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元スレ美琴「あ、あんたがホスト…!?」
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上条「個性化?」
10721号「はい。学園都市のミサカ達と会話をしてみると、そのミサカ達からは以前と違うモノが感じられました」
10721号「それは個性であり、ミサカが一人の人間として生きていくうえで、とても大切な要素である、とミサカは判断しました」
上条「ふうん。いや、良い事じゃねえか?」
上条「そうやって自発的に行動する事も、既に個性と言えるだろ」
10721号「しかしこのミサカには、どのような個性が良いのか分かりません」
10721号「なので、ネットワークでよく話題に上がる貴方に助言を求めに来ました、とミサカは素直に言います」
上条「俺、よく話題にされてるの? どんな事言われてるの?」
10721号「ふへっ」
上条「なんか嫌な感じの笑みが怖いよ!」
10721号「それよりカウンセリングをお願いします、とミサカは懇切丁寧に頼み込みます」
上条「って言われてもなぁ。個性なんて、意識して身につけるもんじゃないと思うが」
上条「こう、自然と湧き上がってくるものだと思うんだけど」
10721号「問題を丸投げですか。カウンセラーが聞いて呆れます、とミサカは鼻で笑います」
上条「う……」
上条「じゃ、じゃあさ。例えば、この人みたいになりたーいって、憧れる人物とかいないか?」
上条「それを目標にすれば、自分の個性の指針にはなるだろ?」
10721号「なりたい人物……お姉さま、でしょうか、とミサカは憧れを口に出してみます」
10721号「はい。学園都市のミサカ達と会話をしてみると、そのミサカ達からは以前と違うモノが感じられました」
10721号「それは個性であり、ミサカが一人の人間として生きていくうえで、とても大切な要素である、とミサカは判断しました」
上条「ふうん。いや、良い事じゃねえか?」
上条「そうやって自発的に行動する事も、既に個性と言えるだろ」
10721号「しかしこのミサカには、どのような個性が良いのか分かりません」
10721号「なので、ネットワークでよく話題に上がる貴方に助言を求めに来ました、とミサカは素直に言います」
上条「俺、よく話題にされてるの? どんな事言われてるの?」
10721号「ふへっ」
上条「なんか嫌な感じの笑みが怖いよ!」
10721号「それよりカウンセリングをお願いします、とミサカは懇切丁寧に頼み込みます」
上条「って言われてもなぁ。個性なんて、意識して身につけるもんじゃないと思うが」
上条「こう、自然と湧き上がってくるものだと思うんだけど」
10721号「問題を丸投げですか。カウンセラーが聞いて呆れます、とミサカは鼻で笑います」
上条「う……」
上条「じゃ、じゃあさ。例えば、この人みたいになりたーいって、憧れる人物とかいないか?」
上条「それを目標にすれば、自分の個性の指針にはなるだろ?」
10721号「なりたい人物……お姉さま、でしょうか、とミサカは憧れを口に出してみます」
上条「お姉さまって……ビリビリの事か?」
10721号「はい、とミサカは即答します」
上条「アレを憧れに、ねえ……」
10721号「いけませんか? とミサカは可愛らしく首を傾げます」
10721号「常盤台のお嬢様にして、学園都市の第三位にも関わらず、気さくな性格」
10721号「おしとやかで、慎ましく、人に優しく」
10721号「学園都市アンケート『彼女にしたい女の子』ナンバー1の座を欲しいままにしている」
10721号「そんなお姉さまでは、目標になりませんか? とミサカは問いただします」
上条「……ミサカネットワークってちゃんと情報を伝えてんのか?」
上条「本物のビリビリはなぁ」
上条「がさつな態度で、目上の者に対する敬意も無い」
