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    元スレハルヒ「東中出身、涼宮ハルヒ・・・只の」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 長門 + - キョン + - キョン金田 + - セシリア + - ハルヒ + - レッド + - + - 朝倉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    302 = 102 :

    治療員A「対象名「キョン」、骨・筋に異常無し!行動可能です!」
    治療員B「痛覚遮断・・・・・・・・・完了!!!」

    朝比奈「待っていてね古泉君、今助けてあげるから!」

    ・・・酷い話である。自分達では過去に飛ぶにリスクが高い為、少年一人を送り込み、
    後からその行動を制御・操作し、高確率で重体となるであろう古泉少年を助けるの
    だから。しかし、こうしなければならなかったのもまた事実。とりあえず今は・・・

    朝比奈「治療装置展開!送り先はキョン君の傍へ!」
    調整員「了解!!!」


    ・・・・・・未来人の、あまり無い活躍ぶりをご堪能頂くとしよう。






    古泉「・・・う、うん?」

    「いっちゃん!?いっちゃん、大丈夫!?」

    新川「良かった・・・目を覚ました!!!」
    田丸「よっしゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
       よく頑張ったな古泉いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」

    古泉「・・・・・・お姉ちゃん。皆。」

    304 = 102 :

    古泉「ねぇ、ジョン・スミスって知らない?」

    「だぁれそれ?外国の人?」

    古泉「うん。・・・ボクを、助けてくれた人なんだ。」
    「まぁ本当?でも、そんな人全然見掛けないけれど・・・本当ならお礼がしたいわねぇ・・・はい、
      いっちゃん。林檎が剥けましたよー。」

    古泉「・・・お姉ちゃん、一人でも食べられるよ。」

    「!あらそう、ほら、じゃぁここに置いておくね!     ・・・あ、田丸さん!どうです、伸展は・・・

    田丸「ぜぇんぜんダメだなぁ、全く持って不可解だ。現場にゃ古泉の血痕が夥しく残っているって
       のに、まるで車の痕跡が見当たらないんだよ!ブレーキ痕どころか、破片の一つもだ!」

    「・・・そうですか・・・いっちゃんを轢いた犯人、絶対に許さないわ。いっちゃん、お姉ちゃんが必ず
     逮捕してあげるからね!」

    古泉「お姉ちゃん、田丸さん、実は・・・・・・それの事なんだけど。」

    森・田丸「「何?」」

    古泉「信じられない様な話かも知れないけれど、聞いてくれる?」


    ・・・それは実に信じられない様な、壮大でそして恐ろしい話なのだが・・・しかし程なくして発生した
    別の閉鎖空間を以てして、古泉は彼らに「超能力」の存在を知らしめ・・・・・・数ヵ月後には、「機関」の
    前身となる組織が出来た。やがてそこに他の超能力者が集まり、警察や鶴屋家まで巻き込んだ大きな
    騒動になるのだが・・・それはまた別の話。

    305 = 114 :

    つながってきた、かっこいい

    306 = 284 :

    しえんんんんんんn
    おもしろすぎるよおおおおおおおおお

    307 = 102 :

    キョン「・・・なあ朝倉、その林檎を少し分けてくれないか?」

    朝倉「嫌です、怪我人は病院食でも食べてなさい!・・・全く、この大事な時期に車に轢かれる
       なんて、とんでもない大ポカね!大事に至らないから良かった物の、下手してたら死んで
       いたわよ!?」プンプン!

    キョン「うぅ・・・何てこった、朝比奈さんも長門もいないし、俺の癒しはどうしてくれよう・・・暇だぁ。」

    ガラッ

    ハルヒ「キョン!大ニュースよ大ニュース!!うちの学校に、転校生が来るのよ!しかもその転校生ってね、
        ボードゲームの世界チャンピオンらしいのよ!!!」

    朝倉「それって・・・もしかして、例の古泉君!?あぁ、良かった、遂に見つかったのね!いやぁ、あんまりにも
       情報が見つからない物だから、もう死んだのかと思ったわよ!」

    ハルヒ「よし、キョン!さっさとその傷を治して、あんたも部室に来なさい!あたし達は一足早く彼に会って、
        SOS団に勧誘してみるわ!!!」
    朝倉「そうと決まれば善は急げよ!むしろ、学校に来る前から勧誘しておかないとね!他の部活に取られたら、
       そいつらをナイフの錆びにしないといけなくなる所だわっ!!!」
    ハルヒ「じゃ、またねキョン!また来るから、その時まで大人しくしてなさいよっ!!!」

    ガラッ ピシャッ!!!


