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    元スレ古泉「学園都市……!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - とある + - ひぐらしのなく頃に + - キョン + - バンド + - 学園都市 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 神裂 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 94 :

    上条「すまない古泉、俺にとってのお前は俺と仲良くしてきた親友。その記憶しかない」

    土御門「右に同じだ」

    古泉「そうですか……」

    親友の意見に揺るがされた、今の今まで無根拠に信じていた自分の正体。
    もしかしたら涼宮ハルヒは僕の作った幻想でしかないのかもしれない。

    土御門「だが古泉。記憶が、記録が真実とは限らない」

    古泉「えっ?」

    土御門「記憶も記録も儚いもの。俺たちは幻想を抱いてるだけさ」

    202 = 94 :

    古泉「どういう意味です」

    土御門「曲げようのない事実として、数日前に次元断層観測装置が次元の揺れを観察した」

    古泉「つまり、異世界から何かがきた可能性があるんですね」

    土御門「ああ」

    上条「まて古泉が異世界人で俺たちの記憶は偽物とでも言いたいのか?」

    土御門「ご名答」

    上条「いくら記憶が不確かでも古泉を作り出すのは不可能だ!」

    土御門「記憶って何だかわかるか上ヤン?」

    上条「はあ?」

    土御門「幻想さ」

    土御門「電気信号が見せている幻想なんだよ……!」

    203 = 155 :

    なんということでしょう

    204 = 94 :

    土御門「おそらく、古泉は何らかの事故でこの世界にきた。そして誰かその価値に気がついた人物がいる」

    古泉「価値、といいますと?」

    土御門「お前が言ってた涼宮ハルヒとやらの力や神人の力かもしれん」

    古泉「その何者かが記憶や記録をいじっている?」

    土御門「ああ」

    上条「待て待て、人の記憶や電子の記録を操れる人間。それも大量に操れる人間がどれだけいる?」

    土御門「たくさんいるだろ?」

    上条「まさか……」

    土御門「御坂美琴と妹達さ……!」

    第三話禁書サイド完

    205 = 94 :

    次はハルヒサイド書きます

    とりあえずおやすみなさい

    206 :

    えっ

    207 = 155 :

    おやすおつ

    210 = 150 :

    おやすみ

    213 :

    おもしろいなぁ保守

    214 = 94 :

    お待たせしました

    30分ごろから投下したいと思います

    215 = 94 :

    その日は珍しく古泉は休みだった。

    ハルヒ「古泉君が休み?珍しいわね?」

    古泉だって人間だ。学校を休むことぐらいあるだろう。

    ハルヒ 「確かに、あんたが不完全すぎるから、古泉君を完璧人間のように思ってた節があるわね」

    おいおい、そりゃどういう意味だ?

    ハルヒ「そのまんまの意味よ」

    みくる「確かに古泉君が休みって何か想像つかなかったです」

    言われてみれば、俺も古泉が学校を休むというのは考えてもみなかった。
    あの涼宮ハルヒ教の狂信者が教祖さまを拝まない日が来ようとはな……。

    216 = 94 :

    長門「……」

    相変わらず若干一名は古泉などどうでも良さそうに本を読んでいる。
    あとで長門に古泉の休みの理由を聞いてみよう。本人に連絡するのは何だか癪だからな。
    オセロ相手もいないので、適当に見繕った部室の本に手を出す。


    みくる「キョンくん、何だか退屈そう」


    本がつまらないわけではなかった。しかし俺は確かに退屈だった。
    言われても認めたくなかったが、それは多分真実なんだろう。

    217 = 115 :

    おはよう支援

    218 = 94 :

    案外、古泉がいないだけで部室の空気というものは変化するんだな。
    古泉一樹は谷口や国木田とはタイプの違う友人だ。つまりは非日常の共有者。

    共通の秘密を持ち共通の困難に立ち向かった仲間だし、SOS団で俺除き唯一の男というのもポイント高いな。
    宇宙人や未来人や神様よりも、話は通じるし、普段は普通の人間だしな。




    その日、俺はただ純粋に古泉とオセロがしたかった。




    言っとくが、俺はホモじゃない

    219 = 213 :

    >>214
    おはよう
    楽しみにしてる

    220 = 94 :

    長門がご執心の自身の本をパタリととじる。なんだか今日は帰るのが早い気がするな。
    最近日が延び始めたからだろうか?とりあえず荷物をまとめて帰り支度をする。
    結局、あの野郎は来なかったな。まったく、つまらん。

    帰り道、普段は古泉と話すが、今日はSOS団が誇る才女とお話だ。

    キョン「長門、今日読んでた本どうだった?」

    長門「シュール……」

    シュール、その概念を長門が理解できるのか少々気になる。
    最近、人間味の増してきた長門でもハードルが高すぎる気がする。
    長門は安部公房という作家のハードカバーを読んでいたんだったかな?


