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元スレ上条「キミハダレ?」 美琴「私は、ア、アンタの恋人よ!」

みんなの評価 : ★★★×11
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【学園都市】
黒子「お姉さま。
これから初春や佐天さんと、学び舎の園の外に新しくオープンしたという
パスティチア・マニカーニの新店に行く約束をしているのですけど、お姉さまもご一緒にいかがですか?
初春が申しますには、その店限定のイチジクのタルトがとりわけ絶品とのことでして、
ほかにもイタリア産のマロングラッセをふんだんに詰め込んだモンテビアンコがこれまた……」
美琴「私はいいわ。
先に寮に帰ってるから、アンタは行って来なさいよ」
黒子「そ、そんなことおっしゃらずに、たまにはいいではありませんか?
何だかこのところ、いつものお姉さまらしくありませんのよ」
美琴「フフ、そんなことないわよ。心配しないで。
今日はちょっと甘いもの食べる気がしないだけ。
アンタも食べ過ぎて、また後からダイエットだとか
大騒ぎすることにならないように、気をつけなさいよ!」
黒子「お姉さま。
これから初春や佐天さんと、学び舎の園の外に新しくオープンしたという
パスティチア・マニカーニの新店に行く約束をしているのですけど、お姉さまもご一緒にいかがですか?
初春が申しますには、その店限定のイチジクのタルトがとりわけ絶品とのことでして、
ほかにもイタリア産のマロングラッセをふんだんに詰め込んだモンテビアンコがこれまた……」
美琴「私はいいわ。
先に寮に帰ってるから、アンタは行って来なさいよ」
黒子「そ、そんなことおっしゃらずに、たまにはいいではありませんか?
何だかこのところ、いつものお姉さまらしくありませんのよ」
美琴「フフ、そんなことないわよ。心配しないで。
今日はちょっと甘いもの食べる気がしないだけ。
アンタも食べ過ぎて、また後からダイエットだとか
大騒ぎすることにならないように、気をつけなさいよ!」
黒子(努めて平静を装っていらっしゃるつもりのようですけど、
この黒子には分かりますの。
今のお姉さまはまるで魂の抜け殻……。
なんとか元のお姉さまに戻っていただかないと……)
黒子「あ! あそこのお店のポスターを見てくださいまし!
今巷で大人気の3D対戦格闘ゲームを購入すると、
もれなくラヴリーミトンのゲコ太figmaがついてくるそうですのよ!」
美琴「へえー」
黒子「…………」
この黒子には分かりますの。
今のお姉さまはまるで魂の抜け殻……。
なんとか元のお姉さまに戻っていただかないと……)
黒子「あ! あそこのお店のポスターを見てくださいまし!
今巷で大人気の3D対戦格闘ゲームを購入すると、
もれなくラヴリーミトンのゲコ太figmaがついてくるそうですのよ!」
美琴「へえー」
黒子「…………」
黒子「ゲコ太ですのよ。ゲ・コ・タ。
この二頭身のゲコ太の首が回る!
あら、かわいいらしい!
こんなにちっちゃい腕と脚の関節もヒクヒク動くんですの!
頭の部分を差し替えて、おすまし顔とゲコゲコ顔にー」
美琴「ふーん、でも私、PSPとか持ってないし」
黒子(ぐはあっ!! な、なんですと~。
ゲコ太まで不発とは……。
ほ、ほかに打つ手は……)
美琴「………………」
黒子「あ゛…………」
美琴「………………」
インデックス「ねえ、ねえ、とーま。ねえ、とーま」
上条「ん?」
インデックス「あそこのお店に人が並んでいるんだよ。
『元祖鯛焼き本舗』って書いてあるけど、焼いた鯛って美味しいのかな?」
この二頭身のゲコ太の首が回る!
あら、かわいいらしい!
こんなにちっちゃい腕と脚の関節もヒクヒク動くんですの!
