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元スレP「記憶喪失ですか?」
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P(何だかんだあって、菊池さんと萩原さんがコンビニから帰って来て、
そして四条さんはお仕事の方へいかれまして、
今こうして萩原さんと菊池さんと双子の双海さん達とで俺の記憶を取り戻すために、
色々話をしているわけなんだが)
P「記憶なくす前と後で、何か変わってる事無い?性格とか」
亜美「んーとね。何かビクビクしてるかな。怯えているっていうな。後、よそよそしい。
まぁ記憶が無いから仕方無いけどね」
P「なるほど(ビクビクしてるのは仕方無い。だって四股してるんだもの)
ガチャ
響「おっはよー!プロデューサーいるか~?」
小鳥「響ちゃんもうすぐお昼よ。プロデューサーはあっちのソファで皆と記憶復元中よ」
響「わかった!皆~おはよう!」
真・萩原・真美・亜美「おはよう!」
P(えーと、この子は我那覇響。メールをくれた子か)
響「むっ!プロデューサーだけ返事がないぞ!」
P「我那覇響さん?」
響「さん!?ああ、記憶喪失なのか…」
亜美「もしかして演技だったりして?」
響「そ、そうなのか!?せっかく図書館まで行って色々調べて来たのに」
P「おい!演技な訳無いだろ。
こんなの冗談でやっても誰も得しない。むしろマイナスだ」
亜美「ご、ごめん(ちょっと今の前の兄ちゃんっぽかった)」ドキドキ
P「ああぁごめん。強く言いすぎた」
真「少なくとも僕達のことを忘れてるのは確かだけどね」
雪歩「私もそう思う」
真美「私も」
響「じ、自分もだぞ。なんかメールに違和感があったし!うんうん」
亜美「う~なんか亜美だけ、悪者じゃん…」
P「確かにアイドル達だけの記憶がないってのはおかしい事だし、疑われても仕方無いよ。
さっきは強く言い過ぎた。ごめんね。えーと亜美ちゃん?」ナデナデ
P(たぶん君がいなかったら、さっきまでの会話はかなり気まずかったと思う。
だから感謝してるよ)ナデナデ
亜美「へへへ///もう兄ちゃん。皆の前だよ。
照れちゃうよ///」
真美「…(亜美だけ、ずるい…)」
P「そういえば、我那覇さん
さっき、言ってた。図書館で色々調べてくれたとかなんとか?」
響「響でいいぞ。前もそう呼ばれてたし、
まあ…あの…調べて来たっていうか……調べようと思ったんだけど、途中でハム蔵が行方不明になっちゃって、
ハム蔵は見つかったんだけど、図書館の人から白い目で見られて、なんだかいたたまれなくなって」
P「ハム蔵?」
響「ほら、自分の方に乗ってる」
ハム蔵「チュウ」
P「あぁ、なるほど」
昼間
P(響は仕事に行き、菊池さんと萩原さんは俺の記憶を戻す方法を調べに図書館へ行ってくれるとのこと。
亜美ちゃんや真美ちゃんは早朝の仕事で昼はフリーだから、引き続き俺の話し相手になってもらっている)
ガチャ
伊織「はぁー疲れたぁー」
やよい「今日の伊織ちゃんすごかったですぅ~」
律子「確かにあれは凄かったわ」
真美「あっ。いおりん達だ!」
亜美・真美「おっかえりぃー」
やよい「うっう~ただいまですぅ~」
伊織「ふぅ、ただいま。
そ、そういえば、あいつは?」
律子「ただいま。ほら、あそこに」
P(えーと…)ペラペラ
伊織「ちょっと!私達が帰って来るなり、挨拶もなしに。
ファイル何て見ちゃって!」
P「君は水瀬伊織さん!そっちのツインテールの子は高槻やよいさんだね?」
伊織「ふぇなによ。いきなりさん付けなんて気持ち悪い。」
