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元スレ古泉「学園都市……!」
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クローゼットはさらにゆっくりと開き続け、中から何かを吐き出した。
古泉「こんばんは、お嬢さん」
古泉一樹!
なぜ奴が生きている?まさか蘇ったとでも言うのだろうか?
いや、どうしてクローゼットから出てきたんだ?
ベッドの方を向くと超首絞めたはずの古泉が寝ているのが見える
いや、超正確には古泉の変わり身となった……。
古泉「こんばんは、お嬢さん」
古泉一樹!
なぜ奴が生きている?まさか蘇ったとでも言うのだろうか?
いや、どうしてクローゼットから出てきたんだ?
ベッドの方を向くと超首絞めたはずの古泉が寝ているのが見える
いや、超正確には古泉の変わり身となった……。
インッデクスォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
絹旗「マネキンがベッドにいる!?」
思わずベッドに注視してしまう。
古泉「油断大敵ですよ」
超油断大敵とはまさにこのこと、クローゼットから出てきた古泉がつっかえ棒で後頭部を殴る。
絹旗「くっ!」
つっかえ棒がぐにゃりと曲がる。窒素装甲でダメージほぼゼロとはいえ超不意をとられた。
古泉「おや、頑丈な頭ですね」
絹旗「超意味不明です。あんた一体……?」
古泉「人殺しに喋る義務はありませんよ」
思わずベッドに注視してしまう。
古泉「油断大敵ですよ」
超油断大敵とはまさにこのこと、クローゼットから出てきた古泉がつっかえ棒で後頭部を殴る。
絹旗「くっ!」
つっかえ棒がぐにゃりと曲がる。窒素装甲でダメージほぼゼロとはいえ超不意をとられた。
古泉「おや、頑丈な頭ですね」
絹旗「超意味不明です。あんた一体……?」
古泉「人殺しに喋る義務はありませんよ」
超笑顔で超キツい、こいつを超トーシローだと思ったのは間違えだった。
暗殺は超失敗、とにかくここから去らなければならない。
暗殺は一般人にバレないものというセオリーを敗れば超お仕置きは間違いない。
古泉にタックルを食らわせて部屋の外に出る。半ば飛び降りるように階段を下ってマンションから逃げる。
絹旗「超簡単な仕事なのに超マズった……」
暗殺は超失敗、とにかくここから去らなければならない。
暗殺は一般人にバレないものというセオリーを敗れば超お仕置きは間違いない。
古泉にタックルを食らわせて部屋の外に出る。半ば飛び降りるように階段を下ってマンションから逃げる。
絹旗「超簡単な仕事なのに超マズった……」
古泉「ええ、あなたは超三流ですね」
後ろではニヤリと笑う美青年……。一瞬で背筋が凍りつく。
どうやって最初の襲撃を逃れたのか。どうやって階段を全力で降りた自分に追いついたのか。
超理解不能、超不可思議、得体のしれない恐怖が身を包む。
絹旗「古泉一樹、一体何者ですか……!?」
場数をこなしてきた自分を逆に追い詰め、相手は余裕の笑みを浮かべて答える。
古泉「学園都市では珍しくもない、超能力者ですよ」
後ろではニヤリと笑う美青年……。一瞬で背筋が凍りつく。
どうやって最初の襲撃を逃れたのか。どうやって階段を全力で降りた自分に追いついたのか。
超理解不能、超不可思議、得体のしれない恐怖が身を包む。
絹旗「古泉一樹、一体何者ですか……!?」
場数をこなしてきた自分を逆に追い詰め、相手は余裕の笑みを浮かべて答える。
古泉「学園都市では珍しくもない、超能力者ですよ」
絹旗襲撃の少々前……
古泉「全部、森さんのせいだ」
クローゼットの中で思わず愚痴を零す。
機関で受けた森さんによるサバイバル訓練のおかげで警備が完璧な場所ではないとベッドでは寝れない体になってしまった。
そのせいで今日の寝床は無機質なクローゼットの中である。全く、なんて酷い訓練に適応してしまったのだろう。
おまけに寝ながらでも少々の物音にも反応できるようになったため、機関では超能力ゲリラなどというニックネームまでついてしまった。
古泉「全部、森さんのせいだ」
クローゼットの中で思わず愚痴を零す。
機関で受けた森さんによるサバイバル訓練のおかげで警備が完璧な場所ではないとベッドでは寝れない体になってしまった。
そのせいで今日の寝床は無機質なクローゼットの中である。全く、なんて酷い訓練に適応してしまったのだろう。
おまけに寝ながらでも少々の物音にも反応できるようになったため、機関では超能力ゲリラなどというニックネームまでついてしまった。
今でも森さんと過ごした昔の情景がありありと思い浮かぶ。
森「古泉ぃっ!横になって寝るなと言っただろうがあ!」
古泉「森さん、立ち寝なんて無理です……」
連日連夜の森さんからの無茶な要求で体の悲鳴と涙が止まらない。そこにすかさず森さんのビンタ。
森「教官殿と呼べと指導しただろう!」
古泉「サーイエッサー!」
後で聞いた話だが、訓練は全部森さんの趣味だったらしく、機関に入ってからこの技術が役にたったことは一度もない。
森「古泉ぃっ!横になって寝るなと言っただろうがあ!」
古泉「森さん、立ち寝なんて無理です……」
連日連夜の森さんからの無茶な要求で体の悲鳴と涙が止まらない。そこにすかさず森さんのビンタ。
森「教官殿と呼べと指導しただろう!」
古泉「サーイエッサー!」
後で聞いた話だが、訓練は全部森さんの趣味だったらしく、機関に入ってからこの技術が役にたったことは一度もない。
覚醒ヒロイズムを聞きながらレスを読む
古泉かっけぇー!!!!
