかせてぇ…」
見崎「!!」
135 :
>>134
ナパーム弾うたれたのか
136 = 1 :
見崎(な、なんて可愛らしいのかしら…!)
見崎(…安心して、恒一君。すぐにイかせてあげるわ…)
シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ
恒一「うっ…あぁ…イク!イク!!」
プシュウ
ドクドク…
見崎「…すごい量……///」
恒一「はぁっ……はぁっ……」
137 = 1 :
見崎「恒一君」
恒一「…な、なに?」
見崎「次は私を気持ち良くして…」
恒一「喜んで!!」フリカエリ
恒一「!……おぉ…」
見崎「あっ、あんまりジロジロ見ないで……恥ずかしいから……」
恒一「…可愛い乳房だね」サワッ
見崎「!」ハァ・・・ハァ・・・
138 = 1 :
恒一「それに乳首も」クリッ
見崎「やっ…///」ビクッ
恒一「体型もスレンダーだし……」スッ・・・
見崎「んっ……」
恒一「ここも可愛らしい…」クチュ
見崎「あっ……///」
恒一「……」
スッ
見崎「ど、どうしてやめるのぉ…?」ハァ・・・ハァ・・・
139 = 1 :
恒一「いや、ここじゃやりづらいし…」
見崎「そっ、そう…(そういうプレイじゃないんだ……)」ショボン
恒一「続きはベッドで…しようね…」
見崎「!…うん…///」
~同刻・綾野家~
小椋「お邪魔します…」
綾野「……なんか飲む?」
小椋「いや、いいよ…(彩…今日はずっとテンションが低かったな……)」
綾野「……ねぇ、由美…」
小椋「何…?」
140 = 1 :
綾野「こういっちゃんのこと…どのぐらい好き…?」
小椋「っ……いきなりね…」
綾野「答えて…」
小椋「……正直」
小椋「泉美ほどは好きじゃない…けど」
小椋「恋人にしたいぐらいには好き…かな」
綾野「そっか……」
小椋「彩は……?」
綾野「…由美と同じかな……」
141 = 1 :
小椋「……」
綾野「ねぇ……」
綾野「私たちに足りなかったのって…なんなんだろ…」
小椋「…彼と過ごした時間と…勇気でしょ」
綾野「……だよね……」ドンヨリ
小椋「……はぁ」
小椋「私が言うのもなんだけどさ…」
小椋「いつまでそのテンションでいる気?」
小椋「こんなの、彩らしくないよ…」
143 :
おいおいクラス一の美少女とか多々良マンセーかよ
144 = 1 :
綾野「…うん……」
小椋「彩はもっと元気ハツラツな女の子でしょ?」
小椋「彩も明日からでいいから元気出していこう?」
小椋「こんな風に落ち込んでたっていいことないよ」
綾野「…うん……」
小椋「…」プチッ
小椋「…声が小さぁぁぁぁぁい!!!」バンッ!
綾野「っ!…ど、どうしたのいきなり……」
145 = 1 :
小椋「おらぁ!もっとテンション上げてけぇぇっぇっぇ!!」
小椋「くよくよすんなぁっぁぁ!そんな暇があんならぁ」
小椋「新しい恋でも見つけろやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
小椋「…ふぅっ……」
綾野「」ポカーン
小椋「…」ハッ
小椋「…あっ、こ、これはね……」
小椋「私のストレス発散法っていうか……」
小椋「気持ちの整理法の一つっていうか……」
146 = 1 :
小椋「ほら、大声出すと気分がスッキリするじゃない?そ、それで…」
綾野「……」
小椋「あ、彩…?」
綾野「…ぷっ、くく……」
綾野「あははははははっ!」
小椋「なっ…笑わないでよ!///」
綾野「いやー、ごめんごめん!だってさー、由美ったらいきなり叫びだすんだもん!」
綾野「気でも狂っちゃったのかと思ったよ!」
147 = 1 :
小椋「もぅ…彩ったら……」
綾野「…まぁ、ありがと。元気付けてくれて」
小椋「!…ま、まぁ今のは私自身のためにやったようなものだし?」
小椋「か、勘違いしないでよねっ…///」
綾野「はいはい……ふふっ」
小椋「あははっ」
小椋「……あっ、もう6時か…そろそろ帰らなきゃ」
綾野「えー、帰っちゃうのぉ?」
小椋「ごめん!今日の夕飯は私が担当だからさっ」
148 = 1 :
綾野「そっか…」シュン
小椋「……」
小椋「今日はありがと」
綾野「それは私のセリフだよ、由美!」
綾野「ホントにっ…ありがとね…」
小椋「うんっ……じゃあね」
小椋(……とりあえず彩が元気になって良かった)
小椋(私も元気出さなきゃっ)
149 :
紫煙
150 :
いいよー
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