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元スレちなつ「この子はチーの友達なの!」
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京子「……?」
ちなつ「あの、チー、知らないうちに、京子ちゃんを怒らせちゃったんだよね…」
京子「あ、あの…おこってないよ…?」ビクビク
ちなつ「え、け、けど、さっきは…」
京子「チーちゃん、帰っちゃうって言ってたから…急いで家に戻って、これ…持ってきたの…」オドオド
ちなつ「赤い玉がついた…髪留め…?」
京子「うん…私が、お年玉で買った、髪留め」
京子「もったいなくて、ずっと使ってなかったけど…チーちゃんにあげる…」
ちなつ「あの、チー、知らないうちに、京子ちゃんを怒らせちゃったんだよね…」
京子「あ、あの…おこってないよ…?」ビクビク
ちなつ「え、け、けど、さっきは…」
京子「チーちゃん、帰っちゃうって言ってたから…急いで家に戻って、これ…持ってきたの…」オドオド
ちなつ「赤い玉がついた…髪留め…?」
京子「うん…私が、お年玉で買った、髪留め」
京子「もったいなくて、ずっと使ってなかったけど…チーちゃんにあげる…」
ちなつ「え、け、けど…そんな物、貰えないよ」
京子「……!」ガーン
京子「じゃ、じゃあ、あげない…預けるだけ…」
ちなつ「預けるって言っても…チー、もう戻って来れるか…」
京子「だめ」
ちなつ「京子ちゃん…?」
京子「いつか、また戻ってきて…でないと、でないと私…」ウルッ
ちなつ「……もう、判ったよ、判ったから…」
ちなつ「何時か、また絶対戻ってくるから、ね?泣かないで…」ナデナデ
京子「うう、ひっく…あ、ありがと…チーちゃん…」ゴシゴシ
京子「……!」ガーン
京子「じゃ、じゃあ、あげない…預けるだけ…」
ちなつ「預けるって言っても…チー、もう戻って来れるか…」
京子「だめ」
ちなつ「京子ちゃん…?」
京子「いつか、また戻ってきて…でないと、でないと私…」ウルッ
ちなつ「……もう、判ったよ、判ったから…」
ちなつ「何時か、また絶対戻ってくるから、ね?泣かないで…」ナデナデ
京子「うう、ひっく…あ、ありがと…チーちゃん…」ゴシゴシ
ちなつ「じゃ、それまでは、この髪飾り…あずかっておくね」
京子「うん…」グスン
ちなつ「京子ちゃん、また泣いて…」
京子「ごめんね、チーちゃん…ごめんね…もうも泣かないから…」ゴシゴシ
ちなつ「じゃあ、約束しよ?」
京子「約束?」
ちなつ「うん、京子ちゃんは、次会うまでに泣き虫なのをなおしておく事!」
京子「う、うん…」
ちなつ「私は、次会うまでに髪飾りをなくさないようにして…京子ちゃんにちゃんと返す事!」
京子「……わかった、チーちゃん、約束、だよ?」
京子「うん…」グスン
ちなつ「京子ちゃん、また泣いて…」
京子「ごめんね、チーちゃん…ごめんね…もうも泣かないから…」ゴシゴシ
ちなつ「じゃあ、約束しよ?」
京子「約束?」
ちなつ「うん、京子ちゃんは、次会うまでに泣き虫なのをなおしておく事!」
京子「う、うん…」
ちなつ「私は、次会うまでに髪飾りをなくさないようにして…京子ちゃんにちゃんと返す事!」
京子「……わかった、チーちゃん、約束、だよ?」
「「ゆびきりげんまん、うそついたら、はりせんぼん、のーます!」」
京子「えへへ///」
ちなつ「///」
京子「じゃあ、チーちゃん、髪飾り取り替えてあげるね」
ちなつ「う、うん、ありがと、京子ちゃん」
ちなつ「…似合う、かな?」
京子「うん、可愛いよ、チーちゃん」ニコ
ちなつ「ありがとう///」
京子「えへへ///」
ちなつ「///」
京子「じゃあ、チーちゃん、髪飾り取り替えてあげるね」