    キョン「・・・やれやれ、嵐の様な奴だな相変わらず。」

    308 :

    おもろい

    309 = 102 :

    キョン「・・・・・・・・・。」

    キョン「・・・・・・・・・どうぞ、入ってくれ。」

    ???「お気遣い頂き済みません。あまりにも楽しそうな物で、ついやってきてしまいましたよ。」

    キョン「・・・・・・よぉ、ようこそ・・・。この時期に、珍しい転校生だな?」

    ???「・・・えぇ、そうですね。ボクは、あなたの事を知っています。でも、それは3年前の話・・・その時と、
      全く姿形が変わらないんですね・・・「ジョン・スミス」さん。」

    キョン「そうだな、ま、座れよ古泉。これから話す事は荒唐無稽で支離滅裂だ、「機関」とか「超能力」
        とか言われても、ピンと来ないだろうが・・・でも、お前が3年前の事を少しでも覚えているなら
        話は早いんだ。」

    古泉「お付き合いしますよ、・・・いつまでも、ね。」


    SOS団、これにて6人。最後の鍵は、懐かしきあの場所で。

    310 = 102 :

    一旦休憩を取ります。今度は5時間パソコンの前に居た事になるのか!

    ちなみに、一応説明。古泉が機関の事を知らないのは、この世界が歪曲された
    消失世界に近い状態だからです。

    311 = 162 :

    とりあえず乙

    312 = 247 :

    この古泉は機関とか知らない古泉なのか

    314 = 102 :

    >>312
    消失のハルヒ状態ですね。3年前の記憶はあるけれど、そこから先が歪められている。

    後、過去に飛んだキョンは一応普通の服という設定ですが、しかしメイド服ってのも
    面白いかなぁ・・・シリアス設定で・・・あの格好・・・。

    315 = 102 :

    ハルヒ「・・・という訳で!我がSOS団に新しい団員が入りました!その名もっ」

    古泉「古泉一樹、と申します。若輩者ですが、以後よろしくお願い致します。」

    朝倉「あらイケメン♪」
    みくる「私は朝比奈みくるです、よろしくお願いします!」
    長門「・・・・・・長門、有希。」
    キョン「改めて言う間でも無いが、言っておこう。キョンだ!」

    ハルヒ「そして私がこのSOS団の超団長!涼宮ハルヒよ!!! じゃぁ、ま、各々自己紹介も
        済んだ所で!第一回!SOS団主催!!!」

       「 期 末 試 験 対 策 会 議 を行います!!!」


    キョン・朝倉「ハァ・・・」
    長門「・・・・・・」
    みくる「あわわわわ・・・」
    古泉「ふふっ」

    キョン「何で古泉の晴れ舞台で、こんな湿気た事をせにゃならんのだ?」

    ハルヒ「それは、今回のテストがマジでヤバいからよ!いつも真面目に授業をしている私でさえ
        お手軽なのよ!?あんたは本当に赤点取り捲るわ!」

    キョン「お手上げだろう・・・本当に授業を受けているのか?」

    古泉「ふふ、お気遣い有難うございます。しかし、皆で勉強というのも楽しい物ですよ。」

    朝倉「さぁー頑張るぞー・・・あぁ、何よこのテスト範囲・・・物理的に不可能だわ。」

    316 = 155 :

    最終章って感じだな

    318 = 102 :

    長門「・・・・・・。」
    みくる「長門さん?どうです、分かります?」
    長門「・・・・・・ギリギリで可能。・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤点にはならない。」
    キョン「長門で赤点回避レベルなのか!?」

    ハルヒ「はぁ、しかもここ最近はSOS団探しで少したるんでいたからねぇ・・・それを
        抜きにしても、このテストは酷いわよ!」

    古泉「僕は進学クラスなのですが、いかんせんこれは・・・少なくとも、高校生の領分ではないでしょう。」

    朝倉「あぁ~あ、こりゃぁ相当厳しい戦いになるわねぇ・・・・・・。」


    コンコン

    ハルヒ「?誰かしら」

    喜緑「あの~・・・」

    長門「江美里!どうしたの?」

    古泉「お知り合いですか?」

    キョン「長門もお前と同じ転校生でな、その学校での友達だ。・・・少し痛い子だけど、気にするなよ。」

    古泉「はぁ・・・。」

    長門「・・・・・・どうか、したの?」

    喜緑「実は・・・・・・」

    319 = 102 :

