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元スレP「今日から765プロに入る事になった三人組だ」
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響「なぁ美希」
美希「ん?どうしたの響」
響「自分達…本当に良かったのかなって思って」
美希「……961プロの事?」
響「うん…」
美希「響、ミキ達はもう使えないと言われて捨てられた身なの」
美希「だから今更後悔しても遅いの」
響「だけど……自分、今からどうしていけば良いかわかんないぞ…」
美希「響…」
響「自分、沖縄からこっちに来る時住む場所とか全部961プロにしてもらったから…」
響「……住む所も無くなっちゃって」
美希「響…」
響「じ、自分、沖縄に帰ろうかな」
美希「なっ、何言い出すの!?」
響「だって…じゃあ自分、コレからどうすればいいんだ?」
美希「それは…」
響「…」
美希「じゃ、じゃあミキの家に来ると良いの!」
響「美希の家に…?」
美希「うん!ミキの家」
響「でも…それじゃあ美希に迷惑かけちゃうぞ…」
美希「し、心配無用なの!ミキに任せるの」
響「…ありがとう、美希」
美希「だからミキ達も頑張るの」
響「な、なにを頑張るんだ?」
美希「もちろん、アイドルを!」
響「ア、イドル?」
美希「うん!もう961プロのアイドルじゃないけど」
美希「ミキ、アイドル続けるよ」
響「……でも」
響「961プロから捨てられる時に言われた言葉…あれ、多分嘘じゃないぞ」
美希「…」
「お前達…捨てられると言う事を理解してないな」
美希「言いたい事はそれだけ?ならもうミキ達は行くの」
響「み、美希…」
美希「こんな所、こっちから願い下げなの!」
「……続けられると思うなよ」
美希「っ」
「ふふふ…アイドルを続けられると思うなよ星井美希」
「ここを出たらお前達は一生普通の女の子になるんだからなぁ」
「他の会社に雇ってもらう…甘いな」
美希「ミキはミキなの!あんたなんかに決められる程安い女じゃないの!!」
美希「…」
響「あの時の社長の言葉…」
美希「あんな奴、社長でもなんでも無いの」
美希「……くっ」ギリ
響「そんなに強く握ったら爪が割れちゃうぞ」
美希「わ、わかってる……わかってるけど」
美希「絶対に終わらない…こんな所で終わりたくないの」
響「…」
美希「響…お腹は空いてない?」
響「うん、大丈夫」
響「って!ミキに心配かけるなんて自分…ダメダメだぞ」
響「自分の方がお姉さんなのにな…」
美希「ご、ごめんなさい…」
響「なんで美希が謝るさー、悪いのは自分だぞ」
美希「……ごめんなさい」
響「美希…や、やめてよ」
響「そんな表情されると…じ、自分までっ……グス」
響「自分……怖いよ」
響「明日からどうすればいいか…怖いよ」
美希「…ミキも」
美希「これから……どうすればいいかわかんないの」
美希「……怖い」
美希「さっきまでアイドルだった!」
美希「ミキはさっきまでアイドルだったの!!」
美希「……961プロの」
美希「アイドルだったの……」
>>10
つまり俺が女の子になったら良いんだな?
つまり俺が女の子になったら良いんだな?