上条「すぐにキレるわ暴れるわ、自販機に蹴り入れて缶ジュースただ飲みするわ」
上条「出会い頭に電撃ぶっ放してくるじゃじゃ馬だぞ?」
上条「忠告しておいてやる。あいつを目標にするのはやめとけ」
上条「ま、反面教師って意味なら見習うところはありそうだがな」
10721号「……」
上条「ど、どうした」
10721号「それは貴方の本心ですか? とミサカは結構、真剣に問います」
上条「まあ……そりゃな」
上条「あんなの、あいつ一人だけで充分だろ」
10721号「はい、とミサカは即答します」
上条「アレを憧れに、ねえ……」
10721号「いけませんか? とミサカは可愛らしく首を傾げます」
10721号「常盤台のお嬢様にして、学園都市の第三位にも関わらず、気さくな性格」
10721号「おしとやかで、慎ましく、人に優しく」
10721号「学園都市アンケート『彼女にしたい女の子』ナンバー1の座を欲しいままにしている」
10721号「そんなお姉さまでは、目標になりませんか? とミサカは問いただします」
上条「……ミサカネットワークってちゃんと情報を伝えてんのか?」
上条「本物のビリビリはなぁ」
上条「がさつな態度で、目上の者に対する敬意も無い」
上条「すぐにキレるわ暴れるわ、自販機に蹴り入れて缶ジュースただ飲みするわ」
上条「出会い頭に電撃ぶっ放してくるじゃじゃ馬だぞ?」
上条「忠告しておいてやる。あいつを目標にするのはやめとけ」
上条「ま、反面教師って意味なら見習うところはありそうだがな」
10721号「……」
上条「ど、どうした」
10721号「それは貴方の本心ですか? とミサカは結構、真剣に問います」
上条「まあ……そりゃな」
上条「あんなの、あいつ一人だけで充分だろ」
10721号「残念です、とミサカは深い溜息をつきます」
上条「はあ? 残念って……」
上条「ハッ! ま、まさかお前は……!」
10721号「ふへっ」
上条「あ、あの……本物の……ビリビリだったり……?」
10721号「そんなわけ、ないじゃありませんか、とミサカは否定します」
上条「はは……助かったぁ……」
上条「あ! なあ、お前! ビリビリには俺の言った事、内緒な! 頼む!」
10721号「尻上げ土下座までされては仕方がありません、とミサカは約束します」
10721号「決してミサカの口からは、先程の情報は漏らしません、と約束を強化します」
上条「ありがとう! 良い奴だな、お前は!」
上条「お前なら、さっき自分が言った理想の個性が身につくかもしれねえぜ!」
上条「ていうか学園都市で『彼女にしたい女の子』アンケートなんてやってんのか?」
10721号「知りません。ミサカもお姉さまにそう言うように言われただけですので、とミサカは正直に言います」
上条「……は?」
10721号「……そろそろ衝撃に備える事を推奨します、とミサカは」
ドドドドドドーーーーーンンッ!!!!
上条「はあ? 残念って……」
上条「ハッ! ま、まさかお前は……!」
10721号「ふへっ」
上条「あ、あの……本物の……ビリビリだったり……?」
10721号「そんなわけ、ないじゃありませんか、とミサカは否定します」
上条「はは……助かったぁ……」
上条「あ! なあ、お前! ビリビリには俺の言った事、内緒な! 頼む!」
10721号「尻上げ土下座までされては仕方がありません、とミサカは約束します」
10721号「決してミサカの口からは、先程の情報は漏らしません、と約束を強化します」
上条「ありがとう! 良い奴だな、お前は!」
上条「お前なら、さっき自分が言った理想の個性が身につくかもしれねえぜ!」
上条「ていうか学園都市で『彼女にしたい女の子』アンケートなんてやってんのか?」
10721号「知りません。ミサカもお姉さまにそう言うように言われただけですので、とミサカは正直に言います」
上条「……は?」
10721号「……そろそろ衝撃に備える事を推奨します、とミサカは」
ドドドドドドーーーーーンンッ!!!!