    キョン「なあ長門、古泉は……」

    221 = 94 :

    俺の質問は途中で打ち消された。なぜなら長門が俺の唇に人差し指で封をしたからである。
    意外だった。長門がじっとこちらを見ながら唇に人差し指をあてる動作は意外なものだった。
    長門は無表情のまま続ける。

    長門「今日、朝比奈みくるとうちに来て……」

    まったく、こんなにワクワクしない両親が留守の女子の家へのお誘いもなかろう。
    その後、俺は長門をハルヒにあてがい。朝比奈さんにメッセージを伝え、長門のマンションに向かった。

    みくる「長門さん何の用でしょう?」

    焦りと困惑が表情に滲む朝比奈さん。

    キョン「行けばわかりますよ」

    マンションに入るのに必要な些事をすませて長門の部屋まで来た。

    222 = 94 :

    長門「入って……」

    相変わらずの無機質な部屋へ通される。今度SOS団で家具でも買いに行こう。
    俺たちはかつて長門の電波話を聞かされたローテーブルに座るー

    長門「お茶……」

    みくる「はっ、はい、只今ぁ」

    長門「飲む……?」

    妙な間を空けるから朝比奈さんが慌ててしまった。長門流のジョークなのか?
    長門があつーいお茶を差し出す。それが若干温くなってから長門は話を切り出した。

    長門「古泉一樹は世界から消失した」

    思わず茶を吹き出しそうになってしまう。

    キョン「は?」

    223 = 94 :

    みくる「あの、どういう意味ですか?」

    長門「古泉一樹は今現在、この世界にはいない……」

    おいおい、話がつかめないぞ、長門

    長門「古泉一樹は死んだと表現するのが適当かもしれない」

    俺の横で朝比奈さんが失神して倒れていくのが見える。

    体中から脂汗が分泌されていくのがはっきりとわかってしまう。



    長門、冗談はよせ

    224 = 94 :

    長門「冗談ではない……。古泉一樹は消失した……」

    長門「異世界人の手で、消失させられた……」

    ……?

    長門「古泉一樹は異世界に召喚された」

    頭が痛くなる。脈絡なしに異世界人登場、古泉は異世界行き。酷い悪夢だ。

    長門「これは現実の問題、目はそらせない」

    俺は、俺たちは何をすればいい?

    225 = 94 :

    それがわかってるから呼んだんだろ?

    長門「方法は一つだけある」

    とっとと話してくれ。

    長門「こちらから古泉一樹を召喚し直す」

    どうやって?

    長門「涼宮ハルヒの力の暴走……」

    暴走?

    長門「彼女の精神にアクセスして、ムリヤリ古泉一樹に干渉する」

    俺や朝比奈さんはそのためには具体的には何をするんだ?

    長門「涼宮ハルヒの興味の全てを古泉一樹に向けさせて」





    その日からは苦労の連続だ。古泉がUFOにさらわれた話やら何やらでっち上げてハルヒの興味をひこうとしたが無理な話。
    団長はいつも以上にムスッとしてたまにお茶をすする以外は微動だにしない。古泉、待ってろよ。

    226 :

    紫煙

    228 :

    残ってた紫煙
    古泉かっこよすぎる

    233 = 93 :

    支援
     
    頑張って完結させてくれ

    234 :

    古泉はもっとフラグ立てていい気がする

    235 :

    ハルヒが戻ってこいとちょいと思えば戻ってこれるのか 最強だな

    237 = 94 :

    その日からは苦労の連続だ。古泉がUFOにさらわれた話やら何やらでっち上げてハルヒの興味をひこうとしたが無理な話。
    団長はいつも以上にムスッとしてたまにお茶をすする以外は微動だにしない。古泉、待ってろよ。
    古泉がいないSOS団は思った以上に、実に味気ないものだ。あのにやけ面を拝みたくなるとはね。

    世の中何が起こるかわからないもんだ。




    朝比奈さんとの綿密な相談のすえ、今日は古泉がマーライオンの生まれ変わりという話でいくことにした。


    第三話ハルヒサイド完

    238 = 94 :

    第三話完です

    さるさんくらったんで大分感覚があいてしまいました

    次は佐天さん主人公の第四話です

    240 = 228 :

    古泉と佐天さんがイチャコラチュッチュすんのか
    許せんけど支援

    242 = 146 :

    え、あ、まだか?