頭の部分を差し替えて、おすまし顔とゲコゲコ顔にー」
美琴「ふーん、でも私、PSPとか持ってないし」
黒子(ぐはあっ!! な、なんですと~。
ゲコ太まで不発とは……。
ほ、ほかに打つ手は……)
美琴「………………」
黒子「あ゛…………」
美琴「………………」
インデックス「ねえ、ねえ、とーま。ねえ、とーま」
上条「ん?」
インデックス「あそこのお店に人が並んでいるんだよ。
『元祖鯛焼き本舗』って書いてあるけど、焼いた鯛って美味しいのかな?」
インデックス事情知ってるんだからフォローを…と思ったけど上条さんの態度と記憶次第じゃ無理か
上条「ああ、たい焼きか。鯛つっても、魚の鯛をかたどっただけの焼き菓子だぞ」
インデックス「そ、それって、どんなお菓子なのかな?
なにやら、甘く香ばしい匂いが私の鼻腔を刺激して……」
黒子(な、なんて間の悪い男なんですのお……
よりにもよって、あのシスターといるところをお姉さまに見せ付けるだなんて……)
美琴「………………」
上条「まーた始まったか。ほら、インデックス、行くぞ!」
インデックス「とーま、とーま、私はあのたい焼きというのがどうしても食べたいんだよ!」
上条「あーそうかよ。お前ってやつは、いつでも食い物のことしか頭にないのな」
インデックス「そ、それって、どんなお菓子なのかな?
なにやら、甘く香ばしい匂いが私の鼻腔を刺激して……」
黒子(な、なんて間の悪い男なんですのお……
よりにもよって、あのシスターといるところをお姉さまに見せ付けるだなんて……)
美琴「………………」
上条「まーた始まったか。ほら、インデックス、行くぞ!」
インデックス「とーま、とーま、私はあのたい焼きというのがどうしても食べたいんだよ!」
上条「あーそうかよ。お前ってやつは、いつでも食い物のことしか頭にないのな」
黒子 チラ
美琴「………………」
黒子 ゴクリ
美琴「フフ…………」
美琴「ん? なーに、心配そうな顔してんのよ。
私なら大丈夫だって。
分かったわ。じゃあ、そのイチジクのタルト、食べに行きましょうか」
黒子(お姉さま!)
美琴「………………」
黒子 ゴクリ
美琴「フフ…………」
美琴「ん? なーに、心配そうな顔してんのよ。
私なら大丈夫だって。
分かったわ。じゃあ、そのイチジクのタルト、食べに行きましょうか」
黒子(お姉さま!)
確かにインなんとかを少し厚かましく感じるな
美琴に感情移入しているからだろうが
美琴に感情移入しているからだろうが
インデックス「ん? あ! ねえ、とーま、あれ、短髪だよ!!」
上条「お、ビリビリじゃねえか!!」
美琴「!!」
黒子(ぐへえっ! 来るな来るな来るな、こっちに来るなですの!)
上条「オッス! ビリビリ!!」
美琴「………………」
黒子(な、なんて男なんですの……!!
お姉さまをさんざんもてあそんだ挙句、今さらどの面下げてノコノコと……)
黒子(し、しかも、あのシスターと一緒に声をかけて来るだなんて……)
上条「お、ビリビリじゃねえか!!」
美琴「!!」
黒子(ぐへえっ! 来るな来るな来るな、こっちに来るなですの!)
上条「オッス! ビリビリ!!」
美琴「………………」
黒子(な、なんて男なんですの……!!
お姉さまをさんざんもてあそんだ挙句、今さらどの面下げてノコノコと……)
黒子(し、しかも、あのシスターと一緒に声をかけて来るだなんて……)
上条「こないだはありがとな。
お前には、本当に世話になったみたいだな!」
美琴「………………うん」
インデックス「短髪、私からももう一度言わせて!
