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    元スレゾロ「ナミとロビンの仲が悪ぃんだ」たしぎ「何で私に言うんです」

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    151 = 22 :

    えっ

    152 = 9 :


    ナミ「取り戻す……?」

    ロビン「詳しく聞かせてもらえるかしら」

    たしぎ「あなた達は失った怒りで周りが見えていません」

    ゾロ「だから取り戻すってか? 何を?」

    たしぎ「泥棒猫は空島の宝石、ニコ・ロビンはポーネグリフの碑文でしたね」

    ナミ「そうよ、もう二度と空島に行ける事なんてないでしょうね。
       そんな空島の宝の価値をこの女はわかってないのよ!!」

    ロビン「その言葉、そのままお返しするわ。 あなたみたいな人間に
        歴史の価値なんて理解できない。 してほしくもないわ!!」

    たしぎ「安心してください」

    ゾロ「?」

    たしぎ「私がその二つを調達してきます」

    153 = 9 :


    ナミ「!!?」

    ロビン「なんですって……!?」

    ゾロ「出来るのかそんなこと」

    たしぎ「…………正直、賭けですけど」

    ナミ「何をバカなこと言ってんの? あんたが今から空島に行ってくれるわけ?」

    ロビン「海兵風情がポーネグリフの所在を突き止められるはずがないわ」

    たしぎ「……海軍を見くびらないでください」

    ナミ「どういう意味よ」

    たしぎ「海を渡って冒険しているのは海賊だけじゃないって事を教えてあげますよ」

    154 :

    ナンダッテー

    155 :

    女の争い怖い

    156 = 9 :


    ゾロ「どうするつもりだ?」

    たしぎ「ええっと……あ、すみません!」

    魚人「ん?」

    たしぎ「私は海軍本部少尉のたしぎと言います」

    魚人「あ、ああ……(何で海軍がここに……!?)」

    たしぎ「お尋ねしますが、この島にパソコン型とFAX型の電伝虫はありませんか?」

    ナミ「電伝虫……?」

    魚人「FAX型のなら地上との連絡を取るために何匹か飼ってるが……パソコンはどうだろうな」

    たしぎ「至急、私に貸していただきたいのですが」

    魚人「わ、わかった。 ちょっと探してくる」

    158 = 9 :


    ~~~

    魚人「おいあんた、これでいいのか?」

    たしぎ「はい、問題ありません! ご協力感謝します!」

    魚人「じゃあおれはこれで……」

    ゾロ「電伝虫二匹でどうするつもりなんだ」

    たしぎ「海軍は偉大なる航路と新世界を含め、全世界にネットワークを繋いでいます」

    ロビン「そんなことを海賊である私達に言ってもいいのかしら?」

    たしぎ「もういまさらですよ」

    ゾロ「そりゃ言えてる」

    160 = 9 :


    ナミ「で、それをどうするの?」

    たしぎ「まず泥棒猫の空島の宝に着手します」カタカタ

    ロビン「パソコン型の電伝虫で入手できるものじゃないでしょう?」

    たしぎ「海軍は海賊を拘束した際に海賊の所有物である財宝を
        押収していて、その財宝を保管する施設がいくつかあるんです」カタカタ

    ゾロ「へェ、ねこそぎぶんどっちまうってわけか」

    たしぎ「その施設がこの辺りにないかをまずは調べます」

    ナミ「…………、あ、あんたまさか」

    たしぎ「そのまさかです」

        

    161 = 9 :


    ロビン「施設の所在を突き止めて、そこに保管されてる宝を……」

    たしぎ「はい、ここへ送りつけます」

    ナミ「あんたバカなの!? 立派な軍規違反じゃない!」

    たしぎ「一応、保険はかけるつもりです」

    ゾロ「保険?」

    たしぎ「施設の財宝を魚人島に送るよう指示した人間を、こっちででっち上げます」

    ロビン「……あなた本当に海軍なの?」

    たしぎ「そのつもりです」

    162 = 150 :

    たしぎたん……

    163 = 105 :

    たしぎ…

    164 = 9 :


    ナミ「指令状の偽造なんて……」

    たしぎ「……あった、空島の財宝を保管している施設」

    ゾロ「届けられるのか?」

    たしぎ「……数が多すぎて直接運ぶのは無理ですね。 ここは海中ですし」

    ゾロ「ならどうすんだ」

    たしぎ「小切手にしましょう」

    ナミ「小切手……、そうかそれなら」

    たしぎ「カモメに運ばせて、ここの住人に受け取ってもらえば」

    ゾロ「でもナミが欲しがってんのは小切手じゃなくて宝だろ」

    たしぎ「結局はお金になるんですから、そこは我慢してください」

    165 :

    そういや海賊なのになんで日本刀みたいな刀持ってるんだろうな

    166 = 9 :