    ハルヒ「彼氏が行方不明・・・ねぇ。」

    長門「江美里に彼氏・・・凄いね。どこで知り合ったの?」

    喜緑「長門さんも、いつまでも堕天使と人間の合いの子だなんて妄想ふかしてないで
       もっと社交的になればすぐに会えるわよ。あんなノート、今すぐ欠片も残さず
       焼いちゃえば?」

    長門「」

    ハルヒ「うん、うん。そうよそれが良いわ・・・。」

    古泉「・・・・・・っ・・・っイケマセンワラッテハイケマセン・・・・・・」プルプル

    みくる「・・・。」←中学レディースだったのを思い出している。

    キョン「で、その彼氏をうちに見つけて欲しいって事か?そんなの警察に頼めば良い
        じゃないか。そっちの方がよっぽど確立が・・・」

    喜緑「警察はそう簡単に動かないわよ・・・全く連絡が取れなくなってから、もう半日も
       経つのに・・・・・・。」


    ハルヒ・朝倉「へっ?」
    みくる「?」
    長門古泉「・・・・・・;」

    キョン(あ、古泉と二人でバニーボーイズってどうだろう・・・。)

    320 :

    まともになってる…

    321 = 169 :

    レディースのみくるwwwwwwwwwww

    322 = 102 :

    喜緑「だってもう半日も連絡付かないんですよっ!?一日百通くらいメール送っているのに
       返事が来るのは半分にも満たないし電話をかけても取らない事があるし仕方無いから
       家まで行ったら奥に引っ込んで出てこなくなっちゃうし遠距離恋愛だからせめて声だけ
       でも沢山聞きたいなと思って電話してもしてもしてもしてもして取らないし私の画像
       送ってもこの間確認したら全部消去されていたし浮気してないか不安だから探偵を
       雇っているだけなのに怒られるしあれはもうきっと浮気しているんだわそうよそうに
       決まっているわそうじゃなかったら私の事無視する筈なんて無いきっと誰かが誑かして
       いるのよだから今日ここに来たのここの学校の人が私の彼氏だから確かめに来たの
       ねぇあなた達何か知っているでしょうあの人の事何か知らない調べてくれないSOS
       団なんでしょうお願いよお願いお願いお願いお願いお願い・・・。」

    ハルヒ「・・・キョン!レッツ パーリィナイッ!!!」パンパンッ
    古泉「!?」ビクッ

    突如文芸部室が暗くなり、ついでピンク色の光が辺りを照らした!そこにキョンの姿は無く、
    やがてカーテンの外に一つのシルエットが現れる・・・

    ププッピドゥプワァ~・・・ン ワワワワワワワァ~・・・ン

    キョン「ちょっとだケッェッ」
    朝倉「キモいわあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」

    ドンガラガッシャーン!!!

    みくる「キョン君と朝倉さんが外にっ!!!」

    323 = 102 :

    ハルヒ「ちょっと朝倉さん!?何してるの!」
    朝倉さん「私はあんな毒には毒みたいな解決法、認めませんからね!」

    みくる「キョン君が!キョン君が白鳥ドレスのまま痙攣しています!!!」

    古泉「・・・長門さん、あの・・・あの人、もしかして以前はあなたにベッタリでしたか?」
    長門「そう。」
    古泉「可能性は十分か・・・。」

    喜緑「あぁそうよねここ確かSOS団ですものね確かこの隣にコンピュータ室があるそうだからきっと
       そこに居るんじゃないかしら私の彼氏絶対に逃がさないわ逃がしてなる物ですか必ず見つけて今度は
       胃袋から掴んであげるその為には良い奥さんにならなきゃ料理教室にいかないとね待っててダーリン
       もう私無しでは生きられない様にしてあげる・・・」ブツブツ

    長門「江美里。・・・・・・いいえ、「キミちゃん」。」

    喜緑「!?・・・何よ、長門さん。別に私はあなたに帰って来て欲しくなんかないんだからね!もうあなたは
       要らないの何が堕天使よ魔物よ戦う運命よ!あなたと一緒に居たいからずっと付き合ってたのにそれで
       それで用が済んだらポイなのね今度は私の方から捨ててあげるわそうよ私が」
    長門「キミちゃん。」←指を喜緑の唇に当てる。

    喜緑「ん・・・っにゃっ、にゃにを・・・・・・」

    長門「・・・期末テストが終わったら、渡そうと思っていた。これ。」

    喜緑「これ・・・携帯電話・・・何十万円もしたでしょう!?」

    古泉(そんなにしねぇーよ!)