ちなつ「う、うん、ありがと、京子ちゃん」
ちなつ「…似合う、かな?」
京子「うん、可愛いよ、チーちゃん」ニコ
ちなつ「ありがとう///」
ちなつ「じゃ、そろそろ、ばいばいだね…」
京子「う、うん…チーちゃん、ばいばい…またね」
ちなつ「うん、またね、京子ちゃん…」
京子「……ちなつちゃん」
ちなつ「ん…?って、うわっ」
京子「私、約束…絶対、忘れないから…」ギュゥッ
ちなつ「……ん、ありがと…京子ちゃん…」ギュッ
京子「う、うん…チーちゃん、ばいばい…またね」
ちなつ「うん、またね、京子ちゃん…」
京子「……ちなつちゃん」
ちなつ「ん…?って、うわっ」
京子「私、約束…絶対、忘れないから…」ギュゥッ
ちなつ「……ん、ありがと…京子ちゃん…」ギュッ
ちなママ「お別れは、すんだ?」
ちなつ「済んでないよ、ママ」
ちなママ「ちなつ…」
ちなつ「だって、何時かまた会うんだもん」
ちなつ「だから、お別れ、する必要ないよ」
ちなママ「そう…」
ちなママ「…その髪飾り、ちなつに似合うわね」
ちなつ「うん…!」
何時かまた、会う日まで
ずっと、この髪飾りは、大切にしていこう…
ずっと…ずっと…
ちなつ「済んでないよ、ママ」
ちなママ「ちなつ…」
ちなつ「だって、何時かまた会うんだもん」
ちなつ「だから、お別れ、する必要ないよ」
ちなママ「そう…」
ちなママ「…その髪飾り、ちなつに似合うわね」
ちなつ「うん…!」
何時かまた、会う日まで
ずっと、この髪飾りは、大切にしていこう…
ずっと…ずっと…
~翌日~
結衣「あ、京子!昨日は大丈夫だった!?」
京子「う、うん、結衣、大丈夫…」
結衣「良かったぁ…」
京子「結衣、心配してくれて、ありがとう」
結衣「そんな、何時もの事じゃん」
結衣「あ、京子!昨日は大丈夫だった!?」
京子「う、うん、結衣、大丈夫…」
結衣「良かったぁ…」
京子「結衣、心配してくれて、ありがとう」
結衣「そんな、何時もの事じゃん」
あかり「京子ちゃん~!昨日は大丈夫だった?」
結衣「それは私がもう聞いたよ」
京子「あかりちゃんも、心配してくれてありがとうね」
結衣「けど、昨日の子、なんだったんだろう」
結衣「この辺では見かけない子だったけど…」
京子「遠くの家の子だったんだって…」
あかり「そっかぁ…じゃあ、もう会う事はないかな?」
結衣「それは私がもう聞いたよ」
京子「あかりちゃんも、心配してくれてありがとうね」
結衣「けど、昨日の子、なんだったんだろう」
結衣「この辺では見かけない子だったけど…」
京子「遠くの家の子だったんだって…」
あかり「そっかぁ…じゃあ、もう会う事はないかな?」
京子「…会えるよ」
結衣「ん?」
京子「また、きっと会えるから」
京子「それまでに、私も強くなりたいな…」
あかり「おー、京子ちゃんが燃えている…!珍しい!」
結衣「ん?」
京子「また、きっと会えるから」
京子「それまでに、私も強くなりたいな…」
あかり「おー、京子ちゃんが燃えている…!珍しい!」
結衣「そんな事よりさ~、今度新しく魔法少女物のアニメが始まるらしいよ!」
あかり「え、どんなのどんなの?」
結衣「ほら、この雑誌に載ってるよ!」
京子「……魔法少女、ミラクるん…?」
京子(この魔法少女…何か、チーちゃんに似てる…)
京子(……今度、見てみよう…)
………
……
…
あかり「え、どんなのどんなの?」
結衣「ほら、この雑誌に載ってるよ!」
京子「……魔法少女、ミラクるん…?」
京子(この魔法少女…何か、チーちゃんに似てる…)
京子(……今度、見てみよう…)
………
……
…
~娯楽部部室~
京子「……あれ、寝ちゃってた…」
京子「懐かしい夢、見てたなぁ…」ゴローン
京子「……」