真美「ふっふーん、いおりん動揺してますなぁ」
亜美「してますなぁ」
やよい「プロデューサーまるで別の人みたいです」
P「そっちのメガネの子は…」ペラペラ
P「あれ?ない」
亜美・真美「どうしたの?兄ちゃん」
P「この人のプロフィールが無いんだけど…」
律子「当たり前でしょ。それは765プロのアイドルのプロフィールしか乗ってないんですから」
P「えっ?じゃあ、君は一体…」
律子「貴方と同じ、プロデューサーですよ。プロデューサー殿」
律子「全く…アイドルの記憶だけ消えたんじゃなかったんですか?」
亜美「なるほど~」
真美「何かわかった?」
亜美「兄ちゃんの中ではりっちゃんはまだまだ現役って事ですな」
真美「なるほど~」
やよい「律子さんは現役です~」
律子「ちょっ…///何言ってるのよ。全く!」
伊織「でも現に律子のこと忘れてるから…」
律子「いいですか?プロデューサー殿!一度しか言いませんから、ちゃんと覚えて下さいね。
私は秋月律子です。それと普段プロデューサーは私のこと律子って呼んでます。それともっと馴れ馴れしく。わかりましたか?」
P「わ、わかったよ。律子」
律子「よろしい」
伊織「ア、アンタはわ、わたしのこと伊織様って呼んでたわよ!ふ、普段から」
亜美・真美・律子「えっ?」
やよい「えー!そうだったんですか!?」
P「マジですか!?(あれ?これひょっとしてヤバイんでない?)」
伊織「ほ、ほら///言ってみなさいよ。早くぅ」
真美「いおりん、さすがにそんな…」
亜美「見え透いた嘘はね~」
やよい「嘘なんですか!?」
律子「はぁ…何おかしなこと言ってるの。今はふざけてる場合じゃないでしょ」
伊織「う~///分かったわよ。あんたは私の事、伊織って呼んでた。はい、これでいいでしょ」
やよい「プロデューサーは私の事、やよいって呼んでました。
これからもそう呼んでくださいねー」
P(よかった…本当。さすがに五股は無いよな)
P「伊織にやよいに、よし覚えたぞ!」
亜美「っていうか兄ちゃんはあずさお姉ちゃん以外は下の名前で呼び捨てだったよ」
P「へぇー。たしかあずささんって呼んでたって本人からは聞いたけど(皆の前ではな)」
真美「そうそう!」
伊織「で、何か少しは思い出したの?」
P「それが…」
真美「それがね。真美達の話しても全然覚えてなくて、思い出しもしなかったし」
亜美「たまにカマかけたりしたんだけど、それも引っかからないし」
P「そんな事してたのか!?(あれ?この子達って意外と…)」
やよい「それって今日起きてたら、なってたんですか?」
P「確信は持てないけど多分」
律子「日記とか付けたりは?」
P「付けてないなぁ。(ホワイトボード見た時も何も思い出さなかったし)」
律子「あっ!…でももう試してるか…」
P「何か妙案が?」
律子「妙案というか、聡明なプロデューサー殿ならもう見てるはずなんですが…携帯のメールの記録見ました?」
P「!?…盲点だった(そうだなんでこれを始めからしなかったんだ)」
亜美「さすが、765プロのスーパーコンピューターリッチャンマークII」
真美「兄ちゃんにできない事を平喘とやってのける!」
やよい「そこにしびれる憧れますー!」
律子「ほ、褒めても何も出ないわよ!///」
伊織「早速見てみなさいよ」
P「ああ!」カチカチ
小鳥(楽しそうだなぁ。私も混ざりたいなぁ)
P「ヒィ!」ゾッ
真美「どうしたの?兄ちゃん」
P「ちょちょちょちょっとトイレに行って来ます!!!(ヤバイヤバイヤバイ)」ダッ
伊織「顔真っ青…大丈夫かしら」
やよい「うっう~心配です」
亜美「…」
律子「…」
k46
トイレ
P(…深呼吸しよう。落ち着いて、情報分析するんだ)