    243 :

    古泉と聞いて

    244 = 94 :

    最近、以前よりずっと毎日が楽しい気がする。それは何故かと言われれば答えるのは簡単だ。
    だけど、それを口に出してしまうのは私には余りにも気恥ずかしい。
    この前はお茶にも誘ってもらったし、私でも何とかなるかな……。

    初春「佐天さん、何にやにやしてるんですか?」

    佐天「うっ、初春、いたの?」

    初春「二人でファミレス来てるのにいたのはないですよ……」

    245 = 94 :

    一方通行「ざけンなァ!あの優男は暗部と関係ねェってかァ!」

    近くの席の人が急に騒ぎ出した。白髪に赤い眼、なんだか近寄りがたい怖い雰囲気。

    土御門「ああ、お前はもう少しで一般人を殺すとこだったんだぞ!!」

    またまた近寄りがたい金髪グラサンが力強く相手に返す。殺す、なんて恐ろしいワードを使ってるし。
    二人ともなんだか危ない雰囲気をまとっている。

    246 = 94 :

    土御門「そもそも、お前の任務は絹旗最愛の回収だけだったはずだ」

    一方通行「くく、絹旗最愛回収の邪魔だったンだよォ!それにデータベースによりゃアイツはスクールの……!」

    金髪グラサンがやれやれといった表情で切り返す。

    土御門「馬鹿野郎!それは偽情報だ!お前ははめられたんだよ……!!」

    一方通行「ンだとォ?偽情報?学園都市の情報なんて弄れるのは俺やアイツぐらいだろ?有り得ねェっつの!」

    土御門「これ以上はここじゃ話せない、例の場所へ行こう」

    二人組はさっさと去っていった。

    247 = 94 :

    佐天「なんだか怖い人たちだったね」

    初春「そうですか?」

    佐天「ジャッジメントって、ああいう物騒なこと言う人たちは逮捕しないの?」

    初春「ジャッジメントは基本的には現行犯逮捕ですから」

    初春も案外観察力がある。初春が危険視しないなら彼らは敵性人物ではないのだろう。

    初春「ただ、あの人たちの会話で気になったことが……」

    佐天「何それ?」

    初春「ええ、データベースの偽情報……」

    早起きしても早寝はノンノンノン♪

    初春の甘ったるい着うたがファミレス内に響く。

    249 = 94 :



    初春「すいません佐天さん、もしもし初春です」

    相変わらずのとびきりの笑顔で電話に出た初春、可愛らしいやつだ。
    しかし、徐々に可愛らしい顔が曇っていく。

    初春「うそ……ですよね……?」

    初春の目に涙が溜まり、手から電話を落とす。

    初春「古泉さんが……重傷……」

    佐天「はあっ?」

    有り得ない、レベル5に最も近い男と言われる古泉さんが怪我だなんて……。
    信じられない。信じたくない。私のヒーローが酷い目にあうのは嫌だ……。

    佐天「どっ、どこなの病院はどこなの!?」

    とても平静を保ってはいられない。頭の中はぐちゃぐちゃだ。

    250 = 94 :

    黒子「私が案内しますわ」

    瞬間、横にはいつもの大人びた美しい少女が暖かい笑みとともに現れた。少しだけ平静が帰ってきた。

    黒子「慌てないでくださる?」

    佐天「白井さん……」

    不安で不安で仕方なく、思わず白井さんをしっかりと抱きしめてしまう。

    黒子「まあまあ、私が王子様のとこまでお連れしますわ」

    そう言ったと思った次の瞬間には私と白井さんは電柱の上だった。

    佐天「へ?」

    黒子「病院まで飛ばしますわよ!!」

    佐天「ひやああああっ!」

    何度かの跳躍、気付けばすぐに病室の前まで来ていた。

    黒子「初春が待ってますので、私は失礼いたします」

    それだけ言ってテレポートで姿を消してしまった。彼女なりに気を遣ってくれたのだ。


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