上条「げほっ、げほっ」
上条「何だ!? 何が起きた!?」
上条「……天井が、落ちた?」
パチッ バチバチッ
上条「10721号さん……そこに立っていらっしゃるのは……」
10721号「この一週間、天井裏で貴方を観察していたお姉さまです、とミサカは疑問に答えます」
上条「一週間? 怖えええ! 何やってんだよ、ビリビリ!」
美琴「うふ、うふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
上条「うわああん! 何だか電撃より怖えええ!」
10721号「流石はお姉さま。能力を出さずに相手から戦意を失わせるとは、とミサカは……」
上条「言ってる場合じゃねえ! あいつの目つき、明らかにヤバイ! 逃げるぞ」
10721号「ミサカが逃げる必要はないかと、ミサカは事実を述べてみます」
上条「10721号。お前には良い意味での人質になってもらう」
上条「いくら錯乱したあいつでも、妹巻き込んで『超電磁砲』は撃たねえだろ」
10721号「このゲスが、とミサカは適正な評価を下します」
上条「ゲスでもいいよ! 暴走したレベル5の無差別攻撃なんて喰らいたくねえ!」
上条「何だ!? 何が起きた!?」
上条「……天井が、落ちた?」
パチッ バチバチッ
上条「10721号さん……そこに立っていらっしゃるのは……」
10721号「この一週間、天井裏で貴方を観察していたお姉さまです、とミサカは疑問に答えます」
上条「一週間? 怖えええ! 何やってんだよ、ビリビリ!」
美琴「うふ、うふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
上条「うわああん! 何だか電撃より怖えええ!」
10721号「流石はお姉さま。能力を出さずに相手から戦意を失わせるとは、とミサカは……」
上条「言ってる場合じゃねえ! あいつの目つき、明らかにヤバイ! 逃げるぞ」
10721号「ミサカが逃げる必要はないかと、ミサカは事実を述べてみます」
上条「10721号。お前には良い意味での人質になってもらう」
上条「いくら錯乱したあいつでも、妹巻き込んで『超電磁砲』は撃たねえだろ」
10721号「このゲスが、とミサカは適正な評価を下します」
上条「ゲスでもいいよ! 暴走したレベル5の無差別攻撃なんて喰らいたくねえ!」
――
上条「……撒いたか?」
10721号「……お姉さまの電磁波が近づいてくるようです、とミサカは報告します」
上条「うそぉ! 結構、色々なとこ廻りまくったから、分かりっこないはずなのに!」
10721号「……ミサカの電磁波を感知しているのだと推測します」
10721号「お姉さまの能力はミサカより高いですから、とミサカは説明します」
上条「うう……とはいっても今更お前と別れて逃げても……」
10721号「はい。今のお姉さまは、関係の無い施設関係者にまで攻撃を及ぼそうとしています」
10721号「貴方のせいで、ミサカの命も危うい、とミサカは残酷な事実を述べます」
上条「……というか、なんであいつ、あんなに暴れるんだ?」
上条「それに、一週間も天井裏に潜んでたって……普通じゃねえだろ!?」
10721号「……普通とは、なんなんでしょうか」
上条「はい?」
10721号「ミサカには、お姉さまが何の理由も無くこのような蛮行に出たとは思えません」
10721号「そもそもミサカは、お姉さまに頼まれて、貴方のカウンセリングを受けに来たのですから」
10721号「理由があるからこそ、天井裏に隠れたり今のように暴れたりするのではないでしょうか」
10721号「……と、ミサカは長いセリフを言ってみます」
上条「……あいつが、こんな事をする、理由……」
上条「……撒いたか?」
10721号「……お姉さまの電磁波が近づいてくるようです、とミサカは報告します」
上条「うそぉ! 結構、色々なとこ廻りまくったから、分かりっこないはずなのに!」
10721号「……ミサカの電磁波を感知しているのだと推測します」
10721号「お姉さまの能力はミサカより高いですから、とミサカは説明します」
上条「うう……とはいっても今更お前と別れて逃げても……」