カチカチ
受信メール
001:四条 貴音
002:我那覇 響
003:如月 千早
004:如月 千早
005:如月 千早
006:如月 千早
007:如月 千早
008:如月 千早
009:如月 千早
010:如月 千早
011:如月 千早
012:如月 千早
013:如月 千早
中略
114:如月 千早
115:如月 千早
以下略
トイレ
P(…深呼吸しよう。落ち着いて、情報分析するんだ)
カチカチ
受信メール
001:四条 貴音
002:我那覇 響
003:如月 千早
004:如月 千早
005:如月 千早
006:如月 千早
007:如月 千早
008:如月 千早
009:如月 千早
010:如月 千早
011:如月 千早
012:如月 千早
013:如月 千早
中略
114:如月 千早
115:如月 千早
以下略
P(最後までこの子だ。
しかも、日付は全部昨日。
手元にファイルがない以上、あとは中身を見るしか…)
P(怖くて見れない…まずは送信履歴の方から見るか…)カチカチ
P「」
しかも、日付は全部昨日。
手元にファイルがない以上、あとは中身を見るしか…)
P(怖くて見れない…まずは送信履歴の方から見るか…)カチカチ
P「」
P(送信履歴も似たようなものだった)
P(もう中身を見るしか…)
P(五股だけは…辞めるんだ俺)カチカチ
P「…あれ?」
やよい「あっ!帰って来ました!」
伊織「さっきより顔色はいいはね」
P「ちょっとファイルとってくれる?」
亜美「はい」
P「ありがとう。ふむふむ、如月千早さんは…千早は歌が…なるほど」
真美「千早お姉ちゃんがどうしたの?」
P「いや、携帯の送受信記録みたら、殆んど千早とのやり取りだったんだ。
曲の打ち合わせとか、その他、歌に関するメールで、
たまに同じ内容のメールが何十通も来てたんだけど、もしかしてこの人機械音痴?」
真美「ああ、千早お姉ちゃんは機械音痴だね。確かにたまに同じメールがわんさかくる時あるよ」
伊織「な~んだ。アンタそんな事で顔真っ青にしてたの?情けない」
P「面目ない…(こっちは心臓止まるかと思ったんだぞ)」
やよい「それで何か思い出しましたか?プロデューサー」
P「千早の事は全くだけど、曲の事は忘れてないみたいだ」
亜美「今日、千早お姉ちゃんは何してるの?」
P「えーと」ペラペラ
伊織「!?アンタそれ!?」
P「ん?あーこれ?皆のスケジュール帳。とは言っても、書いてあるのは予定だけみたいだ。
直接みんなの特徴とかそういうのは書かれてない。
まぁそこにあるホワイトボードの手帳版だからなぁ」
伊織「なるほど。」
P「千早は今日は一日中レッスンらしい」
律子「プロデューサー!そろそろ仕事してください。
アイドルの記憶だけがなくなってるからって仕事ができないってわけじゃ無いでしょ。
今日は何にもやってないんじゃないですか?」
P「す、すいません(何か律子って怖いなぁ)」
夕方
P「ふぅ」
小鳥「お疲れ様です。はい」コトン
P「ありがとうございます」
律子「ほら、あんた達ゲームもその辺にして、そろそろ帰る支度しなさい!」
亜美「はーい」
真美「今日の晩御飯、何だろうね?」
伊織「ぐぬぬ、勝ち逃げされたー」
やよい「でも、惜しかったよ。伊織ちゃん」
伊織「うー」
P「送ろうか?息抜きついでに」
P「最近、変質者が出るらしいからな」
律子「えっ?プロデューサー殿に勝る変質者何ているんですか?」
伊織「…確かに言えてる」
亜美「キャアー変質者よ!」
真美「SOS!」
P「お、おい!露骨に心を折ってくるな!」
律子「否定しないところがまた…」