響「…」
美希「……本当は、続けたかった」
美希「要らないって言われた時ね」
美希「頭の中が真っ白になったの」
美希「……反発も出来なかった…」
美希「ただ、強がりを言うしかあの時は出来なかったの」
響「自分なんて…何も言えなかった」
響「突然過ぎて……考える時間も無かったさぁ…」
響「……自分、やっぱり沖縄に帰る」
美希「なっ!?響?」
響「やっぱり美希には迷惑かけれないから」
響「だから自分、実家に帰って……」
響「…ま、また……普通の女の子にっ…ぐっ…うぅ…」
美希「いや……響と離れたくない」
美希「響と離れちゃったら…ミキ、自分を保てそうに無いの…」
美希「だからお願い…ミキのわがまま、聞いてほしいの」
響「…み…美希」
美希「……」
美希「と、とりあえず響のアパートに行こっ?」
響「自分の…アパートにか?」
美希「うん!ミキの家に住むんだから荷物を取りに行かないと」
響「……ありがと、美希」ボソッ
美希「ん?何か言ったの?」
響「うぅん、なんでも無いぞ」
美希「変な響」
響「あぁっ!変って言うなー!」
~アパート~
響「……えっ」
美希「な、何も無いの…」
響「えっ?えっ!えっ!?」
響「な、何で何も無いんだ!?」
響「部屋の中の物全部!!」
響「どこいったのさー!」
美希「響、お、落ち着くの」
響「これが落ち着いてられる!?」
響「自分のアパート!自分の荷物!!」
響「な、なんで……」プルプル
響「なんでなにも無いのさ…」
プルルルルッ
美希「響…電話なの」
響「…ぐっ」カチャ
「やぁ響ちゃん……いや、我那覇響」
響「…黒井社長」
「言い忘れていたよ」
「君の部屋の物、全て私が回収した」
響「なっ、何で黒井社長がそんな事するのさ!」
「おやぁ?言わなかったかね」
「私はお前を捨てたんだ」
響「……さっき聞いたぞ」
「だからね、君の部屋、私が用意した物だよねぇ……我那覇響」
響「そ、それと自分の荷物…なんの関係があるのさ」
「ははは…面白い事を言うねぇ」
響「…自分の荷物、返せ」
「返せ?……あははははは!こりゃあ傑作だ」
響「……返せ」
「私が君に与えた物を回収しただけ……と、言った筈だが」
響「……」プルプル
美希「響…」
「お前の物、買えたのは私がお前にお金を渡していたからだろう?」
「だからね……回収させてもら
響「あぁあ"ああ!!」ブンッ
ガシャンッ
……ツーッツーッツー
美希「響…携帯が」
響「……くそっ!!」
響「くそっ!くそっ!くそっ!!!」
響「自分の物全部全部全部全部ッ!!」
響「自分の思い出全てをっ!!」
響「なんで黒井社長に管理されなきゃなんないんだ!!」
響「自分の……自分の思い出…」
響「返して……返してよぉ…」
響「アイドルだけじゃなくて……」
響「なんで思い出まで自分から取っちゃうのさぁ……」
響「……ゔっ…ぁあ"っ……ぁ」
美希「響…」
響「……美希、ごめん」
美希「えっ?」
響「嫌でも美希の家に世話になっちゃうぞ……あ、あはは…ごめんなさい」
響「沖縄にも…帰れなくなっちゃったさぁ」
美希「み、ミキは最初からそのつもりなの」
美希「だから響、今からミキのお家にいこ?」
美希「とりあえず……今は落ち着かないと」
響「…ありがとうな、美希」
美希「ちなみに響、お財布は」
響「通帳も回収されちゃってるからお財布が頼りなんだけど…」
響「……2万4309円しか入ってないぞ」
美希「そ、それだけ有れば当分は大丈夫なの」
響「ごめんなさい…」
美希「もー!謝るの禁止!」
美希「それに、響はミキよりお姉さんなの」
美希「だからミキに気兼ねなく言ってきてよ」
響「美希…」
響「う、うん…」
美希「とりあえず…お昼にでもする?」
響「…うん」
響「自分が出すよ!」
美希「で、でもそんな事したら」
響「自分、美希よりお姉さんなんだぞ!」
響「だからお姉さんの言う事はハイって返事するだけでいいんだぞ」
美希「……ありがとう、響」
響「じゃあ何処に食べに行く?あっ、あんまり高い所は無しで…」
美希「うーんと…」
貴音「…何故、美希と響を」
「不要なゴミを捨てるの当然の事だろう?……貴音ちゃん」
貴音「不要なゴミ…」
貴音「まさか黒井殿の口からその様な言葉を聞く事になるとは」
貴音「わたくし、思ってもみませんでした」
「……だったらどうなんだ」
貴音「わたくしが961プロでアイドルを続けていけたのは彼女達のおかげ」
貴音「それなのに…貴方は」
「……ふっ、お前も私に逆らう気か」
貴音「…黒井殿」
「なんだ…」
貴音「今からでも遅くは御座いません、美希達を早急に引き戻してください」
