私的良スレ書庫
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元スレエルフ娘「クチュン! ……寒いよぉ……」
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エルフ女「起きてるか?」チラッ
旅人「・・・ああ。起きている……っ!」
女「どうしたんです!?その汗は!顔色も」
旅人「いや、傷口が開いたのか悪化したのか。痛みだしてな」
エルフ女「ちょっと見せてみろ」
旅人「悪いがその子を外に連れていってくれないか?」
女「で、でも」
旅人「心が読めるなら分かるだろ?頼む」
女「……分かりました」
エルフ女「ちょっと見るぞ」ビリビリ
旅人「・・・ああ。起きている……っ!」
女「どうしたんです!?その汗は!顔色も」
旅人「いや、傷口が開いたのか悪化したのか。痛みだしてな」
エルフ女「ちょっと見せてみろ」
旅人「悪いがその子を外に連れていってくれないか?」
女「で、でも」
旅人「心が読めるなら分かるだろ?頼む」
女「……分かりました」
エルフ女「ちょっと見るぞ」ビリビリ
旅人「痛っ……ぅ。」
エルフ女「これは……酷い。化膿して腐りかけてるな。何故ここまでの怪我を」
旅人「まあいろいろあってな。野獣に襲われた。こんなこと言うのもアレだが軟弱過ぎないか?」
旅人「ははは・・・・面目ない。五匹纏めてはちょっとな」
エルフ女「野獣五匹相手にその傷だと!?」
旅人「驚くほど軟弱だったか?腕が落ちたかなぁ……」
エルフ女「逆だ。あんな化物五匹相手に腕一本だけで住んでる事に驚いてるんだ」
旅人「そうなのか?まあそのおかげで物凄い事になってるんだけどな」
エルフ女「丁度いい。長が呼んでいた。長に相談してみよう」
エルフ女「これは……酷い。化膿して腐りかけてるな。何故ここまでの怪我を」
旅人「まあいろいろあってな。野獣に襲われた。こんなこと言うのもアレだが軟弱過ぎないか?」
旅人「ははは・・・・面目ない。五匹纏めてはちょっとな」
エルフ女「野獣五匹相手にその傷だと!?」
旅人「驚くほど軟弱だったか?腕が落ちたかなぁ……」
エルフ女「逆だ。あんな化物五匹相手に腕一本だけで住んでる事に驚いてるんだ」
旅人「そうなのか?まあそのおかげで物凄い事になってるんだけどな」
エルフ女「丁度いい。長が呼んでいた。長に相談してみよう」
エルフ女「長、例の人間を連れてきました」
長「入ってください。」
旅人「人間が入っても大丈夫なのか?」
エルフ女「おい。口の聞き方に――――」
長「構いません。よく来てくれました。あなたの様な人間ならば歓迎します」
旅人「どうも。えっと俺はなんでここに呼ばれたんだ?」
長「事情は知っていますので薬を用意していました。とりあえず治療を」
旅人「それはありがたい話だが、この傷じゃ切り落とすしかないんじゃないのか?エルフの薬の話は聞いてるがこれじゃあ流石に」
長「その程度の傷ならば治るでしょう。心配しなくても大丈夫ですよ」
旅人「本当か?諦めていたが。それはありがたい」
長「いえいえ。あなたには同族の仲間を救っていただいていますから。その傷も救っていただいた時の物でしょう」
長「入ってください。」
旅人「人間が入っても大丈夫なのか?」
エルフ女「おい。口の聞き方に――――」
長「構いません。よく来てくれました。あなたの様な人間ならば歓迎します」
旅人「どうも。えっと俺はなんでここに呼ばれたんだ?」
長「事情は知っていますので薬を用意していました。とりあえず治療を」
旅人「それはありがたい話だが、この傷じゃ切り落とすしかないんじゃないのか?エルフの薬の話は聞いてるがこれじゃあ流石に」
長「その程度の傷ならば治るでしょう。心配しなくても大丈夫ですよ」
旅人「本当か?諦めていたが。それはありがたい」
長「いえいえ。あなたには同族の仲間を救っていただいていますから。その傷も救っていただいた時の物でしょう」
旅人「あいつから聞いたのか?気にしないでくれ。俺としてもあいつを守れたから気にしてないんだ。むしろ満足しているんだ」
長「治療ぐらいは受けていただかないと。左手を無くしては不便でしょう」
旅人「なあ聞いていいか?」