    ナミ「……」

    たしぎ(あとは『決定』をクリックするだけ……)

    ゾロ「本当にいいのか、そんな真似して」

    たしぎ「……一応、約束ですから」

    ゾロ「?」

    たしぎ「例え約束を交わした相手が海賊でも、人と交わした約束は破りたくない」

    たしぎ「……それだけです」

    ナミ「約束って?」

    たしぎ「それは秘密です」

    167 :

    支援しとる

    168 = 9 :


    ロビン「でも、偽造指令状の製作者は誰にするの?」

    たしぎ「………………」

    ゾロ「お前汗びっしょりだぞ」

    たしぎ「…………か、海軍本部元帥」

    ナミ「!!?」

    ロビン「海軍のトップ……確かにそれなら文句なしに通るでしょうね」

    たしぎ「バレたら処刑ですかね、あはは……」

    ゾロ「……」

    たしぎ「で、では……」カチッ

    169 = 85 :

    思い切り良すぎだろ

    170 :

    スモーカーさんも個人的な都合で麦わら一味見逃してるよね

    171 = 111 :

    そこまでする義理なくね

    172 :

    スモーカーが気になる

    173 = 9 :


    ゾロ「終わったのか」

    たしぎ「小切手については。 ここに到着するまでしばらく掛かりますけど」

    ナミ「あんた……」

    たしぎ「さ、さて次です! ポーネグリフの碑文でしたね」

    ロビン「財宝とは価値が違いすぎるわ、入手出来るはずがない」

    ナミ「……」イラッ

    ロビン「事実よ」

    ナミ「ふんっ」

    たしぎ「海軍でも空白の歴史についての調査が行われていたらしいです」

    174 = 9 :


    ロビン「な……、オハラの皆は歴史の研究をしていただけで殺されていったのに……」

    ナミ「海軍にも黒い部分があるってことでしょ」

    たしぎ「碑文の情報が保存されてるデータベースにアクセスしてコピーします」

    ロビン「そのためにFAXを……」

    たしぎ「……あ、」

    ゾロ「?」

    たしぎ「ダメですね……何重にもロックが掛かっててパスワードが解除出来ない」

    ゾロ「手に入れられねェって事か」

    たしぎ「すみません……」


    175 :

    パンツはいつ脱げばいいんですか

    176 = 9 :


    ロビン「空白の歴史に関わる情報ですもの、当然だわ」

    たしぎ「……」

    ロビン「……ちょっとその電伝虫、貸してもらえるかしら?」

    たしぎ「え?」

    ロビン「ついでに手錠も外してもらえるとありがたいのだけど」

    たしぎ「ど、どうするつもりですか?」

    ロビン「私なら解除できるかもしれない」

    たしぎ「え……」

    ゾロ「頭いいからなこの女は」

    177 = 155 :

    ヤングジャンプでやってそうなワンピ

    178 = 9 :


    たしぎ「……暴れないでくださいね」ガチャ

    ロビン「私はそこまで乱暴じゃないわよ」カチャカチャ

    ナミ「ど、どうなの? できそう?」

    ロビン「……解除、できたわ」

    たしぎ「すごい、どうやって!?」

    ロビン「ポーネグリフを読み解いた人間にしかわからないような
        キーワードが設定してあったわ。 ポーネグリフの解読が
        出来ないような人にはそもそもアクセスできないように」

    ゾロ「よくわかんねェな……」

    たしぎ「じゃああとはこの情報をFAXで……」

    179 = 9 :


    電伝虫「じーカタカタカタカタカタカタ……」シュルルル

    たしぎ「あ、きましたよ」

    ゾロ「どうなんだロビン」

    ロビン「……ところどころ抜けてる箇所があるけど、間違いないわ」

    たしぎ「なによりです」ホッ

    ナミ「海軍のネットセキュリティが貧弱すぎると思うんだけど」

    たしぎ「パソコンを使って海賊王になろうという海賊がいませんから……。
        それに例えネットで情報を盗まれても、最終的には海軍も
        力で海賊を淘汰していくので、結局問題はないんですよ」

    ナミ「……それもそうね」

    180 = 9 :


    ~~~

    ゾロ「今度は何やってんだ?」

    たしぎ「アクセスした痕跡を可能な限り消してます。 悪あがきです」

    魚人「おーい」

    ゾロ「あ?」

    魚人「この手紙、もしかしてあんたら宛てか?」

    ナミ「……もしかして!」

    魚人「島中で聞きまわっても覚えがねェってヤツばかりでな、もしかしたらと思って」

    たしぎ「あ、ありがとうございます! こちらで受け取っておきます」

    181 = 9 :


    ナミ「きゃー!! 正真正銘の小切手よ小切手!$$」

    ゾロ「いくらあるんだよ」

    ナミ「五〇〇万ベリーね」

    ゾロ「思ったより少ねェな」

    たしぎ「あんまり多額だとマズいと思いまして……」

    ロビン「それも今更なんじゃないかしら?」

    たしぎ「そ、そうですね……」

    ナミ「充分よ、無くなったお宝も私から見て五〇〇万くらいn値打ちだったし」

    ゾロ「……さて、これで二人共失ったもんは取り戻せたな」

    182 :

    たしぎの労力が見返りに対して割りに合わねぇな

    183 :

    たしぎたんちょーすてきかわいい!
    泣きへたれ顔たしぎたん、ちゅっちゅっぺろぺろ!
    アヘ顔たしぎたんパンパンです!

