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    元スレ鳴上「月光館学園か」有里「八十稲羽?」

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    251 = 225 :



    【2012/4/18(水) 晴れ 堂島宅】


    >陽介に連絡しよう。

    『件名:頼みがある
     本文:彼に協力を頼みたい。連絡先を教えてくれないか』

    >……。

    >返信を、待とう。


    【同日 昼 堂島宅】


    >メールだ。

    >陽介からだろうか。

    >……?

    >一件じゃない。

    『差出人:陽介
      件名:了解!
      本文:相棒にもお前の連絡先教えていいんだろ?とりあえず送っとく!
         あと、例の話な。まぁ、あんま悩むなよ!今度どっか遊び行ってぱーっと忘れようぜ!またな』

    『差出人:里中
      件名:大丈夫?
      本文:花村から聞いた。何か悩んでるみたい?
         その、心配しなくてもいいよ、私は有里君好きだよ!
         あ、友達としてって意味だからね!勘違いしないように!そんでからかわないように!
         そういう時は肉!肉を食べて忘れるのだ!ガッツリね!』

    『差出人:天城
      件名:何かあった?
      本文:有里君、ナイーブなところもあるんだね。ちょっと意外かも。
         何かあったら相談に乗ります。有里君の話も聞きたいし』

    >……。

    >陽介から洩れたようだ。

    有里「……まぁ、いいか」

    252 = 225 :



    【同日 夕方 堂島宅】


    >またメールだ。

    >……そろそろ授業が終わったのだろうか。

    『差出人:りせ
      件名:心配!
      本文:有里さん、花村先輩に相談したって?
         それって人選ミスだよ、私ならいくらでも聞くのに!
         不安にならなくても、りせは有里さんの事だいダイ大好き!だからね』

    『差出人:完二
      件名:大丈夫スか?
      本文:俺、頭悪いし上手く言えないんスけど、有里さんはもう仲間だと思ってるっス。
         だから、何か引っ掛かるんだったら俺にも話し聞かせてください。
         とりあえずそんだけっス!今度また話しましょうや!』

    『差出人:直斗
      件名:難しい話ですね
      本文:既に出来上がったコミュニティに入り込むことは難しいと思います。
         有里さんの場合、特殊な立場にいますし尚更です。
         ……あの時の、仲良くなりたいって言葉が嘘じゃなければ、僕にも話を聞かせてください。
         上手く力になれるかはわかりませんが、出来る限りの事はしたいと考えています』

    有里「根こそぎ洩れてるじゃないか」

    >陽介に悩み事を相談するのはやめた方がいいかもしれない。

    菜々子「ただいまー……あ!湊お兄ちゃんが笑ってる!」

    有里「おかえ……って、ん?ああ、本当だ」

    >頬が緩んでいる……。

    菜々子「どうしたの?何か良い事あった?」

    有里「うん、ちょっとね」

    菜々子「良かったね!みんな仲良し、でしょ?」

    有里「そうだね。菜々子のおかげだよ」

    菜々子「えへへ、菜々子何もしてないよ。湊お兄ちゃんががんばったんだよ」

    >それから、菜々子と一緒に夕飯を作った……。

    253 = 225 :



    【同日 夜 堂島宅】


    堂島「ただいま……っと」

    有里「あ、おかえりなさい。菜々子ちゃんもさっきまで起きてたんですけど」

    堂島「ん、そうか。……たまには早く帰って来たいもんだな」

    有里「ご苦労様です」

    堂島「ところで、何か良い事でもあったのか?」

    有里「そう見えますか」

    堂島「なんていうか、雰囲気でな」

    有里「……今日、菜々子ちゃんに笑ってる所を見られました」

    堂島「それがどうかしたのか」

    有里「菜々子ちゃんに笑顔を向けた事は何度もあったはずなのに、まるで初めて見たみたいに」

    堂島「はっは、だから言ったろう。アレはああ見えて聡いってな」

    有里「顔で笑っただけだと見抜かれますか」

    堂島「子供ってのはその辺敏感なんだろうな。しかし、そうか。そりゃ良かった」

    有里「やめてください、何か恥ずかしいです」

    堂島「前にも言ったが、お前はもう身内みたいなもんだ。最近じゃ家事も完璧だし、三人目の子供って感じだな」

    有里「……」

    堂島「お前は二人目の息子だよ、俺にとっちゃ……そういえば、一人目の息子が今度遊びに来るんだったな」

    有里「あ、僕の部屋空けないといけないですかね」

    堂島「兄弟仲良く寝るってのはどうだ?」

    有里「流石にそれは……じゃあ菜々子ちゃんと一緒に寝ましょうか」

    堂島「いや、駄目だ。駄目だそれは。駄目だ」

    有里「何でですか」

    堂島「お前は十年後、本気で嫁にもらいに来そうだからだ。それに、菜々子は先約が入ってる」

    有里「……そう見えます?」

    堂島「見える。お前は女は捕まえて逃がさないタイプだ。絶対そうだ。そんで割りと見境無いタイプだ。違うか」

    有里「流石に小学生はちょっと……」

    堂島「だから十年後なんだよ。何なら俺と一緒に寝るか?」

    有里「遠慮します」

    堂島「ふん、冗談だよ。まぁ、何とかしよう」

    >堂島と話をした……。

    >堂島から思いやりと信頼を感じる。

    『No.12 刑死者 堂島遼太郎』のランクが3になった。

    254 = 225 :



    【深夜】


    有里「さて、と……」

    >遅くなってしまったが、この時間なら確実に自室にいるだろう。

    >陽介からのメールに書いてあった番号をプッシュする。

    >……数度のコール音。

    『あ……もしもし』

    有里「……あれ以来だね、こんばんわ」

    255 = 225 :

    お互い、メンバーとは随分仲良くなってきたようだ。
    じゃあ、次は?
    あいつを見過ごすわけにはいかねえ。

    というわけで本日分は終わり。
    また後日。

    256 = 256 :

    おっつ
    遂に接触か
    胸が熱くなるな

    257 = 257 :

    天田が既に落とされてる・・・
    アラガキにも似た強烈なオカン臭のせいか。

    それは置いといて、キタローって運がないな。
    神クラスの奴に勝てないキタローがいる一方、神すら打ち倒す奴がいるやつもいる。メンバーが違う。
    負けていたキタローも、p4の明るいメンバーなら力を付けられるのだろうか。

    それと、できれば美鶴の活躍がみたいでしゅ。

    258 = 258 :

    楽しいけど不安が漂うwww

    259 = 259 :

    戦っちゃたからねぇ…

    260 = 260 :

    肩こりがひどいです。

    というわけで本日分。

    261 = 260 :