長「なんでしょう?答えられる範囲なら」
旅人「あんたは人間を嫌わないのか?人間も好き勝手やってきたのもしってる」
長「古い話をしましょい。私の両親の話です」
旅人は治療を受けながら黙って話を聞く
長「治療ぐらいは受けていただかないと。左手を無くしては不便でしょう」
旅人「なあ聞いていいか?」
長「なんでしょう?答えられる範囲なら」
旅人「あんたは人間を嫌わないのか?人間も好き勝手やってきたのもしってる」
長「古い話をしましょい。私の両親の話です」
旅人は治療を受けながら黙って話を聞く
>>374
ガッ
ガッ
>>379
ガッ
ガッ
長「私の両親はすでに亡くなっていますが。少なくても二人は人間達と少なからず交流を・・・というより
かかわりを持っていました」
長「母と父の出会いはお世辞にも素晴らしい出会いとは言えないものでした」
長「私の母は生粋のエルフで、子の私が言うと可笑しなものかもしれませんが周りの人間やエルフの中でも
右に出るものがいない程の美貌を持っていたそうです」
長「私を生んで早くになくなったと聞いているので真相はわかりませんが。」
長「一方の父親は外見こそ醜悪ではなかったものの、それが内面にありました。美しい女性を奪っては強姦し
楯突く者がいればその人を殺し。人々は忌み嫌っていたと聞きます」
長「そんな時、父が森に狩に出かけたとき森の奥で美しい衣をまとった女性を微かに目撃したそうで、その日以来
森の所有権を無理やり手に入れ毎日のようにその女性を探し続けました」
長「ある日一向に発見できないので森の木々を切り倒し日に日に森の大きさを縮小していきました。それに耐えかねた森の住民が
森を荒らさないようにお願いに行きましたが誰一人として戻っては来ませんでした。
旅人「その森の住民って・・・・」
長「はい。エルフの村のことです。エルフは森や泉に里を作りそこで暮らします。それを偶々発見されてしまったのです」
話は続く
長「森を守るためお願いに行ったエルフたちは殺され数日後にはその首だけが森の入り口に並べられるようになり、その森はエルフの里だということが
完全にばれてしまいました。」
かかわりを持っていました」
長「母と父の出会いはお世辞にも素晴らしい出会いとは言えないものでした」
長「私の母は生粋のエルフで、子の私が言うと可笑しなものかもしれませんが周りの人間やエルフの中でも
右に出るものがいない程の美貌を持っていたそうです」
長「私を生んで早くになくなったと聞いているので真相はわかりませんが。」
長「一方の父親は外見こそ醜悪ではなかったものの、それが内面にありました。美しい女性を奪っては強姦し
楯突く者がいればその人を殺し。人々は忌み嫌っていたと聞きます」
長「そんな時、父が森に狩に出かけたとき森の奥で美しい衣をまとった女性を微かに目撃したそうで、その日以来
森の所有権を無理やり手に入れ毎日のようにその女性を探し続けました」
長「ある日一向に発見できないので森の木々を切り倒し日に日に森の大きさを縮小していきました。それに耐えかねた森の住民が
森を荒らさないようにお願いに行きましたが誰一人として戻っては来ませんでした。
旅人「その森の住民って・・・・」
長「はい。エルフの村のことです。エルフは森や泉に里を作りそこで暮らします。それを偶々発見されてしまったのです」
話は続く
長「森を守るためお願いに行ったエルフたちは殺され数日後にはその首だけが森の入り口に並べられるようになり、その森はエルフの里だということが
完全にばれてしまいました。」
長「当時その村の長をしているエルフは外見は美しくその美しさに負けないほど美しい白い衣を羽織った女性だったのです。」
長「皮肉にも目撃されたのは村の長だったんです。あまりに酷い仕打ちにその長自らが森の安全の確保を約束させるため
その村を出て行きました」
長「その女性は直接森を所有している父の元に向かいました。」
長「父の捜し求めていた女性が目の前に来たことで当初の目的が達成され森の安全は確保されました。ですがその女性は
今後父の后になることを無理やり取り決められました。」
長「もうお気づきでしょうがその女性というのが私の母です。」
長「それで生まれてきたのが私というわけです。」
