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    元スレ羽川翼「最近、情緒不安定なんだよねー」

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    タグ : - 化物語 + - 戦場ヶ原ひたぎ + - 月火 + - 羽川 + - 西尾維新 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    月火「お兄ちゃんには……」

    「うん、阿良々木くんはもう、知ってるよ」

    月火「そっか」

    火憐「え、自分がふったくせに友達ヅラしてんの? 兄ちゃん馬鹿じゃねーのか」

    (なんの遠慮もなくズバズバと言う火憐ちゃん)

    月火「なまじ仲がいいと――よすぎると縁が切れないもんなんだよ。ほら、カップル解消して友達になるとかあるじゃない」

    火憐「そういうもんかね」

    「まあ、そういうことなのかもね」

    52 = 1 :

    月火「特にお兄ちゃんはあの通り、お人好しだからさ」

    「うん」

    火憐「お人好しってつまり馬鹿ってことだろ?」

    月火「融通が利かないって点ではね」

    火憐「やっぱ馬鹿なのかなー兄ちゃん」

    「うん……、馬鹿なのかも」

    火憐「お?」

    「夏休みの宿題やらないし、小学生と遊んでばかりだし、人のこと気にかけすぎだし――馬鹿なのかも」

    月火「中学生とも遊んでるよ」

    「……なんか、腹立つなー、ってごめんね。お兄ちゃんなのに」

    月火「そんなことないよ。私達だって日頃あの変態には頭を悩まされているし」

    53 = 17 :

    ムララギさん羨ましい

    54 = 1 :

    (その後、数十分に渡る阿良々木くんの悪口大会が開かれた)

    (まあ、ほとんど私と月火ちゃんなのだが、火憐ちゃんだけはなぜかフォローに徹していた)

    (さっきまで馬鹿にしていたのが嘘のように)

    (何かあるんだろうか、この二人に……)

    (宴もたけなわ――もとい浴場をあとにして、最後に月火ちゃんは訊いた)

    月火「今でもお兄ちゃんのことを?」

    「うん」

    月火「彼女がいても?」

    「むしろいるからこそ、かな」

    月火「ふーん。屈折してるなあ。でも羽川さんから見たら――羽川さんの立ち位置からすればそうなのかな」

    55 = 1 :

    「やっほー。お風呂いただいたよー」

    「ああ」

    (少し元気がない。どうしたのだろう?)

    「……戦場ヶ原さんから何か?」

    「なんでわかるんだ?」

    「携帯が充電器に差さっていないし、ちょうど放ったくらいのところにあるから」

    「それだけでわかるのかよ……、うんまあ、ガハラさん――戦場ヶ原からだいたいのことは聞いたよ」

    「そっか」

    「別に気にしてない、ってさ」

    「戦場ヶ原さんが?」

    「ああ」

    56 :

    贅沢ですね阿良々々木さん

    57 = 1 :

    「あの馬鹿達と一緒で狭かっただろ、風呂」

    「んー、でも会話が弾んだから別にってとこ」

    「あいつらと何話すんだお前?」

    「阿良々木くんの悪口」

    「やめてくれよ!」

    「あはは」

    「羽川だけはガールズトークなどという昨今の似非文化に染まらないと信じていたのに……」

    「私だってガールですから」

    「そもそも、最近やたらと女子って使うのは何なんだろうな。あげくに30代女子とか」

    「ああいうのはファッション誌との兼ね合いもあるんじゃないかと思うけど」

    「妙齢の女性が女子を自称するのはいただけないぜ」

    (まあ確かに、女子なる言葉からくる未成熟なイメージをどこまで自覚しているのかは甚だ疑問である)

    58 = 1 :

    「じゃあ、女子じゃなくて何だったらいいの?」

    「それは……、女とか」

    「女ね」

    「でも、なんか女っていうのもちょっと攻撃的というか、『ガンガンいくぜ!』的なニュアンスを感じてしまうぜ」

    「それは単に阿良々木くんが女に気遅れしているっていうだけでは?」

    「そ、そんなはずないと思うけどな」

    「そういえばさ、阿良々木くんって戦場ヶ原さんとはもうしてるの?」

    「……なんで今それを訊くんだよ」

    「いや、女を知らないから故にそういうニュアンスを受け取っているのかなあと。で、どうなの?」

    「…………」

    59 = 1 :

    (ん?)