    『そう警戒しないで。陽介から話はいってるはずだけど』

    鳴上「陽介から?何の話だ」

    『あれ……おかしいな。まぁ、いいか。君、今月光館に通ってるんだってね』

    鳴上「なぜお前がそれを知っている」

    『本当に聞いてないみたいだね……ええと、もしかして君の仲間に桐条って人がいないかな?』

    鳴上「桐条さんの事まで……」

    『その人か、他の誰かに聞いてないかな。かつて影時間を解決した男の話』

    鳴上「少しはな。だけどそれとお前が何の関係がある」

    『その男の名前は聞いた?』

    鳴上「いや、皆話すのを躊躇っているみたいで……だから、それがお前と」

    『それが、僕だ』

    鳴上「な……何を言っている」

    『僕の名前は有里湊。以前特別課外活動部のリーダーを務めていた。今じゃこの世からいない者だけど』

    鳴上「まさか、本当なのか?」

    有里『本当さ。何なら聞いてみるといい。アイギスでも、風花でも、ゆかりでも、順平でも、真田先輩でも、美鶴でも、天田でも……』

    鳴上「本当、なんだな……というか真田さんは先輩扱いなのに桐条さんは呼び捨てなのは何でだ」

    有里『野暮は言うもんじゃないよ。まぁ、とにかくそういう男が僕。この前は悪かったね』

    鳴上「いや……良く考えたら最初に仕掛けたのは俺だし、敵意が無いならこっちこそ悪かった」

    有里『傷は大丈夫?』

    鳴上「なんとかな。で、何故今になって俺に電話を?」

    有里『……僕は今、八十稲羽の堂島という刑事に世話になっている』

    鳴上「なんだって?堂島って、堂島遼太郎か?」

    有里『君のおじさんだそうだね。……良くしてもらってるよ』

    鳴上「そうか……不思議な縁だな。あんたを他人と思えなくなってきたよ」

    有里『そういうわけで、僕こっちの女の子とっかえひっかえするつもりだから』

    鳴上「そうか……いや待て。それは待ってくれ」

    有里『冗談。本当は、君と話さなきゃいけない時期かなと思って、陽介に連絡先を聞いたんだ』

    鳴上「俺と話?何の……」

    有里『僕は君の昔の仲間を危険に晒すかもしれない』

    鳴上「何故だ、あんたほどの力があれば……」

    有里『これじゃ足りないんだ。仲間の協力が絶対に必要だ。だから、君の仲間達に協力を頼んだ』

    262 = 260 :

    鳴上「……事情を話せば、放っておく奴らでも無いな」

    有里『そう、危険だと判断してやめようと言ったんだけどね。タルタロスで君に出会ったって話をしたら余計に火がついたみたいで』

    鳴上「で、俺に何が出来る」

    有里『僕と協力しよう』

    鳴上「協力?そりゃ、構わないが……俺達で何が出来るっていうんだ?」

    有里『君の事だから、もう随分と寮の仲間と仲良く……絆を深めたんじゃないかな』

    鳴上「絆か。そうか、あんたも確か」

    有里『やっぱり、君もそうみたいだね。ワイルド……何にも属さず、けれど何にでも変われる力。僕達のこの力がこれから不可欠になる』

    鳴上「だが、世界のアルカナは……」

    有里『もし今回の敵がNyxだったなら、僕達のどちらかが消えるしか無いだろう。あれは、戦って倒すようなものじゃない。だが、その役目は僕がやる』

    鳴上「そうだ、あんたは一度その力を使って消えたはずじゃなかったのか?そう聞いてるぞ」

    有里『僕は自分の全生命力を使って大いなる封印と化した。その封印が解かれて、僕に肉体が戻った……肉体に関しては心当たりが無いでもないけど、封印が解けた理由はさっぱりだ』

    鳴上「封印が解けた時に、生命力が肉体に移ったと、そういうことか?」

    有里『うん。僕にはこの手の用意が利きそうな人脈がいくらかあるから。あらかじめ用意してあったんだと思う』

    鳴上「すごい話だな……。それで、具体的にはどうしたらいい」

    有里『雨の日にだけ入れる、テレビの中のタルタロス。そこを攻略する必要がある』

    鳴上「それはそのつもりだ。他には?」

    有里『Nyx復活までに、世界……宇宙のアルカナを目覚めさせる必要がある』

    鳴上「その、条件は?」

    有里『……恐らく、何もしなくていいと思う』

    鳴上「はぁ?」

    有里『君は今まで通り、寮の仲間の為に心を砕き、尽力してあげて欲しい。そうして絆を深める事で僕達は強くなる』

    鳴上「……わかった、やってみる」

    有里『僕は君に迷惑をかけてはいないだろうか?』

    鳴上「どうした、突然」

    有里『僕は以前、仲間の為に全力を出した……その結果、彼らの中でとても大切な存在になった、と自負している。自惚れかもしれないけど』

    鳴上「いや、間違いないだろうな。それがどうかしたのか」

    有里『大切な存在になって、そして消えたんだ。彼らがどんな風に思ったか……今でもどこかに僕を追いかけたりしてやしないかと思ってね』

    鳴上「……たまに、そう思う時はある。だけど、俺とあんたは違うじゃないか。俺は俺を認めてもらうだけだ」

    有里『そうか……すまないね。君くらいの年頃なら年上の女性に囲まれて過ごせる寮生活は天国だろうに、僕のせいで……』

    鳴上「いやいや、どういうことだ」

    有里『美鶴なんか特に若い情熱を持て余さずにはいられないような存在なのに……僕の影があるせいでアタックも難しいなんて……』

    鳴上「あんた、そんなキャラなのか……?」

    有里『冗談だから呆れないで。でも、本心からすまないと思ってるんだ。君にも、仲間にも』

    鳴上「大丈夫だ。あんたが思うより皆強いみたいだぞ」

    有里『そうか。じゃあ君に任せていいかな?僕の事を忘れさせてあげて欲しい』

    263 = 263 :

    鳴上「……忘れさせる必要があるのか?」

    有里『もう僕はいないんだ。何かの偶然で今こうして戻ってきたけど、またいつ消えるかわからない。だから、君の手で』

    鳴上「……」

    有里『なんなら手だけじゃなくてもいい。体のどこを使っても構わないから』

    鳴上「何の話をしているんだ」

    有里『美鶴はああ見えて押しに弱い。ゆかりは耳が弱くて、風花は敏感だからくすぐるみたいにすると』

    鳴上「待て、聞きたくない。それ以上言うな」

    有里『そう?……とにかく、頼んだよ。自分の仕事を投げてるようで悪いけど』

    鳴上「……忘れさせるかはともかく、皆とは仲良くなるつもりだよ。仲間だしな」

    有里『……用件は、それだけ。いつか会える日を楽しみにしてるよ』

    鳴上「ああ、GWにはそっちに行くから、良ければその時に」

    有里『らしいね。ああ、さっきの話の続きだけど、美鶴は声が大きいからなるべく』

    鳴上「いや、聞きたくない。用事が済んだなら切るぞ!」

    有里『あ、ちょ』

    >電話を切った。

    鳴上「有里か……なんていうか、イメージと違ったな」

    鳴上「桐条さん、声大きいのか……」

    >……。

    >眠れるかな……。

    >コミュニティが変化したのを感じる。

    『No.13 死神 有里美奈子』が『No.13 死神 有里湊』に変化した。

    『No.13 死神 有里湊』のランクが2になった。



    【堂島宅】


    >…………。

    >電話を終えた。

    有里「まぁ、冗談なんだけど……ちょっとからかいすぎたか」

    >今頃悶々としているかもしれない。

    有里「まぁ、彼に期待してるのは本当だし、ね」

    >連絡先を登録しておこう。

    >鳴上悠……か。

    >頼んだよ。

    『No.10 運命 鳴上悠』のコミュを手に入れた。

    『No.10 運命 鳴上悠』のランクが1になった。

    有里「しかし、困ったな。僕個人としてはこちらの彼らと仲良くなりたいんだけど、仲良くなると危険も増える」

    有里「それに、こちらから関わらない限り接点もほとんど無いしね……どうしたものか」

    >……まぁ、いい。

    >もし向こうから関わってくる事があれば受け入れよう。

    >そうじゃなければ……。

    264 = 263 :



