私的良スレ書庫
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元スレ女旅人「なにやら視線を感じる」
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惚れた女にわずかでも傷をつけるヤツは許せんし、何より決闘の邪魔は万死に値する
流れ矢が当たったらどうすんだってのもある
流れ矢が当たったらどうすんだってのもある
「俺特製薬草スープ」が完成した。 椀によそい、彼女に手渡す。
瞬間、彼女は眉間に皺をよせた。 しばらく睨めっこをした後、恐る恐るスプーンで掬い、口に運ぶ。
彼女「……お前これ味見したか」
俺「はははもちろん。 する訳がない」
彼女「飲んでみろ。 生きた虫を噛締めた味がするぞ」
俺「お断る。 どんな味だよそれ。 あ、でもほら良薬口に苦しって言うし」
彼女「いい事を教えてやる毒薬もまた口に苦い!!」
俺「うわやめr…………ッ!! ッッ!!」
スープの入った椀を無理やり口につっこみ、俺に飲ませた。
顔が緑色に変色しかけた。 なんだこの味わ!! これが虫の味なのか!!
熱いわ不味いわ苦いわでとにかく大変だった。 豆とキノコがせめてもの救いである。
それでも、彼女はなんだかんだで具だけでも食べてくれた。
味はともかくとして、これは身体に良いに違いないから、とのこと。
もちろん俺も食べた。 彼女にだけ罰ゲームを与えるわけにはいかないからである。
瞬間、彼女は眉間に皺をよせた。 しばらく睨めっこをした後、恐る恐るスプーンで掬い、口に運ぶ。
彼女「……お前これ味見したか」
俺「はははもちろん。 する訳がない」
彼女「飲んでみろ。 生きた虫を噛締めた味がするぞ」
俺「お断る。 どんな味だよそれ。 あ、でもほら良薬口に苦しって言うし」
彼女「いい事を教えてやる毒薬もまた口に苦い!!」
俺「うわやめr…………ッ!! ッッ!!」
スープの入った椀を無理やり口につっこみ、俺に飲ませた。
顔が緑色に変色しかけた。 なんだこの味わ!! これが虫の味なのか!!
熱いわ不味いわ苦いわでとにかく大変だった。 豆とキノコがせめてもの救いである。
それでも、彼女はなんだかんだで具だけでも食べてくれた。
味はともかくとして、これは身体に良いに違いないから、とのこと。
もちろん俺も食べた。 彼女にだけ罰ゲームを与えるわけにはいかないからである。
>>452
それに男が本気になったら、矢なんか無くともどうにか出来ただろ
それに男が本気になったら、矢なんか無くともどうにか出来ただろ
弓兵=ボサを助けた(+5)彼女を傷つけた(-100)
部下=ボサを助けた(+5)彼女の部下(+10)
ほら全然違う
部下=ボサを助けた(+5)彼女の部下(+10)
ほら全然違う
旦
賑やかな朝食を済ませてから、目的の町に足を向けた。
背負って行こうかと提案されたが丁重に却下させてもらった。
これ以上こいつに迷惑をかけたくはなかった。
こいつに迷惑をかけたくはなかった、のだが。
しばらく歩いて正午過ぎ、休憩をとってから、立ち上がることができなくなった。
吐き気がするほどの眩暈と発熱――朝は、なかったはずなのだが。
背負われ、近くの洞穴に運ばれた。
結局迷惑をかけてしまっているではないか。
馬鹿か、私は。
目を閉じていると、突然額に冷たい感覚が走った。
驚いて見てみると、どうやら男が水でしぼった布を乗せてくれたようだ。
目の上に乗せる。 ひんやりとしていて、気持ちいい。
傷口から病原菌が入り、体内の抗体とそれらが絶賛奮闘中なための発熱ではないか
というのが男の考えであった。 解熱剤はあるが、それなら無理に飲まないほうがいい、とのこと。
私「……すまない、お前には迷惑をかけてばかりだ」
ボサボサ頭「なんで謝るんだ、俺が謝りたい位なのに。