    324 :

    おいついた。

    支援

    325 = 137 :

    この喜緑信長じゃね?

    326 = 102 :

    長門「・・・出発五分前まで転校を告げなかった事は謝る。ごめんなさい」ペコリ

    喜緑「う・・・」

    長門「・・・伝書鳩がいなくなったから手紙をサボっていた事も謝る。ごめんなさい」ペコリ

    喜緑「うう・・・・・・」

    長門「・・・あなたの思いに気付かなかったのはすべて私の過失。本当に・・・」ダキッギュゥゥゥ「!」

    喜緑「長門ざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん
       ごべんねぇぇええええええええええええええええええええええええっ!!!!!!!!!私が悪
       かった!私が悪かったわあああああああああああああああああああああああああっ!!!」

    長門「うんうん、よしよし。」

    喜緑「聖剣もノートも、実は大事に取ってあるのおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」

    長門「それはやめて。」


    ハルヒ「・・・いい話よね」ホロリ
    古泉「・・・長門さんって、意外と罪作りですよね。」
    キョン「だろう。」
    朝倉「何で生きているのよアンタ・・・。」

    328 = 103 :

    長門はいつも冷静だろう

    329 = 102 :

    喜緑「じゃ、じゃぁね!私はもう帰ります、お騒がせしました!!長門さん、早速帰ったら
       電話するからね!絶対絶対、電話するからね!」

    長門「・・・」ブイ


    キョン「いやぁそそっかしい奴だったな。まぁ、何はともあれ一件落着めでたしめでたし、と。」
    朝倉「しかしあなた達いつの間にあんな仕掛けを部室に作ったの?ピンクライトとかはまだ分かるけれど、
       手を叩いたら反応する電気スイッチって・・・」
    ハルヒ「新しい会長が話の分かる奴でね、まぁ色々優遇して貰っているのよ。あいつの過失を見逃す代わり
        にね。」
    古泉「それ脅してませんか?」


    岡部「コラァーッキョーーン朝倉ぁーーーーーーーっ!部室で着衣落下プレイとはいい度胸だ降りて
       来ぉーーーーーーーーーーーい!!!!!」
    キョン・朝倉「・・・・・・やれやれ。」

    ------------------------------------------------------------------------------------------
    <ジャァカエルネナガトサァーーーーーーン

    コンピ「・・・よし、良くやってくれた長門さんっ!!!」

    prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

    コンピ「・・・・・・何だこの電話は・・・はい、もしもし?」


    コンピ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
        アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

    330 = 102 :

    キョン「・・・・・・」カタカタ。

    古泉「お早うございます、精が出ますね。」

    キョン「お前もな古泉。・・・もうそろそろ授業が始まるぜ。行くぞ。」

    古泉「・・・あなたは、一体何を考えているのでしょうか?」

    キョン「あ?」

    古泉「この間から、随分と顔に余裕が無いのですが・・・また、何かありましたか?」

    キョン「いや何も無いな。・・・何も無いから困っているんだよ。」

    古泉「そうでしたね、・・・あなたは異世界人。SOS団を集めているのは元の世界に戻る為・・・
       しかし」

    キョン「一向に・・・その気配が無いんだよなぁ・・・。」


    キョンが見るパソコンの画面には、部員それぞれの個人フォルダとサイトのデータ、保存したり
    取り込んだりした不思議なデータの数々。しかしその中には、どれにも・・・長門有希からの帰還
    プログラムは含まれていなかった。

    古泉「もしかしたら、その帰還プログラム自体が・・・」

    キョン「・・・言うな。まだ時間はあるからな。」

    元の世界で、長門有希が世界改変を生み出す日。恐らくは、それが彼に残された最後のタイムリミットなのだ。

    331 = 102 :

