元スレ上条「もう別れよう」 御坂「えっ、今なんて・・・?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 13 :
固法「初春さん? 御坂さんと電話してたの?」
初春「御坂さんが・・・今からこっちに来るかもしれません」
固法「え?」
ドガァァァン ドゴオオォォ
初春「ひっ・・・」
固法「これ・・・御坂さんなの? 初春さん、何で御坂さんがこっちに」
初春「御坂さんはおかしくなっちゃったんです! だから来るんです!」
固法「初春さん、少し落ち着いて話して」
初春「御坂さんが来るんです! 早く逃げないと」
固法「初春さん。御坂さんと何を話したの?」
バリバリバリ
102 = 85 :
>>101
やめて!
103 = 13 :
初春「きゃああああぁぁ!!」
御坂「初春さんみーっけ」
固法「御坂さん!」
御坂「あ、固法先輩こんにちわ。すぐ済みますから」
御坂「じゃあ、死んでね初春さん」
固法「・・・御坂さん、あなたを拘束します。大人しくしてください」
御坂「固法先輩まで邪魔するんですか? 初春さんと一緒に死にますか?」
固法「初春さんは殺させないわ。私も死なな・・・っ」
バリバリバリバリ
御坂「もう死んじゃいましたね」
初春「固法先輩!」
104 = 13 :
初春「なんでですか!」
御坂「?」
初春「なんで固法先輩まで殺すんですか! 関係ないじゃないですか」
御坂「邪魔するんだもん。仕方ないじゃない」
初春「・・・御坂さん、本当におかしいですよ」
御坂「人の男に手を出す初春さんには言われたくないわよ」
初春「それは・・・確かに、御坂さんから上条さんをとった形になるのかもしれないですけど」
御坂「認めるんだ」
初春「でも、元はといえば私は上条さんから御坂さんの愚痴を聞いたからなんですよ」
御坂「は?」
106 = 13 :
初春「上条さん、とっても悩んでました。御坂さんと付き合い始めたはいいものの、態度は大きいし暴力的だしちっとも楽しくないって」
御坂「・・・」
初春「別れを切り出すのも怖いし、いつも監視されているようで、もう嫌だって、何回も言ってました」
初春「そんな上条さんの話を聞いてるうちに、私も上条さんのこと好きになってしまいました」
初春「ヒック・・・私なら、御坂さんより上条さんを幸せに出来るって思ったんです・・・ヒック」
御坂「・・・で?」
初春「でって・・・なんですか」
御坂「いくらそんな話しても、今当麻は私を選んでくれたわよ。わかる? 私たちに、初春さんが邪魔なのよ」
初春「ちゃんと話を聞いてください、御坂さん!」
御坂「あんたの話なんか聞けないわよ」
108 :
109 = 13 :
御坂「結局横取りしようとしたってことでしょ。別れようって当麻に言わせたのも、どうせ初春さんなんでしょ」
初春「・・・そうです。上条さんが不幸になるのが、耐えられなかったんです」
御坂「余計なお世話よ。私と当麻はうまくやってたんだから。初春さんのせいでおかしくなったんだからね」
初春「うまくやってたと思ってたのは、御坂さんだけじゃないですか」
御坂「・・・何言ってるの」
初春「上条さんは本当に迷惑してたんです。自分勝手で自分本位な御坂さんが嫌だったんです!」
御坂「私はそんなんじゃないわよ! 私の喜びは当麻の喜びなんだからいいじゃない!」
初春「御坂さん・・・なんで、白井さんを殺したんですか?」
110 :
俺ってないの?