旅人「后ということはお父様は王族?いや、それ以前にお父上と母上の関係からすると・・・・」
長「はい。人間の父とエルフの母との間に生まれた者。私は人間の血をもエルフの血も引いています。父上はあなたが仮暮らしをしている国の祖を築いた人です」
旅人「!!」
長「当時その国最後の王。ガンドァールヴが私の父にあたります」
旅人「もう、なんというか。何を言っていいのか」
長「いえ、つまらない話をしました。何が言いたかったのかというとなぜ信用できるのかという問いに、私も人間の血を引いているので人柄で判断しましたということを
いいたかったんです。」
旅人「歴史上の話だからどうもしっくりと来ないが。事情はよくわかった。話してくれてありがとう」
長「いえいえ。信頼を得るためには自分のことを知ってもらうことが一番ですから。ね?二人とも」
長「皮肉にも目撃されたのは村の長だったんです。あまりに酷い仕打ちにその長自らが森の安全の確保を約束させるため
その村を出て行きました」
長「その女性は直接森を所有している父の元に向かいました。」
長「父の捜し求めていた女性が目の前に来たことで当初の目的が達成され森の安全は確保されました。ですがその女性は
今後父の后になることを無理やり取り決められました。」
長「もうお気づきでしょうがその女性というのが私の母です。」
長「それで生まれてきたのが私というわけです。」
旅人「后ということはお父様は王族?いや、それ以前にお父上と母上の関係からすると・・・・」
長「はい。人間の父とエルフの母との間に生まれた者。私は人間の血をもエルフの血も引いています。父上はあなたが仮暮らしをしている国の祖を築いた人です」
旅人「!!」
長「当時その国最後の王。ガンドァールヴが私の父にあたります」
旅人「もう、なんというか。何を言っていいのか」
長「いえ、つまらない話をしました。何が言いたかったのかというとなぜ信用できるのかという問いに、私も人間の血を引いているので人柄で判断しましたということを
いいたかったんです。」
旅人「歴史上の話だからどうもしっくりと来ないが。事情はよくわかった。話してくれてありがとう」
長「いえいえ。信頼を得るためには自分のことを知ってもらうことが一番ですから。ね?二人とも」
旅人「?」
女「あ。ばれてましたか?」エヘヘ
エルフ娘「」ニコ
長「聞き耳とはあまり感心した行動とは思えませんね。」
旅人「お前たち、いつから聞いてたんだ?ずっと外で聞き耳を立ててたのか。」
女「えっと。治療を始めたあたりから」
旅人「・・・・・最初からじゃないか」
エルフ女「お前たちはついてくるなと言わなかったか?」
女「部屋から出て行くようには言われましたけどここにくるなとは聞いてませんよ?」ネー
エルフ娘「コクコク」ネー
長「まあ・・・ちょうどよかったのかな。私の事が知れて」
女「でも私たちが隠れているのを知っていて話をしてくれていたのでしょう?」
旅人「そうなのか?」
エルフ女「お前、まさか気づいていなかったのか?」
旅人「いや・・・まったく」フルフル
女「あ。ばれてましたか?」エヘヘ
エルフ娘「」ニコ
長「聞き耳とはあまり感心した行動とは思えませんね。」
旅人「お前たち、いつから聞いてたんだ?ずっと外で聞き耳を立ててたのか。」
女「えっと。治療を始めたあたりから」
旅人「・・・・・最初からじゃないか」
エルフ女「お前たちはついてくるなと言わなかったか?」
女「部屋から出て行くようには言われましたけどここにくるなとは聞いてませんよ?」ネー
エルフ娘「コクコク」ネー
長「まあ・・・ちょうどよかったのかな。私の事が知れて」
女「でも私たちが隠れているのを知っていて話をしてくれていたのでしょう?」
旅人「そうなのか?」
エルフ女「お前、まさか気づいていなかったのか?」
旅人「いや・・・まったく」フルフル
エルフ娘が可愛すぎる。
小悪魔チックだがじつはしっかり者で優しいとか最高だな~。
小悪魔チックだがじつはしっかり者で優しいとか最高だな~。
エルフ女「あきれた奴だ。野獣とは戦えて気配は感じ取れないなど」
長「まあまあ。自己紹介みたいなものですよ。今日はゆっくりと休んでください。あ。あなた方は同じ部屋がよかったですか?
