じゅんじゅわー& ◆EgSTmnu/jM <><>2010/05/23(日) 12:26:51.94 ID:rwMcgik80<> あああああああああああああああああ
あああああああああああぁぁぁさる
あああああああああああああぁぁぁぁあああぁぁ
あ!

●●県の山奥
ここにはある有名な旅館がある
シーズン関係なしに満員御礼、そしてある1室は5年先まで予約でいっぱいだという部屋がある
その部屋には『座敷童子』が出るらしい
その部屋に泊まった人には座敷童子に会えても会えなくても幸運が舞い降りるという・・・(座敷童子関係ねーなコレもう) <>複合ジャンル「旅館」 じゅんじゅわー&
◆EgSTmnu/jM <>sage<>2010/05/23(日) 12:27:38.30 ID:rwMcgik80<> 女将「男ちゃん!男ちゃん!」

男「なんぞ?」

男は旅館のオーナーの孫・学生 好きな食べ者は「馬刺し」、好きな馬はミホノブルボン
幼いころから夏休みなどは旅館の手伝いをしている
女将は男の姉 ちなみに母親は大女将 父親はオーナーだよね!

女将「ほら、この前も話した例のお金持ちさんいるじゃない?」

男「え?あぁ●●の間(座敷童子が出る部屋)を1週間予約してた人だっけ?」

女将「なんでも今日から泊まりに来るみたいよ?」

男「はぁ?いやいやあの部屋には当然先客がいるだろ!?大体あの部屋の予約はまだ2週間くらい
先じゃないの?」

女将「んとね、なんか今日から2週間は別の部屋で泊まって、その後1週間は●●の間で泊まるみたい・・・」

男「グレートに暇じゃねーか!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 12:28:44.93 ID:7flEY0Ux0<> 女将が女装に見えた
で、なにこれ <> じゅんじゅわー&
◆EgSTmnu/jM <>sage<>2010/05/23(日) 12:30:05.19 ID:rwMcgik80<> >>3あああ、あああああああ?ああああああああああ、ああああああああ、ああああwww

女将「しかも女の子一人で泊まるらしいわよ」

男「なにそれこわい」

女将「・・・可愛い子だといいわね」

男「茶化すな」

女将「こりゃひつれい♪」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:31:09.52 ID:rwMcgik80<> ───ブロロロ・・・・

大女将「ほな、いきまっせ」

仲居「はい!」

『ようこそいらっしゃいました!!』

───窓

男「おーおーグレートな待遇ですこと」

板長「なんでも泊まりに来る娘の親が●●会社の社長だか会長みたいでよ」

男「そりゃ粗相があっちゃクビが飛ぶわな」

板長「まぁ娘っ子次第なんだが・・・」

男「王道だとクソアマですよね」

板長「おっ、あれじゃないか?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:32:20.87 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・ふ〜ん」

嬢父「では、娘を3週間ほど、『預かる』という形で」

大女将「かしこまりました」ペコリ

嬢父「じゃぁ私はここで」

大女将「もう帰られはるんですか?」

嬢父「えぇ、私は忙しいのでね・・・出せ」

運転手「はい」

嬢「・・・・ふん」フイッ

大女将「まぁ・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:33:15.19 ID:rwMcgik80<> 昨日のやり直しというクソな展開です

───ブロロロ・・・


男「もう帰っちゃったYO!」

板長「無愛想な感じの娘っ子だな、小便くせぇなぁ」

男「こんな遠くからよくわかりますね・・・」


────旅館

大女将「ほな、荷物は先に届けられてますからね」

嬢「はーい」

男「・・・おっ(噂の・・・)」

嬢「・・・なに?」

男「い、いやなんでもありません(無愛想だ!) <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:37:55.06 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・従業員さん?」

男「え、いや、・・・まぁそんな感じ」

嬢「荷物、持って」

男「え?」

嬢「早く」

男「えっ、あぁはい(なんだこいつ・・・)」

嬢「部屋まで案内して」

男「は、はーい(感じ悪っ!)」

大女将「(これはこれは男さんフラグが立ってなはるわwwwwwww)」
女将「wwwwwwwwww」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:40:41.43 ID:rwMcgik80<> 男「えっと、・・・胡桃の間だからここだ」

嬢「ふーん 普通ね」

男「荷物は置いてあるみたいだな」

嬢「・・・・・・・」

男「?」

嬢「・・・ちょっと」

男「ん?」

嬢「・・・・・・・ベ、ベッドがないじゃない」

男「え?いやだってウチ布団だし そもそも洋室自体・・・」

嬢「ムリ、私ベッドじゃないと眠れないもん」

男「は、はぁ?」イラ

嬢「取り寄せられないの?布団?なにそれおいしいの?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:42:32.02 ID:rwMcgik80<> 男「い、いやちょっとムリかなぁ〜」

嬢「あんたがムリなだけでしょ?他の人に頼んでみてよ」

男「い、いや他の人に頼んだところで無理かな〜」イライラ

嬢「ハァ・・・」

男「(溜め息つきたいのは俺だ)」

大女将「申し訳ないんけど、ウチにはベッドは・・・」

嬢「ムスー」

大女将「布団ではよう寝られへんと?」

嬢「・・・ね、寝たことない」

大女将「ほな、折角旅館に来なはったんやし、試しに寝てみたら?」

嬢「むう」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:43:50.50 ID:rwMcgik80<> 仲居「一応布団は敷いておきました」

嬢「・・・」

胡桃の間

嬢「・・・これが布団」

嬢「無いものは無いか」

嬢「今日は着替えて寝よう・・・」ヌギッ

男「おーい これ鍵挿しっぱな───!!」

嬢「!!・・・・・・///」

男「す、すま これは不可抗りょ──!?」ベシィ!!

嬢「でてけぇぇ!」

男「ふぁい・・・(なんという孔明の罠・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:45:30.38 ID:rwMcgik80<> 嬢「(何なのアイツ・・・しかも覗きまでされるなんて・・・)」イライラ

───夜中

男「だぁー!終わったー!!」

男「俺めちゃくちゃ働いてるし!!」

男「なにこのブラック!」

男「・・・えっと、あれ?こっちの廊下まだ明るいじゃねーか」

男「・・・?誰かいんのか?」

嬢「・・・・?(だ、誰?)」

男「?」

嬢「(ま、まさかお化け!?座敷童子!?)」

男「おい」ポン

嬢「ひゃんっ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:47:56.64 ID:rwMcgik80<> 「いやお前何してんだ?(『ひゃんっ』って・・・)」

嬢「な、何って・・・その・・・あ、あんたこそ何してんのよ」

男「仕事だよ 廊下は23時以降はこの明るさにしとけ 勝手に点けるな」

嬢「こ、これじゃ暗いでしょ!?」

男「別に何も出ねーよ・・・」

嬢「・・・」

男「おら、トイレは部屋にあるだろ?とっとと戻れ」

嬢「(えっ?知らなかった・・・)」

男「ったく」

嬢「あ、そうだ あんたちょっと来て」

男「?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:52:00.94 ID:rwMcgik80<> 嬢「布団ってこうでいいの?」

男「いやこれね、これ掛け布団 上に羽織るやつ」

嬢「ふーん 知ってたけど」

男「(知らなかったのか・・・)」

嬢「それとなんか虫が煩い プーンってくる」

男「あぁ蚊か」

嬢「どうにかして」

男「えっと(テレビの横に・・・)・・・おぉあるじゃん」

嬢「なぁにそれ ニワトリ?」

男「蚊取り線香だ」

嬢「香取先行?」

男「これにマッチで火をつけて・・・」シュボッ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:53:36.94 ID:rwMcgik80<> 嬢「お線香ね」

男「こうするだけで蚊はノックアウトだ」

嬢「ふーん」

男「他には?」

嬢「・・・」

男「ないか?」

嬢「特には、ないかな」

男「そうか(無愛想なやつ)」

嬢「ていうかアンタ、従業員なら敬語使いなさいよ」

男「いや無理」

嬢「何でよ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:55:31.25 ID:rwMcgik80<> 男「ナンデモ(お前になんか使うかボケ!) そもそもお前いくつ?」

嬢「18」

男「同い年か」

嬢「あんた名前は?」

男「え?あぁ男だけど お前は嬢だろ?」

嬢「個人情報丸分かりね」

男「あんまり、父親と仲良くないみたいだな」

嬢「・・・」ムカッ!

男「い、いやすまん」

嬢「とっとと出てけ」

男「へいへい(やっぱ無愛想〜)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:57:15.39 ID:rwMcgik80<> ・・・───翌朝

男「なんで俺が起こしにいくんだよ」

──コンコン

男「おーい」

『・・・』

男「入るぞー?」

『・・・』

男「(絶対寝てる・・・)」

──ガララ

男「起きろっ!」

嬢「・・・・むにゃ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 12:58:44.64 ID:rwMcgik80<> 男「(・・・やべぇ)」

嬢「ふぇ・・・?」

男「(めちゃくちゃ寝顔可愛い)」

嬢「な・・・んであんたが?」

男「起こしに来てやったんだ 案外グッスリ眠ってるみたいだな」

嬢「で・・・てけ〜」

男「15分くらいしたら朝飯持ってくるからな その寝癖を直す時間は無いと思うが」

嬢「む!」サワサワ

嬢「・・・」

男「んじゃ、二度寝すんなよっ」スタスタ

嬢「・・・・・・・むかつく奴」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:03:37.32 ID:rwMcgik80<> ───昼

嬢「暇」

嬢「(どうせ家にいても暇だからいっか・・・)」

男「こんこん」

嬢「む」

男「おい、口でノックしてやってるんだ 開けろ」

嬢「居留守中でーす 死んでくださーい」

男「・・・」ガチャ ガララ

嬢「!!?」

男「従業員の特権なのだよ」

嬢「不法侵入しないでくれる?不快」

男「お前の相手をしろと言われたので『嫌々』来た」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:04:54.74 ID:rwMcgik80<> 嬢「そっか、最悪な人選ね」

男「(しね)」
嬢「(しね)」

男「お前どうせ暇なんだろ?」

嬢「うるさい 今、その・・・読書でもしようかな〜って思ってた」

男「嘘つけ」

嬢「本当だもん」

男「まぁ相手しろとか言われてもすることないので」

嬢「で?」

男「俺の仕事を手伝ってもらおうかと」

嬢「無理めんどい却下棄却拒否」

男「社会化見学のつもりで!社会勉強のつもりで!!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:06:59.22 ID:rwMcgik80<> 嬢「実際なにするの?」

男「そうだな〜 裏方?」

嬢「具体的に言ってよ」

男「百聞は一見にしかず!ついてこい!」グイッ

嬢「ちょっちょっと!?」


────

男「んじゃ、まずはこれからだな」

嬢「ちょっとまてぃ」

男「なんだ?」

嬢「なにこの格好?」

男「大浴場を掃除するにあたっての戦闘服だけど?(ていうかポニテ最高!)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:08:07.92 ID:rwMcgik80<> 嬢「こんな広いところ二人でやるの!?」

男「おいおい男と女の二つの大浴場があるんだぜ?」

嬢「なっ!!」

男「まぁ俺達がやるのは女側だ」

嬢「ホッ・・・って、それでも広いんじゃない?」

男「ほら文句を言わずにブラシを持って」

嬢「こんにゃろう・・・」

───1時間経過

男「・・・・・・・」セッセッセッ!

