元スレよつば「とーちゃん、一緒に風呂はいろう!」
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101 = 1 :
よつば「え、ど、どういう事だ? な、なんで・・・・・・」
とーちゃん「ご贔屓にして貰ってる人にな、外国の仕事を紹介してもらったんだ」
とーちゃん「日本人の翻訳家の力を欲しがってるらしくて、とーちゃんが選ばれた」
よつば「そ、そんなの断れば・・・・・」
とーちゃん「俺の仕事に箔がつくチャンスでもあるって、言われたらな・・・・・・」
とーちゃん「実力を、認められたんだ。 だから、一ヵ月後、一年程外国に行く」
よつば「よ、よつばも行くんだよね?」
とーちゃん「・・・・・・連れて、行かない」
102 = 1 :
よつば「は、は? な、なんでそんな事言う?」
とーちゃん「よつばはこの町が好きだろ。 中学、一杯友達いるだろ?」
とーちゃん「義務教育は、ここで過ごしなさい。 一年たてば、戻ってくるし」
よつば「い、いやだ・・・・・・友達なんていい、と、とーちゃんと」
とーちゃん「我儘、言わないでくれ。 もう、よつば子供じゃないだろう?」
よつば「そ、そんな事ない!」
とーちゃん「隣の恵那ちゃん達が毎日顔出してくれるみたいだから、な? 頼む」
よつば「や、いやだ、やだ・・・・・・!」
104 = 1 :
とーちゃん「よつば・・・・・・」
よつば「いや! いやだぁあ! とーちゃんと一緒がいい! 行かないでよぉ、一人じゃ・・・・・・」ポロポロ
とーちゃん「一人じゃないだろう? 皆いるし、あ、ジャンボにも頻繁に来てやってくれって頼んでる」
とーちゃん「将来を考えてくれ、よつば。 一緒に来て、転校しなくたっていいだろう」
よつば「ぅうう、ふうううう! やだー・・・・・・やだよー・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・無理言ってるのはわかる。 でも、これだけのチャンスなんて中々無いんだ」
とーちゃん「お金も一杯貰えるし、そうすればよつばに楽一杯させてやれるし・・・・・・」
よつば「いらないぃ・・・・・・そ、そんなのいらないー・・・・・・!」
105 = 1 :
とーちゃん「・・・・・・・納得してくれ、よつば」
よつば「・・・・・・ぐす」
とーちゃん「・・・・・・ごめん、ごめんな。 でも、よつばはここで暮らして欲しい」
とーちゃん「それが、一番いいんだ。 家事だって出来るし、それに、一年だ一年」
とーちゃん「あっという間だ。 な?」
よつば「・・・・・・とーちゃんは、よつばが嫌いなんだ」
とーちゃん「な・・・・・・」
よつば「お風呂、はいる」
106 = 1 :
とーちゃん「ま、待てよつば。 話は」
よつば「来ないで! お風呂についてくるなんて気持ち悪いよ!」
とーちゃん「ぅえ・・・・・・?」
よつば「・・・・・・じゃ」バタン
とーちゃん「・・・・・・怒っちゃたか? ・・・・・・怒るよな、そりゃ」
とーちゃん「よつば・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・」
107 = 1 :
とーちゃん(それから、よつばは口を利いてくれなくなった)
とーちゃん(飯は作ってくれるが、俺とは食べようとしない)
とーちゃん(家事も全部してくれてるし、何もいう事は無い)
とーちゃん(でも急に年頃の女の子になった様に、俺に近づかなくなった)
とーちゃん「よつば、いってらっしゃい」
よつば「・・・・・・」バタン
とーちゃん「・・・・・・駄目か」
108 = 1 :
恵那「あ、聞いたよ、よつばちゃん、お父さん外国行くんだって?」
よつば「・・・・・・知らない」スタスタ
恵那「知らないって、よ、よつばちゃん!?」
よつば「つ、ついてこないで・・・・・・」
恵那「だって、よつばちゃん顔色悪いし・・・・・・」
よつば「恵那にはかんけーないでしょ、ほっといて」
恵那「よつばちゃん、心配なんだよ? 皆も、私も心配してるから、ね? 話して」
よつば「・・・・・・恵那」
109 = 77 :
とーちゃんが一年も家をあけてたらヤンダが何するかわからないぞ
110 = 91 :
>>109
やめろ
111 = 1 :
恵那「・・・・・・そっか、お父さんが」
よつば「嫌いなんだ・・・・・・ひぐ、よ、よつばのこと、だからあんな事」
恵那「嫌いだったら、そんな事も言わないよ。 勝手にどっかいっちゃうよ」
恵那「よつばちゃん、お母さんが言ってたけど、後一週間で外国行っちゃうんだよ?」
