元スレ紅莉栖「メールで告白しちゃう男の人って…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 107 :
オカリンらしい戦い方ではある
153 :
さるさんくらった
どれくらいで復帰できるかな?
154 = 105 :
これはサルったか?
00分でリセットされるはずだから保守だな
155 :
別のすれに書き込めばすぐ治る
156 = 153 :
>>154
ありがとう。
でも、自分で保守するよ
157 = 107 :
ちと投下ペースが早すぎたな
4~5分に1投下がオヌヌメ
158 = 153 :
まだちょっと続くから焦ってしまった。
今で半分くらい。
貴重なお時間をとってしまい、申し訳ない。
160 :
近年稀に見る謙虚な書き手
それでいて面白く書き溜めありとは
おいちゃん嬉しい
161 = 105 :
なんと低姿勢な>>1
復帰するまで休んでておくれよ
163 = 107 :
当然保守
166 = 145 :
オカリンは自分の弱さを知っている近年稀に見る良主人公
167 = 104 :
4℃「わかったよ。 返してやるさ、こんなの…ただのきたねぇゴミだ!」
ゴミ…だと?
鈴羽「っ!」
男が、バッジを頭上に掲げる。
地面に叩きつける気か…!?
こいつ、救いようがない!
クズがっ――!
4℃「ほーらよっと!って…なんだテメェ!」
思うより先に身体が動いていた。
俺は、振りかぶった男の腕を力いっぱい握りしめる。
4℃「は、離しやがれ!…クソッ!」
俺の、突然の行動に驚いた男が、情けない声をあげる。
岡部「貴様がさっさと離せクソ野郎!バッジ…返せよ…っ」
168 = 105 :
しえん
169 = 104 :
男は、俺を振り払おうと必死にグイグイ引っ張る。
こいつ…言ってる割に力がない。
これは…いけるか?
鈴羽「倫太郎!後ろ!」
岡部「えっ?」
次の瞬間、背中に衝撃が走った。
蹴られたのか…? 息が出来なくなり、そのまま地面に倒れ伏す。
鈴羽「ダメ! もうやめて!倫太郎!」
これは……まずい事になった…。
周囲からは、外野のざわめき。
男の仲間と思しき連中が、歩み寄って来るのが解った。
171 = 104 :
続いて、わき腹に衝撃。
追い討ちとは、いかにもDQNらしい。
一瞬、意識がなくなりかける。
息が…出来ない。
4℃「ボコボコにするだけで済ませてやろうと思ったが、もう許さねえ」
もう…ダメなのか…?
4℃「テメェの前で、たっぷり彼女を可愛がってやるよ」
こいつ!!
まだだ…。 まだ諦めるな。 鈴羽だけでも逃がさないと。
鈴羽の方を見ると、男二人に腕を掴まれそうになっている。
大丈夫。 まだ立てそうだ。
何とか立ち上がる。 息も出来るようになってきた。
ただ、足許がおぼつかない。
でも、俺はどうなっても構わない。
俺は、男たちを睨みつける。
172 = 104 :
4℃「おいおい、思ったより根性あるじゃねえか…」
今のうちに笑っておくがいい。
俺はタイミングを見計らうと、身を翻し、鈴羽に掴みかかろうとしている男に捨て身のタックルを仕掛けた。
男「うぐおっ!」
岡部「ぐああっ!」
ぶつかった勢いのままもつれ、俺と男はガードレールに激突する。
男は今の激突で気を失ってしまったようだ。
お前らが悪いんだ。
どうなろうと、知った事か…。
岡部「………いてぇ」
痛む部分を触ってみると、後頭部に生ぬるいものが。 多分俺の血。
鈴羽「り、倫太郎っ!」
鈴羽が、泣きそうな顔になって駆け寄ってくる。
こんな結果になってしまって、すまない…。 馬鹿だ、俺。
175 = 104 :
俺は、何とか声を絞り出す。
岡部「す、ずは…。 にげ…ろ…」
鈴羽さえ逃げ延びてくれればそれでいい。
4℃「…おいおい、テメェ、とうとうやっちまったな…」
俺と鈴羽の背後から、男達が寄ってくる。
頼む鈴羽、逃げてくれ…。
4℃「もう勘弁ならねぇ。 ぶっ殺してやるよ…」
男は、いつの間にか金属バットを手にしている。
ああ、頭おかしいな、こいつ。
やられる。
くそっ……。
岡部「す、鈴羽ァァァァ!! 逃げろおおおおぉぉ!」
半ばヤケクソ気味で叫んでやる。
176 = 107 :
バイト戦士ー働けー
177 = 104 :
4℃「うるせぇ! カスがッ!」
パカンという音とともに、左足に激痛が走った。
岡部「ぐああああああああああああああああああああっ!!」
本当に殴りやがった…。
嘘だろ…。
くそったれ…。
意識が遠のき、遠くで鈴羽の泣きわめく声が聞こえる。
泣いてないで逃げろって…。
はやく…。
俺はもういいから…。
《トゥットゥルー♪》
あ、幻聴だ。 何でまゆり…?
男「うぎゃあああぁぁぁぁぁ!」
次に、他の男の悲鳴。 な、なんだ?