京子(チーちゃんと中学校で会えたのは嬉しかったけど…)
京子(あの頃の事、覚えてないんだろうな…)
京子(何とか屁理屈つけて娯楽部に入部して貰って様子見てるけど…)
京子(全然覚えてるそぶりないし…)
京子(髪飾りをまだ使っててくれたのは、嬉しいけどね…)
京子「……あれ、寝ちゃってた…」
京子「懐かしい夢、見てたなぁ…」ゴローン
京子「……」
京子(チーちゃんと中学校で会えたのは嬉しかったけど…)
京子(あの頃の事、覚えてないんだろうな…)
京子(何とか屁理屈つけて娯楽部に入部して貰って様子見てるけど…)
京子(全然覚えてるそぶりないし…)
京子(髪飾りをまだ使っててくれたのは、嬉しいけどね…)
ちなつ「こんにちわ…あれ、京子先輩だけですか?」
京子「うん、結衣はちょっと用事があって遅れるって」
ちなつ「そうですか」
京子「ちなちゅ、寂しい?」
ちなつ「べ、別にさびしくなんてないでいよ!子供じゃないんですから!」
京子「子供のころのちなちゅってどんなだったんだろうね~、見てみたかったなあ~」
京子「うん、結衣はちょっと用事があって遅れるって」
ちなつ「そうですか」
京子「ちなちゅ、寂しい?」
ちなつ「べ、別にさびしくなんてないでいよ!子供じゃないんですから!」
京子「子供のころのちなちゅってどんなだったんだろうね~、見てみたかったなあ~」
ちなつ「別に、今と大して変ってませんよ…」
京子「……そっかぁ」
ちなつ「…けど、子供のころからあんまり変わってないっていうのも問題ですよね」
京子「え?」
ちなつ「髪型とか、変えてみよっかな…」
京子「え、え、なんで!」
ちなつ「だって子供っぽいじゃないですか」
ちなつ「もっと、可愛くなって結衣先輩にアタックするんです」
ちなつ「外見も中身も♪」サラサラ
京子「……そっかぁ」
ちなつ「…けど、子供のころからあんまり変わってないっていうのも問題ですよね」
京子「え?」
ちなつ「髪型とか、変えてみよっかな…」
京子「え、え、なんで!」
ちなつ「だって子供っぽいじゃないですか」
ちなつ「もっと、可愛くなって結衣先輩にアタックするんです」
ちなつ「外見も中身も♪」サラサラ
京子「えっ、ええー!だめ!」
ちなつ「何でですか?どうせミラクるんっぽくなくなるからーとか、そんな理由でしょ?」
京子「えっと、そ、それも勿論あるんだけど…」
ちなつ「あるんかい」
京子「うーん…えーと…何というか…」
京子「だって、今のままでも十分可愛いじゃん!」
ちなつ「……」ドキーン
ちなつ「何でですか?どうせミラクるんっぽくなくなるからーとか、そんな理由でしょ?」
京子「えっと、そ、それも勿論あるんだけど…」
ちなつ「あるんかい」
京子「うーん…えーと…何というか…」
京子「だって、今のままでも十分可愛いじゃん!」
ちなつ「……」ドキーン
『うん、可愛いよ、チーちゃん』
ちなつ(あれ…なんだろ、何か、前にもこんな事を言われた気が…)
ちなつ(何か、凄く懐かしい…)
京子「ちなつちゃん?」
ちなつ「…はっ!」
ちなつ「し、仕方ないですね、そこまでいうなら…このままでいてあげます…」
京子「ありがと!チーちゃん!」
ちなつ「ち、チーちゃんって言うな」
~翌日~
ちなつ「あれ、今日は結衣先輩一人ですか?」
結衣「うん、京子はちょっと生徒会室に呼ばれてるよ」
ちなつ「そ、そうですか…」
ちなつ(こ、これは結衣先輩に接近できる超チャンスでは…!)
ちなつ「じゃ、じゃあ、お茶入れてきますね///」
結衣「うん、ありがとう、ちなつちゃん」
ちなつ「あれ、今日は結衣先輩一人ですか?」
結衣「うん、京子はちょっと生徒会室に呼ばれてるよ」
ちなつ「そ、そうですか…」
ちなつ(こ、これは結衣先輩に接近できる超チャンスでは…!)