俺の目さえあれば俺を庇って矢を受けることも今こうして苦しむこともなかった」
私「それでも……、すまない」
ボサボサ頭「……」
驚いて見てみると、どうやら男が水でしぼった布を乗せてくれたようだ。
目の上に乗せる。 ひんやりとしていて、気持ちいい。
傷口から病原菌が入り、体内の抗体とそれらが絶賛奮闘中なための発熱ではないか
というのが男の考えであった。 解熱剤はあるが、それなら無理に飲まないほうがいい、とのこと。
私「……すまない、お前には迷惑をかけてばかりだ」
ボサボサ頭「なんで謝るんだ、俺が謝りたい位なのに。
俺の目さえあれば俺を庇って矢を受けることも今こうして苦しむこともなかった」
私「それでも……、すまない」
ボサボサ頭「……」
ボサボサ頭「……包帯、どうしよう。 これ以上悪くなる前に、巻き直す?」
私「いや、大丈夫だ。 ……お前は私の身体に触れること、嫌がらないのか」
ボサボサ頭「嫌がる理由が見つからないけど」
私「そうか。 ……ふふ、私を脱がそうとした奴らは皆、
私を汚物のように見るというのに…… お前は、優しいのだな」
ボサボサ頭「汚b……酷い奴が居たもんだな」
私「そんなのばっかりだ。 傭兵も、貴族も、弟王子も」
ボサボサ頭「え、おっ、王子ィ!? 王子って国の? なんで……」
私「性欲の捌け口にするためだ」
ボサボサ頭「そうじゃない、そういうことは、王子だからって許されることなのか!?」
私「王子だから、だ。 それに強姦でもない。 契約の下での"和姦"だ」
ボサボサ頭「なっ――」
私「いや、大丈夫だ。 ……お前は私の身体に触れること、嫌がらないのか」
ボサボサ頭「嫌がる理由が見つからないけど」
私「そうか。 ……ふふ、私を脱がそうとした奴らは皆、
私を汚物のように見るというのに…… お前は、優しいのだな」
ボサボサ頭「汚b……酷い奴が居たもんだな」
私「そんなのばっかりだ。 傭兵も、貴族も、弟王子も」
ボサボサ頭「え、おっ、王子ィ!? 王子って国の? なんで……」
私「性欲の捌け口にするためだ」
ボサボサ頭「そうじゃない、そういうことは、王子だからって許されることなのか!?」
私「王子だから、だ。 それに強姦でもない。 契約の下での"和姦"だ」
ボサボサ頭「なっ――」
私「騎士団を潰さない代わりに、大人しく所有物になると。 そういう契約だ」
ボサボサ頭「な、んだよ、それ……、そんな一方的なものが契約って言えるのかよ」
私「そんなもんだ。 ……結局、そこまでは至らなかったがな。
私の身体を見て、私の上から転げ落ちたんだ。 はは、滑稽だ、驚くあの姿、本当に滑稽だった!」
私「所詮、私は駒だ。 権力など無に等しい。 だから、身体を触られても、服を破られても、
化け物だと罵られても身体を蹴られても顔に唾を吐き掛けられても、何も、できないんだ」
私「……何も、できなかったんだ」
私「私の大切な部下達を、騎士団を盾にされて、何もできなかったんだ」
私「あんな屈辱を受けて、私は、あの糞生意気な餓鬼一人もこの手で殺してやることができなかったんだ!!」
ボサボサ頭「な、んだよ、それ……、そんな一方的なものが契約って言えるのかよ」
私「そんなもんだ。 ……結局、そこまでは至らなかったがな。
私の身体を見て、私の上から転げ落ちたんだ。 はは、滑稽だ、驚くあの姿、本当に滑稽だった!」
私「所詮、私は駒だ。 権力など無に等しい。 だから、身体を触られても、服を破られても、
化け物だと罵られても身体を蹴られても顔に唾を吐き掛けられても、何も、できないんだ」
私「……何も、できなかったんだ」
私「私の大切な部下達を、騎士団を盾にされて、何もできなかったんだ」
私「あんな屈辱を受けて、私は、あの糞生意気な餓鬼一人もこの手で殺してやることができなかったんだ!!」
私「結局私は、権力の前じゃ何もできない! 私は弱い! 弱い自分が嫌で嫌で仕方ないッ!!」