嬢「(だる・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:09:27.63 ID:rwMcgik80<> ───さらに30分後

男「よし終了!」

嬢「」

男「ぶっ生き返せ!」

嬢「疲れた・・・」

男「さんきゅーな 今日は2人だから早く終わった」

嬢「・・・は?なにいつも一人でここ掃除してるの?」

男「最近人員不足でさ〜」

嬢「ふ〜ん」

男「こうして掃除するとさ・・・」

嬢「?」

男「いざ自分が使うときには折角掃除したんだから綺麗に使おうと思うだろ?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:12:56.84 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・まぁ」

男「この浴場にしたってトイレにしたって街の公園にしたって 誰かが見えないところで頑張ってるってこと」

嬢「まぁ・・・」

男「次は屋上の露天風呂だ」

嬢「うぇぇぇぇ・・・・」

───屋上

男「17時までにやらないといけないからな」ゴシゴシ

嬢「むすー」ゴシゴシ

男「はい終了!」

嬢「ふう・・・温泉か」

男「お前も夜とかは自由に入っていいんだぞ?」

嬢「そう言って覗くつもりね?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:14:38.39 ID:rwMcgik80<> 男「さて次は晩御飯の準備だ」

嬢「シカトすんな」ゲシッ

男「いてっ!」


・・・・・・夜

嬢「・・・露天風呂か」

嬢「・・・(行ってみよう)」

───屋上

嬢「(誰もいないみたい・・・ラッキー)」

嬢「まったく人使いの荒い奴ね」

嬢「こっちは客だっていうのに・・・」

嬢「・・・・・むかつく奴ね、本当に」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:17:08.35 ID:rwMcgik80<> ───夜、嬢の部屋

嬢「クッシュン!くっちゅん!」ズズ

嬢「・・・最悪、風邪引いた」

──コンコン

男「おーい」

嬢「なにっちゅん!ズズ」

男「お、おいおい・・・」

嬢「うぅ」ボーッ

男「だ、大丈夫か?」

嬢「らいじょぶだし・・・・クシュン!!」

男「湯冷めか?ちょ、ちょっと待ってろっ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:18:37.50 ID:rwMcgik80<> ───・・・・・・

男「えっとまずはコレ飲め」

嬢「なにこれ ズズ」

男「飲むと体ポカポカするから」

嬢「・・・ん」ゴクッ

男「今布団敷くから待ってろ」

嬢「ん」ゴクゴク

男「よし、ほら寝ろお前 風邪なんだよ」

嬢「うるさいなーッチュン!クシュン!で、でてけっしゅん!」

男「ほいほい お大事に」

嬢「くしゅん!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:20:47.71 ID:rwMcgik80<> ───朝


男「おいこらー」コンコン

『・・・ゴホッゴホッ』

男「咳に変わってるな」ガララ

嬢「ゴホッ」

男「・・・」

嬢「ゲホッゴホッ」

男「ちょっとこれで熱計ってろ」

嬢「うぅ・・・ゴホッ」

男「これ着替えな、汗かいてるからこれで拭け」

男「んじゃ、朝飯作ってくるから 20分くらい待ってろ」

嬢「うっせ・・・・ゴホッゴホッ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:22:08.68 ID:rwMcgik80<> 男「大丈夫か?」

嬢「だいじょーッホゴホッ」

男「38.2℃すか・・・」

男「ちょっと、おデコ失礼な」フキフキ

嬢「な、なにすん─」

男「ほい冷えピタっ」ピタッ

嬢「・・・・つめたー」

男「んでこれお粥な 薬膳だから風邪薬なんかより効果あるぞ」

嬢「食欲ない・・・・ゴホッゴホ」

男「駄目だ、無理やり食わす」グイ

嬢「──!?あー、あむ・・・・(これって・・・俗に言う『あ〜ん』では?)」

男「おら美味いだろ?」 <> あsd
◆9qUFqTZ946 <>ツイッターはナウい<>2010/05/23(日) 13:23:27.52 ID:oMeeCqQl0 BE:2701633695-2BP(666)<> sssp://img.2ch.net/ico/folder1_03.gif
シエンタ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:24:39.03 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・まぁまぁ」

男「俺の手作りだからな」

嬢「まっず・・・ゴホッゴホッ」

男「てめぇ」

嬢「ふふ・・・」

男「休まず食う」
嬢「あーん」
男「ほれ」
嬢「・・・熱い」
男「・・・注文の多い奴、フーッ・・・ほれ」
嬢「あむっ」モグモグ


男「よし、全部食ったな」

嬢「無理やりだなんて・・・グスン」

男「んじゃぁまた昼に来るから寝てろよ?」

嬢「んー」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:25:43.39 ID:rwMcgik80<> ───バタン

嬢「まったく風邪ひくし無理矢理食べさせられるし・・・」

嬢「馴れ馴れしい奴め、むかつく」

嬢「暇・・・」


───お昼

男「へいこらー」コンコン

──ガララ

嬢「勝手に入ってこないでくれる?」

男「プリンとアイス、どっちが好き?」

嬢「・・・!ぷりん♪」

男「ふーん はいゼリー」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:28:31.77 ID:rwMcgik80<> 嬢「おいまて」

男「どっちか迷ったあげくゼリーになりました これにて一件落着!」

嬢「勝手に〆るなぼけ」

男「ほれほれ食え」

嬢「・・・」

男「な〜んだよしょうがねぇなー ほれ」

嬢「・・・あむ」モグモグ

男「(この行為に対して疑問を持っていないのだろうか?)」

嬢「あんたが買ってきたせいか不味いわね・・・」

男「いや関係ないだろ」

嬢「・・・あむ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:29:24.83 ID:rwMcgik80<> 男「そして極めつけの秘伝漢方!」でーん!

嬢「おくすり?」

男「粉末で苦いけど我慢して飲め」

嬢「錠剤はなかったのかぼけー」

男「良薬は苦いんだ、さぁグイグイっと!」

嬢「うぅ・・・宴会かよぅ・・・」ゴクッ

嬢「んぷはぁ!・・・にっがぁぁぁ・・・」

男「あ、ちなみに錠剤タイプもあったんだけど」

嬢「おい」ゴゴゴゴゴ!!

男「イデデデ!う、嘘嘘!粉末のしかないんだって!!耳が!耳がぁあ!」

嬢「・・・ったく」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:31:42.83 ID:rwMcgik80<> 男「痛〜、んじゃ俺は戻るぞ」

嬢「暇」

男「テレビでも見てろ」

嬢「つまんないんだもん」

男「本とか漫画とかでも持ってくるか?」

嬢「読まない」

男「じゃぁ寝てろよ・・・」

嬢「むすー いいよじゃぁ ふん!」

男「(その顔は反則だ)」

男「わ、わっかたよしゃーねーな」

嬢「・・・わかればいい(♪)」

男「お前、地元はどこなんだ?」

嬢「えっとねー」・・・ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:33:25.93 ID:rwMcgik80<> ・・・・・3時間後

嬢「むにゃ・・・・・ん、寝てた」

男「zzz zzz」

嬢「って寝てるし・・・近い」

女将「もし〜?」コンコン

嬢「はーい」

女将「ごめんなさいね 男ちゃんは・・・・あら、ぐっすりと」

嬢「寝ちゃってたみたいです」

男「zzz zzz」

女将「ここ3日で全然寝てなったらしょうがないわよね・・・」

嬢「(そんなに!?)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:36:25.97 ID:rwMcgik80<> 女将「今日も嬢さんのお薬貰いに3時間かけて街まで取りに行ってたのよ なんだかほっとけないらしくてね♪」

嬢「そ、そうなんですか・・・(コイツ・・・)」

女将「起こすのも可哀相だからここで寝かせといてあげてもらえる?なんなら嬢さんに別のお部屋用意するけど・・・」

嬢「あ、あぁいえ大丈夫です」

女将「そう?ごめんなさいね 夜になったら適当に起こしてあげてくださいね それじゃぁ」

嬢「ど、どうも」

男「zzz zzz」

嬢「さてと、落書きしなきゃ」

男「zzz zzz」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:37:44.96 ID:rwMcgik80<> ───夜

男「んぁ?」

嬢「おはよう、夜だけどね」

男「・・・・よ・・・るか・・・ふぅ」

嬢「勝手に乙女の部屋に寝るなんて信じられないわね」

男「うっせぇ・・・ふぁぁ〜」

嬢「ぷふっwwwwwwww」

男「な、なんだよ?」

嬢「な、なんでもない・・・(や、やりすぎた・・・)」

男「さてと、・・・ご飯もってくる」

嬢「う、うん」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:39:42.00 ID:rwMcgik80<> ───

男「うぉぉぉぉぉい!!!」ドタドタ

嬢「おそい」

男「何故遅くなったか知りたいか!」

嬢「いや知りたくないです」

男「あ、はい」

嬢「ご飯」

男「はいはい いやなんか特におデコの内の字がとれなくてさ〜」

嬢「え?肉って書いたはずなんだけど?」

男「やっぱりお前かぁぁぁぁ!!」

嬢「王道すぎたわよね ごめんなさい」

男「いやそういう意味じゃなくて!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:41:03.98 ID:rwMcgik80<> ───夜

男「おぉ平熱に下がったな」

嬢「私の体力のおかげね」

男「いやいや俺の手厚い看護の・・・」

嬢「『厚かましい男子はモテないぞっ☆ @18歳女性』」

男「スイーツ(笑)」

嬢「で治ったら治ったでまたコキ使おうってわけね・・・グスン」

男「そうだなぁ どっか行くか?」

嬢「どこ?ディズニーランド?健康ランド?」

男「なんだその2択・・・どっちも却下だろうが」

嬢「どこに連れてく気だー」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:43:08.73 ID:rwMcgik80<> 男「あぁっと・・・」

嬢「決めてないの?」

男「あ、いやてっきり拒否するかと思ったから」

嬢「・・・(しまった つい了解していた)」

嬢「暇で暇でしょうがないから、嫌々だけど了解する」

男「そうだな〜 近くに牧場がある」

嬢「おぉ」

男「それでいいか?」

嬢「牧場で釣りをするわけね」

男「すごい結論出ちゃった!!」

嬢「まぁいいわ 暇さえ潰せれば」

男「おう」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:44:11.05 ID:rwMcgik80<> 男「ほらほら歩いていくぞ」

嬢「だるー どんくらいかかるの?」

男「1時間くらい」

嬢「車かヘリくらい出しなさいよ」

男「たまにはあるけ金持ち」

嬢「好きで金持ちやってないわよデブ」

男「生まれて初めてデブって言われた!!」

嬢「あんたって家に一人暮らししてんだっけ」

男「あぁ昨日話したっけ」

嬢「いいなぁ〜 憧れる」

男「そうでもないぞ とにかく独り言が増える」

嬢「うわぁ・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:45:23.43 ID:rwMcgik80<>
男「してみればわかるって」

嬢「どーせパパが許してくれないもん」

男「そりゃ大事な娘だからだろう」

嬢「違うよ」

男「違くねーよ」

嬢「違う・・・」

男「・・・?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:47:22.09 ID:rwMcgik80<> ──ぼくじょ!