10721号「はい。今のお姉さまは、関係の無い施設関係者にまで攻撃を及ぼそうとしています」
10721号「貴方のせいで、ミサカの命も危うい、とミサカは残酷な事実を述べます」
上条「……というか、なんであいつ、あんなに暴れるんだ?」
上条「それに、一週間も天井裏に潜んでたって……普通じゃねえだろ!?」
10721号「……普通とは、なんなんでしょうか」
上条「はい?」
10721号「ミサカには、お姉さまが何の理由も無くこのような蛮行に出たとは思えません」
10721号「そもそもミサカは、お姉さまに頼まれて、貴方のカウンセリングを受けに来たのですから」
10721号「理由があるからこそ、天井裏に隠れたり今のように暴れたりするのではないでしょうか」
10721号「……と、ミサカは長いセリフを言ってみます」
上条「……あいつが、こんな事をする、理由……」
カツーン カツーン カツーン……
上条「……」
10721号「……!」
美琴「みィつけた」
上条「御坂……!」
美琴「ねェ、三下ァ? なンでアタシから逃げるのォ? どォしてその子と逃げちゃうのォ?」
美琴「でもねェ……もォ見つけちゃったからァ! 鬼ごっこは終わりよォ!」
美琴「クケラクカクコカクカコケラケコカッ!」
上条「何……だよ……」
上条「なに、一方通行みたいな喋り方してんだよっ!」
美琴「じゃあレベルアッパー、使ったほうがよかったんですか?」
美琴「レベル6に憧れて……昏睡状態に陥ったらよかったんですか?」
上条「お前……何を……」
美琴「それともお花ですか? 頭にお花が咲いてればいいんですか?」
美琴「いえ……違いますわね。テレポーターで、ジャッジメントをしていれば宜しかったのでしょうか?」
10721号「……お姉さま」
美琴「それも違うなら……眉毛? 面白い眉毛なんですか?」
美琴「もしかして、子供達の為に、大量の犠牲者を出せば良かったのだろうか?」
美琴「……もう、何がいいのかミサカには分かりません、とミサカはクローンなら良かったのでしょうか?」
上条「……」
10721号「……!」
美琴「みィつけた」
上条「御坂……!」
美琴「ねェ、三下ァ? なンでアタシから逃げるのォ? どォしてその子と逃げちゃうのォ?」
美琴「でもねェ……もォ見つけちゃったからァ! 鬼ごっこは終わりよォ!」
美琴「クケラクカクコカクカコケラケコカッ!」
上条「何……だよ……」
上条「なに、一方通行みたいな喋り方してんだよっ!」
美琴「じゃあレベルアッパー、使ったほうがよかったんですか?」
美琴「レベル6に憧れて……昏睡状態に陥ったらよかったんですか?」
上条「お前……何を……」
美琴「それともお花ですか? 頭にお花が咲いてればいいんですか?」
美琴「いえ……違いますわね。テレポーターで、ジャッジメントをしていれば宜しかったのでしょうか?」
10721号「……お姉さま」
美琴「それも違うなら……眉毛? 面白い眉毛なんですか?」
美琴「もしかして、子供達の為に、大量の犠牲者を出せば良かったのだろうか?」
美琴「……もう、何がいいのかミサカには分かりません、とミサカはクローンなら良かったのでしょうか?」
上条「何……なんだよ、あいつ!」
10721号「……お姉さまは、恐らく貴方のカウンセリングを受けたかったのでないか、とミサカは推測します」
上条「はあ? 何で? てか受けたかったなら来れば良かったんじゃねえか!」
10721号「お姉さまは、素直になれないタイプなのではないでしょうか、とミサカは分析します」
10721号「……何にせよ、今のお姉さまを止められるのは、貴方以外にいない、とミサカは断言します」
上条「……分かったよ」
上条「そんなに俺のカウンセリングが受けたいっていうんなら」
上条「受けさせてやろうじゃねえか!」
10721号「鉄球弾の乱射で、電撃をほんの少しですが逸らします。それで出来る、僅かな隙から……」
ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ!
上条「おうっ! 懐に飛び込んでやるっ」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
バチバチバチバチバチバチバチバチッッッッ!!!!!