やよい「プロデューサー!」
P「やよい…(天使に見える)」
やよい「プロデューサーは変質者ですけど、私達のプロデューサーである事には変わりないです。だから自信持って下さい」
P「」
ソファ
P(結局、律子が皆を送って行った。
どうやらあの冗談は俺を休ませる為の物らしかった。
今はこうしてソファの上で横になっている)
小鳥「あの…プロデューサーさん!今晩飲みに行きませんか?」
P「あー、ごめんなさい。今日中にやらなきゃいけないのがありまして…」
小鳥「それは残念…」シュン
P「最近、忙しくて小鳥さんと飲みに行ってませんね」
小鳥「そうですね…ちょっぴりさみしいです」
ガチャ
響「ただいまー!」
P「おかえり…」
小鳥「おかえり。響ちゃん」
響「あっ!プロデューサー。どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
P「休憩中。でもそろそろ休憩終了する。
響はそのまま帰らなかったんだな。送って行こうか?」
響「自分、プロデューサーの事が心配で、寄ってみただけなんだ。
仕事の邪魔はしたく無いから帰るぞ」
P「いやいや、邪魔はしてないよ。もう暗くなって来たし、送って行くよ。それも俺の仕事だし」
響「…じゃあ、お言葉に甘えさせて貰うぞ」
小鳥「あの~私も送ってもらいたいなぁ~なんて…」
P「ははは、承知しました」
車の中
小鳥「じゃあ、響ちゃん、プロデューサーさん。また明日」
響「ぴよ子おやすみ」
P「お疲れ様でした。また明日」
車の中
響「プロデューサー…」
P「ん?」
響「…本当に自分の事、忘れちゃったのか……?」
P「…ごめん」
響「うぅ…別に謝って欲しいわけじゃ無いぞ。ただ…」
P「ただ?」
響「自分と恋人同士ってのを忘れられたのが少しショックなだけだぞ」
P「」ガンガンドカッ
響「どうしたんだ!?プロデューサー!いきなり、自分自身の頭を殴り付けて!」
P「いや、こうやったら早く記憶が戻るかなぁ~と思ってさ(突然過ぎて心の準備できてなかった。五股て…)」ガンドカドカ
響「な、何言ってるんだ!そんな事したら…記憶喪失が今より酷くなるぞ」ガシ
P「止めてくれるな。響
死んでも記憶を取り戻さなくてわ」
響「死んだら元も子もないぞ
そこまでして記憶を取り戻さなくてもいいと思う。
記憶が無くなったくらいで、自分がプロデューサーを思う気持ちは変わらないぞ!」
P「プロデューサーとアイドルだよ?こんな事、事務所にバレたら…」
響「そんなの自分だってわかってる!だから、これは自分達だけの秘密って…!プロデューサーが!」
P「…ごめん。どうかしてた(なるほど。こうやって俺は…)」
響「やっぱ自分が彼女って嫌?」
P「いや、むしろ光栄だよ。こんなに可愛い子と」
響「へへ///」
P「けど、俺は響の事忘れてしまってるからさ、時間が欲しいんだ(自分が信じられない)」
響「そんなの自分いくらでも待つぞ!」
P「ありがとう」
765プロ事務所前
P(あの後、響を家に送った。
帰りの車で何度か試したが、残念ながら記憶は戻らなかった)
P(明かりが付いてる。律子が残ってるのかな)
ガチャ
P「ただいま」
律子「おかえりなさい。プロデューサー」
数時間後
P(思っていたより仕事は早く片付いた。律子がコンビニへ行って食べ物を買いに行ってくれている)
P(こんなに早く終わるなら付いて行けばよかったな)
ガチャ
律子「ふぅ、最近事務所の階段昇り降りするのが辛い」
P「年寄りみたいなことを…」
律子「はい、好きなの選んで下さい」ドサッ
食事中
P「仕事終わりの飯はやっぱ美味いなぁ。安心して食べられる」パクパク