男「相変わらず広いなぁ」

嬢「馬がいる・・・」

男「この時期は競走馬とかも放牧に出されるんだよ トモの張りとかがハンパないだろ?」

嬢「あっちは水牛ね ホルタイ〜ン」

男「いえす」

嬢「ふ〜ん」

男「せっかく来たんだ 色々と楽しむぞ!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:48:23.20 ID:rwMcgik80<> 馬「ひひーん」

嬢「うわっと・・・」

男「そうそう、そんで手綱を引いてやってみ?」

嬢「おぉ・・・」 パカラパカラ

男「なんとも言えないだろ?」

嬢「うん!」

男「(楽しそうでなによりだ)」

男「それじゃぁちょっと林道を一周してみるか」

嬢「わっと、おー」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:50:09.55 ID:rwMcgik80<> ────2時間後

牧場 購買・ロビー

嬢「いいわね、乗馬なんて初めてだったからちょっと怖かったけど・・・」

男「何かに行き詰った時に乗ると自然と楽になれるからな」

嬢「にしてもこのアイスも美味しいわね」

男「そりゃ牧場のアイスだからな」


───夕方

男「そろそろ戻るか」

嬢「んー」

男「どうだ?楽しかっただろう!?」

嬢「全然楽しくなかったけど暇つぶしにはなった」

男「めちゃくちゃ楽しんでたくせに・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:51:12.11 ID:rwMcgik80<> 嬢「あ、あれは演技・・・」

男「どこがだ(段々表情が和らいできたな・・・)」





男「おいトラベラーニート」

嬢「なによその言い方」

男「パラサイトラベラーニート」

嬢「ちょっとかっこいいかも・・・」

男「まさかの好感触!」

嬢「で、なに?」

男「どうせ明日も暇なんだろ?ていうか暇じゃない日を教えるんだ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:55:43.19 ID:rwMcgik80<> ぼくはなにおやっているんだ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 13:57:55.48 ID:BoJ/WvXX0<> いいからとっとととととと <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 13:58:53.46 ID:rwMcgik80<> 嬢「毎日が年中無休!」

男「明日は俺の手伝いしろよ」

嬢「おいまて」

男「どうせ暇なんだろ?」

嬢「私は客なんだけど」

男「なら引き篭もってろ」

嬢「まぁ暇だから手伝ってあげないこともないけど」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:00:58.04 ID:rwMcgik80<> 嬢「ねぇ」

男「なんだよ」

嬢「牧場さ、もう行かないの?」

男「え?あぁ・・・まぁまた来週あたりに行こうかな〜って今思ったところだ」

嬢「そう」

男「お前も連れていくからな」

嬢「む、・・・まぁ暇だったらいいけど・・・」

男「(素直じゃない奴・・・無愛想め)」

嬢「おら、とっとと出ていけ」シッシッ

男「はいはい」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:06:19.74 ID:rwMcgik80<> ───翌朝

男「もっしー」コンコン

嬢「遅かったわね(キリッ」グァララ←ドア開けた

男「寝癖」

嬢「う、うるさい アンタが来るのが早いのよ」

男「どっちだよ・・・」

男「とにかく、朝飯食いに行くぞ」

嬢「持ってきてくれないの?」

男「本当は広間で食べるところを俺がわざわざ部屋まで持ってきてやってたんじゃボケー」

嬢「うむ、じゃぁ持ってきて」

男「却下します」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:13:10.63 ID:rwMcgik80<> ───広間

男「よっこいせ」

嬢「割と混雑してて・・・うざいわね」

男「いい加減に社会に馴染め」

嬢「黙れ」ゲシッ

仲居「お待たせしました」

嬢「む」

男「どうした?」

嬢「なぜここにハムサラダが!?」

男「あぁ、許せないと?」

嬢「どう考えても空気読めてないと思います」

男「まぁそんなこと言わずに・・・」

嬢「あむ」モグモグ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:16:40.28 ID:rwMcgik80<> 男「んー、今日は色々と忙しい」

嬢「私も部屋で色々と忙しいのでそれでは」ソソクサ

男「すとーっぷ!」ガシッ

嬢「むすー」

男「お願いします!!!」

嬢「あぁー、なんか肩凝ってきた」

男「そ、そうですか」モミモミ

嬢「・・・んっ、あっ・・・いぃ・・・んっ」

男「ってそんな展開に!?」

嬢「しょうがないわね 肉体労働は拒否」

男「大丈夫 大丈夫」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:20:17.96 ID:rwMcgik80<> ・・・・・厨房

板長「来たな?」

男「どうも」

嬢「ど、どうも・・・」

板長「おいおいお前いい感じじゃねーか!えぇ!?なにもう青春じゃねーのぉ!?」

男「コホン」

嬢「・・・・・」ゲシッゲシッ

男「待て痛い、待って」

板長「んで、そこのお嬢チャンも手伝ってくれるのか?」

男「えぇ」

嬢「手伝わなきゃ××するって・・・」グスン

男「歪曲だ!捏造反対!!!」

板長「おうおう仲良いな!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:23:13.08 ID:rwMcgik80<> 男「実は今日は午後4時から宴会が入ってるんだ」

嬢「4時から?」

男「夜にある行事があるからその前に騒いでおきたいらしい」

嬢「行事?」

男「花火大会だよ すぐ近所でやるんだ」

嬢「おぉ」

男「今日と来週にここの近くでかなり大きな花火大会があるんでな」

板長「毎年この時期はひっきりなしに忙しいのよ」

男「な、わけでお前料理の経験は?」

嬢「コーンフレーク」

男「なし、みたいです」

板長「mjd?」

<> あsd
◆9qUFqTZ946 <>ツイッターはナウい<>2010/05/23(日) 14:26:19.13 ID:oMeeCqQl0 BE:1440871946-2BP(666)<> sssp://img.2ch.net/ico/folder1_03.gif
シエンタ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:27:30.08 ID:rwMcgik80<> 嬢「失礼ね、お菓子とかはよく作るし」

男「ほうほう」

嬢「でも和食とかは経験ゼロ」

板長「すぐ慣れるさ!」

男「とりあえずひたすら材料を刻むぞ!」

嬢「だる・・・」

────昼過ぎ

嬢「〜♪」トントントン

男「(こいつめちゃくちゃ速ぇぇぇ!!!)」

嬢「おいおい男君、君なんだかスピードが落ちているようだが?」

男「う、うるせぇ」

板長「wwwwwwwwwwwwwwwww」

男「モロ経験者じゃねーかよ・・・」

嬢「才能が開花しただけよ」

男「自分で言うな」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:31:50.22 ID:rwMcgik80<> 板長「よし休憩!これは賄いだ!」

男「頂きます」
嬢「ます」

男「お前料理できるんだな」

嬢「恐れ入ったか」

男「流石は金もち」

嬢「金持ち関係ない」

男「お前の家って料理はやっぱシェフとかが作るの?」

嬢「まぁね」

男「旅館の料理とかよりも上手い?」

嬢「基本洋食だからわかんない・・・」

男「そうか、なら死ぬほど和食食わせてやる」

嬢「・・・うっせ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:37:56.62 ID:rwMcgik80<> ・・・夕方

男「ふう・・・疲れたな」

嬢「まったくね」

板長「いやぁお前ら助かった!!」

男「いえいえ仕事ですので」

嬢「私は客だけど」ゲシッ

男「痛っ、そ、それでは失礼します」

板長「おう、彼女大切にしろよ!」

男「なっ///!」

嬢「・・・」

─────

嬢「おい」

男「なんだよ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:42:35.77 ID:rwMcgik80<> 嬢「今日、花火あるんでしょ?」

男「おう」

嬢「・・・」

男「行くか?」

嬢「興味はある 見たこと無い」

男「それはいけないな!」

嬢「そうでしょう?だからお前も協力しろ」

男「人にモノを頼むのには態度ってものがあるんだZE!」

嬢「協力しろーぼけー」

男「もっと可愛く!」

嬢「きょ・・・協力して・・・ください」

男「だめだ」

嬢「おい」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:49:12.77 ID:rwMcgik80<> 男「んじゃぁ夜に部屋に行くから」

嬢「どこで見るの?」

男「専用のバスが出てる」

嬢「ん」

男「んじゃぁまた後で」

嬢「とっとと出ていけ」シッシッ

男「へいへい」

嬢「・・・・寝よう」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 14:58:14.31 ID:rwMcgik80<> ・・・夜
男「おい!」

嬢「んぁ・・・」

男「すっかり寝てたみたいだな」

嬢「むにゃ・・・あれ?」

男「お前バス行っちまったぞ?」

嬢「・・・・・・・・」

男「ちなみに俺はかなり起こした」

嬢「・・・」ゲシッ
男「いやだから起こしたって!痛っ!」

嬢「師ねーシネー」

男「ったく、しゃーねーなー・・・まぁ見れないわけでもない」

嬢「むむ?」

男「屋上の露天風呂からでも見れる」

嬢「この変態野郎が・・・」 <> あsd
◆9qUFqTZ946 <>ツイッターはナウい<>2010/05/23(日) 15:02:03.50 ID:oMeeCqQl0 BE:4862940899-2BP(666)<> sssp://img.2ch.net/ico/folder1_03.gif
シエンタ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:04:42.07 ID:rwMcgik80<> 男「ならついて来い」グイッ
嬢「えぇ!?ちょ──!」

・・・山道

男「寝ぼすけめ」
嬢「ちょ、ちょっとどこに連れてく気?」
男「花火見るんだろ?」
嬢「そんなこと言いつつ・・・・変態」
男「うし、着いた」
嬢「展望台?」
男「・・・もうすぐだな」

──ヒューンドーン ドーン

嬢「わぁ・・・」
男「うむ」

───ヒューンドーン アポーンン ズドーイ

嬢「すごい・・・」
男「・・・」
嬢「綺麗ね」
男「そりゃぁな」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:06:56.74 ID:rwMcgik80<> >>64 毎度ありがとうんこちんこ

面倒なんでとっとと展開に持ってって終わらせようね <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:10:32.49 ID:rwMcgik80<> ───1週間後

男「お前ここにきてもう1週間か」

嬢「うん」

男「他の客は完全にお前のことを従業員だと思っている」

嬢「節穴共め!」

男「むしろ何もすることないのに1週間とかな・・・」

嬢「手伝いしてやってるじゃんか」

男「そーでした」

嬢「あんたもよく夏休み潰せるわよね」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:14:25.60 ID:rwMcgik80<> 嬢「彼女でもいないの?」

男「いるわけねーだろーが」

嬢「フーン へぇー」

男「お前は聞かなくてもわかるけど」

嬢「うっさい 童貞 童貞童貞ドウテイ」

男「うるせー!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:17:04.36 ID:rwMcgik80<> 嬢「じゃぁ一緒にお風呂入ろっか・・・」

男「えっ」

嬢「嫌なの?」

男「え、っちょ、えっと・・・」

嬢「冗談だ童貞」

男「・・・・く・・・そ・・・」

嬢「残念だったな〜」ニヤニヤ

男「お前も表情和らいできたよな」

嬢「む」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:20:36.29 ID:rwMcgik80<> 男「未だにこんなトコに来たのは謎だけど」

嬢「・・・ねぇ」

男「ん?」

嬢「いやなんでもない」

男「なんだよ」

嬢「・・・・」

男「俺とお前の仲だろうが」

嬢「どういう仲だ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:30:27.91 ID:rwMcgik80<> 嬢「私さ、去年の夏休みは2週間も遊園地にいたんだ」

男「えぇぇ 一人で?」

嬢「うん」

男「あぁ、もしかして毎年・・・」

嬢「今年は一転にて旅館」

男「変わった奴だな・・・」

嬢「うるさいなー」

男「家にいたくないんだろ?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:40:44.68 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・うん」