    季節は過ぎ、夏が終わった。スポンサー付きの超能力者も、夏休みの終わりにケチを付ける
    神様もいない世界では、SOS団の合宿も、夏休みもごく普通に終わったのだ。それは賑やか
    な事限りないが、しかしまぁ、至って平凡な日常に入るだろう。元の世界との違いをあげる
    ならば、朝倉涼子が居る事と合宿場所が普通のビーチキャンプになった事、そして夏休み最後
    の日に皆で宿題をやり遂げる所まで、1回も時間をループしなかった事か。ハルヒにその事を
    伝えた日には、何て勿体無い事をしているんだ私と言わんばかりの膨れ面をしてみせた。


    ・・・さて、季節巡って初秋の頃。やはりハルヒは力無くともハルヒなのか、ごく当然の様に
    こんな事を言ってきた。

    ハルヒ「さぁ皆!映画を撮るわよっ!!!」

    朝倉「映画かぁ・・・面白そうね。」

    古泉「機材はどうしましょうか、借りられるお店を探してみますね。」

    長門「・・・・・・。」ソワソワ

    ハルヒ「有希は私と一緒に台本作らない?面白いのが出来ると思うわよ!」

    みくる「わ、私にも出来る事は・・・・・・。」

    キョン「よぉし腕がなるぜ、今回こそ俺にも役をくれよなハルヒ!」

    ハルヒ「ノン、それはありえないわ。何故なら今回の話は、血湧き肉踊るアクション冒険サスペンス
        ファンタジー、恋愛成分てんこ盛りバージョンだからよ!」

    キョン「た、頼むハルヒ!本当にちょい役で良いからあああああああああああっ!!!」

    332 = 102 :

    ハルヒ「何よ、これはもう決定なの!主役にみくるちゃんを添えて、有希と古泉君で
        脇を固めるの!朝倉さんもスペシャルゲスト出演よ!!!」

    長門「役!」
    古泉「これは光栄ですね・・・しかし涼宮さんも出たいでしょうし、そうなると彼一人
       のけ者と言う事になってしまうのでは無いでしょうか。」
    みくる「それじゃキョン君が可哀想ですよぉ・・・」

    キョン「・・・。」ウルウル

    ハルヒ「・・・・・・一瞬でもあの消費者金融CMの子犬を連想した自分が腹立つわ。ダメ。
        却下!無し!!」

    キョン「そんな殺生な!」

    朝倉「・・・・・・涼宮さん、ちょっと位良いんじゃない?これも思い出よ思い出。今彼を
       入れなかったら、多分彼一生その事を言い続けるわいえ言うわ。」

    ハルヒ「・・・しょうがないわねぇ、じゃぁ本当にちょっとだけよ?」

    キョン「よっしゃあああああああああああああ有難うハルヒぃーーーっ!!!!!」



    ・・・・・・事態は、常に思ったよりも悪い物。朝比奈みちるの助言をしかし、この時彼は
    思い出す事さえなかった。
    そして。


         ・・・これが、”歪曲世界”における最後の思い出となる。

    335 :

    朝倉を出し続けてくれてありがとう。大好きだ!

    336 = 102 :

    撮影初日!

    ハルヒ「さぁ皆、張り切って行くわよ!」

    キョン「凄いなこの機材は、一体どこから強奪してきたんだ?」

    ハルヒ「強奪したのはあんたでしょうが!!!こっちはちゃんとした交渉の末に手に入れたのよ!
        商店街のお店をみくるちゃんと有希と朝倉さんに宣伝して貰う代わりに、この道具一式を
        くれたの!!」

    古泉「宣伝、ですか。どういった内容で?」

    朝倉「皆でバニーになって、看板持って手を振っているだけよ。そんなに面白くは無いわね。」

    キョン「後で見せてくれ。朝比奈さんと長門の所はブルーレイディスクに保存したい。」

    朝倉「私は!?癪に障るけれど引用すれば、谷口の女子データ上位ランクよ!?」

    キョン「ハハッ」

    朝倉「鼻で笑うなぁああああああああああああああああああっ!!!!!」

    古泉「その朝比奈さんと長門さんは、どちらにいらっしゃるのでしょうか?」

    ハルヒ「そろそろの筈なんだけれど・・・・・・」

    みくる「・・・あのぉ~・・・・・・」

    337 :