律子「あっ!もう終わったんですか?だったら付いて来て欲しかったんだけどな。
最近、変質者多いし」
P「この変質者の王たる俺に?」
律子「毒を以て毒を制す!」
律子「こうして、プロデューサーと一緒にいるの、久しぶりだなぁ」
P「そうなのか?」
律子「ええ、というか私を忘れてた時は正直驚きました。私、まだアイドルとして見られてるんだなぁって」
P「最初入ってきた時はアイドルだと思ったよ…(君はアイドルでも充分やっていけると思う)」
律子「お世辞がお上手。
まぁ嬉しかった反面、悲しかった…ううん、悔しかったです」
P「えっ?なんで?」
律子「だってプロデューサーとしての私は認めて貰えてないって事じゃないですか」
P「んー俺ってそこまで考えてるのかなぁ?」
律子「……そう言われれば、確かに」
P「おい!」
律子「あっ!そうだ。今度2人で温泉とか行きませんか?」
P「俺たちにそんな時間はあるのだろうか、マークII」
律子「日帰りでもいいから」
P「俺と行くより小鳥さんと行った方がいいんじゃないか。
そっちの方が社長も納得してくれるだろ」
律子「……やっぱり彼氏と行きたいじゃないですか…ね?///」
P「」
律子「あはは、どうしたんです?鳩が豆鉄砲食らったような顔して、あっ!そのまま、写真撮りますんで」カシャ
P(冗談だよな?)カシャ
P「えーと、マジ?」
律子「そうですよ。はぁ…私の事を忘れてるって言った時から嫌な予感はしてたんですけどね」
P(六股…股の数が多いな。歩き辛そう)
律子「正直ショックです。
どうにか埋め合わせしてよ。プロデューサー」
P「お、俺」
律子「なーんてね」
P「!?」
律子「埋め合わせなんてしなくていいです。
私の記憶なんて無くても、私はあなたのことを世界で一番信頼してます。」
P「ありがとう。うれしいよ。いきなり彼氏とか言われてビックリしたけどね(そっちかああぁあああぁ)」
律子「まぁ驚くようにサラッと言いましたからね」
P「いや、サラッと言えてなかったぞ」
律子「そうですか?何にせよ、記憶が戻らないにせよ、今の私のプロデューサーに対する気持ちは変わりません。だから安心して下さい。
私から別れてなんて言いませんから」
P「すまない(二つの意味で)」
律子「謝らなくていいですって。
今はアイドル達と元のように接するのを目標にして下さい。
記憶は戻らないことを想定して動いたほうがいいと思います。
」
P「どうして?」
律子「大抵の物は失ったら失ったままですからね。
失った物はいつも代わりの物で補われるんです」
あんまり早いとさるさんはまだあるとか聞いたけど真相は知らない
なくなったとも聞いたし
なくなったとも聞いたし
朝
P「なかなか寝られなかった」
事務所前
P(仕事はいい。仕事以外のことは何も考えないでいいから)カンカン
美希「あっ!ハニー!」
P「…あれ?こんな朝早くどうしたの?」
美希「ハニーを待ってたの」
P「まだ事務所も開いていないのに…用事があるならメールしてくれれば」
美希「そんなことしなくても美希とハニーは繋がってるの!
だから美希が来て欲しいって思ったら、ハニーはいつでも美希の元へ駆けつけてくれる!
今の状況が何よりもの証拠なの!」
P「ははは、とりあえず中に入ろうか(ただの待ち伏せじゃないか…でも先に小鳥さんや社長が来る可能性もあるか)
美希「うぅ~信じてないの~」
事務所
美希「ハニー…」
P「美希…俺……仕事してるからさ、テレビでも見てたらどうだ?」
美希「ちょっと!雰囲気ぶち壊しなの!……前のハニーはいつもこの状況になると美希を優しく抱きしめて、その後、優しくキスしてくれるの!