本当にありがとうなんだよ!!」
美琴「うん!」
上条「でもなんだよお前、いつの間にか、一人だけいなくなりやがって。
ちゃんと礼を言いたかったのに」
美琴「…………」
インデックス(短髪………………)
美琴(………………そりゃあ、アンタ、
元に戻った途端、この子のことばかりで、私のことなんか目もくれなかったじゃない。
おまけにどうやら一緒に住んでるらしいことまで分かっちゃったし……)
黒子(ハアアアアアア!!!!
お姉さまのお気持ちを考えると、
む、胸が、胸が焼けるように苦しいですの…………)
お前には、本当に世話になったみたいだな!」
美琴「………………うん」
インデックス「短髪、私からももう一度言わせて!
本当にありがとうなんだよ!!」
美琴「うん!」
上条「でもなんだよお前、いつの間にか、一人だけいなくなりやがって。
ちゃんと礼を言いたかったのに」
美琴「…………」
インデックス(短髪………………)
美琴(………………そりゃあ、アンタ、
元に戻った途端、この子のことばかりで、私のことなんか目もくれなかったじゃない。
おまけにどうやら一緒に住んでるらしいことまで分かっちゃったし……)
黒子(ハアアアアアア!!!!
お姉さまのお気持ちを考えると、
む、胸が、胸が焼けるように苦しいですの…………)
上条「インデックスからいろいろ聞いたぞ!
ロシアで記憶喪失になっていた俺を探し出してくれて、
記憶を戻す方法を見つけてくれたのもお前なんだってな」
美琴「…………うん」
上条「お前にもう一度きちんと礼を言おうと思ってさ、
あの後、連絡しようとしたんだけど、俺、携帯なくしちゃってて」
上条「寮にも何度か行ったんだが、お前、風邪で寝てるっていうじゃん」
美琴「…………」
上条「…………風邪、もう治ったのか?」
美琴「…………うん」
上条「何だよ、お前、さっきから『うん』しか言わねえじゃねえか」
美琴「…………」
上条「お前、今日はずいぶん大人しいじゃねーか。
……本当にもう大丈夫なのか?」
美琴「ええ、もう平気。全然たいしたことないわ」
ロシアで記憶喪失になっていた俺を探し出してくれて、
記憶を戻す方法を見つけてくれたのもお前なんだってな」
美琴「…………うん」
上条「お前にもう一度きちんと礼を言おうと思ってさ、
あの後、連絡しようとしたんだけど、俺、携帯なくしちゃってて」
上条「寮にも何度か行ったんだが、お前、風邪で寝てるっていうじゃん」
美琴「…………」
上条「…………風邪、もう治ったのか?」
美琴「…………うん」
上条「何だよ、お前、さっきから『うん』しか言わねえじゃねえか」
美琴「…………」
上条「お前、今日はずいぶん大人しいじゃねーか。
……本当にもう大丈夫なのか?」
美琴「ええ、もう平気。全然たいしたことないわ」
上条「俺のことでも、いろいろ心配かけて悪かったな」
美琴「うん」
上条「…………えーと、何か調子狂っちまうな。
お前って、そんな素直なキャラだったけ?」
美琴「…………」
インデックス(短髪………………)
上条「…………」
(…………おかしい。やっぱこれは絶対におかしいぞ。
今までだったらここで
「うっさいわね! 元々素直に決まってるでしょ!!」とか言って
電撃のひとつでも放ってきそうなもんなんだけどなあ…………)
黒子(ハアハア、隣で見ているわたくしまで、苦しい……
もう胸が張り裂けそうですの…………)ゼエゼエハアハア
上条「んー、白井、どうした? お前までずいぶん顔色悪いぞ。風邪うつったか?」
黒子(殴りてぇえ!!! 超この男殴りてぇえええ!!!)