よつば「・・・・・・」
恵那「よつばちゃん、後悔しないように、ちゃんと、話したほうがいいよ」
よつば「・・・・・・わかった」
恵那「うん、きっとよつばちゃんのお父さんも話したがってるよ」
112 = 1 :
よつば「・・・・・・」ガチャ
とーちゃん「おう、おかえり」
よつば「・・・・・・」じっ
とーちゃん「ど、どうした?」
よつば「・・・・・・ただいま」
とーちゃん「! あ、ああ、おかえり。 うん、おかえり」
よつば「・・・・・・話、しよ、とーちゃん」
113 = 4 :
お隣のお父さんがなにするかわからんな
114 :
>>109
ヤンダが振られるフラグ
115 = 1 :
よつば「なんで、もっと早く言ってくれなかったの」
とーちゃん「すまん・・・・・・」
よつば「よつばすっごい驚いたんだからな」
とーちゃん「ああ、そうだな・・・・・」
よつば「・・・・・・行く前に条件ある」
とーちゃん「? 条件?」
よつば「今までの家事の、お礼」
116 = 1 :
とーちゃん「あ、ああ。 な、何が欲しいんだ?」
よつば「・・・・・・ちゅー」
とーちゃん「え、え・・・・・・?」
よつば「口に、して・・・・・・くれたら、よつば、我慢するから」ガタン タタタタ
とーちゃん「お、おい、よつば・・・・・・!」
とーちゃん「なんだよ、それは・・・・・・どうすりゃ・・・・・・・」
117 = 77 :
なに、アメリカじゃあ挨拶だ
118 = 4 :
外人だからいいだろ
119 :
うさぎドロップ…
120 = 69 :
④
やばい自分の娘で再生余裕
121 :
>>120
自分の娘で再生しちゃいかんだろ・・・
122 :
>>120
義父さんチーッス
123 = 1 :
とーちゃん(あれからずるずるとしないまま六日過ぎた)
とーちゃん(だって、出来るわけ無いだろ・・・・・・年頃の娘だし)
とーちゃん(何で、キスして欲しいなんていうんだろうか)
とーちゃん(明日、早朝にはもう家を出なきゃいけない・・・・・・)
とーちゃん(チャンスは、今日だけ・・・・・・よつばは俺と話そうとしないし)
とーちゃん(秘密裏に荷造りまでしてるし・・・・・・)
とーちゃん(どうすりゃ・・・・・・)
よつば「とーちゃん」
124 = 1 :
とーちゃん「お!? よ、よつば・・・・・・・どうした?」
よつば「明日、着いてくから」
とーちゃん「・・・・・・」
よつば「こんな約束も守ってくれないなら、とーちゃんを信じられない・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・よつば」
よつば「・・・・・・なんていったって、着いてくぞ」
125 = 1 :
とーちゃん「よつば」
よつば「なに」
とーちゃん「一緒に、寝るか」
よつば「!」
とーちゃん「・・・・・・・ほら、おいで」
よつば「・・・・・・うん」
126 :
フリーの翻訳家ってネット環境が整ってたら、長期出張必要なくね?
127 = 69 :
>>121
今うちの娘よつばと同い年なんだよ
まぁ普段からベロチューやおっぱい触りあってるからなんとも言えんが
128 :
俺自分の娘にこんな事言われたら迷う事なく仕事蹴るわ
娘抱いたまま丸一日泣くんだろうなぁ・・・
129 :
>>126
通訳的なの任されたとか?
130 = 1 :
よつば「・・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・ん、どうした」
よつば「なんで、一緒に寝るの・・・・・・・?」
とーちゃん「・・・・・・あれから仕事も手につかなくてな」
とーちゃん「・・・・・・聞いていいか? なんで、して欲しいなんていったんだ?」
よつば「そ、それは・・・・・・」
とーちゃん「その行為で、お前が何を望んでいるかさっぱり分からなくてな・・・・・・」
よつば「いえないよ・・・・・・」
131 = 1 :
とーちゃん「なんで、いえないんだ?」
よつば「だって、今は、とーちゃんだもん・・・・・・」
とーちゃん「?」
よつば「・・・・・・よつばだって、なんでかなんてわかんないよ。 でも、して欲しいんだもん」
とーちゃん「・・・・・・」
よつば「今まで通りじゃ・・・・・・よつば、我慢できないから・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・わかった、するよ」
よつば「!!」
132 = 121 :
>>127
実の娘か養子か、幼児なのか中学生なのか分からんがベロチューはどうなんだ?