113 = 13 :
御坂「なんでって・・・」
初春「おかしいじゃないですか。上条さんの相手が私だってわかる前に御坂さんは暴れてますよね?」
御坂「それがどうかしたの」
初春「なのに何で白井さんや他の人を殺したりするんですか! そんな必要はないじゃないですか!」
御坂「うるさいわね! 全部あんたが悪いのよ!」
御坂「私だって殺したくなかったわよ。黒子や、佐天さんも!」
初春「え? ・・・佐天さん?」
御坂「全部あんたが悪いのよ。余計なことするから、みんなアイツに近づくやつに見えて・・・」ポロポロポロ
初春「御坂さん、佐天さんも」
御坂「・・・殺したわよ。全部初春さんのせいだからね」
114 = 107 :
なんという唯我独尊w
115 = 23 :
俺の予想が当たったと思ったらジャッジメントのメンツがえらいことになってんな
116 = 13 :
初春「そんな・・・か、上条さんは?」
御坂「殺すわけないじゃない。大事な恋人よ?」
初春「・・・」ぺたん
御坂「そろそろ死んでもらうわよ。無駄話が過ぎたわ」
初春「・・・御坂さん」
御坂「うん?」
初春「御坂さんは、絶対幸せになれません」
御坂「はぁ?」
初春「たとえ私が死んでも、上条さんは絶対に御坂さんを好きになったりしません」
初春「それどころか、世界で上条さんと御坂さんの二人きりになっても、好きになったりはしません!」
御坂「・・・黙りなさいよ」
117 :
>>113
なんで御坂泣くん?
118 :
愛のために友人を手にかけちゃうカワイソウな私だから
119 = 66 :
>>117
ちょっとは罪悪感あんじゃない?
120 = 50 :
さすがに黒子だからな
121 = 13 :
初春「黙りませんよ。間違ってるのは御坂さんです」
御坂「人の男に手を出しておいてよく言えるわね」
初春「好きな人に振り向いてもらおうとして、人を殺すなんて間違ってないなんていえるんですか!」
御坂「間違ってないわよ。邪魔するほうが悪いに決まってるじゃない」
初春「・・・御坂さん」
初春(もう、御坂さんに言葉は通じない・・・どうしたら)
初春(私じゃ絶対に勝てない。逃げるしか・・・)
初春「うわああぁぁぁあぁ!」ダッ
御坂「私から逃げられるわけないでしょ?」ブォン
御坂「ばーか」
122 = 108 :
さっきからブオンって何の音?
123 :
車じゃね?
124 :
>>122
見ただけで悟空の瞬間移動をマスターしたらしい
125 :
ヤ美琴は大好き
126 = 13 :
>>122
能力発動の音
わかりにくくてすまん
127 = 13 :
上条「はぁ・・・はぁ・・・」
上条「御坂のやつ、本当に初春さんを殺す気か? 携帯まで壊しやがって」
上条「くそっ、上手く歩けやしない・・・」
上条「ん? あれは・・・アンチスキルか。ジャッジメントの本部を囲んでる」
上条「まさか本当に初春さんを・・・急がねえと!」
ドゴォォォン
上条「え? ジャッジメント本部が・・・爆発した」
上条「嘘だろ? 初春さん?」
上条「! レールガンが!」
128 = 13 :
上条「うわあああぁぁぁあ!」
ドガァァァン
上条「・・・逸れてったのか。とにかく近づかないと」
上条「はぁ、はぁ・・・これ、全部アンチスキルの死体か?」
御坂「当麻」
上条「うわぁっ」
御坂「なんでそんなに驚くのよ。失礼じゃない」
上条「お前、初春さんはどうした?」
御坂「ああ、殺したわよ。完全に消してやったわ」
上条「・・・御坂ぁ!」
129 :
現実殺しの上条さんがいれば・・・!