黒子「そ、そうですの。
それに、お姉さまも病み上がりなのですから、
その辺で、もうそっとしておいてくださいませな……」
上条「ああ、そうだったな。わりぃ」
美琴「うん」
上条「…………えーと、何か調子狂っちまうな。
お前って、そんな素直なキャラだったけ?」
美琴「…………」
インデックス(短髪………………)
上条「…………」
(…………おかしい。やっぱこれは絶対におかしいぞ。
今までだったらここで
「うっさいわね! 元々素直に決まってるでしょ!!」とか言って
電撃のひとつでも放ってきそうなもんなんだけどなあ…………)
黒子(ハアハア、隣で見ているわたくしまで、苦しい……
もう胸が張り裂けそうですの…………)ゼエゼエハアハア
上条「んー、白井、どうした? お前までずいぶん顔色悪いぞ。風邪うつったか?」
黒子(殴りてぇえ!!! 超この男殴りてぇえええ!!!)
黒子「そ、そうですの。
それに、お姉さまも病み上がりなのですから、
その辺で、もうそっとしておいてくださいませな……」
上条「ああ、そうだったな。わりぃ」
上条「じゃあ、俺たちはこの辺で。
ビリビリ! 本当にありがとうな!!」
インデックス「ありがとうなんだよ! 短髪!!」
美琴「あ、うん」
黒子「…………」
上条「じゃ」
美琴「うん」
インデックス「…………」
美琴「…………」
美琴「…………あ、あの!」
上条「ん?」クル
ビリビリ! 本当にありがとうな!!」
インデックス「ありがとうなんだよ! 短髪!!」
美琴「あ、うん」
黒子「…………」
上条「じゃ」
美琴「うん」
インデックス「…………」
美琴「…………」
美琴「…………あ、あの!」
上条「ん?」クル
>>786 不覚にも
美琴「…………あの後、体とか頭とか大丈夫だった?
とくに問題ない?」
上条「ああ、まったく問題ねえ。
本当なら、『俺』消えてたはずなんだろ?
でも、お前のおかげでこの通り、ピンピンしてるぜ!」
美琴「そう…………。
……………………良かったわね!!」
上条「ああ!」
美琴「変なヤツらに絡まれたりとかもしていない?」
上条「ああ。何だよ、その変なヤツらって」
美琴「ううん。何でもない…………」
美琴(統括理事会の回収指示は、結局ロシアにいた間の暫定的なものだったようだし、
万が一のことがあっても、コイツの周りにはたくさん味方がいる。
もう、私が心配しなくても大丈夫よね?)
美琴「…………」
上条「じゃあな。お前も風邪しっかり治せよ!」
美琴「…………うん」
とくに問題ない?」
上条「ああ、まったく問題ねえ。
本当なら、『俺』消えてたはずなんだろ?
でも、お前のおかげでこの通り、ピンピンしてるぜ!」
美琴「そう…………。
……………………良かったわね!!」
上条「ああ!」
美琴「変なヤツらに絡まれたりとかもしていない?」
上条「ああ。何だよ、その変なヤツらって」
美琴「ううん。何でもない…………」
美琴(統括理事会の回収指示は、結局ロシアにいた間の暫定的なものだったようだし、
万が一のことがあっても、コイツの周りにはたくさん味方がいる。
もう、私が心配しなくても大丈夫よね?)
美琴「…………」
上条「じゃあな。お前も風邪しっかり治せよ!」
美琴「…………うん」
上条「インデックス、行くぞ」テクテク
インデックス「むぅー、とうまは、もうちょっと人の気持ちを考える力をつけたほうがいいかも!」ヒソヒソ
上条「ん?」スタスタ
インデックス「短髪ほんとにありがとう!! …………またね!!」
美琴「うん……」
美琴(……………………)
黒子(………………)
美琴(…………お帰り、当麻)
黒子(………………)
美琴(さよなら。
……………………私の初恋)
インデックス「むぅー、とうまは、もうちょっと人の気持ちを考える力をつけたほうがいいかも!」ヒソヒソ
上条「ん?」スタスタ
インデックス「短髪ほんとにありがとう!! …………またね!!」
美琴「うん……」
美琴(……………………)
黒子(………………)
美琴(…………お帰り、当麻)
黒子(………………)
美琴(さよなら。
……………………私の初恋)



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