元スレ梓「唯先輩、こんなところでやめてください///」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 = 257 :
空き教室
唯「ムギちゃん」
紬「ごめんね、突然こんな所に呼び出しちゃって。びっくりした?」
唯「ううん……」
唯(あずにゃんに告白された教室だ。寄りによって同じ所を選ばなくても……)
紬「梓ちゃん、こなくなっちゃったね」
唯「えっ!?う、うん。どうしたのかな」
紬「やっぱり唯ちゃんに振られちゃったからかな?」
唯「な、何で知ってるの!?」
302 = 287 :
マジで続きが気になって寝れない
303 = 274 :
おいついたあああ憂ちゃん可愛い
304 = 257 :
紬「やっぱり。本当に告白したんだ」
唯「え……あ!」
紬「ごめんね、カマかけちゃった♪」
唯「でもどうして気づいたの?」
紬「私、梓ちゃんが唯ちゃんを好きって事は教えてもらってたから」
紬「その時に、梓ちゃんのしている恋は難しいから焦らないでねって言ったんだけど……」
紬「その翌日に突然こなくなっちゃうんだもの。あんなに唯ちゃんの事好きだった梓ちゃんが」
紬「これは絶対おかしい!って思ったの。唯ちゃんとの間に何かあったに違いないって」
唯「……」
305 = 264 :
俺もあずにゃんのこと振るから
憂ちゃんにこんなふうに叱られたい
306 :
このムギは天使に違いない。
307 :
ムギは天使だ違いない
308 = 257 :
紬「梓ちゃんが来なくなって、どう?」
唯「どうって……。寂しいに決まってるよ」
紬「そっか。よかった」
唯「よかったって何が?」
紬「唯ちゃんが寂しいって言ってくれたから」
紬「梓ちゃんの事嫌いになってないってわかって、安心しちゃった」
唯「私はあずにゃんの事好きだし大切だよ。嫌いになんてなってないよ」
紬「唯ちゃんの好きと梓ちゃんの好きが違う種類の物だっただけだもんね」
唯「……」
309 = 257 :
紬「でも、おかしいよね。なんで部活にまで来なくなっちゃうんだろう」
唯「それは、私があずちゃんを振ったから……」
紬「そうかな?私は違うと思うんだ」
紬「だって振られただけだもの。それで皆の前からいなくなるのは極端じゃないかな?」
唯「その私が振ったっていうのが、あずにゃんにとって」
紬「ショックだったと思うけど、梓ちゃんはわかってたと思うの。うまくいく可能性が低い事は」
紬「それを覚悟で告白したなら、こんなことになるのは変じゃないかな」
唯「……」
311 = 257 :
紬「梓ちゃんって、私達先輩にもどんどん意見を言ってくるから強気な子に見えるけど」
紬「本当は臆病で、素直になれない女の子な気がするの」
唯「あずにゃんが?」
紬「梓ちゃんって、いつも唯ちゃんに注意したりスキンシップを嫌がってたけど」
紬「それでも唯ちゃんと一緒にいると嬉しそうだったもの。周りから見ればすぐにわかるんだから」
紬「唯ちゃんに構ってもらえて嬉しいのにあんな事言って。意地っ張りで照れ屋さんだよね」
唯(そうだったんだ……。私には全然わからなかった)
紬「そんな梓ちゃんが、突然唯ちゃんに素直に好きですって伝えるなんて……ちょっと不自然だなって思ったの」
紬「どうして突然告白したのかは、梓ちゃんじゃないとわからないけどね」
唯「……」
313 = 257 :
紬「それでね、唯ちゃんに見せたいものがあるの」
紬「はい」
唯「これ……あずにゃんの手帳。なんで持ってるの?」
紬「ゴミ箱に捨てられてたの」
唯「ゴミ、箱?なんで……」
紬「わからない。でも、梓ちゃんは絶対にそんなことしないと思うの。それに、捨ててあったのは……」
紬「私達の教室だから」