    【2012/4/20(金) 晴れ 巌戸台分寮】


    >コンコン。

    鳴上「……はい」

    風花「鳴上君?私」

    鳴上「あ、山岸さん。どうかしましたか?」

    風花「えっとね、この前言ってたでしょ?料理の話」

    鳴上「ああ、はい」

    風花「今日さ、お弁当作ったんだけど、お昼にどうかなって」

    鳴上「本当ですか?是非いただきたいです」

    風花「うん。じゃあこれ」

    >ドアの隙間から弁当箱が差し出された……。

    鳴上「……?どうかしたんですか?」

    風花「いや、別になんでもないんだけどね。良かったら取りに来てもらえると助かるかな」

    鳴上「まぁ、いいですけど……ありがたく頂きます」

    風花「はい。帰ってきたら感想聞かせてね」

    鳴上「わかりました……?」

    >風花はそそくさと走りさっていった……。

    鳴上「なんなんだ、一体……」


    【昼休み 月光館学園】


    「おー?鳴上今日弁当か」

    鳴上「ああ。寮に入ってる先輩にもらったんだ」

    「愛妻弁当ってかー。ちょっと見せてみ」

    鳴上「あ、こら」

    「うぉ、なんじゃあこりゃあ」

    鳴上「これは……すごいな」

    265 = 263 :



    【夕方 巌戸台分寮】


    鳴上「しかし……凄かった……」

    >コンコン。

    鳴上「はい」

    風花「あ、山岸です。えと、お弁当、食べてくれました?」

    鳴上「ええ、昼に……それで、ちょっと聞きたいことあるんですけど」

    風花「あ、え、ごめんなさい!不味かったですか?」

    鳴上「いえ、そういうわけではなくて。あの、ていうかドアから顔だけ出すのやめませんか」

    風花「いや、その……私の料理なんかで喜んでもらえたか自信無くて」

    鳴上「美味しかったです、本当に。見た目も綺麗だったし」

    風花「ほ、ほんと?」

    鳴上「ええ。それで、レシピとかいくつか教えて欲しくて」

    風花「……お邪魔します」

    鳴上「ええと、アレ。何て言うんですかね、あのハムの……」

    風花「ああ、あれはね。一回お湯で……」

    >風花と料理の話をした。

    >話に夢中になっている内に、風花と並んでベッドに座っている……。

    有里『風花は敏感だから……』

    鳴上「……」

    >自分のレシピ帳を眺めながら解説してくれている風花。

    >今、首筋が無防備だ。

    >ちょっとつついてみよう。

    266 = 263 :

    風花「でね、ほうれん草がうひゃぅっ!!」

    鳴上「……」

    >風花は涙目でこちらをじっと見ている。

    風花「な、なんで……ひぃっ!」

    >……。

    風花「ちょ、やめっ……あはっ、だ、やぁっ!くふっ……ああぁん!」

    >これは……

    >楽しい!

    鳴上「有里ありがとう」

    風花「な、なんでっ!わたひっが、くすぐりよわ……あはははは!知って……んふふふふふふ!」

    >その後、いろいろな部分をつついて遊んだ。

    >……満足した。

    風花「あ……は、ぅ……う、っふ、あぅ……」

    鳴上「大丈夫ですか」

    風花「だ、だいじょうぶじゃ、な……は……」

    鳴上「すみません、つい……?」

    >どこからか視線を感じる……。

    鳴上「……あ」

    >部屋のドアが少し開けられている。

    鳴上「……順平、さん?」

    ?1「お、おい!バレたぞ!天田、お前!お前行け!」

    ?2「い、いやですよ僕だって!順平さん行けばいいじゃないですか!」

    ?3「覗きなんかするからだ。どれ、俺が……」

    ?1「アンタはいろいろ危ないから引っ込んでてくださいよ!」

    風花「……?どうしたの?」

    鳴上「何か、途中から見られてたみたいですね」

    風花「えっ、やだっ!ほんとに?」

    鳴上「えーと、どこから見てましたかね」

    ?3「いや、俺はついさっき来た所だ。順平と天田がお前の部屋に張り付いていたから」

    ?1「やっぱこの人駄目だ!場の空気ってヤツを読まねえ!」

    ?2「もう諦めて謝りましょうよ……」

    267 = 263 :

    順平「あー、その、鳴上。覗いてたのは、ほら、謝る。けどな。寮ってのはこう、規律の下になりたってるわけだろ?だから、まぁ、なんだ」

    「不純異性交遊は関心しないな」

    風花「へ、不純……?」

    鳴上「天田、どの辺から見てた?」

    天田「えーと、僕と順平さんが来た時は、ちょうど鳴上さんが山岸さんの上に覆いかぶさってギシギシしてる所でしたね」

    鳴上「だ、そうです」

    風花「ちが、違うんです!私、そんな事してたんじゃなくて!その、お料理の話を……」

    順平「まぁ、若いもんな。咎めらんねーよ俺には!二人とも、お幸せにっ!」

    「……美鶴には、黙っておいてやるからな」

    天田「ええと、僕達何かとんでもない誤解してますか?」

    >天田にだけは後で事情を話しておこう……。

    風花「鳴上君、ひどいよ……」

    鳴上「あ、すみません。ちょっと調子に乗りました」

    風花「ちょっと?……まぁ、いいけど。内緒にしてね、くすぐり弱いの」

    鳴上「……」

    風花「内緒にしてね?」

    鳴上「はい」

    風花「今の間は……」

    鳴上「なんでもありません」

    風花「はぁ、疲れちゃった。お料理の話はまた今度ね。今日は部屋に戻ります」

    鳴上「わざわざありがとうございました」

    風花「そんな風に思うならもうくすぐらないでね……」

    鳴上「すみません……」

    風花「もうしないなら許してあげます。どう?」

    鳴上「…………はい」

    風花「……もうしないでね!ほんとだからね!」

    鳴上「わかりました。またお話聞かせてください」

    風花「はい。それじゃお疲れ様」

    >風花はふらふらしながら帰っていった。

    >何だかすごく充実した時間を過ごした……。

    『No.02 女教皇 山岸風花』のランクが4になった。

    268 = 263 :



    【2012/4/21(土) 晴れ ポロニアンモール】


    鳴上「順平さん、遅いな……」

    >順平が買い物に付き合えというのでポロニアンモールに来たのだが……。

    鳴上「もう30分もこのままだ」

    エリザベス「お客様」

    鳴上「うわぁっ!……ああ、エリザベスか」

    エリザベス「はい、エリザベスでございます」

    鳴上「今日も遊んでるのか?」

    エリザベス「いえ、今日は少々気になる事があって出て参りました」

    鳴上「気になる事……?」

    エリザベス「あなたのペルソナ……少し、変化しましたか?」

    鳴上「ペルソナが?最近は使ってないけど、変化するような覚えは無い」

    エリザベス「そうですか……ですが、あなたから彼と同じ感覚が流れてきます。何かあったのでは?」

    鳴上「彼……有里か」

    エリザベス「やはり、何かあったのですね」

    鳴上「まぁ、いろいろとな」

    エリザベス「以前、偶然見かけたら、という話をしたと思います」

    鳴上「ああ、覚えてるよ」

    エリザベス「あのような話をしたのには理由がございます。……私が、彼の為に用意しておいた器が消えました」

    鳴上「器?」

    エリザベス「私は以前、彼を救う為にいろいろな所を巡っておりました。その際、彼の失われた肉体の代わりを務める器として、新たな肉体を用意していたのです」

    鳴上「……ああ、エリザベスだったのか。あいつの体を用意してたのは」

    エリザベス「はい。主は何事か知っているようでしたが……あなたはご存知かわかりませんが、ベルベットルームというのは単一ではありません」

    鳴上「こっちに来てから、どうも様子が違うなと思っていたんだが、別の部屋なのか?」

    エリザベス「そういうことです。そして、その間を行き来できるのは我が主、イゴールのみ……」

    鳴上「なるほど。つまり、どこかに有里が存在していて、しかしそれに会うことは出来ないと」

    エリザベス「ですので確信が持てなかったのですが……どうやら、その様子だと」

    鳴上「確かに、あいつは今生きている。居場所も知ることが出来たよ」

    エリザベス「それは、どこに……?」

    269 = 263 :