美琴「ヒィーッハァーッ」
ガシッ
上条「……捕まえたぜ。御坂……!」
上条「受けてもらうぜ……俺のカウンセリングをなあ!」
10721号「……お姉さまは、恐らく貴方のカウンセリングを受けたかったのでないか、とミサカは推測します」
上条「はあ? 何で? てか受けたかったなら来れば良かったんじゃねえか!」
10721号「お姉さまは、素直になれないタイプなのではないでしょうか、とミサカは分析します」
10721号「……何にせよ、今のお姉さまを止められるのは、貴方以外にいない、とミサカは断言します」
上条「……分かったよ」
上条「そんなに俺のカウンセリングが受けたいっていうんなら」
上条「受けさせてやろうじゃねえか!」
10721号「鉄球弾の乱射で、電撃をほんの少しですが逸らします。それで出来る、僅かな隙から……」
ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ!
上条「おうっ! 懐に飛び込んでやるっ」
上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
バチバチバチバチバチバチバチバチッッッッ!!!!!
美琴「ヒィーッハァーッ」
ガシッ
上条「……捕まえたぜ。御坂……!」
上条「受けてもらうぜ……俺のカウンセリングをなあ!」
>>263
なんでだよwww
なんでだよwww
美琴「一体、何のおつもりですの? アタシの両腕を掴んで……」
上条「お前は誰だ! 一方通行でも、白井でもねえだろが! しっかりしろよ!」
上条「お前は、世界でたった一人しかいない、御坂美琴だろ!」
上条「レベルも所属も関係無い! 御坂美琴っていう一人の女の子だろうが!」
上条「もしお前が! 自分が自分じゃないほうが良い」
上条「他の誰かになっちまったほうが良いなんて、ふざけた事を言うのなら!」
上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」
美琴「……ク……カコ……です……の……」
美琴「……」
美琴「あ……アタシ……何を……」
上条「ようやく正気に戻ってくれたみたいだな」
美琴「アンタ……あ、手……」
上条「ああ。右手の指、骨折してんだよ」
上条「……ったく、痛いんだからな? この手で掴むのは」
美琴「ごっ、ごめ」
上条「さあ、行こうぜ」
美琴「……え……どこ、に?」
上条「上条さんのカウンセリング、受けてみませんか?」
上条「悩みがあるなら、俺が相談に乗ってやるよ。前にも言ったろ? 一人で抱え込むなって」
美琴「……ぅん」
上条「お前は誰だ! 一方通行でも、白井でもねえだろが! しっかりしろよ!」
上条「お前は、世界でたった一人しかいない、御坂美琴だろ!」
上条「レベルも所属も関係無い! 御坂美琴っていう一人の女の子だろうが!」
上条「もしお前が! 自分が自分じゃないほうが良い」
上条「他の誰かになっちまったほうが良いなんて、ふざけた事を言うのなら!」
上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」
美琴「……ク……カコ……です……の……」
美琴「……」
美琴「あ……アタシ……何を……」
上条「ようやく正気に戻ってくれたみたいだな」
美琴「アンタ……あ、手……」
上条「ああ。右手の指、骨折してんだよ」
上条「……ったく、痛いんだからな? この手で掴むのは」
美琴「ごっ、ごめ」
上条「さあ、行こうぜ」
美琴「……え……どこ、に?」
上条「上条さんのカウンセリング、受けてみませんか?」
上条「悩みがあるなら、俺が相談に乗ってやるよ。前にも言ったろ? 一人で抱え込むなって」
美琴「……ぅん」
学園都市で試験的に運用された、低能力者の能力向上のためのカウンセリング施設。
運用中に事故が発生し、一時は施設開発の凍結が意見に上げられたものの、
多くの利用者からの支持を受け、小規模からではあるが開設に至る。
利用者の多くは、その能力の向上心から焦りを生み、精神に多大なストレスを溜める傾向を持ち、
それを上手く解消させるカウンセラーの存在は、これからの学園都市に、必要不可欠なものとなるのかもしれない。