古泉かっけぇー!!!!
そんなわけでいつもの癖でベッドにダミーのマネキンを置いて、クローゼットで寝ていたら暗殺者というわけだ。
まさか本当に役立つ日が来るとは……。
森さん、いえ、教官殿のおかげで自分は助かりました。
相手はベッドにマネキンの変わり身がいた時点で相当ビビっている。苦労して部屋に持ち込んで良かった。
なし崩し的にしたつっかえ棒での攻撃も不意打ちとして相手の精神に与えたショックは大きかったらしい。
相手は気圧されている。
まさか本当に役立つ日が来るとは……。
森さん、いえ、教官殿のおかげで自分は助かりました。
相手はベッドにマネキンの変わり身がいた時点で相当ビビっている。苦労して部屋に持ち込んで良かった。
なし崩し的にしたつっかえ棒での攻撃も不意打ちとして相手の精神に与えたショックは大きかったらしい。
相手は気圧されている。
気圧されて、その混乱が尾をひいたのだろう。相手は愚かにも活動の視野を狭めてしまった。
エレベーターがあるマンションでわざわざ階段で降りてしまったために、エレベーターを使った僕に追い付かれた。
勝利のピースは既に揃った!
エレベーターがあるマンションでわざわざ階段で降りてしまったために、エレベーターを使った僕に追い付かれた。
勝利のピースは既に揃った!
絹旗「あんた変わり身といい、移動といい、超タダ者じゃないですよね……」
すいません、超勘違いです。
古泉「あなたごときに遅れをとるはずがないでしょう?」
相手が動揺してるときこそ、虚勢が栄える。これも森さんの受け売りだ。
すかさず追い討ちをかけて相手を極限まで揺さぶる。
古泉「多重能力者(デュアルスキル)をご存知ですか?」
すいません、超勘違いです。
古泉「あなたごときに遅れをとるはずがないでしょう?」
相手が動揺してるときこそ、虚勢が栄える。これも森さんの受け売りだ。
すかさず追い討ちをかけて相手を極限まで揺さぶる。
古泉「多重能力者(デュアルスキル)をご存知ですか?」
絹旗「そんな超お伽話を戦闘中に聞けってんですか?」
多重能力者、実現不可能とされる超能力、そんなことは調査済みだ。
古泉「お伽話?いえいえ、あなたも現に体験したでしょう?」
余裕あり気な笑みを崩さないように苦心する。
絹旗「まさか、あんた多重能力者?」
そんなことありえないという思い、現実に目にした不可思議、相手の顔にあきらかな焦りがうつる。
古泉「ええ、未来予知と瞬間移動とエネルギー操作の多重能力者です」
勿論僕が多重能力者だという話は嘘っぱち。
相手は襲撃回避と早々に追い付かれたことに多大な恐怖を覚えているようだ。
そこを突かない手はない。
多重能力者、実現不可能とされる超能力、そんなことは調査済みだ。
古泉「お伽話?いえいえ、あなたも現に体験したでしょう?」
余裕あり気な笑みを崩さないように苦心する。
絹旗「まさか、あんた多重能力者?」
そんなことありえないという思い、現実に目にした不可思議、相手の顔にあきらかな焦りがうつる。
古泉「ええ、未来予知と瞬間移動とエネルギー操作の多重能力者です」
勿論僕が多重能力者だという話は嘘っぱち。
相手は襲撃回避と早々に追い付かれたことに多大な恐怖を覚えているようだ。
そこを突かない手はない。
笑みを浮かべながら手に紅弾を出す。相手の笑顔がどんどんひきつっていく。
絹旗「超厄介……」
古泉「ええ、降参してくださると助かります」
絹旗「降参……?超無理に決まってんじゃん!!」
相手が力強く大地を蹴りこちらに向かって突っ込む。
絹旗「窒素装甲による超強襲なら……!」
紅弾連射で動きを鈍らせる。しかしレベル4。この程度では止まらない。
絹旗「暗殺は失敗だけど、今ここで超殺しときます!」
相手が古泉と殴りあえる距離まで来た。
絹旗「超チェックメイト!」
絹旗「超厄介……」
古泉「ええ、降参してくださると助かります」