    鳴上「以前俺が住んでた家だ。と言っても、かなり距離があるから……」

    エリザベス「そのような暇は、流石に頂けないでしょうね……」

    >心なしか、エリザベスは寂しそうに見える。

    鳴上「すまない、あまり力になれなくて……」

    エリザベス「仕方ありません」

    鳴上「……でも、もしかしたらどうにかできるかも」

    エリザベス「はて、どのような方法が?」

    鳴上「有里をこっちに連れてくればいいわけだな」

    エリザベス「はい、それならば問題無いかと」

    鳴上「今度、鳴上に会う事になる。その時に連れてくれば……」

    エリザベス「……」

    鳴上「有里は何故かこっちに来るのを嫌がってるみたいだけど、何とかすれば何とかなる……とは思う」

    エリザベス「お願いしてもよろしいでしょうか」

    鳴上「期待せずに待っててくれ。相談してみるから」

    エリザベス「はい。お待ちしておりますわ。……ありがとうございます」

    順平「おーい鳴上!悪い、待たせちまったな……って、あれ?今ここに誰か……」

    鳴上「気のせいじゃないですか?」

    順平「あっれぇ、っかしーな……まぁいいや。行こうぜ!」

    >エリザベスの頼み事を引き受けた。

    >エリザベスに少し信用された気がする。

    『No.09 隠者 エリザベス』のランクが2になった。

    270 = 263 :



    【2012/4/22(日) 晴れ 巌戸台分寮】


    >今日は寮にほとんど人がいない……。

    >みんな出かけているようだ。

    美鶴「おはよう。少し言っておかなければならないことがある」

    >ラウンジに降りると、早々に美鶴に話しかけられた。

    鳴上「どうかしましたか?」

    美鶴「GWの遠征の件だが、君は一日二日は学校だな?」

    鳴上「はい、なので三日から行こうかと思っていたんですが」

    美鶴「そうだな。それで今週末、君に先駆けて私の選んだ人物を前乗りさせようと思う」

    鳴上「はぁ、それは構わないんですが……誰なんですか?結局」

    美鶴「それは当日のお楽しみだ。それで、それなりに長期の滞在になるわけだが、元住人として、宿泊地に丁度良い施設を教えてもらえないか」

    鳴上「宿泊地ですか。旅館とかでもいいですか?」

    美鶴「ああ。慰安も兼ねているわけだから、基本的に費用に糸目は付けん。どこかあるのか?」

    鳴上「向こうの友達の家が温泉旅館を経営してまして、かなり老舗の良い旅館なんですが」

    美鶴「ほう。名前は?」

    鳴上「天城屋旅館っていうんですけど……たまにテレビにも出たりする、結構大きい所ですよ」

    美鶴「そうか。連絡先はわかるか?」

    鳴上「あ、はい」

    美鶴「うん、これでいい。では、今週末から一人派遣するから、君はしっかりと授業を受けてから出立するように」

    鳴上「わかってますよ、大丈夫です」

    美鶴「ああ、そういえばもう一人、誰を連れて行くか決まったか?」

    鳴上「あ、まだです。考えてなくて」

    美鶴「そうか。まぁこちらが送る人員と被っても困る。何人か候補を用意しておいてくれ」

    鳴上「わかりました」

    美鶴「では、私は少し出かける。今日は寮に君一人だが、何か予定は?」

    鳴上「特には無いんで、ごろごろしようかと」

    美鶴「そうか。ではしっかり休むと良い。では、また夜にな」

    >美鶴は出て行った。

    鳴上「そうか、一人選ばないといけないんだった」

    鳴上「……あ、俺以外の人も行くってこと、有里は知ってるのかな」

    >一応、連絡しておいた方がいいかもしれない。

    鳴上「今日の夜にでも電話してみるか」

    271 = 263 :



    【2012/4/21(土) 晴れ 堂島宅】


    菜々子「湊お兄ちゃん、お客さんだよー」

    有里「ん、ちょっと待って。はいはい、どなたで……」

    千枝「おっす……エプロン?」

    有里「里中さん……ああ、今ちょっとお昼作ってて」

    千枝「有里君、家事とかするんだね。なんか意外。えっと、だったらお邪魔だったかな?」

    有里「いや、もう終わるから。菜々子、あとお願いしていい?」

    菜々子「はーい」

    有里「それで……何か、用かな?」

    千枝「や、用ってわけじゃないんだけどね。……よ、用が無いと会いたいって言っちゃ駄目かな?」

    有里「いいと思う」

    千枝「あ、あはは。その、さ。今日学校休みじゃん」

    有里「土曜だからね。菜々子も今日はお休みだし」

    千枝「うん。それでさ、良ければ、ちょっと出かけたりとかしない?」

    有里「……」

    千枝「あれ、駄目……かな?」

    有里「いいよ。行こう。菜々子、里中さんと出かけるから。お留守番できるよね?」

    菜々子「お兄ちゃんお出かけ?ん、わかった。いってらっしゃい!」

    千枝「ごめんね菜々子ちゃん。お兄ちゃん借りるね」

    272 = 263 :



    【愛屋】


    千枝「菜々子ちゃん、お昼一緒に食べたかったんじゃないかなぁ」

    有里「なら帰ろうか?」

    千枝「あ、ごめん。帰らないで」

    有里「……菜々子なら、後でいっぱい構ってあげるから大丈夫だよ」

    千枝「なんかすっかりお兄ちゃんだね。子供好きなの?」

    有里「嫌いじゃない」

    千枝「へぇー、そうなんだ……」

    >……。

    あいか「肉丼2つおまちー」

    千枝「あ、きたきた。やっぱこれだよねー」

    有里「すごいね、なんていうか」

    千枝「ザ・肉!って感じでしょ。好きなんだー、これ」

    >千枝は猛烈な勢いで肉丼を食べ始めた。

    千枝「んぐ、ぁ。あー……えっと、どうか、しましたか?」

    有里「いや、なんだろう。見てるこっちが元気になりそうな食べっぷりだね」

    千枝「ご、ごめんね。なんか、品が無くて……」

    有里「そんなことないけど」

    千枝「あはは。ありがと」

    有里「で、今日はどうして僕を?」

    千枝「どうして、って?」

    有里「何か用なのかなって思って」

    千枝「だから、用とかじゃなくて……有里君、元気無かったら嫌だなって思っただけ」

    有里「ん?ああ、陽介から聞いたんだっけ」

    千枝「そ。何か、色々気にしてるっぽかったから、さ」

    有里「ありがとう」

    千枝「いやいや、いいって。まぁ私も暇だったし、ちょうどいいかなってさ!」

    有里「里中さんの食べっぷりを見てたら元気出てきたかも」

    273 = 263 :

    千枝「それはあんまり見ないで、そして言わないで」

    有里「僕の周りにそんな風に食べる人いなかったから、なんていうか新鮮。見てて飽きないね」

    千枝「見てばっかいないで有里君も食べ……あれ?」

    有里「終わった」

    千枝「うっそ!何それ手品!?」

    >グルメキングとの毎日に比べればこの程度物の数ではない。

    千枝「ほんっと、謎多き男って感じ。何者なのよー」

    有里「見たままだよ」

    千枝「んー……見てもわかんない。諦めた!」

    有里「諦めちゃうの?」

    千枝「うん。私が見たってわかんないもん。だから、有里君に教えてもらうことにしました」

    有里「僕が?」

    千枝「嫌なの?」

    有里「……そんなに嫌じゃない」

    千枝「ちょっと嫌なのかな……まぁ、いいや!とにかく、一回友達になっちゃった以上私はしつこいからね!」

    有里「そう」

    千枝「そうなの。だから、これからまた遊び誘うよ?いい?」

    有里「それは困るなぁ」

    千枝「うぇ、ひどい」

    有里「いや、僕の方から誘わせてもらおうと思ってたから」

    千枝「……有里君さ、よくそういう事真顔で言えるよね」

    有里「表情乏しいからね」

    千枝「ん、でもわかった。じゃあ今度は有里君が誘ってね!待ってるから」

    有里「うん。今日はありがとう。あ、送ろうか?」

    千枝「今日は遠慮しとく。何か、予感がするし」

    有里「予感……?まぁ、またね」

    千枝「うん。またね!あいかちゃんお勘定!」

    >千枝と別れた。

    >千枝から仲間としての思いやりを感じる。

    『No.11 剛毅 里中千枝』のランクが4になった。

    有里「……危なかった」

    有里「こういうの、昔はあんまり経験出来なかったからな……」

    あいか「お兄さん、顔緩んでるよ」

    有里「だよね」

    274 = 263 :