男「で、その遊園地はどうだったんだ?」

嬢「つまんなかった 毎日が無駄」

男「そりゃお前一人で遊園地2週間とか罰ゲームみたいなもんだからな」

嬢「でも今年は違う」

嬢「毎日が新鮮だし・・・」

男「そりゃそうだこんな田舎」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:46:33.27 ID:rwMcgik80<> よし17-18キタ!!! 馬単ならさらにおいしい!! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:49:05.16 ID:rwMcgik80<> 嬢「それに一人じゃない」

男「・・・」

嬢「なんだかんだ楽しいもん」

男「・・・そうか」

嬢「なに照れてんだ童貞」

男「うるせー」

嬢「えへへ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 15:50:16.64 ID:Z+C7FXJ50<> 燃えちゃった旅館の事かーー!! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:50:57.07 ID:rwMcgik80<> うわこれクソつまんねぇじゃん・・・・なに書いてんだよマジで・・・・ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:52:40.75 ID:soCkUxXV0<> そうやってROMってるやつらに構ってもらおうとせずさっさと書け <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 15:54:47.68 ID:rwMcgik80<> >>75
座敷童子だけね 実際アソコ行ったけど対応糞だったよ

男「お前さ、なんで親父と仲悪いの?」

嬢「む」

男「知りたい」

嬢「関係ないじゃん」

男「いや、なんつーかその、ほっとけないっていうか・・・」

嬢「・・・なにそれ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 15:56:51.29 ID:Z+C7FXJ50<> 投げるのは勝手だが、評価は付いてまわるぞ
名は覚えた <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 16:05:54.06 ID:rwMcgik80<> 複合ジャンルとかでもう5,6個書いちゃってるから既にレッテルは貼られてるの、アタシ・・・・

嬢「結局アイツは私を道具にしてるだけだもん」

男「道具って・・・」

嬢「どうせ大人になったら政略結婚でもさせられるのが見えてる」

男「まぁそうなりそうだが・・・お前の意見は通らないと?」

嬢「言っても無駄だよ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 16:08:43.39 ID:rwMcgik80<> 男「言ってみなければわからんぞ?」

嬢「わかるし・・・」

男「大事な一人娘じゃないか」

嬢「うるさいなー 大事になんかされてないわよ」

男「きっと親父さんもツンデレなんだと思う」

嬢「なおさらキモい」

男「じゃぁお前はどうしたんだ?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 16:13:00.05 ID:rwMcgik80<> 嬢「私?私は・・・」

男「・・・?」

嬢「ねぇ男」

男「?」

嬢「駆け落ちしちゃおっか」

男「ぶふっ───!?い、今なんと!?」

嬢「え?だから駆け落ちしようかなーって・・・」

男「あ、あのなぁ・・・」

嬢「冗談だ童貞」

男「まぁ1週間くらいならいいけどな」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 16:17:42.43 ID:rwMcgik80<> 嬢「クス、なんだそれ」

男「お前がしたいんなら付き合うよ」

嬢「・・・本当?」

男「本当だ」

嬢「童貞に誓って?」

男「童貞に誓って・・・ってなんかおかしい」

嬢「ふふふ・・・・えいっ」ギュッ

男「ちょ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:27:45.75 ID:rwMcgik80<> 男「ちょ///」

嬢「・・・ありがとう」

男「え・・・」




おわり         打ち切りです <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:28:43.29 ID:rwMcgik80<> 以下 複合ジャンル「友とお嬢」

男「今日もいい天気だな」

嬢「男、御機嫌よう!」

男「おう、おはよう」

嬢「フフフ♪今日は男のためにお昼のお弁当と持って参り・・・」

幼「やっほ!」

男「おぉ、幼」

幼馴染「おはよっ、はいこれ!お弁当ね!」

男「いつもすまんな」

嬢「(にゅぅ・・・勝てない・・・)」

男「んで、何か俺に話しかけなかったか?」

嬢「な、なんでもないですわっ オホホホ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:30:25.32 ID:rwMcgik80<> 嬢「せっかくお弁当、男のために作ってきたのに」

友「ではお嬢様、このお弁当は俺が・・・」

嬢「やめて」

友「ひどいや」

嬢「はぁ・・・」

友「(また幼ちゃんに先を越されたのか〜)」

嬢「どうすれば男は私に振り向いてくれるのかしら」

友「男は淡白ですからね あの幼ちゃんですら男を攻略はできていないでしょう」

嬢「それでもいつも一緒にいるじゃない あの2人」

友「そりゃ幼馴染ですもん」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:30:54.16 ID:5vXFCV3D0<> 終わった <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:31:35.35 ID:rwMcgik80<> 嬢「羨ましい・・・・」

友「俺はいつでもOKですよ?」

嬢「うるさい もうちょっと距離を縮めたいのに・・・」

友「ひどいや」


幼「友君と嬢さんていつも一緒にいるよね〜」

男「そりゃ友は嬢の尻に敷かれて満足だろう」

幼「嬢さんってハーフでスタイルもいいし、なんてって超美人だしね」

男「ガキ臭いお前とは大違いだもんな」

幼「ん?」

男「じょ、冗談だ(コエー)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:32:52.17 ID:rwMcgik80<> 友「男も幼ちゃんにあんだけ世話されてほぼノーリアクションだからなぁ」

嬢「やっぱり幼みたいな子供っぽい顔が好きなのかしら・・・」

友「どうでしょう?」

嬢「胸も幼みたいに大きいほうがいいのかな」

友「!!」

嬢「幼の作ったお弁当もすごくおいしいし・・・」

友「い、いやお嬢様も抜群のスタイルだし、そ、それに料理だって」

嬢「だって?」

友「この前のハンバーグだってちゃんとダークマターになったじゃないですか!(・・・ッハ!」

嬢「ハァ・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:35:17.12 ID:rwMcgik80<> 友「元気出してください 確かにロリ系巨乳であの声はフェチには堪りませんが男がどうかはまだ決まったわけじゃありません」

嬢「ハァァァァ・・・」

友「(参ったな〜)」


幼「ちょ、ちょっと男〜」

男「(うむ、いい暴れおっぱいだ)」

幼「なんでいつも先に行くのよ〜」ハァハァ

男「お前が歩くの遅いんだよ(毎朝この暴れっぷりを拝まないと始まらないからな)」

友「ック!男め・・・なんて下心丸出しな!」

嬢「ねぇ」

友「ぬわっ!い、いらっしゃったんですか?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:36:53.08 ID:rwMcgik80<> 嬢「やっぱり・・・殿方は大きいほうがいいの?」

友「!!!(気にしている!自分がスレンダーなのを気にしている!!)」

嬢「答えなさい!」

友「ひ、人によりますよ 男は女性の胸に母性だかの本能を抱きやすいんです」

嬢「男はどうなのかしら・・・?」


友「多分あの様子を見る限り・・・わざと幼ちゃんを走らせて胸の揺れを拝んでいたとしか・・・」

嬢「うぅ〜ッッ/// 悪かったわね!」バシッ!

友「ブベッ!?」

嬢「む、胸なんてあったところで邪魔になるだけですわ!」

友「さいですか(な、何でか知らんが殴られた・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:38:45.79 ID:rwMcgik80<> 嬢「そ、それに私だってまだまだこれから大きくなる可能性が・・・・」

友「(邪魔になるんじゃねーのかよ)」

嬢「揉むと大きくなるって言うわよね・・・」

友「ッブ!」

嬢「ハァ・・・ブツブッ ブツブツ」

友「お、俺はお嬢様みたいな体系が好きですよ?」

嬢「うるさい あんたの好みなんてどーでもいいの ハァ・・・」

友「ひどいや」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:39:53.56 ID:rwMcgik80<> 男「えぇ〜?屋上?」

幼「今日天気いいからいいじゃんっ」

男「それもそうだな」スタスタ

嬢「・・・」キラーン!

───屋上

友「っで、先回りしてきたわけですが」

嬢「むぅ〜カップルばかり」

友「ウチの屋上はめちゃくちゃ広いですからね 通称『ピンクスポット』!」

嬢「むかつきますわね・・・・むぅ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:41:56.37 ID:rwMcgik80<> 幼「ほれ、お弁当」

男「さんくす」パカッ

男「・・・毎度お前は素晴らしいな」

幼「そ、そう・・・?///」

男「気合入れてる?」

幼「・・・ま、まぁね(ウッシャ!)」

男「いただきます」
幼「ますっ!」

嬢「私のお弁当だって気合入れてるのに・・・!」

友「(なんと末恐ろしい)」

友「で、お嬢様、お弁当は?」

嬢「い、今ダイエット中ですのっ」アセアセ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:43:47.44 ID:rwMcgik80<> 友「忘れたんですか?」

嬢「そ、そんなわけあるわよっ」グゥ〜

友「・・・」
嬢「・・・」


友「じゃぁ俺の弁当食べましょう 今日は午前中に食べるつもりだったおにぎりがあるので多めにありますから」

嬢「よ、余計なお世話よっ」

友「はい 箸は一膳しかないので俺はおにぎりにします」

嬢「そ、そんなに言うなら食べてあげるわよ ふんっ」

友「(素直じゃないところが可愛いなぁ)」

嬢「・・・・」モグモグ
嬢「・・・・おいしい」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:44:41.21 ID:rwMcgik80<> 友「どーも」

嬢「これも全部自分で?」

友「コロッケは冷凍食品です あとは手作りですが比較的簡単にできますので」

嬢「ふ〜ん」モグモグ

友「(気品のある食べ方だな〜 てかおいしいって言われてよかった!)」

嬢「(・・・)」

    ──放課後

幼「やたー!金曜日が終わるぞ〜!」
男「土曜日!土曜日!翌日は・・・」
嬢「に、日曜日?」
友「月曜日・・・月曜日・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:45:44.65 ID:rwMcgik80<> >>87 過去最悪のクソSSだった ごめん

幼「ねぇねぇ、明日アウトレットモールに行こう!」

男「おっと、明日はゲーセンに外出する予定が」

幼「要するに暇なんでしょ?」

男「っちぇ、なんであんなとこに行くんだよ・・・」

幼「そりゃー色々見て買い物したいじゃない♪」

男「メンドクセ」


幼「嬢さんと友くんは!?行く!?」

友「え?あ、あぁでもお嬢様は・・・(俺はいないほうがいいよな)」

嬢「私は遠慮しておきますわ せっかくですけど既に予定が入ってるの ね、友?」

友「え、あぁ・・・そうでしたっけ?(予定?)」

幼「そっか〜 じゃぁ2人きりで・・・///」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 16:47:30.47 ID:rwMcgik80<> 男「いや /// じゃなくて」

嬢「・・・」


──夜 嬢宅

嬢「いい?明日は私たちもモールとやらに出かけるわよ?」

友「え、じゃぁ男に連絡しないと・・・」

嬢「そうじゃなくって つまり、明日はあの2人を尾行するのよ!」でーん

友「尾行!?ってなんで?」

嬢「あの2人が普段プライベートでどこまでいっているかこの目で確かめるのよ」

友「ほう」

嬢「2人きりにさせるからこそ意味があるのよ」

友「ほうほう」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:47:54.73 ID:BoJ/WvXX0<> 正直さっきの方が良かった <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:49:36.05 ID:rwMcgik80<> >>99 今書いてるのが書き溜めだから貼りながら考えるよ
   やっぱり書き溜めるもんだね 展開にすぐ行き詰る