「私にゴミを回収しろ……と」
貴音「彼女達はゴミでは御座いません!961プロのアイドルです!」
「お前が声を荒げるのは初めてじゃないのか?」
「……まだ調教が足りなかったか」
貴音「っ!?」
「忘れたとは言わせんぞ…」
貴音「黒井殿……あなた様と言うおかたは」
「ふふふ…気持ち良かっただろう?」
「何故お前達が多忙な毎日を送れたか」
「もちろん、私の裏金も有るが……」
「一番は…貴音、お前の成果なんだぞ」
貴音「…くっ」
「お偉いさんに尻尾を振って何度も何度も助け船を出してもらってたよなぁ」
「あのゴミ達の為に……」
「自分を捨ててまで……くっくっくっく」
「傑作だ…」
貴音「……黒井殿」
貴音「わたくし、決めました」
~すき家~
美希「こ、ここは…」
響「あははは…」
響「や、安くてお腹いっぱい食べれるんだぞ!」
響「自分も961プロ入りたての頃はお世話になったんだし」
美希「ミキ、牛丼屋なんて初めてなの…」
響「ゔぅ…や、やっぱり嫌か?」
美希「ううん、嫌とは言ってないよ?」
響「じゃあ入るぞ」
美希「レッツゴーなのー!」
貴音「…」
貴音「結局、わたくしも茨の道を歩まねばならない運命だったのですね…」
貴音「美希…響…」
貴音「わたくしは……」
貴音「いいえ、今は前だけ見つめなければ」
貴音「…」グルルル
貴音「お腹が…空きました」
貴音「何処か、美味しいお店は」キョロキョロ
美希「えっと…ねぇ響」
響「ん?なんだ」
美希「この特盛?」
美希「これは何なの?」
響「あっ、それは自分達には関係無いぞ」
美希「ミキ達には関係無いの?」
響「うん…だって食べれな
美希「牛丼の特盛一つくーださいっ!」
店員「かしこまりました」
響「なななっ、何言ってるんだ!?美希には絶対食べれないぞ!」
美希「大丈夫なの」
響「だ、大丈夫な訳無いさー!」
美希「ほらー、響も早く頼まなきゃ、店員さん困ってるの」
響「ゔあっ…え、えっと…」
響「牛丼の並、卵二つ」
店員「並に卵お二つ…以上で?」
響「あっ!つゆダクダクダクで」
美希「だ、…ダク?」
響「あっ、美希は知らないんだな」
響「丼に汁を沢山入れてくれるんだぞ」
美希「へー……じゃあ店員さん」
美希「ミキもつゆダクダクダクで」
店員「ご注文も確認をさせていただきます」
店員「牛丼特盛、つよダクのお客様」
店員「お待たせしました」コトッ
美希「……な、なんなのコレ」
響「もー、だから言ったさぁ食べれないって」
美希「量の多さも予定外だけど…」
美希「なんなのこの汁…丼満タン入ってるの」
響「それが良いんだぞ、美希はまだ子供だなぁ」
美希「ムッ!美希もう子供じゃないの」
美希「…」スッ
美希「あつっ!……丼が熱くて持てないの」
店員「牛丼並、卵二つのお客様、お待たせしました」コトッ
響「…」
美希「響…なんで卵二つも頼んだの?」
響「自分、牛丼食べる時は黄身を二つ入れないとなんか物足りなくて」
美希「そうなんだ…」
響「あと美希、食べる時は丼を持つんじゃ無いぞ」
美希「えっ?」
響「当たり前さー、そんな熱つい丼、持てって言うのが無理な話しだぞ」
美希「じゃ、じゃあどうやって食べればいいの?」
響「教えてあげるから、ちょっと待つさ、今白身と黄身を分けてるから」
響「まず箸を持つ」
美希「持ったの」
響「次に箸を置くんだぞ」
美希「?わ、分かったの」
響「丼に顔を近づける」
美希「うん、近づけたよ」
響「そして……」
美希「そして?」
ズズズズズズ
美希「!?」
響「んぐっ…んっんぐっ」
美希「響…」
響「ぷはっ」
響「ほらぁ、美希も汁を啜るさぁ」
美希「……冷めるまで待つの」
貴音「…」
貴音「やってしまいました」
貴音「961プロから自ら抜けたのは良いのですが…」
貴音「お財布を……忘れてきてしまいました」
貴音「しかし、わたくしはもう普通の女の子」
貴音「あそこにはもう…戻れません」
グルルル
貴音「はあぁっ!」
貴音「お、お腹が…空きました」
店員「ありがとうございましたー」
美希「…お、美味しかったの」
響「本当?半分位残してたから心配したんだぞ」
美希「お腹いっぱいになっちゃったから…」
響「そっか、なら良かった」
美希(…もう当分は行かないの)
響「えっと…じゃあさっ、美希」
美希「ん?」
響「その……美希の家に行きたいなぁって」
美希「あっ」
響「だ、駄目かな」
美希「じゃあ行くの、ミキの家に」
響「う、うん!」
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