179 = 104 :
ぼやけた目を凝らす。
路地裏から、見慣れた少女が姿を現した。
彼女の足許には男が転がっている。
え?まゆり…? なぜここに…。
まゆり「トゥットゥルー♪ まゆしぃ☆でーす」
男「な、なんだこの女」
男の一人がまゆりに歩み寄る。
男「おい、今なにしやがっ…」
その男は、何の前触れもなく、断末魔すらあげることなく頭からドサリと地面に崩れ落ちる。
周囲が一層どよめく。
181 :
まさかのまっちょしぃ
182 = 104 :
まゆりが、男たちの輪の中に割って入ってきた。
まゆり「あのねー、男の人が何人も集まって、弱いものイジメしか出来ないのかなぁー?」
弱いものって……ちょっとへこむな。
4℃「な、なんだありゃ…」
リーダー格の男がたじろぐ。
4℃「テメェ、そいつらに何をしやがった!」
まゆり「何だろうねー、えっへへ♪ あなたも体験してみる?」
4℃「ひっ…!」
周りの男達からも、小さな悲鳴が聞こえた。
183 :
みんなゲルバナに…
184 :
っていうか鈴羽一人で楽勝だろ
185 = 104 :
まゆり「でもねー、まゆしぃはうっかり屋さんなんだー。 いっつも、みんなに言われちゃうんだよねー」
こいつ…こんな時に何を言ってるんだ…?
まゆり「うっかりうっかり♪ えっへへー。 だからねぇ…」
そこまで言って、まゆりの瞳から光が消えたのが解った。
俺は、ゾクリと総毛立つ。
まゆり「うっかり、人を殺しちゃうかもしれないねー。 うっかりうっかり…」
ああ、お前が敵でなくてよかったよ。
まゆり、後は頼んだ…。
俺の意識は、深く混沌へと沈んでいった。
さるよけに、ちょっとペース落とします。
ほんとすみません。
186 :
マッチョしぃ最強説
187 :
うっかりならしょうがないな
188 = 105 :
鈴羽さっさとぶちのめしてれば貴重な4℃も死ぬことはなかったろうに……
189 :
スレタイがいつ出てくるか期待
190 = 155 :
別のスレに書き込むことでさるよけになるんだぜ
191 = 104 :
鈴羽「倫太郎」
名前を呼ばれる。
岡部「ん…? ああ…」
鈴羽の声だ。
目を開けてみる。
また膝枕されていた。 どうやら、俺は鈴羽の膝に縁があるらしい。
顔を見上げる。
目が真っ赤だ。 …不甲斐なさすぎるな、俺。
岡部「奴らは…どうした?」
鈴羽「椎名まゆりがフラフラと追っかけてったよ」
そうか。 まゆり乙。
鈴羽「残ったやつは、あたしがやっつけといたから」
なるほど、足下を見ると、先ほどの奴らの仲間と思しき男が4人転がっていた。
よほど打ち所が悪かったのだろう。 全員起きる気配もない。
192 = 107 :
このまゆりならSERNに殺されないだろうしディストピアも阻止するだろうな
つまり鈴羽は単に若い頃の父に会いに来ただけなんだよ!
193 = 104 :
岡部「なるほど、やるな…」
え? やっつけた?
岡部「…って、鈴羽が?」
鈴羽「そうそう。 あれ、言ってなかったっけ」
岡部「なにを…?」
鈴羽「あ、いや…。 実はあたし、そこいらの人間よりメチャクチャ強いんだよね…あはは」
あのな……。
岡部「……そういうことは…先に言え…」
先に言ってくれ。 頼むから。
鈴羽「ごめーん。 でも…」
岡部「ん?」
鈴羽「岡部倫太郎、かっこよかったなぁ…なんて、あっはは」
YESっ…! 密かに右手を握りしめる。
194 = 104 :
岡部「…当たり前だ。 俺を誰だと思っている…」
鈴羽「ふふ…そうだね」
ああ、膝枕が心地よい。 これは癖になるな。
岡部「もう少し、こうしてていいか?」
鈴羽「ん、いーよ…」
鈴羽の細い指が俺の髪をすいて、何度も何度も頭を撫でてくれた。
って、いてっ……傷は触るなよ……!
鈴羽「あ、ごめーん」
195 :
素晴らしい
196 = 104 :
なんやかんやで、以上のような事もあったが、その後は無事に捜索活動を続ける事が出来た。
が、日々の捜索も虚しく、結局鈴羽の父親は見つからない。
そうして、俺たちの時間は、手からすり抜けていく水のように過ぎていき―――。
とうとう、タイムマシーンオフ会前日。
ラボには、鈴羽が泊まりに来ていた。 やつは今はシャワーを浴びている。
も、もちろんラボには俺と鈴羽だけ……。
197 = 109 :
ゴクリ
198 = 186 :
ラブホかと
200 = 104 :
……ではないのだが。
俺から無理を言って、ラボメン全員に集まってもらっていた。
紅莉栖も、まゆりも、ダルも、ルカ子も、フェイリスも。 いい年こいてお泊まり会だ。
紅莉栖「岡部……覗くなよ」
の、のぞっ…。 覗き!?
その発想は無かった…!
…じゃなくて。
岡部「だ、誰が覗くかッ! 俺たちは純粋でプラトニックな仲であってだな…」
フェイリス「えーっ!?じゃあ凶真達ってば、もしかしてCどころかBも行ってなかったりニャ?」
しまった。 余計な事を口走ったな…。
この猫娘め…!
るか「ブフゥッ! うぐっ…けほっ、けほっ」
岡部「ルカ子はちょっと落ち着け!さっきからそわそわと…」
ダル「まあまあ、オカリン強がんなって。 覗きは僕が許可するお!」
みんなの評価 : ★
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