ウチも三歳児居るけど想像できん
133 = 91 :
>>113
やめろよ!
134 :
>>127
お前完璧に思春期になったら嫌われるわ
135 = 1 :
とーちゃん「でも・・・・・・悪い、これで、今は、我慢してくれ、な」
よつば「ぁ・・・・・・おでこ・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・今は、誰よりも、よつばと過ごした時間が長いからな」
とーちゃん「その悩みは、今一瞬のものかもしれない。 よつばが、勘違いしている場合だってあるんだ」
よつば「そ、そんなこと・・・・・・」
とーちゃん「聞け、よつば」
よつば「・・・・・・」
とーちゃん「親子なんだ、お前を拾った時から、よつばの父であるよう、努めてきた」
136 = 32 :
>>127
ネタだろうが、ドン引きだわ
137 = 91 :
>>127
おまわりさんこいつです
138 = 1 :
とーちゃん「愛してるよ、よつば。 けど、俺にある感情は親子に向けるものだ」
よつば「・・・・・・ぅ」
とーちゃん「・・・・・・明日から、とーちゃんは居なくなるから、確かめなさい」
よつば「な、なに、を・・・・・・?」
とーちゃん「よつばが悩んでいる感情の正体を。 それは、よつばも俺を父として好きなだけかもしれない」
とーちゃん「あるいは・・・・・・」
よつば「・・・・・・」
とーちゃん「まだまだ、あるよ、時間は。 ゆっくり確かめてくれ、その感情がいったいなんなのか」
139 = 99 :
いやむりだろ
大人からすればそれでいいかもだが
子供から見れば血がつながってないのは大きい
140 :
ぜんらになりました!
141 = 1 :
よつば「・・・・・・難しい、な。 とーちゃんに、そんな難しい事言われたの初めてだ」
とーちゃん「そう、だな。 でも、父ちゃんわかんなかったから、な」
とーちゃん「急に父ちゃんになって、どう接すればいいかなんて・・・・・・」
よつば「後悔、してるの?」
とーちゃん「まさか。 俺には勿体無いぐらい可愛く素直に育ってくれて、今凄い幸せだ」
よつば「ぅ・・・・・・」
とーちゃん「だから、よつばも慌てないように・・・・・・ゆっくりでいい」
とーちゃん「とーちゃんはよつばが幸せになって欲しい。 だから、焦らずゆっくり考えなさい」
よつば「・・・・・・うん」
142 = 1 :
とーちゃん「・・・・・・それでも、考えが変わらないなら」
よつば「・・・・・・」
とーちゃん「その時は、もう一回、話をしようか」
よつば「怒る・・・・・・?」
とーちゃん「いいや、お前の幸せの為に、なんでもする」
よつば「・・・・・・わかった、ならこれで今は我慢する」ギュ
とーちゃん「お、おい・・・・・・」
144 = 1 :
よつば「親子なら、このぐらいは、するでしょ・・・・・・?」
よつば「もっと小さかった頃は、怖い時、抱きしめてもらったんだし・・・・・・」
とーちゃん「・・・・・・はぁ。 わかった・・・・・・」ギュ
よつば「・・・・・・ありがとう・・・・・・おやすみ」
とーちゃん「ん、おやすみ・・・・・・」
145 = 1 :
よつば「とーちゃん?」
とーちゃん「・・・・・・」
よつば「・・・・・・勘違いじゃ、ないよ」
よつば「・・・・・・娘じゃ、いや。 お嫁さんが、いい・・・・・・」
よつば「血が繋がってないから、こんな気持ちになるのかな・・・・・・」
よつば「好き、だよ・・・・・・とーちゃん」
146 :
マジレスすると一年はたいして長くない
147 = 121 :
子供の頃の1年って長くないか?
148 :
なんちゃらの法則で子どもの一年は大人の一年より長く感じる
149 = 6 :
>>147
言われてみれば
150 = 114 :
一年長いだろ
だがフリーランスの翻訳や通訳では長期出張は無い
みんなの評価 : ★
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