私「本当に、本当にッ……嫌になった、だから、あの日、お前に……ッ」
私「……すまない、お前は、関係なかった、のに……、
自分勝、手な、私の我侭に、付き合わせて、迷惑、ばかりかけ、て……ッ」
私「すまない、すまない、本当に、すまない……」
溢れる涙は布に吸収されたが、嗚咽を隠すことはできなかった。
男は、何も言わない。 どんな顔をしているのか。 見ることも出来ない。
嫌われてしまったろうか。 しかしそれでもいい。
男が立ち上がる気配がした。 私の元を離れるのだろうか。
しかし、私が捉えたのは男が歩き去るものではなく、私の身体がふわりと浮き上がるような感覚だった。
私「本当に、本当にッ……嫌になった、だから、あの日、お前に……ッ」
私「……すまない、お前は、関係なかった、のに……、
自分勝、手な、私の我侭に、付き合わせて、迷惑、ばかりかけ、て……ッ」
私「すまない、すまない、本当に、すまない……」
溢れる涙は布に吸収されたが、嗚咽を隠すことはできなかった。
男は、何も言わない。 どんな顔をしているのか。 見ることも出来ない。
嫌われてしまったろうか。 しかしそれでもいい。
男が立ち上がる気配がした。 私の元を離れるのだろうか。
しかし、私が捉えたのは男が歩き去るものではなく、私の身体がふわりと浮き上がるような感覚だった。
私「お、おい、何を……」
ボサボサ頭「町に向かう」
私「なら私を置いていけ、もう一緒に行動する必要なんか――うわっ」
ボサボサ頭「こんな汚い場所じゃ破傷風にもなりかねない。 ほら喋ると舌噛むぞ」
私を背負い、有無を言わさずとして走り出した。
辺りはそろそろ日が落ちてくる。 それなのに、私を背負ったまま町に向かおうというのか。
無茶な――
それでも私は、振り落とされないようにしがみ付いた。
薄れていく意識の中、こいつだけはもう手放したくないとひたすらに願い続けた。
ボサボサ頭「町に向かう」
私「なら私を置いていけ、もう一緒に行動する必要なんか――うわっ」
ボサボサ頭「こんな汚い場所じゃ破傷風にもなりかねない。 ほら喋ると舌噛むぞ」
私を背負い、有無を言わさずとして走り出した。
辺りはそろそろ日が落ちてくる。 それなのに、私を背負ったまま町に向かおうというのか。
無茶な――
それでも私は、振り落とされないようにしがみ付いた。
薄れていく意識の中、こいつだけはもう手放したくないとひたすらに願い続けた。
俺「ウヒョーッ 最高にいい女連れてるじゃねえか! そいつと金置いてとっとと失せな!」
>>1がおかしくなった
朝からずっとで疲れてんだろ。
休んで欲しいけど続きも見たい・・・俺はどうしたら!!!!!!!
休んで欲しいけど続きも見たい・・・俺はどうしたら!!!!!!!
ちょっとちょっと!パンツぬいじゃったのにどうすんのよこれ!
乙
乙
やっとここまで追いついたが…
何だこの面白すぎるssは…興奮しすぎて鼻水でた
何だこの面白すぎるssは…興奮しすぎて鼻水でた
>>495
削除し忘れたんだよ、言わせんな馬鹿野郎
削除し忘れたんだよ、言わせんな馬鹿野郎
ここで誤爆をするのがいつもの俺
しかし今日の俺はそんなヘマはしないぜ
あとほんのちょっとだけど、お付き合い願う
しかし今日の俺はそんなヘマはしないぜ
あとほんのちょっとだけど、お付き合い願う
懐かしい温かさに目が覚めると、見覚えの無い部屋だった。
額には濡れた布が乗せられており、それは既にぬるくなっていた。
重い上体を起こす。 と、丁度その時部屋のドアが開かれた。
「あら」と言って現れたのは、あの酒場の、若き女店主であった。
女主人「目、覚めたみたいね」
町には、着いたらしい。
ここは彼女の店の二階の生活スペースで、この部屋は余っていたのだという。
何故、病院でも宿屋でもないのだろうか。
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