嬢「あの2人が、もし [もし]ですわよ? 恋人の仲にまで発展してるようであれば・・・諦めもつきますわ・・・」

友「それって直接聞けばいいんじゃ・・・」

嬢「直接聞いてもはぐらかせる可能性もありますもの」

友「は、はぁ」

嬢「いい?明日は朝から張り込みますわよ!」

友「イエッサ!」


男「あ〜せっかく朝からスタホができると思ったのに・・・」

男「まぁいいか 久々にあいつの私服が見れるからな」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:50:25.56 ID:rwMcgik80<> ──PLLLL

男「おう」

幼『やっほ!明日は9時に出発よ!遅刻しないでよ!?』

男「わあった」

幼『どうせ寝坊するだろうから部屋まで凸しちゃうかもっ』

男「ば・・・・・・・・やめろ!」

幼『嘘〜♪じゃあねん♪』

男「おう、おやすみ」

幼『おやすみ♪』 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 16:51:58.11 ID:rwMcgik80<> 友「それじゃ俺は帰りますかね」

嬢「あら、泊まっていけば?」

友「いや、それは色々とまずい気が」

嬢「なに?遠慮するの?」

友「しません!」

嬢「よろしい」

友「(普通泊めるか?)」

爺「では友様、お着替えとお部屋の方が・・・」

友「あ、どうも」

爺「それとも寝室はお嬢様とご一緒に?」

嬢「ば・・・・・・やめて!」

友「ひどいや」 <> あsd
◆9qUFqTZ946 <>ツイッターはナウい<>2010/05/23(日) 16:53:36.34 ID:oMeeCqQl0 BE:3362033287-2BP(666)<> sssp://img.2ch.net/ico/folder1_03.gif
siennta <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 17:11:55.72 ID:rwMcgik80<> ・・・・・翌朝
嬢「友、準備はよくって!?」

友「おkです!」

嬢「男が今家を出たと連絡が入ったわ!」

友「おぉ あいつ早起きしたな〜」

嬢「駅に向かいますわよっ」

友「そうしましょう!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「うぃ〜」

幼「ちょっと、レディを待たせないでよね」

男「うるへー ファ〜」

 さるくらった!!ひゃっほう!!さる! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 17:14:54.43 ID:rwMcgik80<> 幼「まったく・・・寝癖くらい直して来てよねっ」

男「そ、そこは突っ込むな」

幼「それじゃ、とりあえず●●駅まで行くわよ!」

男「●●!?都会ド真ん中じゃん!」

幼「何か文句でも?」

男「・・・・ねーよ」

幼「よしっ!そんじゃしゅっぱーつ♪」

男「ハァ・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 17:15:48.19 ID:rwMcgik80<> 友「どうやら電車に乗るみたいですね」

嬢「電車・・・?あ、あぁ電車ね!」

友「・・・あ、お嬢様 電車乗ったとあります?」

嬢「・・・・・ない」

友「やっぱり」

嬢「べ、別に乗る必要ないもの!飛行機の方が早いじゃないっ 近くならヘリで行けばいいし・・・」

友「庶民は10km先の移動にはヘリじゃなくて電車を使うのです」

嬢「む、・・・悪かったわね」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 17:18:02.07 ID:rwMcgik80<> 友「はい、怒らないでください これがスイカです」

嬢「西瓜?」

友「『スイカ』です。執事さんから貰ってきました。これをあの自動改札にかざすんです」


通行人「カザーシ!」ピピッ!


嬢「おぉ」

友「さぁ、俺達も行きましょう 見失っちゃいます」

嬢「そうねっ」ピピ

嬢「おぉ!」

友「(健気・・・可愛いなぁ・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 17:19:40.11 ID:rwMcgik80<> ──ガタンゴトン ガタンウンコン

男「そういや2人きりで電車まで使う外出は久しぶりだな」

幼「うんうん」

男「確か・・・久しぶりって言っても先月の日曜に映画見に行ったっけ」

幼「そうそう、コナン君がスケボー乗って背後からのガトリングガン避けるやつ♪」

男「そ、そうだっけか?(寝てたから覚えてねー・・・)」

幼「(なんだかんだいつ行ったか覚えててくれんだよね♪)」

男「な〜にニヤニヤしてんだお前?」

幼「ウヘヘヘ・・・」

男「他人のフリ他人のフリ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 17:20:51.19 ID:rwMcgik80<> 幼「さて、向こうに着いたら何買ってもらおうかな」

男「え!?俺が買うの!?」

幼「え〜、昨日バイト代入ったんだよね〜?」

男「そ、それを知ってるお前が怖い・・・」

幼「いいじゃんっ 何か一つくらい買ってプレゼントしてよ あとご飯もおごって」

男「なんて図々しい奴 そもそも何のプレゼントだ」

幼「えっっと・・・う〜んと、う〜んこ・・・」

男「3・・・2・・・」

幼「えっと、あっ!あれ!男が4年前に中学生なのにも関わらずおねしょしてから今月でちょうど」

男「わ、わかった!恥ずかしいからそれ以上は・・・!!」

幼「買ってくれる?(ニヤリ」

男「ック・・・こいつ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 17:22:05.09 ID:rwMcgik80<> 嬢「ふ〜ん なかなかいいスピード出してるじゃない」

友「そりゃそうです」

嬢「まるで人の箱詰めね」

友「平日はギュウギュウで座れるどころか電車に入りきりませんよ」

嬢「車で行けばいいのに・・・」

友「ん〜電車は排気ガスとか出さないから環境にいいですよ?」

嬢「ふ〜ん」

友「(うわ超興味なさそ・・・)」

嬢「それより男は?」

友「この車両の端にいます ホラ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 17:23:53.33 ID:rwMcgik80<> 幼「早く車の免許取ってよね」

男「取ったところで何なんだ?」

幼「アッシー大使に任命!」

男「断固×拒否」

幼「えぇ〜何で!?毎日送り迎えしてよ!」

男「なんて図々しい奴・・・」

幼「まぁそうとは言わないから色々来るまでお出かけしたいなぁ〜」

男「まぁ・・・取ったらな それまで待ってろ」

幼「え?う、うん」キュン <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 17:25:38.95 ID:rwMcgik80<> 友「あれ?なんかいい感じじゃないっすか?」

嬢「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ!!!

友「落ち着いてッッ!」

嬢「う、羨ましい・・・」

友「まぁデートですからね」

嬢「そ、そうなのかしら」

友「普通男女が2人きりでお出かけなんてイコールデートで結ばれます」

嬢「じゃ、じゃぁ私達も?」

友「他人から見ればそう見られるでしょう(俺はそれで構わないけど!!)」

嬢「な、なら絶対に男に見つかってはなりませんわ!変に誤解されたりしたら・・・・」

友「ひでぇ!!・・・・死にたい」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 17:28:33.07 ID:rwMcgik80<> 嬢「なにここ・・・」

友「モールです」

嬢「あぁ知っるわ デパートでしょ?」

友「モールです」

嬢「・・・」
友「・・・」

友「デパートよりも数倍は大きい施設です」

嬢「ふ〜ん」

友「小売店が100店舗はゆうに超えた集合体なわけですよ 他にも映画館やレストランなどなど・・・(ry」

嬢「なるほど、デートには持ってこいってわけね」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:22:43.33 ID:rwMcgik80<> 友「っと、早速入りましたね・・・はうああ!!!?」
嬢「!!!」


──水着売り場

男「な、なぁ・・・」

幼「ん〜?」

男「早速水着ってお前、俺超恥ずかしいんだが」

幼「これ似合うかな?」

男「聞いてねぇし・・・ お前にその色は似合わん」

幼「じゃぁ何色?」

男「極端に白」

幼「ほうほう・・・でも白いのは見る限り入りそうにないなぁ〜」

男「・・・///」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:26:35.69 ID:rwMcgik80<> 嬢「み、水着・・・」

友「幼ちゃんの水着選びだんて刺激的すぎる!羨ましいぞ男っぶへぇ!?」バシッ

嬢「うるさい」

友「ふいまへん・・・(地雷だった)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「結局買わないのかよ!」

幼「だって可愛いのなかったんだもん 試着する気にもならない」

男「(ッチ!せっかく幼のホワイトボムが拝めると・・・)」

幼「あ、時計〜♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嬢「結局買わなかったですわ」

友「いいのがなかったんでしょう」

嬢「ふ〜ん」ジーッ
友「?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:29:54.23 ID:rwMcgik80<> 嬢「水着か・・・」

友「興味あるんですか?」

嬢「なによ?悪い?」

友「いえ、はっきり言ってお嬢様はかなりスタイルいいと思いますよ 何で悲観するのか俺には理解できません」

嬢「はいはい」

友「それに・・・ん〜・・・ナンデモないです(この黒いの似合いそうだな〜)」

嬢「?・・・そう」

友「(後で買っておこう)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:41:33.88 ID:rwMcgik80<> 男「時計か」

幼「あぁ〜!!可愛い!これなんてすごい繊細!」

男「(可愛い奴)」

幼「あぁ〜こっちのも───」


嬢「あれは・・・時計ですわね」

友「時計屋だけでも5店舗ありますね」

友「あっちの客もどれにしようか悩んでいますね」

嬢「どっちも買えばいいじゃない、バカね」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:44:26.43 ID:rwMcgik80<> 友「いえいえいえいえ!、普通はどちらか選んで買うんです」

嬢「なんで?」

友「ん〜、例えばお嬢様は恋人候補が2人いたらどっちとも付き合いますか?」

嬢「それはどっちか1人でしょ?・・・・・・なるほど」

友「そういう意味です!」

嬢「時計は恋人・・・か」

友「えっ」
嬢「えっ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:47:03.22 ID:rwMcgik80<> 男「で、買わないと・・・」

幼「な〜んか決め手に欠けてたんだよね〜」

男「(まぁ幼は見て満足するタイプだからな・・・ある意味助かる)」

幼「あっ夏服が売ってる♪」

男「(あいつの夏服は破壊力抜群だからな・・・試着には覚悟しないと)」

幼「可愛い〜♪」

男「(可愛い奴め)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:48:37.36 ID:rwMcgik80<> 友「もう夏服が売り出される季節ですか」

嬢「いちいち買いに行くかしら普通」

友「いやいやいやいや!普通は見て買いますよ」

嬢「ふ〜ん」

友「実際に着て選ぶことに楽しみがあるんです」

嬢「なるほど」

店員「いらっしゃいませ ご試着はどうぞご自由に・・・」

嬢「ふ〜ん じゃぁ実際に着てみますわ」

友「おぉ!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:50:02.68 ID:OX4BI7+S0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:51:50.16 ID:rwMcgik80<> 男「で、試着すらしないのか」

幼「あそこのブランドって何かイマイチなんだよね〜」

男「(期待しちまったぜ)」

幼「あっ、見て見てアロマ売ってる〜♪」
男「へいへい」


嬢「ふ〜ん 実際に着て選ぶ・・・ 実に素晴らしいですわね」

友「おぉ!似合ってますね!」

嬢「そう?男はどう思うかしら <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 18:54:41.51 ID:Z+C7FXJ50<>   ( ^ω^) ……
  (⊃⊂)

  (^ω^)⊃ アウアウ!!!
 ⊂ミ⊃ )
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:55:21.42 ID:rwMcgik80<> 友「男はとにかく白いのが大好きですよ! 肌から下着まで白に萌えて燃える男です!」