準備しますけど」
エルフ女「その件なのですが。この二人に聊か問題というか・・・・その・・・」
長「あなたの言いたいことは分かっていますが、ちゃんとこの方から話を聞きましたか?」
エルフ女「はい?」
長「なにやら勘違いをしているのではないかと思うのですが」
エルフ女「勘違い?」
長「私が思うに女さんと旅人さんは交わりは無いはずですが」
エルフ女「いえ、それはこいつにちゃんと!」
旅人「だから交わりって何だ?なんか儀式みたいなものか?それなら俺は何もしてないぞ」
エルフ女「いや!儀式といったら儀式みたいなものだが・・・・その・・・な」ゴニョ
女「ああ。旅人さんに抱きつかれたって話ですが?」
旅人「なにっぃ!!?」グイッ
長「あ、動かさないで!」
旅人「ああ、すまない。俺はそんなことはしていない!」
長「まあまあ。自己紹介みたいなものですよ。今日はゆっくりと休んでください。あ。あなた方は同じ部屋がよかったですか?
準備しますけど」
エルフ女「その件なのですが。この二人に聊か問題というか・・・・その・・・」
長「あなたの言いたいことは分かっていますが、ちゃんとこの方から話を聞きましたか?」
エルフ女「はい?」
長「なにやら勘違いをしているのではないかと思うのですが」
エルフ女「勘違い?」
長「私が思うに女さんと旅人さんは交わりは無いはずですが」
エルフ女「いえ、それはこいつにちゃんと!」
旅人「だから交わりって何だ?なんか儀式みたいなものか?それなら俺は何もしてないぞ」
エルフ女「いや!儀式といったら儀式みたいなものだが・・・・その・・・な」ゴニョ
女「ああ。旅人さんに抱きつかれたって話ですが?」
旅人「なにっぃ!!?」グイッ
長「あ、動かさないで!」
旅人「ああ、すまない。俺はそんなことはしていない!」
女「えぇ~もう忘れちゃったんですか?」
エルフ娘「ジトー」ジー
旅人「ちょっと待て。俺がいつそんなことをした?」
エルフ女「この期に及んでまだ惚けるか!」
旅人「だから!本当に身に覚えが無いんだ」アタフタ
エルフ娘「えい。」ツン
旅人「痛っ!痛いからつつかないでくれ」ズキズキ
長「みんな落ち着いてください。からかうものではありませんよ?特にこの面々の前では」
女「ハハハ、ちょっと冗談のつもりだったんですけど」
旅人「そんな伽羅だったのか・・・・」
エルフ娘「チョンチョン」ツンツン
旅人「突かないでくれ。痛いっちょっと痛いから」
エルフ女「どういうことだ?状況が分からんぞ」
長「つまりですね。この里にこの方を入れるための口実です」
エルフ女「!どういうことだ?」
エルフ娘「ジトー」ジー
旅人「ちょっと待て。俺がいつそんなことをした?」
エルフ女「この期に及んでまだ惚けるか!」
旅人「だから!本当に身に覚えが無いんだ」アタフタ
エルフ娘「えい。」ツン
旅人「痛っ!痛いからつつかないでくれ」ズキズキ
長「みんな落ち着いてください。からかうものではありませんよ?特にこの面々の前では」
女「ハハハ、ちょっと冗談のつもりだったんですけど」
旅人「そんな伽羅だったのか・・・・」
エルフ娘「チョンチョン」ツンツン
旅人「突かないでくれ。痛いっちょっと痛いから」
エルフ女「どういうことだ?状況が分からんぞ」
長「つまりですね。この里にこの方を入れるための口実です」
エルフ女「!どういうことだ?」
長「もし何も彼女が言わなければあなたはこの方を里に入れましたか?」
エルフ女「人間をここに入れるわけがありません!」
長「そうですよね。あなたならそうでしょう。ですから彼女はさも交わりがあったかのようにあなたに話と。
嘘はつかないように、尚且つ追い出されないように」
エルフ女「ということは抱きつかれたということは偽りか?」
女「嘘ではありませんよ?本当のことです」
旅人「嘘付け!俺はそんなことはしていない・・・はず」
エルフ娘「」ジー
女「その左手の怪我を負ったとき同じ馬に乗りましたよね?私が前に乗っていませんでしたか?」
旅人「たしかにそうだったな。後ろから手綱を持つ形になっていたはずだ」
女「ほら。私は後ろから抱き疲れちゃったような錯覚に陥りました~。冷静に考えたらただ一緒の馬に乗っていただけですね
