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元スレ佐天「あたし、死んじゃったんだ…」
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佐天「そうなって・・・親しい人を襲っていくんですか・・・?」
上条「ああ」
上条「さっき俺が言った周りの影響ってのなんだが」
上条「佐天さんはそうなってから一番最初に会ったのが初春ってひとなのか?」」
佐天「は、はい」
上条「なら今の佐天さんを作るのに、多分その初春さんが一役買ってるはずだ」
佐天「初春が?」
上条「ああ」
上条「さっき俺が言った周りの影響ってのなんだが」
上条「佐天さんはそうなってから一番最初に会ったのが初春ってひとなのか?」」
佐天「は、はい」
上条「なら今の佐天さんを作るのに、多分その初春さんが一役買ってるはずだ」
佐天「初春が?」
上条「初春さんとは仲が良かったんだろ」
佐天「はい、初春はあたしの親友です」
上条「その初春さんが、AIM拡散力場の中を漂っていた佐天さんを」
上条「その・・・えっと・・・強い想いって感じなのかな? 」
上条「要するに、初春さんの強い思いが今の佐天さんを作る手助けをしたってことだ」
佐天「なんか・・・またえらくアバウトですね・・・」
上条「すまん・・・俺も全然理解できてないんだ・・・」
佐天「はい、初春はあたしの親友です」
上条「その初春さんが、AIM拡散力場の中を漂っていた佐天さんを」
上条「その・・・えっと・・・強い想いって感じなのかな? 」
上条「要するに、初春さんの強い思いが今の佐天さんを作る手助けをしたってことだ」
佐天「なんか・・・またえらくアバウトですね・・・」
上条「すまん・・・俺も全然理解できてないんだ・・・」
上条「とにかく、生きてたときに親しかった人を襲うのは間違いないんだ」
上条「今まで俺が見てきたのはみんなそうだった」
上条「多分、生前の記憶に強く残ってるものに向かって行ってしまうんだろうな」
上条「佐天さんと初春さんは相当結びつきが強いみたいだから、きっと一番に狙われると思う」
佐天「今までって・・・ひょっとして、あたし以外にもこんな風になっちゃった人っているんですか?」
上条「レベルアッパーを使った人は、死後にそうなる可能性がある。」
上条「実際、俺はそういうのを何度か見てきたし」
上条「今まで俺が見てきたのはみんなそうだった」
上条「多分、生前の記憶に強く残ってるものに向かって行ってしまうんだろうな」
上条「佐天さんと初春さんは相当結びつきが強いみたいだから、きっと一番に狙われると思う」
佐天「今までって・・・ひょっとして、あたし以外にもこんな風になっちゃった人っているんですか?」
上条「レベルアッパーを使った人は、死後にそうなる可能性がある。」
上条「実際、俺はそういうのを何度か見てきたし」
佐天「そして・・・消してきたんですか? その人たちを・・・?」
上条「正直、それは人じゃなかったけどな」
佐天「どういうことですか・・・?」
上条「佐天さんみたいなのはこれが初めてなんだ」
上条「俺が今まで見てきたのは、佐天さんみたいに人格なんかなかった」
上条「このイヤホンも本当は声を聞くものじゃなくて、この眼鏡と合わせてそいつらの位置をつかむためのものだったんだ」
上条「会話なんかできるもんじゃなかったから」
上条「だから・・・消すことに抵抗はなかった・・・」
佐天「あたしは、少し特別なんですね?」
上条「ああ。だからあの時、声をかけてみようってなったんだ」
佐天「そう・・・だったんですか・・・」
上条「正直、それは人じゃなかったけどな」
佐天「どういうことですか・・・?」
上条「佐天さんみたいなのはこれが初めてなんだ」
上条「俺が今まで見てきたのは、佐天さんみたいに人格なんかなかった」
上条「このイヤホンも本当は声を聞くものじゃなくて、この眼鏡と合わせてそいつらの位置をつかむためのものだったんだ」
上条「会話なんかできるもんじゃなかったから」
上条「だから・・・消すことに抵抗はなかった・・・」
佐天「あたしは、少し特別なんですね?」
上条「ああ。だからあの時、声をかけてみようってなったんだ」