    【堂島宅前】


    有里「ん?あれは……」

    雪子「あ、有里君。菜々子ちゃんが留守だっていうから帰ろうと思ってた所だったの、良かった」

    有里「天城さんも僕に何か用?」

    雪子「も?」

    有里「いや、なんでもない。どうかしたの?」

    雪子「有里君、悩みがあるみたいだったから、ちょっとお話出来ないかなって思って……」

    有里「そっか。ええと、じゃあ部屋にでも……」

    雪子「お、お部屋!?って、えっと」

    有里「まぁ僕の部屋っていっても本当は鳴上君の部屋らしいんだけどね」

    雪子「余計緊張しそうだからいい!ここで!」

    有里「ここで?まぁ、僕はいいけど」

    雪子「で、えっと、悩み事は大丈夫なのかな?」

    有里「うん、一応自分の中で答えは出たよ。心配かけたね」

    雪子「あ、そうなんだ……じゃあ、私押しかけちゃって悪かったかな」

    有里「そんなことない。ありがとう」

    雪子「そ、そう?全然役立ってない気もするんだけど」

    有里「心の問題だからね。君達が僕を仲間だって思ってくれていること、心配してくれている事……言葉や行動からしっかり伝わってくるよ」

    雪子「……有里君って、たまに凄く大人に見えるの。なんでだろうって思ってたけど、何となくわかった気がする」

    有里「そうかな?」

    雪子「うん。達観してるっていうのかな。私達もあの事件を通して成長したつもりだったけど、有里君はもっと遠く……何かを見てるような」

    有里「まぁ、いろいろあったからかな。……本当に、いろいろ」

    雪子「……でも、今は私達の仲間で、友達。だよね?」

    有里「そのつもりだよ」

    雪子「うん。だから、心配させてね。必要ないかもしれないけど」

    有里「助かってるよ。本当に、助かってる」

    雪子「それで、私の事もたまには心配して。困ってたら助けてね」

    有里「……そうだね。仲間だもんね」

    雪子「そうそう。えっと、じゃあ帰るね。また今度遊ぼうね」

    有里「うん。ありがとう。またね」

    『No.18 月 天城雪子』のランクが3になった。

    直斗「……なんだ、心配なかったみたいですね」

    有里「心配かけて悪かったよ」

    直斗「ひ、独り言、ですよね?気付かれてないはず……!」

    『No.16 塔 白鐘直斗』のランクが2になった。

    275 = 263 :



    【2012/4/22(日) 晴れ 堂島宅】


    有里「……なんだろう、いやな予感が」

    陽介「あーりさーとくーん!あっそびっましょー!!」

    完二「うぉっ!あんた馬鹿じゃねえのか!?近所迷惑だろーが!」

    菜々子「湊お兄ちゃーん」

    有里「聞こえてるよ」

    菜々子「菜々子、今日もお留守番ー?」

    有里「ごめんね。ちょっと出てくるよ」

    菜々子「わかった、ちゃんとお留守番してるからね」

    陽介「よーう有里!元気か!?」

    有里「陽介に、完二か。どうかしたの?」

    完二「いや、花村先輩が釣り行こうぜっていうもんで……有里サン、悩んでたみたいだし気晴らしにどうかなっつったんスよ」

    陽介「まーったり釣りでもしてよ、癒されようぜお互いさ」

    有里「お互い?」

    完二「なんかわかんねーけど凹んでんスよこの人も。さっきから空元気が目に見えて……」

    陽介「まぁよ……有里も悩んでるのわかるけどさ……俺の悩みも聞いてくれよ」

    有里「わかった、とりあえず行こうか。玄関前で騒がれても困るし」

    完二「そっスね。行きましょーや」



    【鮫川河川敷】


    有里「よく考えたら僕釣具持ってないんだけど」

    陽介「人数分用意してあるっつーの。ほれ」

    完二「俺のもある……こういう無駄な用意の良さとか、他に生かせないんスかね」

    陽介「うっせ!」

    >三人で並んで釣りを始めた……。

    有里「で、悩みって?」

    陽介「おう……聞いてくれよ……俺さ、ほんとは昨日お前を励ましに行こうと思ってたんだよ」

    有里「それはどうも。でも来てなかったよね?」

    276 = 263 :

    陽介「そーなんだよ!それがさ、俺一人で行くのもどうかなーって思って里中誘ったんだよ!そしたら断られちゃってさ……」

    有里「なんて誘ったの?」

    陽介「たまにはデートでもしねぇ?って……」

    完二「それが嫌だったんじゃないスか」

    陽介「まぁ、それに終わらねーんだよ。そんで、じゃあ仕方ねえ、駄目元で誘ったれって天城を誘ってみたんだよ」

    有里「そっちはなんて?」

    陽介「断るとかならいいんだよ。けど断り方が『花村君とデート?なんで?』だぜ!?意識されて無さ過ぎてよぉ」

    完二「……まぁ、いつも通りじゃないスか」

    陽介「まぁ、そうなんだけどさ……それで、ガックリきたから昨日は不貞寝してたわけよ」

    有里「二人なら昨日会ったよ」

    陽介「え!?マジで?どこで?」

    有里「家に来たけど」

    陽介「ああ……ああそうなんだ……へぇ……」

    完二「そういや、俺も実は昨日有里さんとこ行こうとしてたんスよ」

    有里「どうして?」

    完二「何か、悩んでるって聞いたらほっとくのもどうかと思って……よ。ガラじゃねえけど」

    有里「あれ、じゃあもしかして留守中に来てくれたのかな」

    完二「あー、それが、あの……結局、行かなかったんス」

    陽介「お前は何でだよ」

    完二「な、なんでだっていいじゃないスか!別に!」

    陽介「ははぁーん、アレだな?有里と二人きりで会うと、こう、ソッチ系な部分がメラメラっと」

    完二「なんでそうなんだよ!?ブッ飛ばすぞコラァ!!」

    有里「で、何で?」

    完二「いや、実は……直斗誘ったんスよ。あいつも心配してたみたいだったんで。でも俺も断られちまって」

    陽介「おっ!仲間仲間!」

    完二「一緒にすんなっつの!……なんか、気になる人がいるからその人を調査するとか何とかで」

    277 = 263 :