二人がその気だと事務所でいけない事したり…」
P「なんだって!?」
美希「あっ!いつものようにハニーと美希が繋がれば、思い出すかも!」
P「さっきもう繋がってるって言ったじゃ無いか!」
美希「今度は物理的に繋がるの!」グイグイ
P「待て!待て!誰か来たら、どうするんだ?(身体は非童貞かもしれないが、心はまだ童貞なんだ!)」
美希「もし誰か来たとしても、そこで中断すればいいって思うな」
P「何訳の分からないことを」
美希「…ハニーは美希の事、嫌い?」
P「き、嫌いな訳無いだろ!」
美希「記憶もないのに?」
P「うっ…」
美希「ハニーは美希の事、警戒してるって思うな」
P「警戒?(だって慎重にいかないと。六股してるし)」
美希「うん…そりゃ記憶が無くなって今のハニーになるのは仕方ないことかもしれないけど、
…美希やっぱ辛いかも。
嘘でもいいから美希を抱きしめて愛してるって言って欲しい。
それが今の美希には本物になるの」
P「美希…(そうだ。俺は記憶もないのに、本当にこの子の事が好きなのか?)」
美希「ハニー…」
P「俺は…(以前じゃない!今の俺の気持ちが大切なんじゃ?
じゃあ記憶を取り戻す意味ってあるのか?)
ガチャ
真「おはようございまーす!」
小鳥「おはようございます。二人とも早いですね。
いつからいたんです?」
美希「…おっはよー!真君、小鳥!」
P「おはようございます。さっき来たばかりですよ」
真「プロデューサー!ちょうどよかった。今から雑誌の撮影に行くんですが、送ってくれます?」
P「うん、送るよ」
美希「プロデューサー。美希も付いてく!」
P「ん?あぁ午前はレッスンか。でも、この時間じゃまだ開いてないだろ」
美希「うぅ」
P「安心して。美希もちゃんと送るから」
真「…じゃあ、プロデューサー行きましょう」グイグイ
小鳥「いってらっしゃーい」
美希「いってらっしゃい…なの。あふぅ」
車の中
P「そういえば、どうだった?記憶を取り戻すいい方法とかあった?」
真「…あーそれですか。ごめんなさい。プロデューサー…結局良く分かりませんでした」
P「謝る事ないよ。むしろ俺が感謝しなくちゃ、オフの日にわざわざすまなかったな。ありがとう」
真「いえいえ。記憶が無くなっても、やっぱりプロデューサーはプロデューサーですね」
P「ははは、全部の記憶がない訳じゃないからな」
真「…そうですよね。僕たちの記憶がないだけですもんね」
P「…」
真「そ、そういえばプロデューサー喋り方がいつも通りになってますね!」
P「昨日、皆から以前の話し方や皆をどう呼んでいたか、聞いたからね。少しは戻せたと思う」
真「なかなかいい感じですよ。ぁ……以前と言えば」
真「プロデューサー。記憶がない時に見た僕の第一印象ってどうでした?」
P「えっ?(これは…困った。どう返そう)」
真「…」ジー
P「かっこいい子…かな?(以前の俺と比べられている感じがしてヤダなぁ。こういうの)」
真「…そうですか」
P「い、以前の俺は何て言っていたんだ?(まずったか…)」
真「秘密です…」
P「なんで?(これは何としても聞いておきたい)」
真「…」
P「…」
真「…」
P「…(気まずい)」
P「あっ!今から行く。撮影現場のカメラマン。確か名前はsskさんだったかな。
あの人実は」
真「…」グスン
P「ど、どうした?(ななな泣いてる)」
真「初めからに…なっ……ちゃった…」ボロボロ
P「えっ?初めから?何が?(地雷を踏んでしまったようだ)」
真「以前の…プロデューサーも……初めはさっきと…同じように、言ってたんです。でも、日が立って…プロデューサーはある日、言ってくれました…」ボロボロ
P「な、なんて?」
真「可愛くなったって…」
P「あー…(最低過ぎる…今の俺)」
真「…でも、それは嘘だったんだなって」
P「……たぶん、それは嘘じゃないと思う」
真「ふぇ?」
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