佐天「そう・・・だったんですか・・・」
佐天「あたしは、あとどのくらいでなっちゃうんですか?」
佐天「その・・・AIMバーストに・・・」
上条「・・・わからない」
上条「俺の依頼主さんも、佐天さんがいつそうなるか、わからないって言ってた」
上条「でも、そんなにはもたないだろうって・・・」
佐天「そうですか・・・」
佐天「その・・・AIMバーストに・・・」
上条「・・・わからない」
上条「俺の依頼主さんも、佐天さんがいつそうなるか、わからないって言ってた」
上条「でも、そんなにはもたないだろうって・・・」
佐天「そうですか・・・」
佐天「上条さん、お願があります」
上条「なんだい?」
佐天「あたしを消すの、もう少しだけ待ってもらいたいんです」
佐天「あたし、もう少しだけでも、こうしていたいんです」
佐天「あと一日だけ・・・一日だけでいい・・・」
佐天「お願いします、あたし逃げも隠れもしませんから・・・」
佐天「あ、もし上条さんだけじゃ決められないことなら、その依頼主さんに相談して・・・」
上条「いいよ」
佐天「え・・・?」
上条「一日くらいなら、佐天さんならきっと大丈夫だと思うから」
佐天「・・・ありがとうございます。」
上条「なんだい?」
佐天「あたしを消すの、もう少しだけ待ってもらいたいんです」
佐天「あたし、もう少しだけでも、こうしていたいんです」
佐天「あと一日だけ・・・一日だけでいい・・・」
佐天「お願いします、あたし逃げも隠れもしませんから・・・」
佐天「あ、もし上条さんだけじゃ決められないことなら、その依頼主さんに相談して・・・」
上条「いいよ」
佐天「え・・・?」
上条「一日くらいなら、佐天さんならきっと大丈夫だと思うから」
佐天「・・・ありがとうございます。」
上条「じゃあ、明日のこの時間にまたここでってことでいいかな?」
佐天「はい。すみまさん、無理言って・・・」
上条「すみません、勝手な約束して・・・」
木山「いや、かまわない」
佐天「はい。すみまさん、無理言って・・・」
上条「すみません、勝手な約束して・・・」
木山「いや、かまわない」
木山「私も、彼女の話を聞いていて大丈夫だと思っていたところだ」
上条「先生と佐天さんて知り合いなんですよね? やっぱり先生が直接説明してあげたほうがよかったんじゃ・・・」
木山「どの面して会えばいいと言うんだ?」
木山「あの佐天涙子を作り出してしまったのは私なんだぞ・・・」
上条「先生と佐天さんて知り合いなんですよね? やっぱり先生が直接説明してあげたほうがよかったんじゃ・・・」
木山「どの面して会えばいいと言うんだ?」
木山「あの佐天涙子を作り出してしまったのは私なんだぞ・・・」
佐天「ハァ・・・」
佐天「まいったな・・・・」
佐天「思い出しちゃったよ・・・全部・・・」
佐天「そっか・・・」
佐天「あたし、死んじゃったんだ…」
佐天「あと一日・・・」
佐天「あと24時間の・・・」
佐天「あたしの人生・・・」
佐天「いや、もう人生じゃないのか?」
佐天「こういう場合はなんて言うんだろ?」
佐天「ま、呼び方なんてどうでもいっか」
佐天「ハァ・・・」
佐天「・・・やだな・・・」
佐天「死にたく・・・ないよ・・・」
佐天「まいったな・・・・」
佐天「思い出しちゃったよ・・・全部・・・」
佐天「そっか・・・」
佐天「あたし、死んじゃったんだ…」
佐天「あと一日・・・」
佐天「あと24時間の・・・」
佐天「あたしの人生・・・」
佐天「いや、もう人生じゃないのか?」
佐天「こういう場合はなんて言うんだろ?」
佐天「ま、呼び方なんてどうでもいっか」
佐天「ハァ・・・」
佐天「・・・やだな・・・」
佐天「死にたく・・・ないよ・・・」
佐天「あれ・・・」
佐天「やだな・・・」
佐天「泣くなよ・・・涙子・・・」
佐天「あんたのルイは・・・うれし涙のルイだろ・・・」
佐天「お母さんと・・・お父さんに・・・怒られちゃうぞ・・・?」
佐天「弟にも・・・笑われちゃうぞ・・・?」
佐天「だから・・・こんなことで・・・泣いちゃだめだよ・・・」
佐天「泣くな・・・」
佐天「泣くな・・・・・・」
佐天「やだな・・・」
佐天「泣くなよ・・・涙子・・・」