    「…………」

    「あ、そっぽむいた」

    (んん~?)

    「もしかして……」

    「坂本真綾結婚だってな」

    「誤魔化さないでよ」

    「…………」

    「あれ、だって……」

    (戦場ヶ原さん、阿良々木くんの前ではすっかり『彼女』になっちゃって、私てっきり二人が……)

    60 :

    さるよけさるよけ

    61 :

    NTRか!バサ姐さんによるNTR展開くるのか!?

    62 = 1 :

    「手をつないで寝たことならあるぜ!」

    「私は抱かれながら寝たことあるけど」

    「おいちょっと待て! どういうことだそれは!?」

    「聞きたいのは私の方だよ!」

    (ちょっと待ってよ、戦場ヶ原さん――『それなのに私を阿良々木くんの家に行かせたの?』)

    「おい、羽川! 抱かれたってどういうことだよおい!」

    (私をそこまで信頼してるから? 阿良々木くんにはそんな度胸がないから?)

    「おい! 答えろって!」

    (それとも――別に『そうなっても構わない』から?)

    「答えによっては僕はあいつをおしおきしなきゃいけなくなるぞ!」

    「…………」

    63 = 1 :

    「いや、抱かれたっていうのは、こう、羽毛布団的な」

    「羽毛布団?」

    「なんでもないよ……」

    (何、考えてるのよ……)

    「うーむ、明日聞き出すか。とりあえず、僕は風呂に――」

    (手を握った。彼を呼びとめるように。引きとめるように)

    「――羽川?」

    「あ、あの……」

    「うん?」

    「えっと……」

    (阿良々木くんは私に手を握られたまま、ふぅと一息つき、優しくこう訊いた)

    「どうした?」

    「あ……」

    (私は、私はもう一方の手で彼の頬をなぞり、そして――)

    65 = 1 :

    「あ、阿良々木くんは、いつも、自分のことよりも他人ばっかりで――」

    「誰かのことばかりで――傷だらけになって」

    「…………」

    (彼は何も言わない。黙って、黙って、黙って)

    「辛くない?」

    (虚を突かれたようになり、やがて照れるように俯いた)

    「いや、羽川さ……」

    「これまで、あんまりいい結末じゃなかったよね。ひどいこともたくさんあったよね」

    (例えば――春休み、そしてゴールデンウィーク)

    「……」

    「慰めてあげよっか」

    66 :

    だーりん~

    67 = 1 :

    「戯れもほどほどにせい」

    (背後から声――忍ちゃんが私の首筋に手刀を突き付けていた)

    「うぬともあろうものが自分の領分を弁えておらぬわけではなかろう」

    「忍、よせ。羽川は前みたいになってるわけじゃない」

    「ふん。お前様はこの場でもそんな台詞が出てくる有様か。おい色ボケ猫」

    (忍ちゃんは冷たい声で続ける。表情まで見えるようだった)

    「その先へ進めば殺す。退けば殺さず。二つに一つ。傷物にはなりたくないじゃろう」

    「いいえ」

    「何?」

    「阿良々木くんがそうであるなら、私自身が傷つくことなんて、気に留めるほどのことではありません」

    「ほう、ぬかしおる。格下」

    「けど――」

    68 = 1 :

    「あなたはもう傷つきたくないですよね。あなただって彼と同じ傷をずっと負っている身だもの、キスショットさん」

    「……儂をその名で呼ぶな携帯食」

    (途端、彼女の声も手も震えだす)

    「あるじ様の前故、一度だけ融通を利かせてやる。いいか、『黙ってあるじ様から手を離せ』」

    「私を携帯食なんて呼ばないで」

    「――うぬの死は決定じゃ」

    「やめろ忍!」

    「――なんじゃ。海より広い儂の心もここらが限界じゃ」

    「頼むから。羽川を離してやってくれ」

    (懇願する阿良々木くん。しばらく沈黙が続き――)

    「――明日は儂の願いを聞けよ」

    69 = 1 :

    (背後で忍ちゃんが床に着地する音がすると、彼女は阿良々木くんの影に向かい不機嫌そうに歩いた)

    「羽川――さっき僕と忍が傷ついてるって言ったけど、お前だってそうだろ」

    「…………」

    「お前だって、たくさん辛いことあっただろ。鈍いな」

    (どっちがだ――そう言って忍ちゃんは彼の影に消えていった)