130 :
某スレもそうだが闇琴すぎワロえない
131 = 50 :
この美琴は自分と当麻さえいればそれでいいからな
その当麻に拒否されたら……
132 :
>>130
あれは上条じゃない。上条の皮を被ったムスカだ
133 :
御坂「えいっ」
上条「ぐあっ・・・!」
御坂「どうしたの当麻。ちょっと脚蹴っただけだよ?」
上条(さっきの瓦礫の怪我が・・・これ、折れてるかもしんねえな)
御坂「当麻、喜んでよ。もう私たちの邪魔をするやつなんていなくなったよ」
上条「うるせえよ。初春さんを殺しただと? ふざけやがって」
御坂「当麻、何怒ってるの?」
上条「何って、本当にわかんねえのかよ! 初春さんは、今の俺の彼女なんだよ!」
御坂「さっきは私のこと見てたじゃない」
上条「あんなもん嘘に決まってるだろ」
135 :
なんという愛憎劇
136 :
追いついた
続きwktk
137 = 133 :
御坂「当麻?」
上条「気安く呼ぶんじゃねえ! お前を一度でも彼女と思ったのが間違いだったよ」
御坂「なんでそんなこと言うの?」
上条「さっきも言ったけどな、自分勝手すぎるんだよ。お前のやってること、全部お前の都合じゃねえか」
御坂「私だけじゃないわよ。当麻と私の・・・」
上条「俺がいつそんなこと言ったんだよ、言ってみろ!」
御坂「・・・」
上条「言えないんだろ? 全部お前の独りよがりなんだよ。いい加減気づけよ!」
御坂「・・・ヒック、ヒック。ごめんね、当麻」
上条(・・・わかってくれた、のか?)
138 :
今日病んでレールガンスレ多いな
139 = 133 :
御坂「ごめんね、最初からもっと傍にいればよかったのにね」
上条「は?」
御坂「そうすれば、当麻には私しかいないってわかってもらえたのに」
上条(こいつ、やっぱりわかってねえ)
御坂「いいよ、これからはずっと一緒にいるから。嬉しいでしょ?」
上条「人の話聞けって言ってるだろ・・・もういい、ぶっとばしてでもわからせてやる」
御坂「えい、やっ」どかっ
上条「ぐあぁっ! くそっ、この脚さえまともだったら」
御坂「あははは、当麻面白いわね」
上条「面白くねえ・・・」
御坂「じゃあ、一緒に行こう? 運んであげるから」
141 = 133 :
上条「ふざけるな!」
御坂「まだ暴れるの? もう、人の話聞いてよね」
どかっどかっどかっどかっ
上条「ぐうぅ・・・」
御坂「さて、運びますか・・・重いなぁ。両手両足が邪魔かなぁ」
御坂「この砂鉄で作った剣なら、すぐに切れるわよね」
上条「・・・」
御坂「止血の用意もいるわね。焼ききれば出血は止まるはすだけど」
上条「やめ・・・」
御坂「せーの」
ザシュ
144 :
上条さんの本当の能力覚醒フラグですねわかります
147 :
美琴は小さなツリーをテーブルに置いた。
あまり飾り付けのない、ほとんど裸のクリスマスツリーだった。
「メリークリスマス、当麻」
美琴は暗がりのベッドに向かって声をかけた。
ベッドの上でもぞもぞと人間の形を失った当麻が動いていた。
「どうしたの、当麻?なにも心配することはないのよ」
美琴はもがき続ける当麻の体を抱いた。
「私が守ってあげるから。ずっと・・・・・・ずっと・・・・・・」
ひとつだけ飾られた小さな明かりが、ツリーの枝先で光っていた。
148 = 133 :
某所
御坂「当麻、御飯が出来たわよ。口開けて?」
上条「・・・」
御坂「はい。どう、美味しい?」
上条「・・・」こくり
御坂「そう。今日は特別美味しくできたんだよ」
上条「み・・・さか」
御坂「なぁに? 当麻」
上条「・・・」
御坂「うん、私も好きだよ」
149 = 143 :
どうして鬱エンドが多いんだああああ
150 = 133 :
御坂「それにしても、当麻のだるま姿も可愛いわね」
上条「・・・」
御坂「そんなこと言われても照れるわよ///」
ゴトン
御坂「倒れちゃった。大丈夫? 当麻・・・よいしょっと」
上条「もう・・・死なせてくれ」
御坂「ずっと一緒だよ。私がずっといてあげるから」
御坂「だから当麻も、ずっと傍にいてね」
完
みんなの評価 : ★★
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