佐天「あんたのルイは・・・うれし涙のルイだろ・・・」
佐天「お母さんと・・・お父さんに・・・怒られちゃうぞ・・・?」
佐天「弟にも・・・笑われちゃうぞ・・・?」
佐天「だから・・・こんなことで・・・泣いちゃだめだよ・・・」
佐天「泣くな・・・」
佐天「泣くな・・・・・・」
佐天「・・・ふう」
佐天「よし、泣くのやめ!」
佐天「行動しよう! 残された時間は限られてるんだ!」
佐天「とりあえずどうしようか・・・」
佐天「こんな時間じゃみんな寝ちゃってるだろうし・・・」
佐天「そういやあたしの部屋ってどうなってるんだろ?」
佐天「行ってみるか」
佐天「・・・部屋の鍵ないんだっけ」
佐天「入れるかな・・・?」
佐天「よし、泣くのやめ!」
佐天「行動しよう! 残された時間は限られてるんだ!」
佐天「とりあえずどうしようか・・・」
佐天「こんな時間じゃみんな寝ちゃってるだろうし・・・」
佐天「そういやあたしの部屋ってどうなってるんだろ?」
佐天「行ってみるか」
佐天「・・・部屋の鍵ないんだっけ」
佐天「入れるかな・・・?」
佐天「さてと、こうして部屋のドアの前にいる涙子ですが」
佐天「中に入れるのでしょーか!?」
佐天「・・・っと?」
佐天「すり抜けちゃった・・・」
佐天「侵入成功! ・・・て、泥棒さんじゃないんだから・・・」
佐天「あー・・・」
佐天「見事になんもないね・・・」
佐天「お母さんたちが来て持って帰ったのかな?」
佐天「中に入れるのでしょーか!?」
佐天「・・・っと?」
佐天「すり抜けちゃった・・・」
佐天「侵入成功! ・・・て、泥棒さんじゃないんだから・・・」
佐天「あー・・・」
佐天「見事になんもないね・・・」
佐天「お母さんたちが来て持って帰ったのかな?」
佐天「そういやあたしの遺体ってどうなってんだろ?」
佐天「っていうか、あたしのこと殺した犯人ってどうなってるんだろ?」
佐天「捕まったのかな?」
佐天「いや、御坂さんが探してたのがきっとそれだから、まだ捕まったないんだ・・・」
佐天「っていうか、あたしのこと殺した犯人ってどうなってるんだろ?」
佐天「捕まったのかな?」
佐天「いや、御坂さんが探してたのがきっとそれだから、まだ捕まったないんだ・・・」
佐天「ふう・・・」
ー白井「そんな甘い考えだから、佐天さんが被害に遭われたんですのよ」ー
ー固法「佐天さんが殺されたのは事実よ でもだからって」ー
佐天「・・・白井さん、固法さん」
ー白井「そんな甘い考えだから、佐天さんが被害に遭われたんですのよ」ー
ー固法「佐天さんが殺されたのは事実よ でもだからって」ー
佐天「・・・白井さん、固法さん」
ー上条「認めたくないってのはわかるけどさ」ー
佐天「・・・なるほど」
佐天「あの会話が聞き取れないって思ったのは、そういうことだったんですね・・・」
佐天「聞こえないふりをしてたんだ・・・あたし・・・」
佐天「そうやって不都合な情報を遮断して」
佐天「今のあたしの存在を守ってたんだ・・・」
佐天「死んでもあたしは」
佐天「自分勝手だな・・・」
佐天「・・・なるほど」
佐天「あの会話が聞き取れないって思ったのは、そういうことだったんですね・・・」
佐天「聞こえないふりをしてたんだ・・・あたし・・・」
佐天「そうやって不都合な情報を遮断して」
佐天「今のあたしの存在を守ってたんだ・・・」
佐天「死んでもあたしは」
佐天「自分勝手だな・・・」
佐天「お母さん・・・」
佐天「会いたいな・・・」
佐天「・・・無理だよね、もう時間ないし・・・」
佐天「っていうか、会っても何もできないし・・・」
佐天「・・・ん?」
佐天「上条さんのあの眼鏡とイヤホンがあれば」
佐天「他の人とも会話できるじゃん!!」
佐天「イケる! このアイディア!!」
佐天「会いたいな・・・」
佐天「・・・無理だよね、もう時間ないし・・・」
佐天「っていうか、会っても何もできないし・・・」
佐天「・・・ん?」
佐天「上条さんのあの眼鏡とイヤホンがあれば」
佐天「他の人とも会話できるじゃん!!」
佐天「イケる! このアイディア!!」
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