抱き疲れたというのは多少大げさだったような」ソワソワ
エルフ女「一晩を過ごしたというのは!?」
女「野宿をしてここまできているわけですから一晩は一緒に寝泊りしましたよ?残念ながら襲われたのは野獣でしたが」
エルフ娘「残念・・・」ジッ
旅人「そんな目で俺を見ないでくれ。何もしてないから」
エルフ女「人間をここに入れるわけがありません!」
長「そうですよね。あなたならそうでしょう。ですから彼女はさも交わりがあったかのようにあなたに話と。
嘘はつかないように、尚且つ追い出されないように」
エルフ女「ということは抱きつかれたということは偽りか?」
女「嘘ではありませんよ?本当のことです」
旅人「嘘付け!俺はそんなことはしていない・・・はず」
エルフ娘「」ジー
女「その左手の怪我を負ったとき同じ馬に乗りましたよね?私が前に乗っていませんでしたか?」
旅人「たしかにそうだったな。後ろから手綱を持つ形になっていたはずだ」
女「ほら。私は後ろから抱き疲れちゃったような錯覚に陥りました~。冷静に考えたらただ一緒の馬に乗っていただけですね
抱き疲れたというのは多少大げさだったような」ソワソワ
エルフ女「一晩を過ごしたというのは!?」
女「野宿をしてここまできているわけですから一晩は一緒に寝泊りしましたよ?残念ながら襲われたのは野獣でしたが」
エルフ娘「残念・・・」ジッ
旅人「そんな目で俺を見ないでくれ。何もしてないから」
長「と、まあ。嘘をついたわけでもなくこの里に入れる口実ができたわけです」
エルフ女「はめられたのか・・・?」
女「別に偽りはありませんよ?ただありのままを――――」
エルフ女「お前!それは勘違いするだろ!」
エルフ女(裏声)「後ろから抱きつかれた上に一晩過してますから何があったやら。昨晩は激しい夜でした(ポッ)」
エルフ女「なんていわれると誰でも勘違いするだろう」
旅人「おい、伽羅崩れてるぞ。」
旅人「っていうか何だよその激しかったって。別に何もヤってないだろ」
女「あの野獣とやりやったじゃないですか。」キョトン
旅人「あ!ああ。そうか。」
長「大体の事は最初から把握できてましたがこんなことだろうと何も言いませんでした。彼は怪我も負っていますし
彼なら外に漏らす事も無いでしょうから」
エルフ女「人間の血が混ざったかと思って混乱していた私の気持ちにもなってみろ。仲間の子供を殺すか人間の血を里に入れるかの瀬戸際だぞ」
女「でもあなたは入れてくれたじゃない。」
旅人「交わり・・・!そういうことか。まったく//」プイ
女「照れるじゃにですか/////」
エルフ女「はめられたのか・・・?」
女「別に偽りはありませんよ?ただありのままを――――」
エルフ女「お前!それは勘違いするだろ!」
エルフ女(裏声)「後ろから抱きつかれた上に一晩過してますから何があったやら。昨晩は激しい夜でした(ポッ)」
エルフ女「なんていわれると誰でも勘違いするだろう」
旅人「おい、伽羅崩れてるぞ。」
旅人「っていうか何だよその激しかったって。別に何もヤってないだろ」
女「あの野獣とやりやったじゃないですか。」キョトン
旅人「あ!ああ。そうか。」
長「大体の事は最初から把握できてましたがこんなことだろうと何も言いませんでした。彼は怪我も負っていますし
彼なら外に漏らす事も無いでしょうから」
エルフ女「人間の血が混ざったかと思って混乱していた私の気持ちにもなってみろ。仲間の子供を殺すか人間の血を里に入れるかの瀬戸際だぞ」
女「でもあなたは入れてくれたじゃない。」
旅人「交わり・・・!そういうことか。まったく//」プイ
女「照れるじゃにですか/////」
惜しい、照れるじゃにゃいですか/////だったらまじグッドだった支援
エルフ女「もう好きにしろよ。」ハア
長「はい。終わったよ。多分もう少しで薬が効いてくるはずだからそれまでは動かさないようにね」
旅人「ああ。ありがとう」
長「さて。今日はもう休んで。今後の話はまた明日にしよう」
旅人「ちょっともうひとついいか?」
長「え?君がいいならかまわないよ?なんだい」