嬢「じゃぁこの服は黒生地だから・・・ダメね」

友「いや、でも・・・・・(黒が一番似合ってるんだよな〜 ワイルドで)」


嬢「何?」

友「ナンデモないっす」

嬢「最後まで言いなさい!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 18:58:42.81 ID:rwMcgik80<> 友「あ、いや・・・俺はお嬢様には黒が一番似合ってるかな〜って・・・それだけです」

嬢「・・・・・・・・・あっそ ま、どーでもいいわあなたの意見なんて」

友「はい」

嬢「で、これ・・・買うにはどうしたらいいの?」

友「えっ」

嬢「一度着ちゃったんだし買うわ、しょうがないじゃない」

友「そ、そうですか」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:02:52.04 ID:qTwqsqMn0<> ジャンルってついてはいるが
新ジャンルキャラ出てないな <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:05:23.56 ID:rwMcgik80<> 男「お前机なんていらねーだろ」

幼「えぇ〜だってこれPCも収納できるし〜可愛いし〜」

男「机に可愛さなんていらねーだろ」

幼「う〜ん」ドサッ

男「売り物のソファーに堂々と座るな」

幼「ふへー 気持ちい〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嬢「なにやら家具がたくさん置いてありますわね 物置ですの?」

友「インテリアの専門店です 売ってるんですよ」

嬢「あ、あれを持ち帰るの!?」

友「流石に配送です」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:07:54.25 ID:rwMcgik80<> 嬢「そ、そうよね・・・・・これは何?加湿器?」

友「アロマですよ 香りの煙を出したりするんです」

嬢「ふ〜ん」

友「こんなのでリラクゼーションになるのかは知りませんが」

嬢「ふ〜ん」ジーッ

嬢「ま、いいわ 行きましょう」

友「はい!(買っておこう)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:09:58.00 ID:rwMcgik80<> 男「そろそろ腹減った」

幼「そうだね〜」

男「できれば食い放題がいいな」

幼「いいねっ!いいねっ!」

男「(可愛い奴・・・)」


友「どうやらお昼にするようです」

嬢「追いますわよ」

友「さ、さすがに続けて入るとバレるので間をおきましょう・・・どうやらあの店か」

嬢「レストラン?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:11:00.27 ID:rwMcgik80<> 友「あれは食べ放題のお店です」

嬢「食べ放題?」

友「まぁ入ってみればわかりますよ」

嬢「ふ〜ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「お、お前そんなに食べたら太るぞ!」

幼「へーきへーき」モグモグ

男「すげぇ食うな・・・」

幼「どうせ胸にばっかいっちゃうし」
男「っぶ!」
幼「あれれ〜どうしたのか?」ニヤニヤ
男「きゅ、急に変なこと言うな、そして笑うな!」
幼「ニヤニヤ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:14:22.79 ID:rwMcgik80<> 嬢「じ、自分で持ってくるの?」

友「そうですよ 自分で食べたいモノを選んで好きな量で持ってくるんです」

嬢「ふ〜ん」

友「ただ、質に関してはお嬢様の口には合わないかも・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼「これ食べたら映画行きたい」

男「寝る気か!」

幼「寝る気だ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友「どうやら映画に行くみたいですね」

嬢「映画なんて自分の家で見ればいいじゃない」

友「普通は映画館で見るんです <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:16:25.18 ID:rwMcgik80<> 嬢「で、あの2人何を見る気ですの?まさかラヴストーリー?」

友「あ、あれは・・・!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「結局最後まで見ちゃったな」

幼「まさかしんちゃんにお嫁さんが・・・」

男「さて次はどこに行くか」

幼「最上階に駄菓子屋みたいなとこがあるでしょ?そこ!」

男「んじゃ行くか」


友「zzz zzz」

嬢「スピ─ スピ─」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:20:37.05 ID:rwMcgik80<> 男「五円チョコ・・・」

幼「うんちくん飴だ♪」うんち

男「うわっ!これ懐かしいな」

幼「見て見て!これなんか──!」 キャッキャウフフ


嬢「もぅ!なんで寝ちゃってるのよ!ばか!」

友「すいません・・・でも最上階に居たとは勘が当たりましたね」

嬢「あれは何のお店ですの?」

友「あれは駄菓子屋です 昔ながらのお菓子屋ですよ」

嬢「駄菓子屋・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:22:15.49 ID:rwMcgik80<> 友「・・・・・・小さいころ、何回か一緒に行ったでしょう?」

嬢「・・・、そうね」


男「結構懐かしくてたくさん買っちまったな」

幼「帰って食べよっ♪」

男「で、次はどこに行くんだ?」

幼「アクセサリーのお店に行くであります!」

男「了解っ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:26:39.10 ID:rwMcgik80<> 友「お嬢様、男達がまた移動するみたいっすよ〜」

嬢「う〜ん」駄菓子に夢中

友「もしも〜し」

嬢「あっ、お、男は?」

友「あっちに移動中です」

嬢「そう、追いますわよ!」


───数時間後

幼「今日は疲れたね〜」

男「結局駄菓子くらいしか買ってないな」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:27:56.19 ID:OX4BI7+S0<> しえんた <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 19:28:06.42 ID:rwMcgik80<> 幼「アクセサリーも微妙だったからまた今度買ってもらお♪」

男「図々しい奴め」

幼「にしても今日は楽しかったよ ありがとねっ」

男「・・・どーも(なんやかんやで幼といると楽しいよな)」


嬢「今日は疲れましたわ・・・」

友「お疲れ様っす!」

嬢「結局収穫もなしね」

友「な〜んかいつも通りの2人でしたね 手を繋ぐこともしなかったし」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 19:41:51.67 ID:OX4BI7+S0<> さるか <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:03:28.89 ID:rwMcgik80<> 友「はいこれ」

嬢「な、なんですの?」

友「いや、一応何個か買っておいたんであげます」

嬢「ふ〜ん」

友「それじゃ俺はこれで失礼します!」

嬢「何よ 家まで送って行きなさいよ」

友「あれ?お迎えは?」

嬢「来ないから言ってるんでしょ?」

友「へいへいわかりましたっ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:04:51.05 ID:rwMcgik80<> ある日

幼「今日は買い弁ね」
男「今日もだろ」
幼「そんなに私の手作り愛妻弁当を食べたいのはわかるけど・・・///」
男「冷凍7割」
幼「おい」
男「じょ、冗談だ(なんて威圧感・・・)」

嬢「・・・ねぇ友」
友「はい?」
嬢「それって、友が自分で作ってきてるんでしょう?」
友「そりゃそうです 簡素で恥ずかしいっすけど」
嬢「・・・殿方はやっぱり手作りが嬉しいのかしら?」
友「んー、そりゃ『自分のために作ってくれた』わけですからね」
嬢「なるほど」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:10:19.22 ID:rwMcgik80<> 夜 嬢宅
友「まずは主食は米です お弁当箱は俺が持って来たコレにしましょう」
嬢「そんな貧乏臭いのじゃなくってコレにしなさいよ」
友「それはお正月に使うものです・・・(重箱って・・・)」
嬢「ふ〜ん まぁいいわ」
友「この箱は見ての通り2段になる、通称2段弁当で下の段には主食のお米を配置させます」
嬢「お米だけ?」
友「お米だけですお好みで海苔や梅干も おかずは上の段に使います」
嬢「華やかじゃないわね・・・」
友「変に飾ると変ですよ 質素でいいんです」

友「出巻卵からいきますか」
嬢「まきしまむたまご?」
友「出し巻きです・・・ ちょっと作るから見ててください」

ジュンジュワー・・・・・

友「はい」コトッ
嬢「・・・あむ・・・・・・・・甘い、美味しい」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:13:05.53 ID:rwMcgik80<> 友「お弁当の定番の一つが卵焼き系統のおかずです これ王道!」
嬢「気に入ったわ!早速教えなさい!」
友「いえっさ!!」

///////////////////////////////////////////////////////////////////////

友「な、なんだ・・・・これは!!」
嬢「ちょっと色が第二次世界大戦みたいだけど味は・・・」
友「ま、待って!お、俺が食べます!!」モグ
嬢「・・・どう?」
友「・・・・」
嬢「・・・?」
友「し、塩と砂糖これ、砂糖?佐藤?」
嬢「ちょ、ちょっと!?」
友「ピャー・・・」
嬢「しっかりなさい!」バシッ
友「ハッ!す、すいません・・・」
嬢「んもう、もう一回作り直しますわ」
友「そうしましょう」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:16:59.16 ID:rwMcgik80<> 友「うん、これならOKっす!」
嬢「ふう、さぁ次は何を?」
友「・・・じゃぁこれですね」
嬢「・・・?刻みウインナー?」
友「タコさんウインナーです これもまた技術力を要するおかず!」
嬢「心配無用!さぁ教えなさい!」
友「ほいほい」
友「包丁はなぞるようでいいです」
嬢「・・・んと そーっと・・・・」
友「そうそう 切らないように」
嬢「こう?」
友「初めてにしてはかなりいいんじゃないんですか?」
嬢「もう一回やるわ 貸してみて」
友「はいどうぞ」
1時間後
友「タコさん完成!」
嬢「楽勝ですわ!」
友「それじゃぁ次は───・・・」

嬢「ふふふ!これで一通り準備は整いましたわ!」
友「zzz zzz」
嬢「・・・・・・こんなところで寝るなんて気がしれませんわ」
友「zzz zzz」
嬢「・・・・」ナデナデ
友「ムニャ・・・ zzz」
嬢「毛布はどこにあったかしら?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:19:23.77 ID:rwMcgik80<> ──翌朝
嬢「さぁ起きて!」バシッ
友「ぐへ!・・・ふわぁ・・・・・あぁぁれ!?」
嬢「んもう、厨房で寝るなんて」
友「す、すいません・・・うぇ・・・7時か」
嬢「とっとと家に戻りなさい!」
友「はぁい・・・ふわぁ」

嬢「・・・・ぁ・・・りがと」ボソッ

友「?何か言いました?」
嬢「言ってませんわ 遅刻しますわよ?」
友「そうだた!やばす!」ピュー
嬢「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「眠・・・」
友「ねむ・・・」
幼「もう〜2人してシャキっとしないわね」
男「あうあうあー」
嬢「ごきげんよう男」
男「おぉ嬢、おはようあー」
嬢「んもう、眠そうですわね」
男「眠うあー」
幼「あぁ、男 今日は男分作ってくるの忘れちゃった♪」
男「なぬっ」
嬢「(チャンス!)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:20:27.11 ID:rwMcgik80<> 友「(これは!)」
嬢「な、なら男 これを食べるといいですわ!」
男「んん?いいのか貰っても!」
嬢「もちろんですわ♪私の手作りだからお口に合うのかは知りませんけど」
幼「手作り!?」
男「おぉ〜嬢も料理できたのかっ」
嬢「もちろんですわ」
幼「へぇ〜(やるなぁ〜)」
友「(Gj!)」

んでお昼

男「どれ・・・・」
嬢「・・・」ドキドキ
男「ほう、意外と普通」
幼「おぉ、タコさんウインナー!!」
男「おぉ、俺の好きな卵焼き!」
幼「それもダシ巻き!」
嬢「(好物だったなんて・・・♪)」
友「(俺も鼻が高いですっ)」
男「んじゃぁこの卵焼きから頂きます」パク
男「・・・」モグモグ
嬢「・・・」ドキドキ
男「おぉ、甘みがきいてて美味しいぞ」
幼「ど、どれ!?私にも!」
男「ほれ あーん」
幼「あむ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:21:46.97 ID:rwMcgik80<> 嬢「!!」
友「!!」