上条「……結局、あの施設での試験運用はレベル5が暴れたからって中止になっちまった」
上条「その原因の一端が、知り合いの俺にもあるとかで、バイト代はうやむやのうちに貰えなかった」
上条「あと、半日で今頃は……焼肉だったってのに……」
上条「はあ、不幸だ……」
美琴「だぁから! 悪かったと思って、こうして奢ってるじゃないの!」
上条「いや、でも自分で稼いだお金で食う焼肉は最高に美味いんですよ?」
美琴「アタシの奢るファミレスのご飯は美味しくないっての? はい、あーん」
上条「い、いやいや! とても美味しく頂いてますよー! ってか一人で食えるって!」
――
10721号「……道ばたで寝っ転がって、どうかしたのですか? とミサカは尋ねます」
インデックス「とうまが一週間も帰ってこないんだよ……お腹ぺこぺこなんだよ……!」
10721号「可哀相ですが、ミサカは南極に帰らなければならないので失礼致します。とミサカは哀れみながら立ち去ります」
インデックス「とうまー! お腹すいたんだよー!」バタバタ ギャー
10721号「ふへっ」
end
運用中に事故が発生し、一時は施設開発の凍結が意見に上げられたものの、
多くの利用者からの支持を受け、小規模からではあるが開設に至る。
利用者の多くは、その能力の向上心から焦りを生み、精神に多大なストレスを溜める傾向を持ち、
それを上手く解消させるカウンセラーの存在は、これからの学園都市に、必要不可欠なものとなるのかもしれない。
上条「……結局、あの施設での試験運用はレベル5が暴れたからって中止になっちまった」
上条「その原因の一端が、知り合いの俺にもあるとかで、バイト代はうやむやのうちに貰えなかった」
上条「あと、半日で今頃は……焼肉だったってのに……」
上条「はあ、不幸だ……」
美琴「だぁから! 悪かったと思って、こうして奢ってるじゃないの!」
上条「いや、でも自分で稼いだお金で食う焼肉は最高に美味いんですよ?」
美琴「アタシの奢るファミレスのご飯は美味しくないっての? はい、あーん」
上条「い、いやいや! とても美味しく頂いてますよー! ってか一人で食えるって!」
――
10721号「……道ばたで寝っ転がって、どうかしたのですか? とミサカは尋ねます」
インデックス「とうまが一週間も帰ってこないんだよ……お腹ぺこぺこなんだよ……!」
10721号「可哀相ですが、ミサカは南極に帰らなければならないので失礼致します。とミサカは哀れみながら立ち去ります」
インデックス「とうまー! お腹すいたんだよー!」バタバタ ギャー
10721号「ふへっ」
end
とにかく終わりです。乗っ取りだし、三日も残るとは思いませんでした。
支援・保守してくださった方々、ならびに読んでくださった方々、ありがとうございました。
支援・保守してくださった方々、ならびに読んでくださった方々、ありがとうございました。
おつ
キモくてウザくて可愛くていいビリビリだった
さて、一方さんのその後を書く作業に戻るんだ
キモくてウザくて可愛くていいビリビリだった
さて、一方さんのその後を書く作業に戻るんだ
打ち止め「ほぉら、ちゃんとお箸持って食べなきゃだめだよ、ってミサカはミサカはお箸を握らせる」
一方通行「……」
打ち止め「ねえ、美味しい? ミサカの作ったご飯、ってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「……」カクカク
打ち止め「あ! こぼしちゃだめでしょ! ってミサカはミサカは怒ってみる!」
打ち止め「汚れちゃったから、脱がないとね? ってミサカはミサカは言ってみる」
一方通行「……」ヌギヌギ
打ち止め「ふはぁーーっ! 貴方のパンツ、ゲッツ! ミサカはミサカは、もう……」
クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ……
一方通行「……」
一方通行(誰か……)
一方通行(助けてくれよォ……)
一方通行(三下ァ……! ヒーローなら、助けに来てくれてもいいんじゃねえかァ?)
一方通行(なまじ意識が残されてるのが……キツいんだァ)
一方通行(自分の意思では指一本動かせず、ガキの思うとおりに操作される毎日……)
一方通行(こんな『愛』なら、いらねェよ……!)