旅人「君たちは先に戻っててくれ。用件が終わればさっき俺が横になってたところに戻るから」
エルフ女「まだお前を信用したわけではない。二人をおいて戻れるものか!」
長「大丈夫だよ。彼の問題の話になるから戻っておいてくれ。長の命令だと思ってくれてもいい」
エルフ女「!」ゴクリ エルフ女「分かりました。では」ペコ
旅人「・・・・・・・・」
長「で、聞きたいことがあるんだろ?どんな話だい?」
旅人「あ、ああ。ちょっと聞きたいんだが。あんたのその力はどの程度の力なんだ?」
長「どの程度といわれてもね。もう少し具体的に」
旅人「そうだな。たとえば・・・・・」
長「はい。終わったよ。多分もう少しで薬が効いてくるはずだからそれまでは動かさないようにね」
旅人「ああ。ありがとう」
長「さて。今日はもう休んで。今後の話はまた明日にしよう」
旅人「ちょっともうひとついいか?」
長「え?君がいいならかまわないよ?なんだい」
旅人「君たちは先に戻っててくれ。用件が終わればさっき俺が横になってたところに戻るから」
エルフ女「まだお前を信用したわけではない。二人をおいて戻れるものか!」
長「大丈夫だよ。彼の問題の話になるから戻っておいてくれ。長の命令だと思ってくれてもいい」
エルフ女「!」ゴクリ エルフ女「分かりました。では」ペコ
旅人「・・・・・・・・」
長「で、聞きたいことがあるんだろ?どんな話だい?」
旅人「あ、ああ。ちょっと聞きたいんだが。あんたのその力はどの程度の力なんだ?」
長「どの程度といわれてもね。もう少し具体的に」
旅人「そうだな。たとえば・・・・・」
旅人「俺たちがここに来るまでの過程を知っていたな。それはあんたの力の一部なんだろ?」
長「いかにも。細かくまでは知ることはできないけど大まかな行動や言動は分かるんだ。多分私が人間のハーフだからだろうね。」
旅人「その力はどんな人間にも使えるのか?」
長「有る程度の条件がそろえば」
旅人「条件?どんな条件か聞くのに差支えが無ければ教えてほしい」
長「まあ大丈夫だよ。一つはその知りたいことを記憶した物が近くにいること。
二つ目はその記憶がある程度鮮明であること
最後にその知りたい物事が明白になっていることだ」
旅人「そうか。」
長「女さんのように心を読むことはできないけど、大まかなことはある程度分かっているつもりだよ」
旅人「この際はっきり言わせてもらうが。俺が知りたいのは本来ならばあの馬車が襲われた夜、あの馬車は
どこへ行く予定だったのかって事が知りたい。」
長「知ってどうするんだい?」
旅人「どうもできないだろうと思う。だがあの事件は不可解すぎると思う。ただの人身売買ではないだろう。」
長「それはそうだろうね。乗ってたのは檻に入れられたエルフ。それも国規模で扱うための馬車」
旅人「なんだ知っていたのか?」
長「ちなみにここまではあなたの考えていた思考だよ?」
長「いかにも。細かくまでは知ることはできないけど大まかな行動や言動は分かるんだ。多分私が人間のハーフだからだろうね。」
旅人「その力はどんな人間にも使えるのか?」
長「有る程度の条件がそろえば」
旅人「条件?どんな条件か聞くのに差支えが無ければ教えてほしい」
長「まあ大丈夫だよ。一つはその知りたいことを記憶した物が近くにいること。
二つ目はその記憶がある程度鮮明であること
最後にその知りたい物事が明白になっていることだ」
旅人「そうか。」
長「女さんのように心を読むことはできないけど、大まかなことはある程度分かっているつもりだよ」
旅人「この際はっきり言わせてもらうが。俺が知りたいのは本来ならばあの馬車が襲われた夜、あの馬車は
どこへ行く予定だったのかって事が知りたい。」
長「知ってどうするんだい?」
旅人「どうもできないだろうと思う。だがあの事件は不可解すぎると思う。ただの人身売買ではないだろう。」
長「それはそうだろうね。乗ってたのは檻に入れられたエルフ。それも国規模で扱うための馬車」
旅人「なんだ知っていたのか?」
長「ちなみにここまではあなたの考えていた思考だよ?」
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