ちなつ「じゃ、じゃあ、お茶入れてきますね///」
結衣「うん、ありがとう、ちなつちゃん」
ちなつ「はい、どうぞ、結衣先輩…」
結衣「ん…美味しいよ、ちなつちゃん」ニコ
ちなつ「あ、ありがとうございます///」
結衣「……」
ちなつ「……」
ちなつ(結衣先輩と二人っきりなの、久しぶりだから緊張しちゃう…)
結衣「ん…美味しいよ、ちなつちゃん」ニコ
ちなつ「あ、ありがとうございます///」
結衣「……」
ちなつ「……」
ちなつ(結衣先輩と二人っきりなの、久しぶりだから緊張しちゃう…)
結衣「そういえば、こないだの温泉旅行の写真、出来てるよ」
ちなつ「え、本当ですか?」
結衣「うん、京子達が全員そろってから見ようかなと思ってたんだけど…先に見ちゃおうか」
ちなつ「そ、そうてすね!」
結衣「お、これは珍しい写真だなあ」
ちなつ「どれです?」
結衣「ほら、ちなつちゃんが髪下ろしてる写真」
ちなつ「え、な、何か恥ずかしいです///」
ちなつ「え、本当ですか?」
結衣「うん、京子達が全員そろってから見ようかなと思ってたんだけど…先に見ちゃおうか」
ちなつ「そ、そうてすね!」
結衣「お、これは珍しい写真だなあ」
ちなつ「どれです?」
結衣「ほら、ちなつちゃんが髪下ろしてる写真」
ちなつ「え、な、何か恥ずかしいです///」
結衣「そういえば、ちなつちゃんって何時もその髪型だよね?」
ちなつ「は、はい…結衣先輩は…あの、この髪型、どう思います…?」
結衣「うん、可愛いと思うよ?」
ちなつ「そ、そうですか…」ホッ
結衣「けど、違う髪型もちょっと興味あるかなあ?」
ちなつ「違う髪型…」
ちなつ「あ、あの、結衣先輩!」
結衣「え、な、なに、ちなつちゃん」
ちなつ「じゃ、じゃあ、私、明日から…!」
ちなつ「は、はい…結衣先輩は…あの、この髪型、どう思います…?」
結衣「うん、可愛いと思うよ?」
ちなつ「そ、そうですか…」ホッ
結衣「けど、違う髪型もちょっと興味あるかなあ?」
ちなつ「違う髪型…」
ちなつ「あ、あの、結衣先輩!」
結衣「え、な、なに、ちなつちゃん」
ちなつ「じゃ、じゃあ、私、明日から…!」
『だって、今のままでも十分可愛いじゃん!』
ちなつ「……!」ズキン
ちなつ(あれ…どうして、私、京子先輩の言葉なんて思い出すんだろ…)
結衣「ちなつちゃん…?」
ちなつ「あ…何でも無いです…」
ちなつ(何だろ、私が髪型変えると、京子先輩が凄く悲しみそうな気がする…)
{/ / ∨-=ミマ \
/ / ヽ ∨i{ /} }}
/ / /| : / i: ∨/ ノリ /⌒)
/イ : / ⌒ト | /| ∧ |: |、__,彡 { ⌒)
|/ . : : :| :/ | l |/ /⌒ト、:/∨:!: |/: : : ハ / ̄ ̄
(⌒ヽ レイ: : : : 〃⌒心八 │ ∨ | :/\| : | : : : : : |
. ヽ ヽ、 -、:|: :|: イ{{. i_ノ:.:ハ \| |/ :|/ 厶L:_:」_:リ
\ `( }八八ハ. 弋いソ __ / ,: : : : : |
. / ⌒ヽ ∨ : : :j(//) . ⌒¨¨~ヾ /: : / : リ
〈 ´ ̄) | : { _ (//) : : / : : |
' '⌒) }i| : :丶 「 } ∠/: : / : : : |
'. ノ´ {八 : :∧\ __ノ / : : : / : : : : 人|
} \厶:∨::> _,,,... ´/: :/| 〃丶:∧: :/
/〉 ∧ /{:::|「::::::::::::::::: ∧ // /|/::::::::::\|/
/ / / 〉 八:||:::::::::::::::::/_ /:::::::::::::::::::/>、
/ / ヽ ∨i{ /} }}
/ / /| : / i: ∨/ ノリ /⌒)
/イ : / ⌒ト | /| ∧ |: |、__,彡 { ⌒)
|/ . : : :| :/ | l |/ /⌒ト、:/∨:!: |/: : : ハ / ̄ ̄
(⌒ヽ レイ: : : : 〃⌒心八 │ ∨ | :/\| : | : : : : : |
. ヽ ヽ、 -、:|: :|: イ{{. i_ノ:.:ハ \| |/ :|/ 厶L:_:」_:リ
\ `( }八八ハ. 弋いソ __ / ,: : : : : |
. / ⌒ヽ ∨ : : :j(//) . ⌒¨¨~ヾ /: : / : リ
