元スレハルヒ「今日は天気もいいし、みんなで自殺でもしましょ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
51 = 1 :
ハルヒ「どうしたのキョン? すっごいアホヅラして」
キョン「お、おい……俺たちは今、何について話してたんだっけ……?」
ハルヒ「はあ? 自殺に決まってるじゃない」
キョン「は!?」
ハルヒ「? 何をそんなに驚いてるのよ?」
キョン(こいつ正気か!? 何が自殺……ってか、このメッセージは……いかん、頭が混乱してきた)
古泉「いきなりどうしたと言うのです?」
みくる「キョンくん、これから皆で自殺しようって話をしていたんですよぉ。忘れちゃったんですかぁ?」
キョン(明らかに常軌を逸している……自殺!? ふざけるな! 意味が分からん!!)
52 = 1 :
キョン(栞に書かれたこのメッセージは、長門の字だ……と言う事はつまり……)
古泉「汗がすごいですねぇ。調子でも悪かったのですか?」
キョン「……す、すまんが……少しトイレに行ってきてもいいか」
古泉「? 構いませんけど……」
キョン「……」
バタン
キョン「…………なんなんだ、これは」
プルルルルルルルルル
キョン「!?」ビクッ
54 = 17 :
この状態で一人だけ正気に戻るのは怖いな
55 = 1 :
キョン「電話……?」
キョン(なんだこの表示……通知不可能……?)
キョン「……」ピッ
キョン「……もしもし」
「……聞こえてる?」
キョン「…………ああ、聞こえてるよ。……長門……だよな?」
「そう」
56 = 1 :
「そちらにアクセスするのに少し時間がかかってしまった」
キョン「長門っ……! これは、この世界は……何だ!? どう考えても……異常だっ、こんなのっ」
「落ち着いて。まずは私の話をよく聞いて」
キョン「はぁっ……はぁっ……」
「あなたは、私が栞に仕込んだプログラムによって正常な自我を取り戻した」
キョン「ああ……ありがとよ」
「あなたが今いるそこは、涼宮ハルヒの潜在的自殺願望によって作られた世界」
「そこは、全ての自殺、自害、自傷行為が積極的に肯定される世界」
「何らかの力が及び、あなた自身がそこへ組み込まれてしまったものだと思われる」
57 = 45 :
こんな世界だったらきがるにしねるのか・・・
58 :
最初はギャグSSかと思ったがこんな展開とは
59 = 28 :
急にシリアスになったな
61 :
栞が落ちた瞬間まるでグロ画像でも踏んだような感じになった
62 = 1 :
キョン「……なんだって……!?」
「タナトス、つまり死への憧憬、欲望は、涼宮ハルヒとて例外無く持っている」
「それが無意識の内に膨らみ、このような結果になったと考えられる」
「そちらへ……アクセスしづらく……ている……一旦……ザザッ……って……後で……ガガッ……る」
キョン「おい長門っ……!! どうすれば出られるんだ!? こっから出るには、どうしたらいいんだ!?」
「そ……は……ガガッ……ルヒ……を……ザッ……と……ガガッ」
キョン「おい! 聞こえないぞ!! 長門!!」
「…………ブツッ、プープープープー」
キョン「…………!!」
63 :
ハルヒってこんなひぐらし的なことがあるの?
64 :
なにこれこわい
いやガチで
66 :
なんかいいかんじになってきた
67 :
長田とは
69 = 1 :
キョン「……ははっ……畜生っ……!」
バターン!
ハルヒ「こらー!! キョーン! いつまでトイレに引き籠ってるつもりー!?」
キョン「うわっ!?」
ハルヒ「なんだ、もう済ましてたの? 廊下につっ立ってないで、さっさと戻ってきなさいよ」
キョン「あ……ああ」
ハルヒ「どうしたの? あんた大丈夫?」
キョン「……な……なんでも……ねーよ……」
ハルヒ「?」
71 :
キョン「…………」
古泉「調子は良くなりましたか?」
キョン「…………」
古泉「?」
ハルヒ「発表します!!」
みくる「……!」ドキドキ
長門「……」ワクワク
キョン「…………」
ハルヒ「我がSOS団の、歴史に刻むべき自殺方法は……」
古泉「……!」
72 = 71 :
ハルヒ「……飛び降りに決定!!」
古泉「おおお!」パチパチパチ
みくる「わぁ~!」パチパチパチ
長門「……ユニーク」
キョン(…………狂ってやがる)
ハルヒ「結構いいんじゃないこれ!? あたし飛び降りって好きよ?」
古泉「同感です。中々良い結果となりましたね」
みくる「いいですよね~……今からうっとりしちゃう」
長門「同感」
キョン「…………」
73 :
私怨
74 = 71 :
ハルヒ「……キョン? あんたさっきから黙ってばっかだけど」
古泉「どうかしたんですか?」
みくる「具合でも悪いんですかぁ……?」
長門「……?」
キョン(どうする……何て言えばいいんだ……? 分かんねえ……でも、こんな狂った場所からは一刻も早く逃れたい……!)