    陽介「完二ィ……」

    完二「な、なんだよ」

    陽介「ま、気にすんなって。世の中色々だ」

    完二「なんで俺慰める感じになってんだよ!」

    有里「直斗なら家に来てたけど」

    完二「あァ!?」

    陽介「なんか、懐かしい感じするな……相棒がいた時もこんな気分だった……」

    完二「……っスね……なんか……こう……」

    陽介「女共酷すぎねーか!?なんで悠がいるとほいほい集まるのに俺らじゃ駄目なんだよ!!」

    有里「そうなの?」

    完二「いや、それは花村先輩だけっス。滅多に誘わないスけど、俺が誘ったらりせとか直斗は結構ノってくれるんで」

    陽介「うっせ!うっせ!お前も敵だ完二!」

    完二「うわ!水飛ばすなって!子供かアンタは!」

    >楽しそうな二人を眺めた。

    >二人と仲良くなった気がする。

    『No.19 太陽 花村陽介』のランクが4になった。

    『No.14 節制 巽完二』のランクが2になった。


    【同日 夕方 堂島宅】


    有里「ただいま」

    菜々子「おかえりなさい!菜々子ちゃんとお留守番してたよ!」

    >菜々子がじっとこっちを見ている。

    有里「そっか、お疲れ様。菜々子は偉いね」

    >頭をぽふぽふと撫でてやった。

    菜々子「えへへぇ……」

    >嬉しそうだ。

    有里「さ、晩御飯の仕度しようか。菜々子も手伝ってくれる?」

    菜々子「うん!」

    >夕飯を作った……。

    278 = 263 :



    【夜】


    >Pipipi……

    >電話だ。

    鳴上『もしもし』

    有里「もしもし。どうかした?」

    鳴上『どうもしないんだが、一つ報告がある』

    有里「報告?」

    鳴上『GW、俺がそっちに行くのは三日からなんだが……あんたの知り合いが来週末から前乗りすることになった』

    有里「僕の知り合い……待って、君が来る前に来ちゃうの?」

    鳴上『そういうことだ』

    有里「それは……参ったなぁ。というか、一人で来るんじゃなかったの?」

    鳴上『そっちに帰る時の条件でそうなってる。二人ほど連れて行かないといけないんだ』

    有里「そういう事を言うのは美鶴か……。やれやれ、困ったことになった」

    鳴上『何か不都合でもあるのか?メンバーから一人選出することになってるんだが』

    有里「君が選べるの?」

    鳴上『ああ、桐条さんの推薦する人と、俺が選んだ一人の三人でそっちに行く事になってる』

    有里「……じゃあ、できれば君の選べる枠は男性にしてほしい。順平か、真田先輩か、天田か……何ならコロマルでも」

    鳴上『そ、そうか?何だかわからないけど、そうした方がいいんだな?』

    有里「あ……いや、やっぱりいいよ。好きに選んで」

    鳴上『でも、何か理由があるんじゃないか?』

    有里「たいした事じゃない。それに、君の休暇は君の物だ、好きにしなよ」

    鳴上『わかった……じゃあ桐条さんでも問題無いんだな?』

    有里「あ、待って。美鶴は勘弁してもらえないかな」

    鳴上『冗談だ。なら、好きに選ぶけど……いいんだな?』

    有里「いずれ、会う予定だったしね。誰が来てもかまわないよ」

    鳴上『そうか。来週そっちに行くのは桐条さんの推薦する人らしいから、誰かはまだ教えてもらってない』

    有里「そう。……宿泊先は?」

    鳴上『俺の知り合いで……多分あんたも知ってると思うけど、天城って子がいる。その子の家がやってる旅館に二人は泊まる予定だ』

    有里「逃れられそうに無いね。よし、いいさ。やってやる」

    鳴上『何をやるのか知らないが、俺はあんたと同じ所に寝泊りする予定だ……短い間だがよろしく頼む』

    有里「こちらこそよろしく」

    鳴上『報告はそれだけだ。じゃあ、また』

    >……電話は切れた。

    有里「……まずい」

    有里「美鶴の事だから、もしかするともしかするぞこれは……私の推薦する人物、とか言って自分で乗り込んで来かねない」

    有里「僕がここにいることは知らないはずだ……知ってたら即連行されてただろうし」

    有里「……ま、なるようになるか。他のメンバーなら怒られる事はないだろうし」

    有里「そうなると問題は……」

    有里「僕の、里心か」

    279 = 263 :



    【深夜】


    美奈子「こんばんわ」

    有里「やぁ、出たね」

    美奈子「幽霊みたいな扱いはやめてよ。さて、どうする?」

    有里「こんな街じゃ、逃げも隠れも出来ないだろうし、成り行き任せしか無いだろうね」

    美奈子「いつもみたいに、どうでもいいって言わないの?」

    有里「言えないんだ。自分でもびっくりしてるよ」

    美奈子「……良かったね」

    有里「何が?」

    美奈子「別に。仲間に恵まれたなって思って」

    有里「それは……そうだね」

    美奈子「でも、遅かれ早かれ」

    有里「そうだね。結局は会わなければいけなかったんだ」

    美奈子「グズっても仕方ないよね」

    有里「うん。覚悟できた」

    美奈子「良かった。じゃあ、また」

    有里「またね」

    >美奈子の中に自分と違う何かを感じる……。

    >ファルロスの時には無かった感覚だ。

    >鳴上と繋がっている事が影響しているのだろうか……?

    『No.10 運命 鳴上悠』のランクが2になった。

    280 = 263 :

    ほのぼの日常系ペルソナ。

    ただし穏当にいかないのがペルソナ。


    というわけで本日分終わり。
    では、また後日。

    281 = 281 :

    乙。
    ついに出会うのか。wktk

    282 = 282 :

    うはwww風花が可愛すぎるwww
    そして陽介が順平より残念かもしれないww

    彼女に限らずP3のキャラってなんかエロいな
    女性陣とコロマル、真田、天田。男なのにこの辺がちょっとエロくてプレイ中によく困ったもの。

    283 = 283 :

    キタロー逃げずに出逢うのか
    盛り上がってきたな次回が超楽しみだ>>1

    284 = 284 :

    次回はあれだなポップコーン片手に見るしかないな。
    楽しみでしかたないぜ…

    しかしP3組は本当に可愛いぜ…

    P4組も薄いわけじゃないんだけどP3組の方が濃く感じるww

    285 = 285 :

    確かにP4組は体の一部が薄いよな(1人を除いて)

    286 = 263 :

    今日は二段階に分けての投下。
    風花は可愛いけど自分は美鶴が好きです。愛してます。

    というわけで、本日分その1。

    287 = 263 :



    【2012/4/25(水) 放課後 月光館学園】


    鳴上「結局、誰と一緒に行こうかな……」

    「どうした鳴上。デートの話か?」

    鳴上「GWに寮の誰かと旅行行く事になったんだよ」

    「寮の誰かって……桐条さんもか!?」

    鳴上「ま、まぁ俺が選んでいいらしいからそれも可能だと思うけど」

    「ええええあの桐条さんと旅行!?まぁじかよ……嘘だろ……」

    鳴上「別に桐条さんと行くって決めたわけじゃ……」

    「じゃあ他に候補いんのかよ。いいねー特別枠はよー」

    鳴上「まだ迷ってるんだ」

    「ふーん。ま、そろそろ帰るわ。またな」

    鳴上「ああ。俺もそろそろ……」

    「ってうげ、雨かよ」

    鳴上「ほんとだ、降ってきたな……雨?」

    >……急いで寮に帰ろう!