打ち止め「うふ、うふふ。腋の下、汗かいてるね! ミサカはミサカはご馳走を見つけちゃったり!」
ペロペロペロペロ……
こんなラブラブ生活書いても面白くないですからー ではおやすみなさい
一方通行「……」
打ち止め「ねえ、美味しい? ミサカの作ったご飯、ってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「……」カクカク
打ち止め「あ! こぼしちゃだめでしょ! ってミサカはミサカは怒ってみる!」
打ち止め「汚れちゃったから、脱がないとね? ってミサカはミサカは言ってみる」
一方通行「……」ヌギヌギ
打ち止め「ふはぁーーっ! 貴方のパンツ、ゲッツ! ミサカはミサカは、もう……」
クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ クッチャ……
一方通行「……」
一方通行(誰か……)
一方通行(助けてくれよォ……)
一方通行(三下ァ……! ヒーローなら、助けに来てくれてもいいんじゃねえかァ?)
一方通行(なまじ意識が残されてるのが……キツいんだァ)
一方通行(自分の意思では指一本動かせず、ガキの思うとおりに操作される毎日……)
一方通行(こんな『愛』なら、いらねェよ……!)
打ち止め「うふ、うふふ。腋の下、汗かいてるね! ミサカはミサカはご馳走を見つけちゃったり!」
ペロペロペロペロ……
こんなラブラブ生活書いても面白くないですからー ではおやすみなさい
サーシャスレ立てたいけど需要あるかどうかわからんのと書き続けられるかどうかが不安過ぎる
>>284クエイサーかと一瞬思ったがまぁ楽しみにしておく
ちゃんと書き溜めしとけよ?
ちゃんと書き溜めしとけよ?
乙
クソワロタ
せっかくだし
案出たSSどれも需要あったみたいだし、案を出した人は書こうか
クソワロタ
せっかくだし
案出たSSどれも需要あったみたいだし、案を出した人は書こうか
上条さんがホストクラブで働く
(学園都市にそんな風俗店あんのかと思うがこまけえことは(ry)
美琴それを聞きつけ入店
上条指名
↓
ハマる
上条目当てに毎日店に浸かる
自分の専属にしようと金貯めるためにしばらく行かない
貯まった頃には上条すでに誰かの専属になってた
これで
(学園都市にそんな風俗店あんのかと思うがこまけえことは(ry)
美琴それを聞きつけ入店
上条指名
↓
ハマる
上条目当てに毎日店に浸かる
自分の専属にしようと金貯めるためにしばらく行かない
貯まった頃には上条すでに誰かの専属になってた
これで
>>289
早く書いてくれ
早く書いてくれ
>>291
イギリス王室ってなんのこと?
イギリス王室ってなんのこと?
>>292
美琴より金持ちで上条さんのいるホストに通うやつなんてイギリスの王女と女王くらいしかいなくないか?
個人で使える金を考えたら今のところ一番金持ちな美琴が金貯める必要があるなら、国が動くしかないだろw
美琴より金持ちで上条さんのいるホストに通うやつなんてイギリスの王女と女王くらいしかいなくないか?
個人で使える金を考えたら今のところ一番金持ちな美琴が金貯める必要があるなら、国が動くしかないだろw
>>294
似合いすぎ
似合いすぎ
>>294
麦野「当麻くん、私の専属にならない?」
上条「え?」
麦野「ほーら、私レベル5だからお金いっぱいあるし、なってくれたらこれあげちゃおっかなー」ピラピラ
上条「ゴクリ…」
美琴「ちょっと待ったあぁーー!」
みたいな
麦野「当麻くん、私の専属にならない?」
上条「え?」
麦野「ほーら、私レベル5だからお金いっぱいあるし、なってくれたらこれあげちゃおっかなー」ピラピラ
上条「ゴクリ…」
美琴「ちょっと待ったあぁーー!」
みたいな
>>298
続き頼む
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ホストクラブくらいは、学区によっては存在してても有り得なくはないんじゃないかね
ホストかぶれの垣根くんが居るんだし
つーわけで安心して書けよ
ホストかぶれの垣根くんが居るんだし
つーわけで安心して書けよ
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