友「(あ、「あ〜ん」だと!?)」
嬢「(な、なんて羨ましい!!)」
幼「ムム・・・悔しいけど美味しい!」
嬢「と、ととと当然ですもの オホホホ」
友「(複雑だろうな〜)」

───夕方

友「お弁当としては評価は最高でしたよ」
嬢「・・・」
友「だ、だから元気を」
嬢「私も『あ〜ん』されたい〜!」
友「重症!」
嬢「うぅ〜」
友「テンション低いなぁ〜(参ったな)」
友「俺でよければいつでも・・・」
嬢「ハァ・・・」
友「た、例えば明日幼ちゃんが作ってきたお弁当をお嬢様が『食べさせて』と言う形でせがむのはどうでしょう?」
嬢「むう」
友「そしたら『どれ、あ〜ん』と言った展開も生まれるはずです!」
嬢「なるほど・・・」
友「ね?だから元気出してください!」
嬢「ふん、最初から元気ですわ フフフ(その手がありましたのね♪)」
友「(何やってんだろ俺・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:22:57.67 ID:rwMcgik80<> 翌日

友「ハァ・・・」
後輩「どうしたんですか?」
友「ん、あぁ後輩ちゃん(相変わらず巨乳ですこと)」
後輩「顔色悪いですよ?」
友「んにゃ、大丈夫だよ(幼ちゃんに負けないチチレベルだな、付加価値は眼鏡だな・・・)」
後輩「無理しないでください!ささっ、保健室に行きましょう!」
友「あ、あぁちょっと!?」

嬢「友はどこに行ったのかしら・・・?」
男「おっ、今日は弁当だ♪」
幼「ほれ、気合い入れてきてやったぞ さぁ食え!
男「んまい」モグモグ
嬢「そ、そうですの?わ、ワタクシにも一口・・・」ドキドキ
男「ほれ、食べてみ?」弁当ごと渡される
嬢「あ、ありがとう・・・」シュン

嬢「(残念・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:24:22.27 ID:rwMcgik80<> 友「そ、そんな大げさな」
後輩「そんなこと言っても先輩ほら、37℃超えてますもん!」
友「37.5℃・・・そんなに大事じゃないよ」
後輩「ささっ、横になってください!」
友「(参ったなぁ)」
後輩「えっと風邪薬は・・・・」ガサゴソ
友「(幼ちゃんと同じく面倒見がいいな)」

嬢「友はどこかしら・・・」
男「ん、あぁ友なら後輩ちゃんに腕引かれてどっか連れ去られてたな」
嬢「ふ〜ん・・・」
嬢「(保健室・・・)」

友「後輩ちゃん、そろそろ授業始まるんじゃ?」
後輩「あぁ、ウチの学年は今日は午前で終了ですので!」
友「あぁそういえば・・・」
後輩「ささ、お薬飲んでください!」
友「あ、ありがとう」

嬢「友?」──ガララッ

友「ふう、なんだか最近寝不足でね」
後輩「受験生ですからね」
嬢「・・・」コソコソ
後輩「だからこそ体に気をつけなきゃなんですよ?」
友「いいのいいの、毎日楽しいし」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 20:41:36.09 ID:OX4BI7+S0<> また猿か <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:11:32.17 ID:YkgXKFVC0<> 前回落ちてすげー続きが気になってたんだよ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:16:38.60 ID:SpdbqnRJ0<> 磐手県か <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:23:46.87 ID:rwMcgik80<> この間はサル→アニオタ巻き添え規制だった ごめん
早めに終わらせるために行間はなるべくあけないことにした

後輩「それでも先輩は毎回テストでトップ3位には入ってますもんね」
友「だいたい2位だけどね、おかげでステイゴールドと先生達からは呼ばれてる・・・」
後輩「それでもすごいです!先輩は下級生の憧れなんですよ?」
友「っぶ、初耳だなそりゃ」
後輩「勉強もできるしスポーツも万能だし顔もかっこいいって皆言ってるし!」

友「ソースは!?現代!?産経!?告られたことないのに!」

後輩「そ、それはやっぱり、嬢先輩がいるからでしょう」
友「へぇ〜」
後輩「いつも一緒にいますよね・・・」
友「まぁ・・・」

  嬢「・・・」

後輩「あ、あのお2人って付き合ってるんですか!?」
友「えっ、付き合ってはないけど・・・」
後輩「えぇぇぇぇ!?な、なんであんないつも一緒にいるのに!?」
友「んー、そりゃだってお嬢様は俺なんて興味ないだろうし」
後輩「そうなんですか?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:25:11.63 ID:OX4BI7+S0<> 頑張れ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:25:30.03 ID:rwMcgik80<> 友「俺が好きでお嬢様の側にいるだけだよ」
後輩「好きなんですか?」
友「あ、いやその・・・」
後輩「フフフ、先輩可愛いですね」
友「(この爆乳め)」

嬢「・・・・」

後輩「先輩は嬢先輩に告白しないんですか?」
友「し、しないよ・・・」
後輩「えぇぇ、いけると思うんだけどな・・・」
友「お嬢様には他に好きな人がいるし、それに俺とお嬢様じゃ身分というか世界が・・・」
後輩「NTR展開ですね!」
友「そんなこと言うもんじゃありません」
後輩「私はいつでもOKですよ!」
友「先輩として受け流しておくね〜」
後輩「ひどいです〜!」

嬢「・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:26:58.95 ID:rwMcgik80<> ───放課後
後輩も帰り 友は熟睡中・・・・

嬢「・・・」ペチン
友「んにゃ」
嬢「・・・・・・」ペチンコチンコ!
友「はうっ、ふわぁ・・・」
嬢「起きなさい」
友「ふぁぁ・・・今、何時・・・」
嬢「18時になるところよ」
友「そんなに・・・(頭がボーッとする)」
嬢「・・・」ピト
友「(顔近い・・・)ボーッ」
嬢「熱、まだあるみたいね」
友「すみません ケホッケホッ」
嬢「・・・」
友「あの、すいません」
嬢「何?」
友「お昼、立ち会えなくて・・・ケホッ」
嬢「別にいいですわ」
友「車にまで乗せてもらって」
嬢「構いませんわ」
友「ケホッケホッ」
嬢「ねぇ友」
友「はい?」
嬢「なんでもありませんわ」
友「・・・?そうですか」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 21:28:59.04 ID:Z+C7FXJ50<>
  <(´・ω・`)> ペチンコチンコ!
    )  )
(((( /ω > ))))
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:29:01.17 ID:rwMcgik80<> 友宅(アパート)前

友「ふう」
嬢「部屋まで送るわ」
友「あ、いや大丈夫です・・・」フラ
嬢「遠慮するなんて10000年早いですわ」ガシッ
友「どうも・・・ケホッ」
嬢「もうっ」 ギュッ

───友部屋

友「わーっ、ちょ、汚いですよ俺の部屋 コホッ」
嬢「つべこべ言わないの」
友「ふう」
嬢「ほら、これで熱を計って」
友「あい」
嬢「(これ・・・私が昔あげた)」
嬢「(これも・・・)」
友「・・・39℃!?・・・うへぇ」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:30:09.30 ID:rwMcgik80<> 嬢「ほらっ、とっとと着替えてちょうだい」
友「あい」
嬢「・・・///ここで着替えるんんじゃないの!///」
友「すいませ〜ん ケホッゲホッ」
嬢「まったく・・・デリカシーの欠片もありませんわね」
友「うぅ、キモチワルイ」


・・・・・・・・8月

友「暇だ」
友「お嬢様は今日帰ってくるのか」
友「資本主義め」
友「そんな俺は一人寂しく参考書とにらめっこ」

友「暑い・・・」

友「図書館行くか」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:33:07.67 ID:rwMcgik80<> 嬢「やっと日本に帰ってきましたわ」
嬢「早くみんなの顔が見たいですわ」
嬢「・・・・」
嬢「とりあえず友の家にでも行きましょう」

嬢「・・・♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友「涼しい!図書館最高!」
後輩「うるさいですよ」
友「漫画読んでるくせに」
後輩「うるさいです」

友「ま、俺はもう帰るよ」
後輩「へぇ!?もう!?」
友「だってもうお嬢様帰ってきてるころだし」
後輩「ほほう」ニヤニヤ
友「な、なんだよ」
後輩「告っちゃえばいいのに」
友「だーからー」
後輩「何で告白する前から決め付けてるんですか?」
友「絶対はなくとも限りなく絶対なんだよ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:35:40.59 ID:rwMcgik80<> 後輩「あぁ〜あ、先輩そんなことしてると嬢先輩どっか行っちゃいますよ?」
友「っけ、余計なお世話だ」
後輩「だって嬢先輩なら他の御曹司からの声とかすごいんじゃないんですか?」
友「あぁ、最近よくパーティー行ってるなぁ」
後輩「やばいなぁ」ニヤニヤ
友「社交辞令だろ?それに俺が口出すことでもないし」
後輩「うへへ」ニヤニヤ

友宅前

嬢「いないのかしら」
嬢「あ、あれ・・・」
後輩「キャッキャウフフ」
友「だーかーらー!」
嬢「・・・」

後輩「あっ、あれ」
友「おぉ、お嬢様だ」
後輩「それでは先輩私はこれで〜バァーイ!」ヒュー

友「あぁ、おい!・・・・ったく」
嬢「っふん」

友「い、いつお帰りに?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 21:36:15.42 ID:Z+C7FXJ50<>      __ 
    ,i,_,i_  
    |  `i 
    | lヽi li, 
    | l-'l |,l 
.    'Fヲ|,H  
    ,i_| .| |   
     -'‐'  

友「・・・ケホッ」
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:37:39.17 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・・さっき」
友「そうですか」
嬢「後輩ちゃん?仲良いですのね」
友「マセてるだけです」

嬢「あっそ〜」ツーン
友「〜?(なんか不機嫌?)」
嬢「・・・」
友「・・・」
嬢「帰る」
友「えっ」
嬢「なに?」
友「まぁ、上がっていってください」

嬢「しょうがないわね 帰るのもあれだし上がっていくわ」

友「夜は涼しいですね」
嬢「そうね」
友「向こうはどうでした?」
嬢「ん〜、何より1食1食が多いのよね おかげで・・・・」
友「おかげで?」
嬢「聞くんですの?そこ」
友「4`!」
嬢「そ、そんなに太ってませんわ!2`だけですわ!」
友「ほう・・・(残念だが胸にはいってなさそうだ・・・)」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:38:49.39 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・ねぇ」
友「はい?」
嬢「その、後輩ちゃんって・・・」
友「はい」
嬢「彼氏いたり・・・するんですの?」
友「ッブwww」
嬢「ちょ、汚いですわね!」

友「(百合なのか!?お嬢様は目覚めたのか!?)」

友「いないんじゃないんですかね?」
嬢「本当?」
友「俺は聞いたことないですけど・・・」

嬢「そう・・・」ホッ

友「(安心!?やっぱり百合に目覚めてる!?)」
嬢「(付き合ってるわけじゃないのね・・・・って何考えてるんですの私)」
友「・・・」
嬢「・・・」 気まずい空気
友「・・・(よし!いくしかねぇ!)」
嬢「・・・?」
友「あ、あの!」
嬢「なんですの?」
友「ずずず、ずばりあの、お嬢様は・・・その・・・俺のことどう思ってます?」