    【巌戸台分寮】


    アイギス「あ、おかえりなさい」

    鳴上「アイギスさん、雨が……!」

    アイギス「わかっています。というか、皆さん天気予報で見ていたようですが」

    鳴上「……あ、そうですか」

    アイギス「皆さんまだ帰ってきていませんが……この雨は、夜まで降り続くようです。恐らくは」

    鳴上「今夜は、ついに突入ですか」

    アイギス「そうなると思います。準備をしておいてください」

    鳴上「はい……少し、眠っておきます」

    アイギス「わかりました。夜にまた起こします」

    鳴上「それじゃお願いします」

    >今夜、再びマヨナカテレビが映るようだ。

    >それに備えて、睡眠をとっておこう……。

    288 = 263 :



    【深夜】


    美鶴「……揃っているな」

    >ラウンジには寮内の全員が揃っている。

    美鶴「前にも言ったが、ここにいる全員が突入するわけにはいかない。よって、ここからリーダーにパーティーメンバーを選んでもらう」

    鳴上「はい。まず山岸さんは必須なので、申し訳ないですが毎回入ってもらいます」

    風花「私は戦闘は出来ないから、疲労は皆ほどじゃないです……よっぽど連日で無い限り大丈夫だと思います」

    鳴上「それに、俺以外に三人……ぐらいが丁度良いって話でしたよね」

    美鶴「ああ。ほぼ半々にわける形だな」

    鳴上「以前、俺が一人で入った時……中はまるでシャドウの巣でした。戦闘は不可避だと思います」

    「だからこそ面白いんじゃないか」

    鳴上「面白いかどうかはともかく、探索も勿論戦闘についても考えなければなりません。そこで、とりあえず全員のペルソナの性質と得意な戦い方なんかを教えてください」

    美鶴「なるほど、その上でピックアップしていくわけか」

    アイギス「わかりました。それでは私からでよろしいですか?まず私のペルソナは……」


    【深夜 マヨナカテレビ内タルタロス】


    鳴上「山岸さん、それじゃあお願いします」

    風花「はい。……皆さんの反応、しっかり感知できてます。いつでもどうぞ」

    鳴上「では、これからタルタロスの探索を始めます。準備はいいですか?」

    美鶴「ああ。いつでも構わない。しかし、なんというか意外なメンバーだな」

    天田「まさか僕が選ばれるとは思ってませんでした」

    岳羽「私も同感。真田先輩悔しそうだったよ」

    鳴上「皆さんから聞いた話を総合して、いろんな組み合わせを試していこうと思います。一度で攻略できるような代物でも無いようですし」

    美鶴「君が物理攻撃、私が魔法攻撃、天田が即死攻撃、ゆかりが回復。そう考えるといい組み合わせだ」

    鳴上「正確には俺は状況に応じて色んな役割を兼任する予定ですがね」

    >さっきベルベットルームでペルソナを装備してきた……。

    >これなら様々な状況に対処できるはずだ。

    鳴上「前回、俺は五階まで登りました。そこまでは特に目立って強いシャドウは現れなかったので、今日はさらに上を目指したいと思います」

    美鶴「やる気だな。では我々は君の指示に従う。行こうか」

    天田「ふぅ……いい加減、腹括りました。やりましょう」

    岳羽「まー仕方ないか。ほっとくわけにもいかないしね。行こっか!」

    風花「皆さんがんばってください!」

    >タルタロスの探索を開始した。

    >皆には伏せているが、タルタロスの入り口は一つではない。

    >もしかすると風花は気付くかもしれないが……。

    >あの雨雲が広い範囲にかかっているなら、今夜予定より早い再会となるかもしれない。

    289 = 263 :



    【15F】


    美鶴「……ふむ、好調だな」

    天田「最初は鈍っててどうしようかと思いましたけどね」

    岳羽「まぁ、一回通った道だしね」

    鳴上「どうですか?内部構造に変化なんかは」

    美鶴「はっきりと細部までは覚えていないが、そもそも形状が変わる事など頻繁にあったからな……」

    鳴上「そうですか……」

    美鶴「だが、覚えていることもある」

    鳴上「何ですか?」

    美鶴「それは……」

    天田「あ、あれ階段じゃないですか?」

    岳羽「ほんとだ、じゃあ次だね」

    鳴上「あ、俺から行きます。待ってください」

    美鶴「っ鳴上!待て!」

    鳴上「え?……うわっ」

    >突如、階段はシャッターのような物でふさがれてしまった!

    美鶴「痛……大丈夫か」

    鳴上「俺は大丈夫です……けど、これは……」

    美鶴「分断されたようだな」

    風花『鳴上君、桐条先輩、聞こえますか?』

    鳴上「ああ、聞こえてます。向こうはどうなってますか?」

    風花『良かった……シャッターの両側で声は届いてないみたいですね』

    鳴上「ええ、何も聞こえてきません。どうしましょうか」

    美鶴「といっても帰る道も無し、上に行くしか無いんじゃないか?」

    風花『下のお二人には先に帰還するように言いましょうか……その場で待機も危険ですし』

    美鶴「ああ。そうしてくれ。これより下の階なら彼らだけでも十分だろう」

    風花『わかりました、伝えておきます』

    鳴上「桐条さん、わかってたんですか?」

    美鶴「何がだ?」

    鳴上「だって、さっき俺に待てって」

    美鶴「ああ、罠に気付いたわけじゃない。私が知っていたのは……」

    風花『……上階にある反応の事でしょうか』

    美鶴「そうだ。16F……第一層の終わり。そこには番人とも言うべき大型シャドウが待っている」

    鳴上「つまり、この状況。俺達だけで……」

    290 = 263 :

    風花『大型シャドウと相対しなければなりません、ね』

    美鶴「だから止めたんだ。万全な態勢で挑めるようにと」

    鳴上「すみません……」

    美鶴「いや、私が言うのが遅かった。こちらの落ち度だ……さて、どうする。といっても引く道は無しだが」

    鳴上「行きましょう。そいつを倒せばこの階層が終わるなら、丁度一区切り。終わらせて帰った方が気分がいい」

    美鶴「勝てるつもりか?」

    鳴上「勝つつもりです」

    美鶴「……頼もしいな。山岸、サポートを頼む。上階の様子はわかるか」

    風花『はい。今スキャンします……?』

    鳴上「どうかしましたか?」

    風花『上階で、誰かが戦闘を行っています!シャドウじゃなくて人間……恐らくペルソナ使いです!』

    美鶴「何……!」

    鳴上「好都合だ、行きましょう。協力すれば、勝ちの目は増える!」

    >上階へと走った……。


    【2012/4/25(水) 堂島宅】


    堂島「さて、そろそろ行かんとな。湊、じゃあ留守頼んだぞ」

    有里「はい。それじゃ、いってらっしゃい」

    菜々子「お父さん、今日雨だって」

    堂島「ああ、そうか……折り畳み一本持っていっとくかな」

    有里「菜々子、今日雨降るって?」

    菜々子「うん、さっきテレビで言ってたよ。夕方から今日の夜半まで降り続くでしょうって」

    有里「そう。……菜々子も、ちゃんと傘持ってくんだよ」

    菜々子「はーい」

    >今日は雨が降るようだ……。

    有里「……一応、連絡しておくか」

    291 = 263 :