    「……ごめん」

    「いや。でも、よかったぜ。お前がちゃんとお前でいてくれて」

    「私ははじめから私だからね」

    「ああ、そうだったな」

    「そっか……、慰めてほしかったのは、私か」

    「…………」

    「あーあ。ちょっと仲良くなったと思ったけど、また忍ちゃんに嫌われちゃった」

    70 = 61 :

    ドサクサ紛れに忍もハトプリ視てんじゃねぇかw

    71 = 1 :

    「なあ、何か僕にできることってあるか?」

    「……阿良々木くんにならできることはあるけど、できないことだと思うよ」

    「どういうとんちだ?」

    「阿良々木くんの言うとおり、私、すごく傷ついたの」

    「うん」

    「だから――」

    (もう一度、阿良々木くんに歩み寄る――否、初めて近づいたのかもしれない)

    「慰めてくれる?」

    72 :

    はい

    73 = 1 :

    (そうは言っても、彼は私に触れる度胸がなかったし、やっぱり今もない)

    (なので私が慰めました。もとい、襲いました)

    (阿良々木くんに飛び込んで、押し倒しました。えへ)

    「は、羽川……」

    「……何もしないでいいよ。私が一人で勝手に助かるから」

    (あなたで)

    「とはいっても……」

    (どうしたものか。何せ初めてだから勝手がわからない。勝手に助かるはずなのに)

    「…………」

    (とりあえず胸に顔を埋めて、彼の臭いを嗅ぐ)

    (吸血鬼だけど、ちゃんと男の子の臭いだった)

    (時折ちらとむこうを見ると、すごく吃驚して恥ずかしそうにしていた)

    74 :

    >>22

    黒子の声の人だよきっと。

    75 = 1 :

    (ちなみに今の私はお風呂上がりで月火ちゃんに借りたパジャマを着ている)

    (阿良々木くんは部屋着らしいTシャツとスウェットだった)

    (Tシャツの裾から手を入れ、めくるように上へずらした)

    「…………」

    (吸血鬼効果なんだろうけど、筋肉がある。こういう男の部分見て興奮するのは、やっぱり私は女なんだなあ)

    (やっぱり臭いを嗅ぐ。ちょっと汗くさい。そして鼻先で皮膚をなぞっていく)

    (乳首まで来た。舐めてみる)

    「ど、どうかな……」

    (顔を見ながらやったほうがいいかと思ったら、予想が当たったらしく、阿良々木くんは気持ち良さそうに見えた)

    76 = 1 :

    (しばらく乳首を舐める。両手で彼の顔、首、腕、胸、腹を愛撫する)

    (夢中になっていると自分の息が上がっていることに気付く。恥ずかしい)

    (でも、今さらやめる気もない)

    「何か、こうしてほしいとか、ある、かな」

    「い、いや……、特には」

    (と言いつつ彼の視線は一点集中。まあそうだろうそうでしょうね)

    「……おっぱい、さわって、みる?」

    (阿良々木くんは頷きもせず、体を起こすと私のパジャマの裾をつかんだ)

    (この積極性は彼の嗜好が如実に表れていて、とても参考になる)

    77 = 1 :

    (男の人の力で脱がされるせいか、一瞬ぞくっとくる)

    「あっ……、風呂上がりだから、つけて、ないんですね……」

    「うん……」

    「あ、こうなってたんですか、はあ、へえ、ほう」

    (妙に芝居調で感心する阿良々木くん)

    「あの、揉んでもいいんだよ?」

    「えええ!? さ、さわってもいいのですか?」

    「あ、ほら、あれ言ってあげようか。このおっぱい、阿良々木くんのものだよ。好きなだけさわっていいの」

    (だったっけ? それにしても、本当この人口だけだったんだなぁ……)

    (その口だけの阿良々木くんはというと、頭を抱えていた)

    「あ、あれ? なんか変だったかな」

    「僕は、何を言って……、もうほんっと僕馬鹿だな」

    「まあ、あまり知性の感じられる台詞じゃないよね……」

    (彼はここでもふんぎりがつかないらしく、空を揉んでいた。どんな比喩だこれ)

    78 :

    ここまで来て何もしないのは大変失礼

    79 = 1 :

    (仕方がないので、私は阿良々木くんの胸に背中を預け、彼の両手をそれぞれ掴み、胸に導いた)