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'. ノ´ {八 : :∧\ __ノ / : : : / : : : : 人|
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ちなつ(けど、京子先輩が悲しんだり泣いたりしてる顔って、あんまり予想できないなあ…)
ちなつ(何時も、笑ってるし…けど、もし泣くとしたら、きっと…)
ちなつ(きっと…こんな感じで…)
『あ、あの…と、とし…、…うこ…って、いいます…』
『う、うええ…転んじゃった…』
『いつか、また戻ってきて…でないと、でないと私…』
『うう、ひっく…あ、ありがと…チーちゃん…』
『うん…』
『ごめんね、チーちゃん…ごめんね…もうも泣かないから…』
『約束、だよ?』
ちなつ(何時も、笑ってるし…けど、もし泣くとしたら、きっと…)
ちなつ(きっと…こんな感じで…)
『あ、あの…と、とし…、…うこ…って、いいます…』
『う、うええ…転んじゃった…』
『いつか、また戻ってきて…でないと、でないと私…』
『うう、ひっく…あ、ありがと…チーちゃん…』
『うん…』
『ごめんね、チーちゃん…ごめんね…もうも泣かないから…』
『約束、だよ?』
ちなつ(……)
ちなつ(そういえば、泣いてばかりだったな、あの子…)
ちなつ(もう、名前も覚えてないあの子…)
ちなつ(この髪留めをくれた、あの子…)
ちなつ(京子先輩とは、正反対な、あの子…)
ちなつ「………そっか…」
結衣「ちなつちゃん?」
ちなつ「…ごめんなさい、結衣先輩、ちょっと、出てきます」
結衣「……うん、行ってらっしゃい」
ちなつ(そういえば、泣いてばかりだったな、あの子…)
ちなつ(もう、名前も覚えてないあの子…)
ちなつ(この髪留めをくれた、あの子…)
ちなつ(京子先輩とは、正反対な、あの子…)
ちなつ「………そっか…」
結衣「ちなつちゃん?」
ちなつ「…ごめんなさい、結衣先輩、ちょっと、出てきます」
結衣「……うん、行ってらっしゃい」
~屋上~
京子「今頃、ちなつちゃんと結衣は二人っきりかなあ…」
京子「……」
京子「ちなつちゃん、頑張って…」
京子「ちなつちゃんが覚えてなくても、私は…」
ドーン
京子「……!」ビクッ
ちなつ「はぁ…はぁ…」
京子「え、ち、ちなつちゃん、どうしたの、そんなに急いで…」
ちなつ「……京子先輩」
京子「は、はい」
京子(やばい、ちなつちゃん何か怒ってる、超怖い…)
京子「え、ち、ちなつちゃん、どうしたの、そんなに急いで…」
ちなつ「……京子先輩」
京子「は、はい」
京子(やばい、ちなつちゃん何か怒ってる、超怖い…)
ちなつ「お待たせして、申し訳ありませんでした…」
京子「え、私、何か約束してたっけ…?」
ちなつ「……はい」
京子(どうしよう、何の約束だっけ…あ、クリスマスパーティー?いや、早すぎるし…)
ちなつ「京子ちゃんは、覚えてないの?あの約束」
京子「……え」
京子「え、私、何か約束してたっけ…?」
ちなつ「……はい」
京子(どうしよう、何の約束だっけ…あ、クリスマスパーティー?いや、早すぎるし…)
ちなつ「京子ちゃんは、覚えてないの?あの約束」
京子「……え」
ちなつ「あの約束だよ」
京子「ちなつちゃん…」
ちなつ「覚えてる、よね」
京子「……うん」
ちなつ「約束だから、泣かなくなったんだよね…」
京子「う…ん…」
ちなつ「約束だから、強くなってくれたんだよね…」
京子「うん……」
京子「ちなつちゃん…」
ちなつ「覚えてる、よね」
京子「……うん」
ちなつ「約束だから、泣かなくなったんだよね…」
京子「う…ん…」
ちなつ「約束だから、強くなってくれたんだよね…」
京子「うん……」
ちなつ「ごめんね…遅くなって…私、京子ちゃんが凄く変わってたから、全然気付かなかった」
京子「……うん」ウルッ
ちなつ「…もう、泣かないでよ、京子ちゃん、約束でしょ?」
京子「う、うう…だって…だって…」ヒック
ちなつ「じゃあ…改めて…」
京子「……うん」ウルッ
ちなつ「…もう、泣かないでよ、京子ちゃん、約束でしょ?」
京子「う、うう…だって…だって…」ヒック
ちなつ「じゃあ…改めて…」
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