    184 = 9 :


    ナミ「…………」

    ロビン「…………」

    ゾロ「少しは頭冷えたかよお前ら」

    ナミ「……それとこれとは話が別よ」

    ゾロ「何!?」

    ロビン「同意だわ。 確かに大事な物は取り戻せたけど、
        それで私が心に受けた屈辱が払拭される訳じゃ――」

    たしぎ「い、いい加減にしてください! まだそんな事を言ってるんですか!?」

    ナミ「!」

    ロビン「!」

    185 :

    嫁SSと聞いて神速でやって来ました

    186 = 137 :

    >>185
    その割にはおせえ

    187 = 182 :

    そろそろたしぎは泣いていい

    188 = 9 :


    たしぎ「私はあなた達麦わらの一味の内情について詳しく知りませんけど、」

    たしぎ「この程度のトラブルなんてこれまでも何度もあったんじゃないですか!?」

    ナミ「……」

    ロビン「……」

    たしぎ「なのにこんな……子供みたいにいつまでもグダグダと……」

    たしぎ「海賊の絆って、そんなものなんですか?」

    ゾロ「俺が言うべきセリフじゃねェかそれ?」

    たしぎ「もういい加減、大人になりましょうよ」

    190 = 9 :


    ゾロ「お前……」

    たしぎ「……ぐすっ。 そ、そして何より……ひっく」ポロポロ

    ナミ「ちょ、泣かないでよ……」

    たしぎ「何より……二人の仲を……ぐす、戻ずだめに払っだ私の苦労は……」ポロポロ

    ロビン「……」

    ゾロ「この女、軍規違反を犯してまでお前らのヨリを戻そうとしたんだぞ(そこまで頼んでねェけど)」

    ナミ「……それは、」

    ロビン「……その通りね」


    191 = 89 :

    たしぎ…
    あんましらんけど

    193 = 9 :


    たしぎ「……うううぅ……」

    ゾロ「もう泣くなようっとうしい、これで拭け」スッ

    たしぎ「……? ハンカチ、ですか……?」

    ゾロ「いや、おれが使ってるバンダナだ」

    たしぎ「…………。 あ、ありがとうございます……」

    ナミ「ロビン……、ごめんなさい。 あんな酷いこと言って」

    ロビン「いいえ、私が大人気なかったのが悪かったのよ。 ごめんなさいナミ」

    ナミ「……また仲良くしてくれる?」

    ロビン「もちろんよ、仲間だもの」ニコッ

    ゾロ(はァ……終わった……)

    194 = 150 :

    ここからだ

    195 :

    たしぎ(ゔッ!?まりものバンダナくっせええ!)

    196 = 9 :


    たしぎ「ぐすっ……一件落着、ですか?」

    ナミ「うん。 あんたにも礼を言わなきゃね」

    たしぎ「え……あ、わ、私は海軍ですし、その」

    ロビン「海軍も海賊もないわ、あなたという一人の人間に対して礼を言わせてちょうだい」

    たしぎ「そ、そんな……そこまでしなくても」

    ナミ「ありがとね、あんたのおかげで『色々』取り戻せたわ」

    ロビン「ありがとう」

    たしぎ「め、面と向かって言われると照れますね……///」

    ナミ「あ、この手錠外してくれる?」

    たしぎ「そ、そうでした。 すみません」

    197 :

    つまんね
    最近キャラに忠実じゃないSS大杉だろ

    199 = 9 :


    ~~~

    ナミ「―――という訳なのよ」

    たしぎ「新魚人海賊団……地上に出てきていたらと思うと背筋が凍りますね」

    ロビン「その心配はもうないわ」

    たしぎ「それでこの宴会ですか。 あなた達は他の海賊とは違うんですね」

    ナミ「そう思う?」

    たしぎ「ええ、アラバスタの時からそう思ってました」

    ゾロ「くかー」Zzz

    ロビン「良かったらあなたも参加したら? この宴会に」

    たしぎ「え? あ、じゃあお言葉に甘えて少しだけ―――」


    スモーカー「たァァァァァァしぎィィィィィィィィ!!!!!!!!!」ドン!!!


    ゾロ「!?」ガバッ

    たしぎ「」

    200 = 182 :

    これは言い逃れできない


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