絹旗「降参……?超無理に決まってんじゃん!!」
相手が力強く大地を蹴りこちらに向かって突っ込む。
絹旗「窒素装甲による超強襲なら……!」
紅弾連射で動きを鈍らせる。しかしレベル4。この程度では止まらない。
絹旗「暗殺は失敗だけど、今ここで超殺しときます!」
相手が古泉と殴りあえる距離まで来た。
絹旗「超チェックメイト!」
チェックメイトか……。ボードゲームは苦手だが、この勝負はいただいた。
勝利のピースが組み合わさる。
古泉「今です、後ろから決めてください!」
古泉の叫びに絹旗は背後からの強襲を恐れて、すぐに後ろを向く。
絹旗「超誰もいない……!」
残念ながら、誰もいやしない。相手は一度つっかえ棒を食らったため背後への恐怖に飲まれている。
愚かにも相手はこの間合いでスキを見せた。
古泉「チェックメイトです」
勝利のピースが組み合わさる。
古泉「今です、後ろから決めてください!」
古泉の叫びに絹旗は背後からの強襲を恐れて、すぐに後ろを向く。
絹旗「超誰もいない……!」
残念ながら、誰もいやしない。相手は一度つっかえ棒を食らったため背後への恐怖に飲まれている。
愚かにも相手はこの間合いでスキを見せた。
古泉「チェックメイトです」
間違いなく、>>1は消失みたなwww
いいよな
いいよな
絹旗「ちっ!」
相手が向き直るよりも早く、紅弾を相手の後頭部に全力でぶつけ脳震盪を起こす。
絹旗「超……敗北…………!」
少女はバサッと大地に身を預けた。
古泉「勝った……!」
この強襲、間違いなく『古泉一樹』を狙ったものだった。
この女から今回の問題への情報を引き出せる可能性はなかなか高い。
自分の命を守ることができ、情報源を獲得した。申し分ない勝利だ……。
古泉「なんとか勝った!」
?「残念だけどよォ!」
いつの間にか目の前に立つ白髪の少年。
一方通行「世の中ァ、ンな単純には行かねェンだよなァ!」
第二話完
相手が向き直るよりも早く、紅弾を相手の後頭部に全力でぶつけ脳震盪を起こす。
絹旗「超……敗北…………!」
少女はバサッと大地に身を預けた。
古泉「勝った……!」
この強襲、間違いなく『古泉一樹』を狙ったものだった。
この女から今回の問題への情報を引き出せる可能性はなかなか高い。
自分の命を守ることができ、情報源を獲得した。申し分ない勝利だ……。
古泉「なんとか勝った!」
?「残念だけどよォ!」
いつの間にか目の前に立つ白髪の少年。
一方通行「世の中ァ、ンな単純には行かねェンだよなァ!」
第二話完
おもしれええええええ
だけどさすがに一方さんには厳しいwwww
だけどさすがに一方さんには厳しいwwww
第二話いかがだったでしょう
第三話まで、またしばしお待ちください
第三話まで、またしばしお待ちください
面白いっちゃ面白いけど古泉だけだとハルヒって感じがしないな
古泉自体が単体だと無難で特徴薄めなせいもあってさ
禁書好きだからいいけども
古泉自体が単体だと無難で特徴薄めなせいもあってさ
禁書好きだからいいけども
まあ古泉が好きって人はハルヒ自体はあまり好きじゃないって人が多そうではあるな
あぁうん、ハルヒだと超能力、役に立たないしな。
ビルの保全の仕事をしている人に感謝の念を抱きにくいようなもんだ。
ビルの保全の仕事をしている人に感謝の念を抱きにくいようなもんだ。
ハルヒはハルヒの存在が一番いらないけど
ハルヒが存在しないとハルヒの物語が成り立たないわけでもないんだよな
保守
ハルヒが存在しないとハルヒの物語が成り立たないわけでもないんだよな
保守
解説・フォロー役の古泉だけだと話がハルヒっぽくはならないわな
似たような話書こうとしてたけどこのスレがお見事すぎて全部消した支援
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