    朝倉さんが輝いてるから好きだよ

    338 :

    このSSの長門が可愛いすぎて
    生きるのが辛い

    >>1よ、どー責任者とってくれんだよ

    340 :

    朝倉さんキャラが良すぎる
    キョンとの絡みが面白い

    341 = 102 :

    みくる「本当にっ」
    長門「こんな格好をしなきゃ駄目・・・?」


    キョン・古泉「」
    朝倉「可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!」
    ハルヒ「でしょ!?でしょ!?可愛いでしょおおおおっ!!!!!」

    キョン「・・・俺、この世界・・・頑張って生きてきて良かった・・・・・・諦めないで良がっだ・・・・・・っ!!!」ボロボロボロボログスッ、ヒック・・・
       オウオウオウ・・・グッス

    古泉「・・・天使、って・・・こういう事?お姉ちゃん・・・・・・。」     ビクッ>

    朝倉「今ならあの喜緑ちゃんの気持ちも分かるわああああああああ男共が朝比奈さんに現を抜かす気持ちも
       分かるわああああああああああああああいやあああああ何このこそばゆい感じ!全身に鳥肌が立って
       きちゃう!私の事お姉さんって言っていいのよ!?」

    ハルヒ「恋愛なんて・・・精神病の一種の筈なのに・・・・・・」


    みくる「ふぇええええええ、み、見ないで下さぁあぁぁぁぁぁぁいっ!」

    長門「                         」←フリーズ

    342 = 248 :

    長門天使に反応しすぎ

    343 = 335 :

    >>1よ、朝倉のバニーちゃんのデータを送ってくれ。後生だ。

    344 = 102 :

    鶴屋「やぁやぁやっているね君達!みくるも長門もめがっさ可愛いにょろよ!」

    キョン「ちゅ・・・ちゅるやしゃん・・・・・・この奇跡はもしかして、あなたが起こしたんですか・・・?」

    鶴屋「奇跡だなんて嫌だなぁキョン君!・・・みくると有希んこ、この二人が揃っていれば・・・こんな事、
       奇跡でも何でもないにょろよ・・・?」

    キョン「弟子入りさせて下さい!!!!」ズザザザーッ

    古泉朝倉「天使!天使!!」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ

    みくる「へぇぇぇん、やめてくださぁ~い・・・な、長門さん・・・・・・涼宮さん・・・・・・」

    長門「                            エラー発生、エラー発生」

    ハルヒ「ねぇ・・・・・・二人とも・・・後で、ちょっと・・・」トローン

    みくる「ひええええええええええええええええええええっ!!!!!」

    鶴屋「あーーーーーーーーはっはっはっはっはっ!大盛況で何よりにょろ!・・・でも、これじゃぁそもそも撮影に
       ならないね!みくる、有希んこ、着替えて来るっさ!」

    「「「「えええええええええええええええええええええええええええええええっ!!!???」」」」

    345 = 102 :

    >>343
    俺も欲しいよ、クソッどこに置いたっけなぁ・・・・・・。

    346 = 241 :

    ところで俺のPCがガーガーうっさいんだがどうしてくれる

    348 = 151 :

    俺は今幸せと言うものを感じている・・・・・・フヒヒwww

    349 = 102 :

    キョン「あぁ・・・何だろう、あの時の記憶があんまり無いな・・・。」

    古泉「あ、携帯カメラがブレてる・・・クソッ!」

    朝倉「なーがとさん、ちょっともう一回だけ・・・もう一回だけで良いの!」

    長門「・・・嫌。」トテチテター

    朝倉「あぁっ逃げた!涼宮さん、そっち追って!涼宮さんっ!?」

    ハルヒ「みくるちゃん!?どこ?どこに行ったのよ!!!!!」


    鶴屋「・・・みくるはしばらくここに居るっさ、ハルにゃんの目が本気で血走っているにょろ。」

    みくる「ふぇぇ~ん、怖いですぅ~」シクシク

    キョン「長門おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
        ちょっと待ってくれええええええええええええええええええええええええっ!!!!!」
    長門「いやあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ~・・・・・・・・・」


    鶴屋「という訳にょろ。撮影は明日に延期っさ。ちょこーっとやり過ぎたかなって感じだね!」

    「そうですか・・・いっちゃんの演技見たかったなぁ・・・」


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