唯「え……?わ、私じゃないよ!私知らないよ!」
紬「うん、唯ちゃんはそんな事しないって信じてる」
唯(……)
314 = 257 :
紬「唯ちゃんが好きっていうのを教えてもらった時、梓ちゃんとお話したんだけど」
唯「うん……」
紬「唯ちゃんの事本当に好きなんだなっていうのが伝わってきて、すごく可愛かった」
紬「すぐに抱きついてきて困ります!なんて言ってたけど、顔は微笑んでてね……」
紬「唯先輩は私の事どう思ってるんでしょうか?なんて私に聞いてきたりね」
紬「私が2人は恋人みたいに見えるねって言ったら、顔真っ赤にして照れてたの」
紬「こんな些細な事で喜んじゃう梓ちゃんを見てたら、なんだか私までポカポカしてきちゃった」
唯「そう……なんだ」
紬「ねえ、その手帳もう一度見てくれる?」
唯「うん……」
ペラッ
唯「……あ」
315 = 274 :
しえん
316 :
寝れない
317 :
徹夜してたらおいしいスレみっけた
318 = 307 :
ちょっと8時くらいに出かけるからそれまでに完結してくれたらお兄さんうれしいなぁ
319 = 257 :
唯「なんかたくさん書き込んである……」
紬「うん。私もこの前はシールにばかり目がいって気づかなかった」
『唯先輩との初写真』
『×月×日、唯先輩と二人で……』
『唯先輩かわいい♪』
唯「……」
唯(絵も描いてある……。ヘアピンしてるのが私で、ネコ耳つけてるのがあずにゃん?)
紬「どう?」
唯「……」
320 :
とりあえずデコ助は死ね
321 = 307 :
>>320
は?
とか言いたいけど流石にこの律と澪はひどい
322 = 317 :
>>320
最初から読みなおしてこい
323 :
たくあんがいい子すぎて泣けてきた…
324 :
これで安易に唯が告白受け入れる展開にはして欲しくないな
325 :
あれはそう俺の高校時代。
小中と一緒の学校だったのと付き合うことになって、それから初めて日記を見た。
給食当番で一緒で嬉しいだの、今日は沢山はなしかけられただの、
挙げ句の果てには、私の王子様!とか、小学時代から綴られてた。
相思相愛になってたから微笑ましく思ったけど、
考えて未りゃ好きでもない奴にだってそんな風に書かれてる可能性あるんだよな。
まぁ俺らも、無許可でオナネタにしてるんだから似たり寄ったりか。
326 = 257 :
紬「梓ちゃん、どんな気持ちだったのかな……」
紬「どんな表情で書き込んでたのかな……」
唯「……」
紬「その手帳には梓ちゃんの想いが詰まってる気がして」
紬「だから、もう一度唯ちゃんに見てもらいたくなって、持ってきたの」
唯「……」
紬「梓ちゃんの事受け入れてって強要してるみたいになっちゃったね……ごめんね」
唯「うっ……ひっ……」グスッ
紬「あ……」
327 = 257 :
唯「うぅぅ~……うっ……」
紬「唯ちゃん、どうしたの?」
唯「わ、わからない……。けど」
唯「見てたら……涙が、出て……うぅ」
紬「梓ちゃんの気持ち、伝わってくるね……」グスッ
唯「どうしよう……。ボロボロになっちゃった」
唯「あずにゃんの、大切なの……ボロボロになっちゃったよぉ……」
紬「……」
唯「うっ……うぅ……」ヒック
328 = 324 :
>>326
強要してるみたいじゃなくてモロに強要してるんだが・・・
329 :
まあ、強要はしとらんが、そうさせるのが目的なんだろう
330 = 317 :
女の子の泣き顔 たまらん
331 :
振る振らないは別として、
梓の気持ちを受け入れて真剣に考えた上で結論を出してくれれば良いんじゃないかと思った。
別に付き合ったり恋人同士になるだけが受け入れるという事ではないはず
332 :
百合女神としては付き合ってほしいんだな
333 = 324 :