    「ほら、これで、ね」

    (彼の指先が私の乳房に触れると、体が震えた)

    (他人に触れられるとはこんな感覚なのかと、やっと理解し始めていた)

    (彼の手のひらで乳房を覆うようにし――我ながら収まりきらないのだが――揉むように促す)

    「うわぁ……うわぁ……」

    「ん、ど、どう……かな、ふっ」

    「なんていうか、生きててこんなのさわったことない」

    「……それは、褒めてる、のかな、ん」

    「ほ、ほめてる」

    「そ、それじゃあ、よかった」

    (嬉しい。恥ずかしくなるくらい)

    (コンプレックスになってる時期もあったけど、それも水に洗い流そう)

    (彼の手の動きも段々積極性を見せ始め、私もそれに併せて冷静さを少しずつなくしてきた)

    80 = 61 :

    パンツまで脱いだぞ
    寸止めは止めてくれよ

    81 = 2 :


        ヘ,    、              ____                ヘ  、
     ヘ     ]  、/  、     _,.-:‐:":: ̄::::::::::: ̄::`ヽ、  ヘ,   ヘ  ´ 、/  、
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      ガチャ   _  __  ガチャ /::/::::/:::;'::::/:::::::::::::::::/::::::::l::::ハ ヘ,     ´_ __
     ガチャ (( \∨/ .))  /::/:::::::::l::/:::/'|:::i:::::::::::/::/|::l:::|::::::}     (( |∨/ )) ガチャ
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    82 = 1 :

    「あの、さ……好きなように揉んでいいでしょうか」

    「ん……いい、よ」

    (阿良々木くんはそれから全体を揉んだり、下の部分をさすったり、乳首を突いたりした)

    (首筋に彼の鼻息を感じたが、背中を向けててよかった。たぶん、私は今情けない顔をしているだろうから)

    「…………あぁ、あっ、ん、あっ、あっ、ふあぁっ、はっ」

    「ど、どれくらいやれば……」

    「へ? い、いいよ、好きなだけ、ああ、やぁん、あっ」

    「そ、そっか」

    (その後しばらく――たぶん20分くらい――彼は胸を揉んでいた)

    83 :

    さすが童貞前戯が長い

    84 = 1 :

    (阿良々木くんが手を下ろすと、私は既に平静を失っていて、彼にもたれた)

    (ぼんやりしていると、彼が顔を近づけてきたのがわかったので、私は慌てて払いのけた)

    「だ、だめ、だめだめ!」

    「へ!?」

    「……キスは、しちゃダメ」

    「羽川……」

    「マウストゥマウスはダメだけど、口でしてあげるから」

    (あ、口か。乳首舐めたりはしたけど、こういう場合ってやっぱり……)

    「…………」

    (なんか、期待してる顔になってるし……)

    「……し、下、脱がすね」

    (私は彼のスウェットに手をかけ――ついでだと思い、パンツにも手をかけ、下ろした)

    (そして――彼の……が出てきた)

    85 = 61 :

    揉むだけじゃ飽きるだろw
    舐めたり噛んだりしないと

    86 = 1 :

    「…………」

    (思わず引いた。ギーガーのエイリアンみたいだった。これ、口が開いて襲ってきたりしないかな)

    (彼、一応吸血鬼だし……)

    「あの、羽川さん、あんまりじっと見られると恥ずかしい……」

    「私だって、阿良々木くんに計30分は揉まれてたんだから、これくらいいいじゃない」

    「すみません……」

    「…………」

    (つついてみた)

    「わ、すごい、元の位置に戻ってくるー」

    「遊ばないでくれ……」

    「へえ……あ、硬いんだね、やっぱ。へえ」

    (亀頭(こういう単語は知ってる)を人差し指でぷにぷにと押してみる)

    「……これで気持ちいいの?」

    「いや、まだそんなには」

    「ふうん」

    87 = 1 :

    (この後、これが私にインアンドアウトするわけだ。こう、擦ってやればいいのかしら)

    (わ、これはすごくしてるっぽいかも)

    「こ、こんな具合でいいのかな」

    「で、できれば、もう少し強く」

    (これくらいかな。こころなしか阿良々木くんは気持ち良さそうだ)

    (でも、彼が今どれくらい感じてるかなんて想像でしかないのよね。案外、難しいな)