    【同日 夕方 ジュネス内フードコート】


    陽介「ついに、って感じだなぁ」

    有里「うん。で、勿論僕は今日も行くつもりなんだけど……この中で、手を引きたいって人は?」

    >全員無言だ。

    有里「陽介、里中さん、天城さんは今年大変でしょ?いいの?」

    陽介「やーめろってそういう事言うの。自分達の事は自分達が一番良くわかってんよ」

    雪子「出来る事があるならしたいって、前にも言ったでしょ?学校なら心配しないで、これでも結構優等生なんだ」

    千枝「ま、私と花村はちょーっと危ないかなーってとこあるけどね……逃げてもいらんないっしょ」

    完二「まーそういう事っスよ。先輩方は勿論、俺ら基本バカなんで」

    りせ「バカはあんただけでしょ!……まぁ、私生活削ってこんな危ない事やってる時点で私もそっか」

    直斗「と、まぁこんな感じです。有里さんも、本当はわかってて聞いたんじゃないですか?」

    有里「……そうだね、何となくそんな気はしてたよ。じゃあ、今夜マヨナカテレビ内タルタロスに突入する。都合の悪い者は?」

    全員「大丈夫(っス)
          (です)」

    有里「とは言っても、全員が入る訳にはいかない。テレビから脱出する為にりせには来てもらわないといけないけど……」

    直斗「確かに、万が一戻ってこれなかった時に全員が入っていては手詰まりですからね」

    有里「だから、この内……三人だ。三人を探索隊として選ぼう。僕と、他に立候補者はいない?」

    陽介「つってもよ、もしメンバーが偏っちまったら問題なんじゃねえの?中にゃシャドウがうじゃうじゃいるんだろ?」

    有里「まぁ、そうだね。陽介がそこまで頭が回ると思ってなかったよ」

    陽介「どんどん辛辣になってくねお前……。だからさ、お前選んでくれよ」

    有里「僕が?」

    陽介「テレビん中なら俺らの方が詳しいけどさ、タルタロス?ってーの?あれはお前のが得意だろ?」

    有里「一回攻略してるしね」

    陽介「だからさ、俺らが得意な戦法とかペルソナの属性、弱点……色々。お前に教えて、それで選んでくれよ」

    有里「僕でいいの?」

    千枝「意義なーし。有里君なら良い采配してくれるでしょ」

    雪子「私もそれでいいと思うな」

    完二「俺ぁ、いろいろ考えるの苦手なんで。任せるっス」

    直斗「情報や選出の補佐はしますが、基本的にはそれで良いと思いますよ」

    りせ「私も有里さんだったら良いよー」

    有里「……わかった。それじゃ、早速色々教えてもらってもいいかな」

    陽介「おう!まず俺のペルソナは……」

    292 = 263 :



    【深夜 マヨナカテレビ内タルタロス】


    有里「さて、準備はいいかな」

    陽介「おうよ!いつでも行けるぜ!」

    千枝「ん、大丈夫!準備オッケーだよ!」

    完二「おっしゃ!いっちょやってやんぜ!」

    りせ「皆の反応、しっかりキャッチしてるよ!いつでもどうぞ!」

    >ペルソナを複数体装備しておいた。

    >各々、前回の事件で使用した武器を持っているようだ。

    有里「いいみたいだね。……そうだ、前回鳴上君と会った話はしたよね」

    陽介「おお、そういやそうじゃん。向こうでも雨降ってたら今日も来てるんじゃねえの?」

    有里「その可能性は高いと思う。りせ、何かわかる?」

    りせ「……シャドウと、皆の反応だけ。他に人はいないみたいだけど……」

    完二「まだ入ってないとかっスかね」

    有里「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。とにかく、僕達は先へ進まないとね」

    千枝「進んでる内に会えるかもしれないしね!」

    >だが、彼と出会うという事は……。

    有里「嫌な予感がするなぁ……」

    陽介「どうかしたか?」

    有里「いや、何でもない。それじゃ、行こうか」


    【15F】


    りせ『みんないい調子だね!サクサク来てるよ!』

    陽介「そりゃ前の事件に比べたらな」

    千枝「ちょっと弱いよね、ここの敵」

    完二「油断は出来ないっスけどね」

    有里「さて、次で16階だけど……もし以前と同じなら、そこで第一層は終わりだ」

    完二「一層……何階もあるんスか?」

    有里「うん、とりあえず今日は一層の攻略で終わりたいと思う」

    千枝「まだまだ行けるよ!とは……言い難いしね」

    陽介「ちっと疲れたしな」

    有里「じゃあ行こうか。上階へ」

    陽介「よぉっし!さっさと行って終わらせようぜ!」

    有里「待った、陽介。僕が先に……」

    >陽介を追って階段に足を掛けると、突如背後に何かが落ちる音がした。

    293 = 263 :

    有里「……やられた」

    陽介「うぉ!なんだこりゃぁ!おーい!里中ぁ!完二ぃ!」

    有里「どうやら、こっちの声は届いてないみたいだね。向こうでも同じように呼んでるだろうから、多分どっちからも」

    陽介「マジかよ……」

    りせ『有里さん、花村先輩!私の声は聞こえてる!?』

    有里「聞こえてるよ」

    りせ『よかった!……けど、16階に大きいシャドウ反応があるの。そのまま進んだら……』

    有里「やっぱりか……」

    陽介「マジかよ!っつっても帰り道なんてねーぞ!どうするよ、有里」

    有里「今までのレベルなら、間違いなく勝てるだろうね」

    陽介「あ?ああ。そりゃそうだけど……お前、もう行く気マンマンじゃねえか」

    有里「その為に来てるわけだし。それに、何でだろう。負ける気がしないんだ」

    陽介「……わかった、付き合うよ。しゃーねーな!」

    有里「ありがとう。りせ、サポートをお願い」

    りせ『わ、わかりました!絶対勝ってくださいね!』

    有里「そのつもりだよ」

    >上階へ向かった……。


    【16F】


    有里「ここは迷宮無しの大部屋みたいだね」

    陽介「ややこしくなくていいな。さて、例の大型シャドウってのは……」

    りせ『来るよ、構えて!』

    >部屋の中心に大きな染みがある。

    >その染みが立体感を持ち始めた。

    有里「陽介、大丈夫?」

    陽介「へっ、自分の心配してろよ!」

    >黒い染みは大きく盛り上がり、今では山のようになっている。

    >四種の表情の仮面を手に持った、巨大化したマーヤのようなシャドウが現れた。

    有里「戦闘中に音楽が聞けないと調子出ないな」

    陽介「帰ったら、俺のお古で良けりゃやるよ……今は集中しろって。来るぜ!」

    >シャドウが仮面の一つを装着し、咆哮を上げた!!

    294 = 263 :

    本日分その1終了。

    嫌な予感は当たる予感。

    後で、また来ます。

    295 = 295 :

    このままいけば神は非情だなw

    296 = 296 :

    会って早々処刑されそうだなキタローww

    297 = 297 :


    よりにもよって美鶴さんとはwwwwww

    298 = 283 :

    最初に美鶴とか可哀想にwww

    つかこのままいったらワイルド二人いるパーティか
    かなり無敵な気がするんだが

    299 = 263 :

    さぁ邂逅だ。

    本日分その2。

    300 = 263 :



    【16F】


    有里「ここは迷宮無しの大部屋みたいだね」

    陽介「ややこしくなくていいな。さて、例の大型シャドウってのは……」

    りせ『来るよ、構えて!』

    >部屋の中心に大きな染みがある。

    >その染みが立体感を持ち始めた。

    有里「陽介、大丈夫?」

    陽介「へっ、自分の心配してろよ!」

    >黒い染みは大きく盛り上がり、今では山のようになっている。

    >四種の表情の仮面を手に持った、巨大化したマーヤのようなシャドウが現れた。

    有里「戦闘中に音楽が聞こえないと調子出ないな」

    陽介「帰ったら、俺のお古でよけりゃやるよ……今は集中しろって。来るぜ!」

    >シャドウが仮面の一つを装着し、咆哮を上げた!!

    有里「りせ、解析お願い」

    りせ『了解!ちょっと時間ください!』

    陽介「っしゃーやるぜ!ペルソナァ!」

    >突風がシャドウへと吹き荒ぶ!

    陽介「どーだ!……へ?」

    有里「効いてないみたいだね」

    >シャドウは仮面をつけはずししている。

    有里「じゃあこれはどうかな。オルフェウス!」

    >火炎がシャドウに向かう……。

    有里「これも効果なし、か」

    りせ『相手シャドウの弱点わかりました!……けど、これって』

    有里「どうかしたの?」

    りせ『仮面……多分、仮面だよ!仮面で弱点と耐性が変わるみたい!仮面の色を良く見て戦って!』

    陽介「良く見てったってよぉ!俺、そんなにいくつも属性無ぇって!」

    有里「どうも僕向きの相手みたいだね」

    陽介「弱点突くのは任せたぜ……て、どわぁっ!」

    >陽介にシャドウの一撃が命中してしまった。

    有里「陽介、だいじょう……ぶ……」

    >陽介は誰かに受け止められている……。


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