嬢「えっ・・・?」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 21:39:37.01 ID:Z+C7FXJ50<> ( ´Å`)ヽ(゚∀゚)ノ キャッキャ

ξ; ゚听)ξ !? <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:42:00.31 ID:rwMcgik80<> 友「好きか嫌いかで」ドキドキ

嬢「・・・・」ドキ
友「・・・・」ドキドキ

嬢「えっっと・・・」
友「好きです」
嬢「あう!?」
友「・・・嘘ですなんでもないです」
嬢「・・・」
友「忘れてください」
嬢「ふ、ふん からかうなんて気分を害しましたわ」
友「っっっ、ごめんなさい」
嬢「それってお付き合いしたいってことでしたの?」
友「まぁ、いや・・・まぁそういう関係になれたらなぁって・・・」
嬢「・・・フン」
友「ダメですよね、ごめんなさい」
嬢「帰る」
友「っ!・・・はい」
・・・・・・・・・・翌朝
友「ハァ・・・」
嬢「・・・」スタスタ
男「あれ友、お嬢の奴先に行っちまったぞ?」
友「・・・あのさ」
男「ん?」
友「俺、昨日告った」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:44:03.64 ID:OX4BI7+S0<> しえん <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 21:45:40.43 ID:Z+C7FXJ50<>             .o゜*。o
          /⌒ヽ*゜*
         /ヽ    )。*o  好きです
    (・ω・)丿゛ ̄ ̄' ゜
.  ノ/  /
  ノ ̄ゝ


。+'゚*+ d(*´ω‘)b +*'゚+。 うそです


_| ̄|○ ガクッ・・・  <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 21:49:16.42 ID:YkgXKFVC0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:10:13.52 ID:rwMcgik80<> 友「で、これ」
男「友・・・!漢になったなぁ!」
幼「・・・」

放課後(新学期初日)

嬢「・・・ハァ」
幼「やっほ!」
嬢「っ!・・・幼」
幼「んへへ〜、なんか元気ないね」
嬢「そうかしら?」
幼「友君と何かあったの?」
嬢「別に・・・」
幼「告白されたとか」
嬢「うぇ!?そ、そ、そんなここことありませんわわ!」
幼「わかりやすいなぁ〜♪(知ってたけど)」
嬢「・・・」

幼「それで答えは!?」
嬢「そ、それはその・・・」
幼「嬢さん、友君のこと好きじゃないの?」
嬢「・・・あのね よく、わからないの」
幼「?」
嬢「その、ずっと・・・こういった関係だったからその恋人同士っていうのがよく・・・」
幼「なるほど・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:11:51.40 ID:rwMcgik80<> さる解除!正真正銘の最後のさる解除だ!!これより静止時間20レス以内でケリをつける!!!

嬢「だから・・・」
幼「嬢さんと友君っていつから知り合いなの?」
嬢「私達?私達は・・・そうね、もう12、3年前かしら───・・・」

・・・・・・───昔
嬢邸 

嬢「る〜んるん♪」
友「おいかねもちぶた!」でーん!
嬢「むむ!」
友「これでもくらえー!」ッシュ!
嬢「っきゃ!」ビチャ!
嬢「うぅ〜!やったわねー!?」
友「みずふうせんばくだんめいちゅう!ははははー!」
嬢「まてぇぇ!かってにいえのにわにはいるなー!」
友「まてっていわれてまたないよ〜だ!ばーか!」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:12:09.66 ID:YkgXKFVC0<>        ∧_∧
      (´・ω・)  支援
      ( ⊃┳⊃
     ε(_)ヘ⌒ヽフ
     (   ( ・ω・)
εεε ◎―◎⊃⊃ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:13:17.31 ID:rwMcgik80<> 幼「そんなんだったの!?」

嬢「毎日のようにイジメられてましたわ・・・フフフ」

幼「それで?それで?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

爺「お嬢様、そんなに走りまわってお怪我でもなされたら」
嬢「うるさいですわ!あいつをつかまえてこらしてやるんですの!」
友「ベー!かねもちぶた〜♪」
執事「お嬢様、そろそろピアノのお稽古のお時間です」
嬢「うぅ〜!」
メイド「さっ、参りましょうね」
嬢「はぁ〜い(おぼえておきなさい!)」ファック!
友「(べぇー!)」アカンベー!

友「・・・」
友「いいな あいつ まわりにいろんなひとがいて・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:15:22.46 ID:rwMcgik80<> ──稽古中
嬢「・・・」〜♪〜♪
師「天才!最高!やべぇ!超ヤベェ!」
嬢「・・・」〜♪
師「超ヤベェ!」
友「・・・あっ」
嬢「む」
友「っけ、おわったようだな!」

嬢「ふーん」
嬢父「さっ、お出かけしようね」
嬢「はぁ〜い(あかんべー!)」ファック!
友「む っけ!」エスエイチアイティー!ビィィィッチ!
嬢「〜♪」
───ブロロロッ

友「・・・・っふん」
友「いいな あいつ」
  ───ある日(過去回想中)

嬢父「なに!?我が社にそんな嫌疑が!?ック、今すぐ行く!」

嬢母「私も行きます!」

ドタバタ!

嬢「えぇ〜 どうぶつえんは〜?」
嬢父「今はそれどころじゃないんだ!」
嬢「・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:16:29.30 ID:rwMcgik80<> 嬢母「ごめんなさいね 私達すぐに日本に帰ってくるから、ね」
嬢「・・・うん」
嬢母「いい子にしててね」
嬢「・・・うん」

・・・・・・

嬢「・・・はぁ」
友「っけ!かねもちぶたがあるいてるぜ!」
嬢「なによぉ!」
友「くらえー!」
嬢「むむ!」ひょい
友「かねもちぶたのくせによけんな!」
嬢「なによ!へなちょこボール!」
友「なんだとー!?」
嬢「・・・はぁ」
友「・・・?」
嬢「・・・」スタスタ
友「ッケ!なんだおまえ?げんきないな〜」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:18:47.14 ID:rwMcgik80<> 嬢「うるさいばぁか」
友「きょうはおでかけしないか〜?」
嬢「しない パパもママもアメリカいっちゃったもん」
友「ふ〜ん」
嬢「・・・」
メイド「お嬢様〜!さぁおやつの時間ですよ♪」
嬢「はぁ〜い♪」パァ
友「げんきじゃねーか、ばーか」

・・・・数日後

嬢「・・・」
友「それっ」シュッ
嬢「ひゃっ!?」ビチャ
友「へへっ、めいちゅう!」
嬢「・・・」スタスタ
友「・・・・・?」
嬢「・・・」
友「おい」
嬢「なに?」
友「おまえんとこ、さいきんひとがすくないな」
嬢「・・・みんな、・・・やめってちゃうんだもん・・・」
友「・・・そうか」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:19:22.79 ID:OX4BI7+S0<> しえn <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:20:00.61 ID:rwMcgik80<> 嬢「・・・ウッグ・・・だって・・・みんな・・・いない゙んだもん・・・ウェ・・」

友「・・・」

嬢「パパもママも・・・ヒッグ、みんな・・・いなぐなっちゃうんだもん゙・・・!」

友「おまえ・・・」

嬢「ひとりじゃやだよう・・・・ウッ、ウェッ・・ふぇぇぇ〜ん!!」

友「なくなって!」
嬢「ウッ・・・だって・・・」
友「だったらおれがおまえのシツジさんになってやる!」
嬢「ふぇ?」
友「ずっとおまえのそばにいてやるからなくな」
嬢「・・・ほ、ほんとう?」グスン
友「やくそくだ ゆびきりするぞっ」
嬢「ゆびきり・・・?」
友「こゆびとこゆびをこうするんだ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:21:14.67 ID:rwMcgik80<> 幼「へぇーーーー!初めて聞いた!!友くん超かっこいいね!」
嬢「フフフ、そうでしょう?」
幼「ウチらなんかよりも全然幼馴染っぽいよ!」
嬢「友はああ見えてなんでもできるの、私なんかの側についてるよりも・・・」
幼「で、好きなの?」
嬢「えっ?」
幼「友くんのこと」
嬢「・・・・・・・・///」
幼「友くんならきっと全部受け止めてくれるよ これからの関係も」
嬢「・・・私、行くところを思い出しましたわ!」スタスタ
幼「・・・(頑張って)」

────友宅

友「はいどなたーぁ・・・あ・・・」
嬢「なによ?」
友「ま・・・どぞ」
嬢「ふんっ」 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:23:19.92 ID:rwMcgik80<> ───気まずい空気

友「えっと、あの・・・」
嬢「ん?・・・特に用はなかったんですけどね」
友「(じゃぁ何故!!?)」
嬢「・・・ねぇ」
友「えっ!?あっ、はい!」
嬢「友は・・・その・・・昔の約束覚えてますの?」
友「昔の約束?(な、なんだ!?思い出せん!!くそ!俺のブレイン!海馬!!頑張れ!)」
嬢「ゆびきり・・・」
友「ゆびき・・・あぁぁ!!昔、最初に交わした約束ですね・・・」
嬢「そう、覚えてたのなら・・・別にいいけど」
友「・・・・」
嬢「・・・・」
友「好きです」
嬢「・・・っ、・・・・も」
友「え?」
俺「ちくわ大明神」
嬢「私も・・・」
友「誰だ今の?」
嬢「す・・・好きですわ、友のこと・・・」

友「・・・」ボシュー
嬢「ちょっ・・・友?」
友「お嬢様ー!!」ガバッ!
嬢「きゃっ!いやっ、ちょっと!?」
友「抱きしめていいですか?」
嬢「えっ!?えっ・・・・えぇ・・・まぁ」
友「・・・じゃぁキスは?」ギュウ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:24:32.54 ID:rwMcgik80<> 嬢「キッ!?!?・・・・そ、そんなの・・・・・」
友「(そう言って眼を閉じるところが可愛い)」ッチュ
嬢「・・・・ん」チュ

嬢「・・・普通ですわね」

友「謝りませんよ」

嬢「それと、その・・・恋人同士なんだから、もう敬語はいいですわ」

友「ん、・・・・がんばる」

嬢「っそ」チュ
友「ん」チュ

おわり エロ展開はお預け <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:28:04.71 ID:YkgXKFVC0<> あれ?一番最後の行だけ見れないよ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 22:29:09.39 ID:BoJ/WvXX0<> 何故毎回盛り上がってくる所で終わるのか <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 22:29:43.16 ID:fPwL2mLY0<> >>182
クライマックスだからじゃね? <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 22:32:26.70 ID:YkgXKFVC0<> ここまで支援少ないやつは初めてみた
面白いのに(´・ω・`) <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 23:03:19.93 ID:OX4BI7+S0<> まだか <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/05/23(日) 23:11:54.22 ID:soCkUxXV0<> お疲れ。中身読んでないけど支援少なすぎて笑えたからチェックしてた <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/23(日) 23:39:23.50 ID:OX4BI7+S0<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/24(月) 00:08:55.43 ID:YtqM451P0<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/24(月) 00:38:43.89 ID:YtqM451P0<> ☆ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/05/24(月) 01:13:01.75 ID:ix+MSsrl0<> ちくわ大明神でちょっとふいた <>