まぁ確かに強要と言うよりは唯の罪悪感を煽ってるようなそんな感じかな
334 :
>>331
創作物に何言ってるの…
335 = 257 :
紬「落ち着いた?」
唯「うん……。ムギちゃん、あのね」
紬「何?」
唯「私、あずにゃんのこと振ってないんだ」
紬「え?どういうこと?」
唯「告白の返事しないで、逃げ出したから……。でも、振ったようなものだよね」
紬「どうして逃げちゃったの?気持ち悪かったから……?」
唯「違うよ!なんていうか、突然告白されて、わけわかんなくなっちゃって……」
紬「そうなんだ……。そういうことなら、もう一度きちんとお話したほうがよくないかな?」
唯「うん……」
紬「付き合うか付き合わないかは唯ちゃんが決めることだけど、ちゃんと答えてあげよう」
唯「そうする。ムギちゃんありがとう、色々教えてくれて」
紬「ううん、私こそ出しゃばってごめんね。……元の軽音部に戻れるといいね」
唯「……うん」
336 = 280 :
むぎが女神すぎて今まで買う気無かった紬フィギュア予約した
これで全員揃った
337 = 317 :
アニメより面白い
338 = 257 :
ブブブブ
梓(メール……唯先輩から!?)
梓(もう一度話がしたい、明日の朝部室で……)
梓(ああ……。そういえば、はっきりと振られたわけじゃなかったもんね)
梓(明日きっぱりと断ろうってことなんだろうなあ……)
梓(ちょうどいいや。そしたら私も退部するって伝えて、お別れしよう)
339 = 317 :
徹夜明けなのもあってドキドキする
340 = 324 :
あ~あ、この流れは結局告白受け入れか・・・
341 :
どんな結果になろうとも俺は受け入れる
ラブラブレズセックスENDじゃなかったら絶対に許さねーぞ
342 = 280 :
あずにゃんカワイイよ
343 :
344 = 257 :
翌日
唯「……」
梓「……」
唯「あずにゃん」
梓「は、はい」
唯「この前はごめんね。いきなり逃げちゃって」
梓「いえ……いいんです。こちらこそ、先輩を不快にさせちゃってすみませんでした」
唯(あ……)
345 :
パンツは脱いださあこい
346 = 280 :
>>345 っ座薬
347 = 257 :
唯「ち、違うよ。この前はそういう意味で逃げたんじゃなくて、気が動転しちゃって」
梓「あはは……。そんなに気を使ってもらわなくて大丈夫ですよ」
唯「ほんとだよ!」
唯(前レズが異常とか、鳥肌が立つとか言っちゃったからだ……)
唯「その、前女の子同士が変とか言ったのは、考えなしに言ったっていうか、本当に嫌なわけじゃないんだよ」
梓「はい……」
唯「えっと……。あずにゃんと話したいことっていうのは、この前の返事の事なんだけど」
梓「はい。お願いします」
唯「……」
唯「ごめんなさい」
梓(ああ……)
梓「……はい。結構すっきりしました。えへへ」
348 = 257 :
唯「私、今はあずにゃんと付き合えない」
梓「はい……え?」
梓「あの、今ってどういう意味ですか?」
唯「あ、それは今から言おうと思って……」
梓「あ、はい。すみません」
唯「私、今まであずにゃんの事恋愛対象として考えたこと無かったの」
唯「だからあずにゃんに告白された時、すごくびっくりしたんだ」
梓「……」
唯「それで、あの時逃げ出しちゃったんだけど……。その後であずにゃんの気持ちを知って」
梓「私の気持ち?」
唯「あ、えっと……怒らないでね?あずにゃんが持ってた写真と手帳見ちゃった」
梓「……」
349 = 324 :
はは~ん、梓の告白断わるけど今度は唯の方から告白する流れだな
みんなの評価 : ★★
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