    「…………」

    (まあ、大丈夫だと思おう)

    (私は彼のに口づけた。さっきみたいに、鼻で、舌で、指で愛撫してやる)

    (先の方へ舌でなぞっていったら、阿良々木くんは大きく息を吐いた)

    88 = 1 :

    「ん……ろ、ろう?」

    「ああ……ち、ちょっと落ち着かなくなってきたな」

    (時々、彼の腰が浮く。私はいよいよ意を決し、それ全部を口に頬張った)

    「うわ……」

    (インアンドアウト、インアンドアウト……滑らせればいいのか)

    (私は舌がさながらレールになるように彼のを口に出したり、入れたりした)

    (舌をあれが擦っているので唾液の量がすごいことになっている)

    (汚い気もしたけれど、続けるうちにその淫靡さと背徳感にのめりこんでいった)

    (阿良々木くんの息が激しくなるのがわかった。私はちょっと余裕ができたのか活字で男性の喘ぎ声の需要について考えたりしていた)

    90 = 1 :

    「は、羽川、ごめん、そろそろ離して、でないと出そうなんだ」

    「ん……、そ、そうなの」

    「ああ……」

    (彼が隙を見せたところで、私は一旦出したそれをもう一度口に含み、上下した)

    「羽川っ……っ!」

    (彼が声にならない悲鳴をあげたのと同時に、一気にそれが放出された)

    (正直、その出てくるものを私は舐めていた。いや、まあ舐めていたんだけれども)

    (喉の奥にそれは飛んでいき、詰まってしまった。私は彼から身を引き、えづいた)

    91 :

    火憐と月日の乱入はまだか
    大人しくしている2人ではないはずだ

    92 :

    何の怪異かはシランがGJ

    93 = 1 :

    「げほっ! げほっ! えほっ……」

    「大丈夫か?」

    「ごめん、ティッシュ、取ってくれないかな……」

    (阿良々木くんは素早くティッシュ箱から2枚手に取り、私にくれた)

    (ティッシュに吐き出したものを見ると、彼から出た白い液があった)

    「……これで、妊娠しちゃうんだよね」

    「え、あ、ああ、そうだな。あっ」

    94 = 1 :



    「どうしたの?」

    「そういえば、持ってない……」

    「……避妊具?」

    「ああ……」

    「……最後に外に出してくれれば」

    「お前ってそういうこと言うタイプだったか!?」

    「だって、私、もう……」

    (確かにそういう時は避妊はしなきゃいけないと思っていたけれど、今さらあとには引けない)

    「ほら、確実じゃないけど、安全日ってあるじゃない。私、今ちょうど大丈夫だから」

    「そ、そうなのか」

    (少しホッとした様子の阿良々木くん。ごめんなさい、嘘です)

    95 = 78 :

    娘のベビーベッドの上で首を吊る羽川翼か

    97 :

    ひたぎさん大激怒

    98 = 1 :

    「えっと、その、そっちの下、脱がすな」

    「ん……」

    「横になってくれるか?」

    (私は仰向けになり、阿良々木くんはパジャマの下を脱がせた)

    「黒だ……」

    「一応言っておくと、偶々だからね?」

    「羽川、その台詞をもう一度、ツンデレ調で言ってくれないか」

    (なんか余裕がでてきている……)

    「か、勘違いしないでよね。別に阿良々木くんのために穿いてきたわけじゃあないんだからね」

    「ありがとう……」

    「いえ」

    (そのまま彼は私の下着をゆっくり脱がせた)

    「あ、糸引いてる」

    「え、あ! やだ! 言わないでよ」

    「羽川はかわいいなー」

    99 :

    羽川はかわいいなー

    100 = 1 :

    「…………」

    「ん、どうした?」

    「そんなこと言うの初めて聞いたから……」

    「あれ、そうか? 僕的にけっこう頻度の高い形容詞のはずだけどな」

    (……まあ、今は追求しません)

    「でも、ちょっと嬉しいかも」

    「羽川かわいいよ」

    「乱発はNG」

    「いや、本当だって」

    (言いながら阿良々木くんはわたしのあそこへ手を伸ばし、触れた)

    「ふああ!?」

    「すっげ……」

    (彼は円を描くようにそこをなぞっていき、最後に秘部に到達すると、ゆっくり指を入れた)


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