キョン「……悪いが、今日はちょっと……あの、用事があって……帰らせてもらえないか……?」
キョン(ちょっと……きついかな……?)
75 :
高いトコ苦手なキョンかわいそす
77 = 71 :
ハルヒ「はあ!? 今更何言ってんの!?」
キョン「……っ」
古泉「そうですよ。折角みんなで自殺しようと言うのに」
みくる「ここで帰るなんて、キョンくん酷いですぅ……」
長門「……」
キョン「い、いや……でも、はずせない用事がっ……」
キョン(糞っ……長門まで……なんでそんな顔をするんだ……! やめてくれっ……!)
ハルヒ「そんなにサボりたいの? みんなとの自殺が、そんなに嫌だって言うの!?」
キョン「そっ……そんなの嫌に決まってるだろっ!!」
キョン「…………あっ……」
78 = 71 :
古泉「……今、何と…………?」
みくる「えっ……!?」
長門「…………」
ハルヒ「…………キョ、キョン……?」
キョン「……ッ……」
キョン(何なんだこの雰囲気はッ……!! そんなに変な事を言ったのか!? 俺はっ……!!)
キョン「いっ……いや、そんな……そういう意味じゃ、なくて、な? その……」
82 :
>>42でなんか面白いこと書いてあるのかな?って思って読んでたら
>>43ですげー怖くなった
83 :
おい
おい
85 :
||A`)<風呂かな…?
||A`)<シ・エン
86 :
ふっと死にたくなるときあるよな
後悔からとかじゃなくてオナニーしたいのと同じ感覚で死にたくなる
87 = 71 :
ハルヒ「…………」
古泉「…………」
みくる「…………」
長門「…………」
キョン「やっ……やめてくれ! 俺そんなに変な事言ったか!? 誰だって死ぬのは怖いじゃないか!! そうだろ!?」
ハルヒ「……キョン」
キョン「あ!?」
ハルヒ「見損なったわ……あんた、最低ね」
88 :
自殺も生き方の選択肢の一つにすぎねー
それを乗り越えるとより強く「生」を感じられるようになる
89 :
こわいよ
90 = 71 :
キョン「は……!?」
みくる「うっ……ぐすっ……キョンくん……ひどいですぅ……」
古泉「……言っていい冗談と、悪い冗談があるのではないですか?」
長門「…………」
キョン(もう……意味が分かんねえ……何なんだよっ……こいつら、真面目な顔して何言ってんだよ……!)
キョン(逃げたい……さっさとこの部屋から、この場所から……姿を消したいっ……!!)
キョン「うっ……うわああああああああッ!!!」ダッ
ハルヒ「キョン!!」
91 = 71 :
バタンッ……
キョン「はあっ……はあっ……」
キョン(どこへ逃げればいいっ……!? そもそもこの世界に安全な場所なんて、あるのかっ……!?)
谷口「よおーキョン! そんなに急いで、どこ行くんだ?」
キョン「!?」
谷口「お前、今日は涼宮んとこ行ってないのか?」
キョン「谷ぐ……!?……おっ……お前ッ……!?」
谷口「ああ、これか? さっき国木田の自害の介錯やっててさー、随分と返り血浴びちまったよ」
92 :
歪みの国のアリスのEDの一つ思い出した
93 :
しえんたー
94 :
まさか…アホの谷口まで…!?
96 = 71 :
キョン「あっ……うああっ……ぁ……」
谷口「今時古臭いやり方だよなー。切腹なんて痛いだけじゃねえか! そう思わねえかキョン?」
キョン「……ッ」ガタガタガタ
谷口「ほら見てみ教室ん中! 俺が見事な剣さばきで斬り落としたから、まだピクピク動いてやがるぜ!」
国木田「…………」ビクッ ビクビクッ
キョン「ぎゃああああああああああああ!!!!」
谷口「おいどうしたキョン! おーい!」
97 :
神展開
98 :
自殺で卒業する漫画思い出した
100 :
みんなの評価 : ★★★
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